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[18731] まとめレス&2022年の冬季五輪返信 削除
2014/2/14 (金) 21:15:49 徳翁導誉

> 言語という制度があったら面白いような気がします。
> それぞれ母国語と公用語があり、母国語=公用語だと地域の支持率が高くなる。
> 公用語は変更でき、自国の言語にすることができる。
> 例えばアメリカやイギリスが英語、フランスがフランス語、日本が日本語など。

言語に関しては「1エリア・複数民族」制を導入した際に、付属させる構想はあります。
言語や宗教と言うのは、民族分類に関係する文化要素ですからねえ。
そうなれば自動的に、国家データにも国教や公用語の項目が加わるかと?
ただ、この辺の区分はただでも難しい上に、シナリオごとで扱う年代が違うとなると、
普遍的な設定は、更に困難な作業とはなりますが・・・・
例えば、似たような言語でも、その時々の社会背景によって、
同一言語の方言として扱われたり、別の言語として扱われたりしますからねえ。

ちなみに、母国語とは祖国の共通語の事であり、その人の第一言語は母語と言います。
つまりは「母国語≒公用語」であり、「母国語≠母語」という事ですね。


> スイスって再現できませんかね?地形的に欧州のど真ん中で難しいかもしれませんが・・・。
スイスやスロバキアは、アルプス山脈やカルパチア山脈を表現するのに便利だから、
あのような形になっているだけで、設置する事自体は難しく無いですよ。
まあ逆に言えば、それらの国を設置すると、山脈越えも楽チンになってしまいますがね。


> > > 少し話題が脱線してしまいますが、既に締め切られた2022年の冬季五輪の立候補地の中に、
> > > 現在はウクライナ領である「リヴィウ」の名前もありましたね。
> > > 他は、オスロ(ノルウェー)、クラクフ(ポーランド)、アルマトイ(カザフスタン)、北京(中国)です。
> > > まあ、この顔触れなら、オスロが断トツの最有力候補だと思いますが、

> > 私も現時点ではオスロになるのではないかと思います。
> > 2018年が韓国でアジア、2014年がロシアのソチですので
> > アジア地域やスラブ圏が選ばれる可能性は低いのではないでしょうか。

順番的に、立てば有利だったアメリカからの立候補都市はなく、
有力候補と目されていたミュンヘンも、住民投票の結果により辞退した上、
オスロとの一騎打ちと見られてたストックホルムまでも、立候補後に撤退しましたからねえ。
今回のソチに、次回の平昌と、冒険的な選考をして苦労しているだけに、
普通に考えれば、この立候補都市の顔触れなら、オスロの一択ではないかと?

> > > 他に可能性があるとすれば、クラクフやリヴィウくらいじゃないですかねえ?
> > クラコウもザコパネなどの山岳地域がちょっと距離があります。
> > このあたりがどのように判断されるかですね。

いやいや、クラクフの五輪招致案でそれ以上に問題なのは、
アルペン・スキーの会場が、ザコパネより更に遠い隣国スロバキアのヤスナなんですよ。
単純に距離だけ言えば、バンクーバー五輪のスキー会場は120km離れたウィスラーでしたし、
今回立候補した北京のスキー会場なんて、何の冗談なのか、200km離れた張家口ですので、
距離の問題よりも、実質的に2ヶ国共催になる事の方がマイナス要素が強いかも?
正直な所、冬季五輪もここまで肥大化してしまうと、スケートや開閉会式は都市が望ましいので、
1000m前後の標高差が必要なアルペン会場との距離は、どうしても遠くなってしまいますよね。
それを考えると、ニセコが近い札幌なんて世界でも有数の好立地でしょうし、
北京&張家口で可能なら、それこそ東京&苗場とかでも可能かと(新幹線で移動も楽ですし)。
ソチの気温が17〜18度なんて情報を聞くと、今の天気なら東京の方がずっと五輪会場っぽい(笑)。

> > しかしポーランド自体もユーロ2012を開催できていますので
> > 経済的にはなんとか五輪を開催できそうですが。

それならばウクライナも、ポーランドとEURO2012を共催してますので、
候補地としての利点は、リヴィウも同条件になりそうですがね。
でもまあ、ポーランドとウクライナによるEURO共催は、
インフラやホスピタリティの面で、かなり評判が悪かったらしいですが・・・・

> > > あと、驚くよりも呆れた北京の計画も、本当にやったらどうなるか少し見てみたい(笑)。
> しかし、北京はつい最近夏季オリンピックをやったばかりなのに欲張りですね。
> この欲張りさこそが今の中国の発展を支えているとも言えますが。

とは言え、今の各大陸のパワー・バランスで考えると、
冬季五輪も3〜4回に1回くらいは、アジアに来る感じですので、
1998年が長野(日本)、2018年が平昌(韓国)ですから、
次にアジアの順番が回って来た時には、やはり中国が最有力なんですよねえ。
だからこそ、その機会を日本やカザフスタンに奪われないよう、早めに顔見せで立候補したのかと?
ただ、北京五輪・上海万博・広州アジア大会に続く形で、手を挙げた長春やハルピンを断念させ、
開催地として旧満州より不向きな北京を選んだのは、何か中国国内での事情があるのでしょうけど。
(もしも満洲国が存続していたら、新京五輪とかあったんですかねえ?・笑)

> > > 中央アジアで初の五輪というのも、遊牧民好きな私には、何だか深い感慨を抱かせます。
> > > 2011年にはアジア冬季大会(アジア版の五輪)を、既にアルマトイは行っていますし、
> > > 2017年にも冬季ユニバーシアード(大学版の五輪)を行うなど、着実にステップを踏んでます。

> ちなみに、カザフスタンはヨーロッパでなく、アジアに入るんですね。
> 政治的に、中央アジアはCIS諸国としてヨーロッパに区分される場合が多いイメージでしたが。

う〜ん、分類として「CIS(旧ソ連)」の項目がある場合には、
基本的にヨーロッパの区分には含まれず、CISとして別途に区分されます。
そもそも「中央アジア」と言うくらいですから、地理的には完全にアジアですし、
(地理区分で厳密に言えば、カスピ海沿岸の一部はヨーロッパですけども)
カザフスタンがヨーロッパに属しているのは、現状でサッカーくらいじゃ無いですかねえ?
まあそれも、他の中央アジア諸国と同様、ソ連から独立後はアジアに属していたものの、
フランスW杯の最終予選で日韓に敗れて出場権を逃すと、所属を欧州へと転向した為であり、
その時の理由が「国民の半数がロシア系だから」というモノでした(本音は商業的な理由)。
ただし、独立直後は「カザフ系4割・ロシア系4割」だった民族構成も、
20年経った今では「カザフ系7割・ロシア系2割」になっちゃってますけどね。

> > > それと、ウクライナ語でリヴィウと呼ぶのか? 英語でリヴィフか?
> > > ロシア語でリヴォフか? ポーランド語でルヴフか? ドイツ語でレンベルクなのか?
> > > 未だに日本では、この都市の呼び方が人によりバラバラですけども、
> > > いっそ五輪を開いてくれれば、呼び方を日本語風に「リビウ」と統一できるかと(笑)。

> > そうですね。この町の日本語表記もバラバラですがアルファベット表記も見事にバラバラですよね。
> > Lviv Lvov Lwow L'vov などなど。
> > ちなみに私は1991年と1994年にこの町を訪問していますが
> > 現地の方(ロシア人)はルヴォフと言っていました。

個人的には、「リヴォフ」表記が一番しっくり来るのですが、
現地のロシア人は、そう発音していないんですね(笑)。
・・・って、それよりも、この街を2度訪れているというのが凄い!!
旧市街が世界遺産になってるとは言え、訪れる日本人なんてほとんど居ないのでは?
しかも1991年と1994年って、ソ連崩壊の直前と、ウクライナ独立の直後じゃないですか!?
物凄く興味をそそられるのですが、迷惑にならない範囲で体験談などを伺う事は可能でしょうか?

> > いっそのこと漢字表記の「隣山」にしてしまうのは如何でしょう(笑)
まだ夏のオリンピックであれば、メジャーな開催都市が多いので、
「倫敦五輪」とか「里約五輪」みたいに、漢字表記も出来ますけども、
冬の場合は、マイナーな開催都市も多いので大変そう・・・・
そもそも、開催中の「ソチ」の漢字表記が解りませんし(中国語では「索契」だそうです)。

> > > WW1まで オーストリア領レンベルク(ポーランド人5割・ユダヤ人3割・ウクライナ人2割)
> > >         ↓
> > > 戦間期 ポーランド領ルヴフ(ポーランド人6割・ユダヤ人3割・ウクライナ人1割)
> > >         ↓
> > > WW2後 ソ連領リヴォフ(ウクライナ人5割・ロシア人3割・ポーランド人1割・ユダヤ人1割)
> > >         ↓
> > > 冷戦後 ウクライナ領リヴィウ(ウクライナ人9割・ロシア人1割)

> 本当にポーランド南部やチェコ、スロバキアの辺りは支配国家が入れ替わって大変ですね。
> その度に都市名も入れ替わりますし。
> まあ、都市の呼び方で悩んでいる日本人よりも、
> 幾度となく戦乱に巻き込まれる現地に住む人の方が大変なのは言うまでもないでしょうが。

しかも、住民の民族構成が変わっているという事は、その度に、
難民化や強制移住、場合によっては殺戮などが起きてた訳ですからねえ・・・・
近代までは、統治者は代わっても、住民がこうした目に遭うのは少なかったものの、
これが「国民国家」という概念が定着した現代の負の側面ではありますね。
国境線が大きく変化した2度の大戦の後には、そのような悲劇が各地で繰り返されましたからねえ。

> > > もしもHEX制なら、そうした運河の掘削とかも行える自由度がありますね。
> > > 目的地まで延々と鉄道を伸ばしたり、僻地に近代的な港湾施設を築いたりと、
> > > 特に帝国主義(植民地主義)の時代であれば、ゲーム性がグッと増すと思います。

> 内政の楽しさを味わうにはよいマップですね。
> 建設をすることで、さらに自分のプレイする国家に愛着がわいてくると思います。
> これを世界版に拡大して、ぜひ全国家でプレイしたいものです。
> 都市のあるマスとないマスができる感じですかね?

そうですね、1マスに都市が配置される形で、
空いてるマスにプランテーション農地などが作れれば、
奴隷を輸入してでも、新大陸で開拓を行いたい衝動に襲われるかも?(笑)
そういう意味では、植民地拠点としての新都市や港湾の建設が出来ても良いでしょうね。
でもまあ、そうした方向へと進めば、「1プレイヤー・1国」ではなく、
国家は所属先となり、「1プレイヤー・1社(東西インド会社)」になりそうですけど。

> > > エルサルバドル以外だと、あとは「ベリーズ」ですね。
> > > と言いますか、ベリーズに関しては、1981年に独立するまでイギリス領だった事もあり、
> > > 250エリアくらいの初めのマップには、中南米における大英帝国の拠点として実は存在してました。
> > > しかし、最終的に陸地が200エリアに整理された際に、ベリーズはメキシコに吸収したので、
> > > その影響によりギアナは、シナリオによってイギリス領になったり、フランス領になったりと(笑)。

> ジャマイカでも中南米に影響を出せそうでおもしろいですね。

西インド諸島を細かく設定するのであれば、
イスパニョーラ島もドミニカとハイチに分けたい所なんですけどね。
以前、この掲示板にも顔を出されていたFlash仲間の若狭さんによる、ハイチ独立↓の作品もある事ですし。
https://web.archive.org/web/20050327053003oe_/http://zyakusui.web.infoseek.co.jp/flash/haiti.swf

> ベリーズ(ベリーズシティorベルモパン)はメキシコとパナマの間に挟まれたエリアになっていたということですか?
そうですね、ユカタン半島の周辺がベリーズとなる予定でした。
そして対岸(太平洋側)は、グアテマラかニカラグアにするつもりだった記憶が・・・・
ついでに言うと、メキシコシティーも当初は内陸地にするエリア分けでしたからねえ。
フェニックスの下側がポッカリ空いているのも、統合で内陸エリアが消滅した時の名残です。

> > > 同じParadox社製のゲームでも、私が随分前にプレーしたEU2とでは、
> > > そうした難易度とかって、違ったりするんですかねえ?
> > > 個人的には、そこまで極端なif展開は困難だった記憶があるのですが。

> バージョンによりますが、Hoi2はif展開が用意だと思います。
> もちろん、プレイの腕に依存しますが、ルクセンブルクを大国に成長させたり、
> スイスで征服プレイをしたりすることも出来たりします。

なるほど、そんな感じになっているんですね。

> > > また、今までとは趣の異なる感じで、数百年とか千年という、
> > > 長期的な時間の流れを対象にするゲームも作りたいんですけどねえ・・・・
> > > 例えば、長い歳月をかけて地盤を固め、その国の王位を狙ってみたり、
> > > 政略結婚により他国の姫との間に生まれた世継ぎが、姫の出身国の継承権を得たり、
> > > 遠方の領地を効果的に統治すべく次男や三男を派遣したら、代替わりよって独立国化したりなど、
> > > 家と領地の系譜を作り上げていくというのも、きっと面白いと思うんですよ。

> 歴史を紡ぐゲーム、というのはおもしろいですね。
> 中世ヨーロッパなら一発逆転の要素も多いでしょうし、
> トップに君臨していても安心できませんからね。
> 東ローマ帝国や、それを滅ぼしたオスマン帝国のように、
> プレイヤーが国家としての長い歴史を保っていくというのはロマンがあります。

でもまあ、そうなれば「フランス王位」や「神聖ローマ帝位」などの器は同じでも、
中身は完全に架空世界のストーリーになっちゃいますけどね(笑)。
逆に、史実から極端に逸脱しない方向性を考えますと、
国家の枠組みがほぼ出来上がった近世以降が対象になるでしょうが。

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