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[10054] Re2:野球と格闘技の雑談返信 削除
2009/2/19 (木) 20:03:20 徳翁導誉

> 要するにお約束事の真っ向勝負は演出であり
> 勝利にこだわった状態でのストレートは真剣勝負ということで
> 猪木VSアリはエンターテイメントの戦いの中で
> 真剣に勝ちに行った猪木だったという事でしょうか。。。
> 確かに猪木VSアリと言う戦い、皆は真剣に戦うとは思ってても
> 人々にはエンターテイメントとしてのお約束を期待していた訳ですね。。。

そう、まさにそうなんですよ!!
当時の人々はほとんど(私もまだ生まれてませんので伝聞ですけど・笑)、
プロレスのようなエンターテイメント的な試合を楽しみにしていたのに、
蓋が開いてみれば、そうした要素に乏しいガチンコ勝負だった・・・・
だからこそ、試合直後は「世紀の凡戦」と酷評される訳ですが、
逆に、ショーではなく真剣勝負であったからこそ、
未だに「伝説の戦い」として、こうして語り継がれていると。

あれが「素晴らしいショー」として終わっていれば、
当時の人々は大いに喜んだとしても、未だに語られるなんて事はなかったと思います。
言うなれば、あの試合は、本格的な「総合格闘技」が生まれ落ちた瞬間であり、
その目撃者というのは、「歴史の証人」になるのですが、
まあ実際、その時その瞬間にそれを実感できる人は、実に少数ですからねえ。
この試合から続く格闘技路線のプロレスが、PRIDEやK-1を生み出したとも言えますし。

ただ一方で、プロレスに格闘技要素を持ち込んだ事は、
エンターテイメントとしてのプロレスと、格闘技としてのプロレスという、
相反する両者のバランスを取りながらの綱渡りとなり、
バランスが取れている内は、それはとても刺激的で魅力的なんですが、
それが結果として、日本プロレスの衰退を招いてしまった一因だとは思います。
また格闘技の方も、何だかんだ言っても、「エンターテイメント性」は求められますので、
強くても試合が盛り上がらない選手は、敬遠されがちですよね、実際の所。

> 相手を知り自分をも知れば百戦錬磨とは言ったものですね。
> あまり難しいこと言って足下さらわれたら、話になりませんのでここら辺で(笑)

え〜と、そう言われつつも、一応突っ込ませて貰うと(笑)、
「百戦錬磨」とは、「数々の実戦で鍛えられる」事の意味で、
孫子の言葉は、「彼(か)を知り、己を知らば、百戦して殆(あや)うからず」ですね。
「敵を知り、自分を知れば、幾ら戦っても危なくない」という意味です。

> ドアラは知っていますw
> 野球を例に使ったりしたこともありますが
> 実の所、私そんなに詳しくないんですよ。。。

あっ、そうだったんですか!?
これはまた失礼しました。

> > まあ私が応援する中日には、言動の方ならドアラと英智がいますので、
> > あと堂上あたりが、プレイの方で魅せてくれれば・・・・

> 堂上・英智については知りませんでしたが
> 軽く検索で突っ込んだ所、両方とも中日なんですね。
> という事は管理人様ってドラゴンズファン?

「私が応援する中日」と書いてますから、そうですね(笑)。
私は転勤族だったので、日本をあちこち移動していたのですが、
野球を本格的に始めたのが、ちょうど名古屋在住の時だったんです。

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