| ■高速道路無料化■
・コスト
東日本高速道路株式会社の昨年度の支出は6725億だそうで、あと2,3箇所に会社分けてるから、これの3、4倍掛かるってことですよね
無料化しないところの収入だけで4200億でしたっけ
高速道路の会社が利権の温床なのか如何なのかは知りませんが、まだいくら取れるって分かってないんですよね
皮算用で埋めるにはちょっと大きすぎる穴ではないでしょうか?
あと、交通量が増えればそれだけ支出も増えるんじゃないですかね
道路って経年劣化より実際に使用され続けることによって劣化していくものじゃないかな
・経済効果
8兆っつうか7兆8000億ってやつですよね
2兆7000万ってやつは国会で馬渕さんが、
国交省が調査依頼した機関の関係者からもらった資料にはそうある! って言ってるだけで
国交省にそんなデータはないですけど
まあ、多少でっかくはなりますが、3割、5割のデータにある程度比例してるんで、そこまで狂いはないってことにしておいていいでしょう
一方、7兆8000億って、ぐぐってもぐぐってもZAKZAKのニュースで特に根拠も書かず(3月)6日に明らかになったってあるくらいで
特にソースないんですよね
しかも、3月10日の質問趣意書で
国交省情報隠蔽してんじゃねえよって質問者に、いやしてねえよ。つうか無料化のほううちにデータねえよってやり取りがあるんですよね
こっちはあんまり信憑性のある数字じゃないと思いますよ
・CO2
赤旗ソースっつうのは、共産党の立ち位置次第で信用して良いのか悪いのか、微妙ではありますが
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-12/2009081202_03_1.html
年間980万トン。例年に比べ排ガスが4%ほどふえるそうです
わが国CO2排出は、運輸系が2割。うち、車が5割。さらにその中で4%の増加ってことは
全体でCO2増加は0.4%の上昇
CO2削減は、削減しなければならない量が増えれば増えるほど掛かる経費は増えていくので
例の25%とあわせると、まあ、碌な額にはならないことだけはわかります
これら全部踏まえて、経済効果>コストとなりますかね?
■最低賃金時給1000円以上■
・最低賃金時給1000円以上と定められた企業が、対策として時給にして1000円以上稼いでる人間を減給した場合
君は一時間に1000円以上の利益を出す人間だが
1000円以下の利益しか出せない人間たちを
時給1000円で雇い続けるために
君の給料を時給にして1000円近くまで減給させてくれ
と頼まれて、そうでない会社へと転職しない人間は聖人だと思います
そういうのは、せめて失業率が14%超えて、ハイパーインフレ起こってからにしてください
・雇用の悪化
繰り返しになりますけど
最低賃金時給1000円以上にした場合
企業がたどる道は、リストラか海外移転かの二択です
なんなら↑と素直に潰れるを加えて4択でもいいですけど
どれにしたところで雇用は絶望的に悪化します
雇用を悪化させないために企業の負担を国が被れば被ったで歴史的な大増税です
異常な失業率に苦しむか、異常な増税に苦しむかの違いしかありません
企業というものの性質上、大企業だろうが、中小企業だろうが、零細企業だろうが、選択の幅が変わるだけで
国内の雇用は見捨てるって方向に変わりは出ないでしょうね。富の再分配とか言われても困るだけでしょう
あと、「大企業は軒並み過去最高収益を上げる一方、世帯平均所得は100万円ダウンしました」
って何の話なんでしょう?
後者は世界恐慌ですからありえない話じゃないですけど
前者って、なんかのニュースになってます?
麻生政権の景気対策ってGDPは押し上げたけど、大企業軒並み大躍進させるほど劇的な効果は出てませんでしたよね?
リーマンで一回どかんと下がって以降、株価は延々回復してきているのは知ってますけど
そんなの別に大企業に限った話でもないだろうしなあ
■二酸化炭素25%削減■
一戸辺りの家庭負担が年36万――年間15兆強ほどの経済負担ですね
民主党に達成するつもりがあろうがなかろうが
実際、二酸化炭素下げないと地球環境がひどいことになろうがなるまいが、
この目標に沿って行動すれば、ほとんどの企業も家庭も仲良く終わります
その上で、努力目標なんでやる気ねえっすってんなら、それはそれでいいんじゃないですかね
まあ、やらんほうがいい政策を公約にしてる時点でなんか色々思うべきなんでしょうけど
政権交代5日目にしてもう諦めました
とりあえず、自身の利を考え、できる限りマニフェストは実行されないことを祈ります
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