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2009/9/23 (水) 23:29:28 徳翁導誉

> > それにしても、何故そこまで「混乱」を求めるのでしょうか?
> 直接的には混乱は求めていません。
> 混乱にしても個人的にはメリットはないです。
> ただ、変化と現状の権力者を信頼していません。
> 民主主議はもう寿命がきたのではないかとは考えています。

日本ではようやく、本当の意味での民主主義がスタートしたばかりなので、
寿命が来ていては困るんですけどね(笑)。

> だから、深層心理として混乱を求めているように、
> なってしまうのでしょう。
> 自分でも怖いです。人には自分でもわからない一面がありますからね。
> 精神科に行くべきだろうか?

まあ私は、精神科医でも何でもないのですが、
20歳前後の年代ですと、そこまで珍しい感情では無いんじゃないですかねえ?
半世紀前、大学生の間で学園紛争が流行ったのも、
そうした年齢的な精神状態が、根底にはあったでしょうし。
たまに、テロを実行したりとかまで行っちゃう人も居ますが、
そこまで行かないのであれば、そんなに心配する事でもないような・・・・

> しかし、民主主議は結論でしょうか?
> 投票率の低下、代議士の資質の低下(これは一概には言えませんがね。)
> 結果の変動の激しさ(これは小選挙区制が原因ですな)
> 意見や考え方の多様化、少なくとも昔よりは多様化はしているでしょう。
> ほころびは見えています。
> ほころびですから、ほころびを直せばいいの出ずか、
> 直られなければ民主主義も変化するか終わりを迎えるでしょう。

いや、そこに上げられている「ほころび」って、
民主主義という政治制度の綻びとは、また別のモノでは?

> 人間は古代からよりよい社会を目指しいろいろな政治体制になっていきました。
> 民主主義もまた人間がよりよい政治体制へ目指すための通過点ではないでしょうか?

「民主主義は最悪の政治形態だが、今まで存在したどの政治制度よりマシである」
そう言ったのは、イギリスのチャーチルでしたかねえ?
民主主義には欠点もあり、完璧な制度でないのは確かですが、
現状で人類は、それ以上の政治制度を持ち得ていません。
破壊なくして創造はありませんが、破壊すれば創造が生まれる訳ではありません。
まあ毛沢東は、後者をやって大失敗しましたけど(笑)。

> 死にたくない・・・・・・
> それは正しいことなのでしょうが、そんな消極的なので、
> 人間は生き残ることはできるのでしょうか?

う〜ん、「死にたくない」という欲求ほど、強いモノが他にあるでしょうか?
それこそが、生物を生物たらしめてきた訳で、
別に「消極的」とかでは無いと思いますよ。
見た目に派手なら積極的って訳でもないですし。

> 闘争をやめたら堕落が始まります。
> それは歴史上の多くの覇権国が証明しています。

「証明」されているのであれば、
その具体例を示して下されませんでしょうか?

> 人間には理性があります、しかし、感情もあります。
> そして、感情の力が理性より勝る方は多々います。
> 彼らは未熟とか言われています。
> それは理性が勝っているからでしょう。
> しかし、理性では野蛮には勝てません。

なにか、理性というモノを勘違いされてませんか?
理性とは、最も有効に使う為の手段に過ぎません。
野蛮性が勝利の鍵であるのなら、理性こそが最大の野蛮性であり、
だからこそ人類は、地球上の生物ピラミッドの頂点に立つ訳です。

> ディベートがうまいですな。
ディベート(討論)なんですかねえ、これ?
あまり、論を戦わせているつもりは無いのですが(笑)。


> 台湾は例として別でしたすみません。
> タンカーを襲う海賊退治なんかも考えていたので・・・
> 上手く言えませんが、海上交易の障害になってる問題を率先して、
> 問題解決するような行動を取るとゲームが有利になる。
> って感じです。

そう言えば以前、「制海権を奪い合うゲーム」を構想した事がありますね。
一口に制海権と言っても、それがどう構築されているのか、
ゲームで体感した方が、文章で説明するより早いとか思いまして。

> > 逆に言えば、国際貢献の為に海外での危険な任務を背負う部隊を作り、
> > 何かが起きれば政府がキチンと責任を負う方が、理に適っていると思います。

> 「国連協力部」でしたっけ?
> 自衛隊に「PKO等に対応できる部隊を作ろう」っと公約なりに、
> 書いてる政治家がいました。

それって、民主党が掲げる「国連待機部隊」構想の事ですかねえ?
あの構想案は、以前より小沢が提唱していた国連軍構想の延長線上にあり、
民主党へ合流する際に、旧社会党系を納得させる為に出した案なのですが、
この案に隠された小沢の真意は、「自衛隊の増強と海外派兵」にあるという、
実に油断ならない構想案だったりします(笑)。
と言う事で、私の考え方とは、似て非なるモノですね。
少なくとも私は、憲法9条下で他国へ軍隊を送る事は出来ないと解釈してますので。

> > ぶっちゃけた事を言ってしまえば、
> > タリバンの穏健派は政府に取り込み、
> > アメリカ軍はアフガンから手を引かせるのが、
> > アフガンの平和回復には、最も早い道です。

> そうなのでしょうが、
> 結局米政府やカルザイ政権にそれができるか?
> って事ですか。

確かにカルザイ政権は、腐敗などで信頼を失っているでしょうけど、
それでも、建て直しが不可能だとは思いません。
アフガン国民が「政権存続」と「内戦突入」を秤に掛ければ、
先ず間違えなく、前者を選択する人が多数派でしょうし。
ただアメリカが、殊勝になるのは無理です・・・・

> > 日本に世界を引っ張る矜持があれば・・・って、それが一番非現実的ですし
> 友愛外交掲げる鳩山総理が何かしでかしてくれると信じましょう。

まあ鳩山は、家訓である「友愛」を事有る毎に口にしますし、
理想主義者的な面を持つのも確かなのですが、
同時に、かなりドラスティックな面も持ち合わせていますからねえ。
民主党を結成する際にも、今まで付き従ってきた党首の武村を、
「新党のイメージが悪くなる」として、追っ払ったりしてますし。
「排除の論理」をも兼ね備えた「友愛精神」であると・・・・
そう言えば、鳩山家の家訓となる「友愛」を掲げた鳩山一郎は、
結婚後も多くの女性と、「友愛」をしていて有名でしたね(笑)。
鳩山家の「友愛」は、私の解釈する「友愛」とは、かなり異なるのかも?

そう言うことなので、友愛を掲げてアフガンに民生支援を行っても、
アフガンに日本の利権を築ける訳でもない以上、必要以上に首は突っ込みませんよ。
あれでなかなか鳩山も、野心的で挑戦的ですよねえ。
理想主義者の面が言わせていると思っていた「CO2排出25%削減」も、
その中身が表面化してきたのを見て、私もかなり驚いてます!!
と言いますか、驚くと同時に、野心的過ぎて正直不安です・・・・
・国連の望む論調に乗っかって、国連の威を借りる
・排出権取引の錬金術を企む欧州から主導権を奪ってやる
・中国やインドの市場を内需の延長線上に置いてやる
・アメリカは黙って日本製品を買ってろや
極端に言えば、恐らく真意はこんな感じですからねえ。
政権素人がこんな大勝負を打とう何て、かなり怖いですよ・・・・

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