| > これはどの分野にも言える事なのですが、
> ベタ路線とマニア路線の中間ラインを計るのって、結構難しいんですよねえ・・・・
> 自身のマニア度が高まるほど、「ここまでは大丈夫だろう」と思う範囲が広がる一方、
> 実際の一般的なラインは、思っている以上に許容範囲が狭かったりするので、
> そこの所を気を付けないと、とんでもない事態を招いちゃったりしますからね。
> テレビでも取り上げられたからと「まどマギ」や「けいおん」を薦めて、ドン引きされたりとか(笑)。
>
> 例えば中国史だと、私の好みで唐末五代期や民国軍閥期を選んではダメなのは解ってますが、
> 「楚漢や春秋戦国なら許容範囲内?」と考えても、その辺を実際に考慮すれば難しく、
> ならばいっその事、ベタ路線MAXの三国志を選択すれば、そのラインに思い悩まされる事は無いと。
> ただ一方で、ベタ路線MAXだとイメージも定着し過ぎているので、
> そこもそのまま乗っかるか、もしくはそこで拘り(違い)を見せるかも、思案の為所ですよねえ。
> イメージ重視なら、武将を主体にキャラの魅力を全開に活かす方向でしょうし、
> 史実重視なら、魏晋・六朝を語る上で、九品官人法などの「貴族制の形成」は欠かせないでしょうし。
> これは日本の戦国時代にも言える事で、戦国時代のゲームを考えると、
> どうしても代名詞である「信長の野望」の存在感が大き過ぎるのですが、
> それ故に、あのシステムを基本的に踏襲した方が、プレイヤーも取っ付き易い一方で、
> 本来は欠かせない「家の概念」が抜けている為、どうせ作るなら、そこを表現した気持ちもあると。
>
> ついでなので言ってしまうと、こうした匙加減の難しさは、動画作りでもあったりします。
> 自己完結型であれば、自分の趣味に突っ走っても良いのですが、
> ネット投稿動画は「見てもらってナンボ」という側面が強い以上、
> 個人的な興味と、世間的な関心とを、やはり摺り合わせて題材を決める必要性がありますからねえ。
> しかし実際は、「これは大丈夫だろう」と思う範囲が、意外とダメな事も珍しく無かったり(笑)。
> 「科学史」や「美術史」が取っ付き難いのは解るので、少し避けてますが(却って正面から当たるべき?)、
> 私たちの生活に身近な「社会文化史」でも、許容範囲のラインを結構読み間違えてます・・・・
> ですので、こちらの方でもベタ路線MAXの方が良いのかと考えたりも?
> 具体的には、「衣食住(今なら医職充も?)」や「三大欲(食欲・性欲・睡眠欲)」とかですね。
>
> 直球過ぎるかも知れませんが、逆に言うと、歴史教育では抜け落ちてる面ではあるんですよねえ。
> 政治史だけに偏重するのでなく、「私たちの先祖がどう生活してきたか」という文化史も、
> 教科書に載せるべきだと個人的には思っているので、ウケなくても、やる価値はあるのかな?と。
> まあ、その中でもウケを狙うのなら、衣食住と三大欲の両方にある「食」でしょうか。
> 日本食の歴史はもちろん事、甘味(スイーツ)の歴史などは面白いですし、
> 大航海時代以前の、トマトの無いイタリア料理や、唐辛子の無い朝鮮料理などは想像も難いですよね?
> ですから、題材としても無難で豊富で関心度の高いモノだと考えています。
> また、下手をすれば食以上に食い付きが良さそうなのは「性」ですが、
> それこそ、個人的には高尚も低俗も境は無いものの、気を付けないとドン引きされる恐れがあると(笑)。 |
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