▽ 2012/6/29 (金) 21:14:31 ▽ 徳翁導誉 |
| > > > 太陽の塔に似た小説アニメになってるんですねww
> > > はじめて知りました
> > > 今度見てみます!
アニメ「四畳半神話大系」の出来は、かなり評判いいですよ。
文化庁主催の「メディア芸術祭」でも、2010年度のアニメ部門で大賞を受賞した作品ですし、
(文化庁主催と書くと、何だか堅そうなイメージですが、実際はそうでもありません↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E5%BA%81%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E8%8A%B8%E8%A1%93%E7%A5%AD
「1話30分で全11話」なので、全話見るのもそこまで大変じゃないので・・・って、
ここまで書いておいて何ですが、実を言うと私自身は、録りっ放しで未だ見てませんけども(笑)。
> > > ありがとうございます
> > > これからEUはどうなっていくんでしょうね^^;
> > EUは分裂すると私は見ています。
> > 経済環境が違う国が一緒の通貨を共有するという壮大な実験が終わってしまいそうです。
いや〜、私はそうは思いませんけどねえ。
そもそも、その「壮大な実験」は、多大な労力を払って今に至っているのであり、
それを終わらそうと言うのであれば、それを上回る労力が必要となります。
正直な所、結婚も大変ですが、離婚の方がもっと大変なんです(笑)。
しかもこの結婚は、結婚の方法は決めてあっても、離婚の方法は決めて無いですしね・・・・
もちろん、「絶対に有り得ない」とまでは言いませんけど、現実味は相当薄いですよ。
確かに、異なる国々が通貨を統合している訳ですから、
今回のような危機が起きれば、他の加盟国にまで波及するというデメリットはあります。
しかし、そんな事は始めから分かっていた事ですし、それでも敢行したのは、
そうしたデメリット以上に、メリットとなる面の方が大きかったからですし、
実際問題、こうした状況になっても、離脱よりも残留の方がメリットが大きいんです。
小国は大国を、大国は小国を、EU内で相互に頼り合う仕組みに、既になってますからねえ。
小国ギリシャが自ら離脱する可能性も、大国ドイツが自ら離脱する可能性も、
やはり相当に低いと思います(可能性の度合いで言えば、まだドイツ離脱の方が高いかも?)。
仮に有るとすれば、それは「ギリシャが追放される」という形での離脱でしょうね。
ただその場合、ギリシャは分離されますけど、それでEUやユーロが崩壊する訳では無いですので。
それにこの可能性も、今回の選挙結果からすれば、実現性がかなり低いと思います。
> > > 確かEUがこけると中国もこけるらしいですし…
> > 中国の次は日本になりますね。
> > 中国の需要が減ると日本の供給もまずいことになりますからね。
> そうですかね?
> 現状も貿易赤字の状況でも日本経済は停滞しつつも、まだもってるみたいですし。
> 中国がこけると日本の貿易赤字は膨らむかもしれませんが。
中国にとって最大の輸出相手はEU(19.7% 対米18.0%)であり、
日本にとって最大の輸出相手は中国(18.9% 対米16.1%)ですからねえ。
EUの購買力が落ちれば、その最大輸出国である中国の経済が滞り、
その中国が最大の輸出相手国である日本も、その影響を間接的に受ける・・・というのは、
まあ、間違いではないと思いますよ。
「日本→中国→EU」の間接ルート以外にも、「日本→EU」の直接ルートも当然ながら影響を受けますし。
とは言え、その間接ルートから日本が受けるダメージの程度に関しては、そこまで大きく無いかも?
もちろん、それなりの影響がある事は確かですが、その一方で、
日本が主に中国へ輸出しているのは機械類であり、中国が主にEUへ輸出しているのは衣料・雑貨類ですので、
どちらかと言えば、それで直接ダメージを受けるのは、中国に衣料・雑貨類の原料を輸出している国ですね。
日本の場合は、日中間で輸出入しあったり、日本で部品を作り、中国で組み立て、アメリカ売るとかですし。
そうは言っても、やはり中国自体の経済が失速すれば、その最大輸出国である日本への影響も避けられませんが。
> IMFはすでに世界各国にギリシャがユーロ離脱した時のための準備をしておけと言ってるそうですね
それって、IMFの専務理事が個人的な見解として、
しかも、ギリシャの再選挙前に発した言葉ですよねえ?
もちろん、離脱が絶対に無いとは言い切れない状態だったので、
本当に「もしもの為に」という意味合いも含んでいたかも知れませんが、
基本的には、「貸し倒れが怖いから、緊縮をしなくても貸してくれる」という急進左派連合の主張に対して、
単に牽制する意味合いで言ったのが、比重としては相当大きいと思いますよ。
> そしてドイツはすでに9兆支援したんでしたっけ?^^;
> ドイツすごい…w
でもまあ、これらの不安要素があるからこそ、ユーロの価値は低く抑えられ、
その分だけ、ドイツは輸出に有利な状況が生まれてますからねえ。
円高に苦しむ日本から見れば、輸出の好調は、ある意味で羨ましいですし、
一方でギリシャから見れば、緊縮財政を強いるドイツが、輸出でウハウハなのは腹立つと(笑)。
> あと日本も消費税増税だそうですし…
> 確か日本の国家と地方の借金合わせて1000兆円
> 国家と地方合わせた資産が600兆円
> 一般財源と特別財源合わせた収入は200兆だそうですね…
> 財務省はここらへんを無視して収入50兆に借金50兆している
> だから増税だと言っていますがどうだと考えているか管理人さんにも聞きたいです!
日本では高齢化がこれからも進む以上、それに伴って社会保障費も増えますから、
それを補う為に、安定的な財源である消費税の増税を行うのは、個人的にアリだと考えています。
そもそも、18年前に構想が出されて不発に終わった「国民福祉税」にしても、
その唐突な発表には反発があって当然だったとは思いますが、
しかし一方で、本当に目的税であれば、十分に検討すべき事柄であったとは思いますしねえ・・・・
だからと言って、今回の増税に賛成かと言えば・・・ハッキリ言って反対ですね。
「税と社会保障の一体改革」を唱えながら、自民・公明との3党合意の為に、
社会保障の部分を切り捨てての単なる増税では、出費の構造に手を付けていない以上、
税収で歳入面が増えても、それに伴って別の部分での歳出が増えるのも目に見えてますしね。
あちこちに穴が開いたバケツに、注ぐ水の量を増やした所で、穴から出て行く水の量が増えるだけです。
こうした穴を多少なりとも塞ぐのが、政権交代した民主党に期待された役割だったのでしょうが、
政権交代時に誰からも誘われず、結果として財務省に拾われた形となる野田が、
今では首相の座に就いた事で、期待された役割も「何それ?」って感じなのですかねえ?
増税は国民からも嫌がられるので、あの小泉ですら強引に先送りした事柄であり、
それをやり遂げる事で、「政治家としての名」を残したいと言う、変な欲望に駆られている印象も有ります。
何だかんだ言って、野田もあの松下政経塾出身ですしね。
> それと消費税増税すると私は景気が悪くなると考えていますが管理人さんはどう考えてますか?
> 野田さんは上がるとか言ってますが…
まあ、まず無理でしょうねえ。
増税分を公共投資に回し、それで景気を浮揚させて・・・というシナリオもありますが、
これの実現は相当に困難な事ですし、そもそも今回の増税ではそこまで考えていないかと。
もし、この方法で行くのであれば、それこそ短期集中型の大規模な「復興増税&復興投資」だと思いますし。
私の記憶が確かなら、15年前に消費税が3%から5%にあがった時も、景気は相当落ち込んだはずですし、
しかも今回の場合は、1年半後に8%に、そのまた1年半後に10%にと、あまりにもアップ・スピードが速すぎます。
実際、経済学者が首相の座に就いたイタリアでも、増税して徴税額を落としましたからねえ。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120614/mcb1206140502008-n1.htm
> それと日本人は気楽ですよね、、、
> 未だにほぼ全員が中流だと思ってる…
> そんな時代とっくに終わってもはや先進国中2位の格差社会だっていうのに…
それって「相対的貧困率」というヤツですかねえ?
もちろん、あれも1つの指標にはなりますし、日本の雇用問題が増大しているのも確かですが、
あの指標は「中流層が厚い」からこそ、高くなりやすいと言う傾向もあるので、
「総中流は終わった」との根拠にするには、あまり適していないかと。
景気が良かった戦後昭和の時代でも、今ほどではないにしろ、やはり数値は高かったですしね。
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