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[12418] Re5:民主党の政策に関して返信 削除
2009/9/12 (土) 21:05:13 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> 不快感・・・と言うよりも、警戒感と言った方が近いのかも?
> もっとハッキリ言ってしまうと、
> 「Aを表す法則が、Bでも使える訳ではない」と言う事でしょうか。
> 個人的な経験なのですが、どうも文系の方というのは、
> そうした部分を簡単に飛躍してしまいがちな人が多いように感じるんです。
> で、理系側が最も警戒するのは、無知や迷信など以上に「疑似科学」であり、
> 法則適用の飛躍というのは、その疑似科学に結び付き易いんですよ。


疑似科学は多くの信者がいますからね。
私もその信者だと思います。
世間の多くの人々が信じていることが世間の真実であり、
それが間違えであっても仕方ないのではないでしょうか?
かつての中世では天動説が正しいとされていたように、
人々は誤りでさえも真実であると認識することはあるでしょう。
事実・正しさが誤り・嘘に負けることだって多々あります。
そのため、安易にいろいろな法則が結びつくのでしょうね。


> > > > であるならばと、例えば国民新党などは、
> > > > 「困っている末端に直接金を配った方が安上がり」だと主張してますね。

> > > でも、定額給付金みたいに大非難を浴びそうだな。

> 大雑把に言ってしまえば、定額給付金の大規模で恒久的なモノですよね。
> 新党日本やホリエモンなども同様の提案をしていますが、
> 現状の社会感覚から、大きな変革を迫る制度ようなやり方ですからねえ。
> この政策案は「ベーシック・インカム」と呼ばれるモノなのですが、
> これをもうちょっと詳しく説明しますと、
> 全ての国民へ例えば毎月8万円ずつとか、生活するのに必要な最低額を配るんです。
> その代わり、年金や生活保護などは全てカットして、公務員の数も大幅に削減すると。
> 簡単に言えば、生きていける事は国が保証するから、
> 行政に任せている事も自分たちでやり、贅沢をしたければ働いて、って感じですね。
> 生活は保証されるので、ボランティア活動や文化的活動が盛んになり、
> 企業側は労働者を、かなり安い賃金で雇う事も可能になると。
> 個人的には、別に日本でなくても良いので、
> 「社会実験」として、ちょっと見てみたい気はします(笑)。
>
> まあ、仮に日本でやる実験的にとすれば、
> 地方分権が達成された後の沖縄とかでやってみれば面白いかも?
> とは言え、全ての県民にとか、全てを円でとか言うのは難しいでしょうから、
> 地域通貨を使い、年金や公的手当に地域通貨を混ぜるという形で。
> 例えば、沖縄県内でしか使えない地域通貨(1円=1琉球円)を沖縄県が発行し、
> そして12万円の年金に加え、8万琉球円もプラスして配布したとします。
> 続いて、この地域通貨(琉球円)の使用方法ですが、
> まずは県からの許可制で、全額琉球円でも買い物OKな「使用可能店」を指定し、
> 電気・水道・ガスなどの公営企業を、その使用可能店にします。
> こうする事で少なくとも公共料金だけは、配布された琉球円で支払いが出来ます。
> 県が発行し、公共料金を払える事で、琉球円の信用はそれなりに確保できると思います。
> 一方、使用可能店への特典として、税金の支払額を50%まで琉球円OKとします。
> また、非指定店でも10%までは琉球円での納税を許可する事で、
> 非指定店では地域通貨が「公的なクーポン券」と機能するようにします。
> 金が回ってこその経済ですし、琉球円はそれを促進させる役割を担うわけです。
> これがうまく定着するようなら、県からの公共工事でも一部を琉球円で支払ったり、
> (本来は90万円の工事を、80万円+20万琉球円みたいに、受注企業も損しない形で)
> 配布家庭の対象を弱い世帯からドンドン広めていく形にすれば、
> 「地域通貨によるベーシック・インカム」とも言えるかも?
> 沖縄って「東アジアのシンガポール」を目指せる立地にありますので、
> 海路・空路の中継地を築き、関税や倉庫などの対策で交易を盛んにさせ、
> 交易や観光などで訪れる外国人へ、両替額に応じて琉球円を配っても良いですし。
> また、円と琉球円の2本立で、琉球円の流通量を県側が調整する事で、
> インフレやデフレの調整も出来るかも知れません。
> ・・・って、経済や政治なんか思いっ切りド素人な人間の稚拙な妄想ですけどね(笑)。


ベーシック・インカムって、あの新自由主義のフリードマンも負の所得税とか、
似たようなことを主張していたような。

それは置いておいて、沖縄県でそれをすると、
日本円の信頼が問題になりますな。
日本円は日本人からも信頼されていないのとか、
言いだすだろうし、地域通貨の流通量が増えると、
エコノミスト達が日銀のコントロールが利きにくくなるとか言いだしそう。


> > > > > > 見て下さい、縄文人の高炭素生活っぷり↓を(笑)。
> > > > > > http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/img/163_zu02a.jpg

> > > > > 縄文時代の温暖化は自然界の活動が原因であって。

> > > > ですから、そう言う話をしている訳ですよ。
> > > > 縄文人の高炭素生活って、一体どんなのですか?(笑)

> > > そうというと何でしょうね????????
> > > 縄文人の高炭素生活って?

> > あれ?これって、皮肉というか、婉曲的な表現というか・・・。
> > 管理人さんは、最初の聖職者さんの意見を否定はしていないってことでは・・・、違うかな?

> まあ簡単に言ってしまえば、自然とは人間の行動に関係なく、
> 今までに幾らでも変動を起こしてきたのである事を、
> 逆説的なジョークとして言っているだけですよ。
> 「自然が大事、自然を大切に」と言いながら、
> 小中学校で学ぶ程度の自然の知識すら、欠けている人も多いですからねえ。
> だからと言って、武田邦彦みたいな行き過ぎた懐疑派にも与しませんけど。
> ぶっちゃけ、過度な主張をしている人というのは、
> 立ち位置が違っていたとしても、大元は同種のタイプであり、
> 問題の本質自体には興味がないように感じるんですよねえ・・・・


問題の本質よりも前に、
排出量取り引きとかである種の利権になりつつあるような、
リサイクルも利権化しているような気がして、
よくわからないです。

> > > > > というより、日本の農業も立て直しはもう無理でしょうな。
> > > > 例えば米作であれば、30ヘクタールくらいあれば結構儲かるのですが、
> > > > 日本では7割の米作農家が1ヘクタール以下でやってますので、
> > > > 効率化を考えれば、まずは田畑の集約化でしょうね。

> > > 大規模化が正解ですか・・・・・・

> 私がそう思うだけで、正解かどうかはまた別問題かと。
> 別に私は、農政の専門家でもありませんし(笑)。


考えの一つとして認識しておきます。

 
> > 農地の集約化に関しては、
> > 自民党が補正予算で費用を盛り込んでいたのを、民主党が「効果が疑問」ということで、
> > 削除するという話を聞いたような。

> 小規模な農地って、一面では「よく整備された住宅地候補」であり、
> また農地は税金も安い事から、売却目的でキープしている兼業農家も居るんですよ。
> で、自民党のいう集約化とは、そうした農地を他の農家へレンタルさせる事で、
> 集約化の為の資金投入も、レンタルする側に配るというモノですからねえ。
> これでは恐らく、最終的な集約化には繋がりませんし、
> 「売却用としてキープ出来る上に、国から金まで貰える」となる可能性も・・・・
>
> > > でも、戸別補償でどれだけ田畑の集約化が進むのやら、
> > とりあえず、個別補償で集約化が進むとは思えないのですが・・・。

> さあ? それは解りません(笑)。
> 「集約すれば効率が上がるのでは?」というのは私の意見であり、
> 「農家への戸別保証を」というのは民主党の意見ですので、
> 民主党が「戸別保証で農地の集約化を」と言っている訳ではないですからねえ。
> もっと言えば、このスレッドで私は民主党の掲げる政策を説明しているだけで、
> 必ずしも私個人がそれらに賛成しているとは限らない事は認識しておいて下さい。
> 正直言って「高速無料化」とか、1つの社会実験として結果に興味はあっても、
> 政策としては別に、個人的にはどうだって良いですし(笑)。
>
> 日本が世界に冠たる文化的国家(文明国)であってくれさえすれば、
> 個人的に関心があるのは、「科学振興」くらいです(笑)。
> ここ数日は、民社国による連立協議というプロレスよりも、
> H2Bロケットの打ち上げの方に、より私の関心は向いてましたし。
> そう言う意味では、今回誕生する鳩山内閣には少し期待してますね。
> ・総理大臣 鳩山由紀夫(東京大・工学部計数工学科)
> ・国家戦略 菅直人(東工大・理学部応用物理学科)
> ・官房長官 平野博文(中央大・理工学部電気工学科)
> と、日本では前代未聞の理系内閣の誕生ですからねえ。
> そもそも過去の理系出身の総理大臣って、強いて言っても、
> 土木専門学校出の田中角栄と、水産学校出の鈴木善幸だけでしたので、
> 純粋な理系出身の総理大臣としては、今回の鳩山が日本初なんですよ。
> まず最初に取りかかるのは、麻生内閣が駆け込み作業で支援先を決めてしまった
> 補正予算からの2700億円にも及ぶ最先端研究支援の検証かな?
> 1カ所につき平均で90億円も突っ込むそうなので、
> まずはもっと、情報の公開をしっかり行って欲しいものです・・・・
>
> ・・・って、話が脱線しましたので、ここで話を戻しますが、
> まあ一応、私なりに「戸別保証から農地集約へ」と繋がる道を考えみますか。
> とりあえず、農業大国であるアメリカやオーストラリアとFTAを結んで、
> 自由競争によって農作物の価格を下がりますので、
> 小さな兼業農家では、ほぼ利益を見込めなくなります。
> 戸別保証があると言っても、赤字分を補填してくれるだけですので。
> そして、それと同時に住宅地転売時に高い税金を掛ける事により、
> 売却目的での農地キープに制限を掛ける事で、
> 小さな兼業農家は、専業農家への農地売却か、利益のでない農作を強いられます。
> 結果として、専業農家へと農地が集約されて行き、
> また、農業へ挑戦しようという若い世代も、農地の取得が楽になり、
> その上、戸別保証によって赤字がない為、軌道に乗るまで安心して農業を行えます。
> 集約化をもっと加速化させるなら、法人の農業参加を大幅に緩和して、
> 農地の相続税を上げ、農地買い取りの公的機関を設置する事でしょうね。
> 農業法人による大規模多角農業なら、安定的な収益を望めますし、
> 「農業サラリーマン」として、就農希望者も更に入りやすくありますからねえ。
> って、ある意味でこれは、戦前の農業体制を近代化するだけなのかも?(笑)
>

結局は各農家の近代化ないしは努力に期待するしかないようですな。
鳩山内閣は理系内閣ですか、
今までの内閣と違った特色を出せばいいかなと感じています。

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