▽ 2012/5/12 (土) 13:48:32 ▽ 徳翁導誉 |
| > > 逆に言えば、南北戦争での北軍の勝因はそこにあったとも言えますね。
> > 「他国が介入させないようにするのが外交」と言うのは、まさにその通りです。
> > つまりは、欧州列強が南北戦争に介入しなかったからこそ、北軍は南部の独立を阻止できたと。
> > もともと南部は欧州との結び付きが強かった一方で、北部は欧州を煙たがってましたので、
> > 国力的に劣勢であった南軍は、英仏など欧州諸国からの支援を熱望していましたし、
> > だからこそ北軍は、それを許さぬよう、軍事的にも外交的にも立ち回った訳です。
> わかりました。
> 結局はやはり合衆国が連合国に宣戦するときは合衆国プレイヤーの腕に左右されるということでしょうか?
まあ、結局はそう言う事になるでしょうね。
とは言え、そこはやはり大西洋と太平洋に囲まれるアメリカなので、
欧州列強からの武力干渉を受ける程度も、ユーラシアほどでは無いですし、
その辺は、まさに「地政学」の分野になって来ますよね。
ユーラシア大陸に比べれば、アメリカ大陸の方が、武断外交も通じやすいでしょうから。
> > > 日本だってどんどん介入すべきなのですよ。
> > > 自分らが押す勢力が内戦に勝てば、外交上有利になりますからね。
> > その前に、内戦へ介入する事で生じる不利益も有るのですが・・・・
> > 日本の場合、現状で介入して「利益>不利益」となるケースが、
> > 私には全く思い付かないのですが、何処か具体的にあります?
> > まあ、内戦や紛争に対して、第三者の立場として仲介するとかなら別ですが、
> > でもその辺は、世間的な関心がほとんど得られていないだけ、
> > インドネシアのアチェ、フィリピンのミンダナオ、ミャンマーのカチンなどの問題で、
> > 今までも地味に、東京で停戦や調停の会議とかやったりしてますからねえ。
> > そう言えば、ちょうどGW中にも、ミャンマーの少数民族武装勢力のトップが、
> > 日本に和平仲介と停戦監視を要請する為、来日してましたね。
> > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000083-mai-int
> > http://sankei.jp.msn.com/world/news/120428/asi12042818370000-n1.htm
> 管理人様に言ったわけでないことに反論されて、
> 言語では表現不能なほどの動揺・驚き・びっくり感を味わっています。
「横レス」と言われれば、確かにそうかも知れませんけど、
ここは掲示板であって、メール上でのやり取りでは無いですからねえ・・・・
掲示板である以上、直接書き込む人だけでなく、閲覧する人だっていますので、
意見せざるを得ない内容の発言に対して、やはりスルーは出来ませんよ。
また、スルーするという事は、「同意する」という意味合いも一方で含んで来ますし、
例え私に向けた発言ではなくても、少なくとも参加者の某国さんには向けられている以上、
ここは私自身のサイトでもある訳ですから、無責任では居られませんので。
> 私がいいたかったのは、
> 他国の内戦に介入するだけの度胸・勢い・能力がなければ、
> 日本はこれからの地獄の時代を生き残れないということです。
内戦と言うのは、その国の兵士だけでなく、多くの市民までもが命の危険に晒される戦争です。
それに日本が介入するという事は、日本人が殺す側にも、殺される側になると言う事です。
って、別に私は、「内戦介入など絶対に不可だ」と言っている訳ではありません。
しかし、それは「命のやり取り」という究極の代償を払う行為である以上、
国家としての損得勘定をキチンと行った上で実行すべき事柄であり、
度胸や勢いなどで決めるモノでは、断じてありません。
また、「内戦介入」というのは、あくまでも「手段」であって、
「どんどん介入すべき」などと言う、「目的」であってはなりません。
そうした手段と目的を取り違え、勢いに任せた決断が、
地獄の時代を生き残るどころか、地獄の世界へと国民と国家を追い落とした事を、
われわれ日本人は、半世紀以上前に300万同胞の命をもって学んだはずです。
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