▽ 2013/8/16 (金) 19:44:49 ▽ 徳翁導誉 |
| 要望受けて、夏休み用に赤い嵐の同時運用を行ったのですが、
思いの外、キューバ危機版が早く終わり、通常運行に戻ってしまったので、
特別企画として、「赤い嵐:近未来2030版」を設置してみました。
http://w2.oroti.net/~tokuou/frame/future_red_storm/future.html
ちょうど先週、企画コーナーに「未来予定年表」を設置した所ですしね(笑)。
http://www.geocities.jp/flash_okiba5/kikaku/mirai_nenpyou.html
最初は、現代版シナリオの「内政なし版」をやろうかと考えたのですが、
内政無しで軍事メインだと、現在の状況にちょっと合わないという事で、
遊び半分に時計の針を2030年まで進め、設定舞台を近未来にしてみました。
基本システムはWW2版とほぼ同じです(プログラムを流用しました)。
その他の違いは、「簡易説明」をご覧ください。
http://w2.oroti.net/~tokuou/frame/future_red_storm/index.html
それと、タブレットやスマホでプレーされてる方から、
「マップが大き過ぎて読み込めない」という意見がありましたので、
試験的に、縮小地図の表示を初期設定としてみました。
ちなみに、開始年の設定を「2030年」にしたのは、切りの良い所だと、
2020年だと現在から近過ぎるし、逆に2040年や2050年だと遠過ぎるという、
凄く感覚的な理由からですね(笑)。
まあそれと、各国機関のGDP予測で多少の誤差はあっても、2030年前後に、
中国がアメリカを抜き、インドが日本を抜く予想が出されているからですね。
つまりは、冷戦後のアメリカ一極体制から、世界の多極化が始まる時代であると。
そうした観点からも、欧州連合(EU)は1つの国家として扱う事にしました。
経済面が絡めばまだしも、軍事面オンリーだと、そちらの方が動きが自然になると思いますし、
通貨統合や関税撤廃など、経済面での統一だけでなく、
近年ではEU大統領やEU外務大臣が誕生し、欧州議会と共に権限が強化されつつあり、
そして今回の金融危機を経験した事で、紆余曲折を経た後に「寄らば大樹の陰」となり、
中長期的には、更に統合が進む可能性は決して低く無いと思います。
もうそうなれば、対外的に見れば「連邦」以外の何物でもないからねえ。
とりあえず、ユーロ導入国(予定も含む)を欧州連合として括ってみました。
まあ要するに、イギリス以外の加盟国ですね(デンマークはユーロ導入へ方向転換中)。
あと、2030年までに実現しているかどうかは解りませんが、
プーチンが目指す「ユーラシア連合(旧ソ連版のEU)」を登場させておきました。
それ以外の国家連合は、「湾岸協力会議(GCC)」だけですね。
アラブの春による民主化の流れに対抗すべく、アラブの王制国家が団結を強めており、
2011年のバーレーンにおける民主化デモでは、サウジアラビア中心の合同軍が派遣され、
他国民だから躊躇なく、デモ隊に向けて実弾発砲をするは、車で突っ込むはで、
鎮圧後の広場には、数十人に及ぶデモ参加者の死体が転がってましたからねえ・・・・
もしもバーレーンが、アメリカ軍の第5艦隊司令部が置かれる中東の最重要基地でなく、
サウジアラビアが、アメリカの中東政策おける最重要パートナーでなければ、国際問題化していたかと。
という事で、欧州連合・ユーラシア連合・湾岸協力会議を国家扱いにした訳ですが、
とりあえず、「経済統合」と「軍事統合」を客観的な基準とする一方で、
中南米カリブ共同体・西アフリカ共同体・中部アフリカ共同体・東南アジア諸国連合(ASEAN)は、
そこまでの統合深化を満たしてないという事で、「同盟」による連帯を設定しておきました。
アフリカの両共同体は、経済面での統合が進行中なだけでなく、
域内における平和維持軍の派遣という軍事統合も行ってはいるのですが、
そもそも加盟する各国自体が不安定ですので、そこまで深化は出来ていません。
一方で、中南米カリブ共同体は域内の平和維持を目的とした軍事統合も含まれているものの、
重点は明らかに経済圏での統合に置かれているので、基準には不十分と判断しました。
そしてASEANに関しては、初めから経済統合のみを唱っているので、
今後いくらかの軍事統合が行われるとしても、最低限に抑えられると思うので、これも不十分としました。
あとは東アジアですが・・・こちらは完全にネタに走る形で、
台湾を独立させ、朝鮮を統一し、日本をアメリカの属国にしてみました(笑)。
ただ、アメリカの属国が日本だけだと少し寂しいので、
現状で実際に保護国であるパラオを、新たに国家として追加しました。
(信託統治領を経て、独立後は内政・外交をパラオが、軍事をアメリカが担当)
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