▽ 2009/9/13 (日) 19:02:31 ▽ 徳翁導誉 |
| > 「選挙制度の違いも、実際にプレイする事で体感」というのは、
> 具体的にはどういうことでしょうか?
「完璧な選挙制度などない」という言葉が示す通り、
選挙制度って、どれでも一長一短を持っているモノなんですが、
一有権者として単純に投票しているだけでは、
衆院選と参院選の選挙制度の違いとか、あまり解らないと思うんですよ。
であれば、逆に政治家側から選挙を体験した方が、
それらの違いを実感しやすいかな?という事ですね。
> > まあ、元々の案は「国連カードゲーム」でしたからねえ。
> > カードは加盟国1国につき1枚なので、全てで200枚弱。
> 200もあると、問題が被らないようにするのが難しそうで、確かに大変な作業です。
> セントビンセント及びグレナディーン諸島とか、シーランドとかヴァティカンとか
> コソボとか、沿ドニエストルなどはどうなるんでしょう(汗)
その中で国連加盟国は「セントビンセント・グレナディーン」しか無いような?(笑)
ですが「コソボ」などは、国連加盟自体で既に「問題」となる気も・・・・
> > プレイヤーは、自民党議員と社会党議員とに分かれ、
> > 自民党は政権の維持を、社会党は政権の奪取を狙いながら、
> > 党内でのポスト歴任ポイントで、最終的な勝利者が決まるって感じでしょうか?
> これは面白そうですが、「政策」をどのような位置に置くかが鍵になりそうですね。
> 冷戦下での出来事はどのように政争と絡んでくるのでしょうか?
過去の出来事ですし、イベント・カード化すると思います。
米ソ冷戦を扱ったボードゲーム「Twilight struggle」の日本政界版って感じでしょうか。
http://moon.livedoor.biz/archives/50501006.html
> > > シンプルなカードゲームとはどんなものでしょうかね?
> > そんな大層なモノではないですよ(笑)。
> > まず最初に、プレイヤーを与党と野党に割り振り、
> > 各プレイヤーは、それぞれの「支持ポイント」を持って、
> > 与党の支持ポイントを増やす「功績カード」、
> > 野党の支持ポイントを減らす「失態カード」、
> > 相手から支持ポイントを奪う「糾弾カード」など、
> > ゲーム中は、支持ポイントのやり取りを行います。
> 政局のゲームですね。これも面白そうです。上で提案された
> ゲーム案とこちらは、実現できれば企画モノでなくCGIゲームとして確立できそうですね。
> 「政策」のゲーム化はやはり難しいのでしょうか。
こちらの方は、具体的に「政策」とかは無いですね。
せいぜい、カードのポイントに応じて、名称が書かれているくらいで。
例えば「失態カード」であれば、こんな感じ↓ですか。
「失態10:愛人問題」「失態20:機密費流用」「失態30:贈収賄事件」
で、例えば愛人問題などは、与党が野党を攻撃する材料として使えますが、
機密費や贈収賄は、野党には権限がない以上そうした問題を起こせないので、
野党が与党を攻撃するのにしか使えないと。
ですので、与党プレイヤーの手札に贈収賄発覚カードが舞い込んで来たら、
そのカードを裏返しに捨てて「もみ消し」を行う・・・って感じでしょうか?
与党内の権力争いとして、他の与党プレイヤーに事件を被せたり、
下野を見据えて、有効なカードとしてキープしておくとかも良いですね。
また、野党プレイヤーが、カードを捨てたことを怪しいと思えば、
直前に捨てられたカードをオープンにする「マスコミ・スクープ」カードを用いて、
カードを捨てたプレイヤー自身に、事件を被せたりとかも良いかも。
スクープ時にはポイントが2倍とすれば、カウンター効果も生まれますし。
> 二つの路線があることは良く分かりました。それで、その二つに分かれていると
> 存じているのでしたら、どのようにしてそのことにお気づきになられたのでしょうか?
現在進行形の事なので、主に選挙ニュースとかからですね。
地方紙とかですと、地元議員の小さな声とかも拾ったりしますし。
もちろん、明確に「民主党へ合流しよう」と言う人は居ませんけど、
特に小選挙区で戦った候補などは、それを感じさせる発言をしていたかと。
まあ取り敢えず、選挙後の報道を見ても、
政権に積極的に関わりたい議員と、積極的に関わりたくない議員は居ますし、
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909100005
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090302000090.html
積極派議員が民主党への合流を画策していると噂されるのも、
根元は、前回の参院選後の小沢の動き↓の影響でしょうね。
http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007123001000144.html
> 革新統一ということで、まとめて彼らも民主党に入れば良いのですが。
「革新統一」と言えば、社会党と共産党の統一戦線の事ですし、
そもそも民主党って革新政党では無いのでは?
> 社会党は最後まで政権を取れず、日本型社会主義の系譜は理想のままでプラグマティズムに
> 移行できないまま、死滅してしまうかと思われましたが、民主党が権力を握ることで
> 引力を手に入れ、旧社会主義勢力の統合が進むのならそれはそれで感慨深いものがありますから。
んん? 社会党って最後には「政権与党」として幕を閉じましたよねえ?
でもまあ、戦後の「日本型の社会主義」というものが、
「江田ビジョンと構造改革論」を掲げた社会党の江田三郎と、
それを恐れ、それを取り込んだ自民党の田中角栄によって作られたと考えれば、
江田最期のパートナーである菅直人と、角栄の愛弟子である小沢一郎が、
鳩山新政権の両翼を担う事は、それはそれで感慨深いモノもあるかも?
> > > まあ、実現すれば党本部問題では渡りに船ではありますよねwただ、受け入れ側としては、社民党のイメージを
> > タカ派と言っても大元はリベラルですので、そこまで拒否感は無いと思いますよ。
> どうでしょう、自衛隊インド洋派遣の即時撤退を求める社民と、継続の意向を示す民主党主流の溝は
> あるのではないでしょうか。立ち回り次第では、連立解消に繋がりかねないのでは・・・。
ああ、社民党本部を新たな民主党の党本部にする事へ拒否感という話ではなく、
社民党との合併による民主党側の拒否感と言う事ですか?
完全に読み間違えておりました(笑)。
> 普天間基地問題とは異なって、オバマ政権もこの事案は待った無しで行くと思います。
> 鳩山政権が継続の意向を崩さず、旧自民系議員の拒否感が加われば、民主党としては合併は難しいと言うことに。
これって、インド洋での給油の件ですよねえ?
民主党は継続と言っても、それは「残り期限3ヶ月」の話ですし、
社民党の即時撤退方針も、「外交は相手が居るので柔軟に」となってます。
ハッキリ言ってしまえば、「12月の期限切れにより撤退」という方向で、
民主党も社民党も既に合意しているはずですし、
インド洋での給油も、それほど重要な事ではなくなっていますので、
違う形で日本が貢献するならば、アメリカも別に断固反対する姿勢ではありません。
と言いますか、普天間の件の方が、インド洋より遙かに拗れる問題ですよ。
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