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[19038] アニメや歴史や動画の事など雑談返信 削除
2014/5/16 (金) 20:36:34 徳翁導誉

> > これはどの分野にも言える事なのですが、
> > ベタ路線とマニア路線の中間ラインを計るのって、結構難しいんですよねえ・・・・
> > 自身のマニア度が高まるほど、「ここまでは大丈夫だろう」と思う範囲が広がる一方、
> > 実際の一般的なラインは、思っている以上に許容範囲が狭かったりするので、
> > そこの所を気を付けないと、とんでもない事態を招いちゃったりしますからね。
> > テレビでも取り上げられたからと「まどマギ」や「けいおん」を薦めて、ドン引きされたりとか(笑)。

> 自分の場合はアニメの話をすると言うことは相当信用している相手なのでラインは大体見当がついている感じですね。
> 今までの経験では引かれない範囲の人気のアニメと言えば進撃の巨人が限界です
> 次いでコードギアス・けいおん(言う人による)・ハルヒの憂鬱は人を見て話してましたね。
> 他は男女比率で女の割合が圧倒的に多い作品になると注意を強化するようにしますね。

まあ実際、「進撃の巨人」が限度でしょうねえ(笑)。
考えてみると私は、相手の趣向に合わせて話をするタイプなので、
アニメ好きだと知っている人以外に、自分からアニメの話題を振った事は無いかも?
これは別にアニメに限らず、スポーツとか歴史とかの話でも多分そうです。

例えば、ブラジルW杯の開幕が目前に迫ってますけど、大会期間中とかでない限り、
サッカー好き以外の人に対しては、まずサッカーの話も振りませんね。
日韓W杯の際、レプリカ・ユニフォームまで着込んで「サッカー、サッカー」騒いでた女性に、
翌年にサッカーの話を振った際、「サッカーって去年でしょ?」と返されたのは衝撃でしたので(笑)。
あまりに潔いミーハー趣味っぷりに、人生を楽しむ極意だなと、私は却って関心してしまいました!!

> 昔と比べればヲタクの居場所が増えましたが一定の憎悪層(体育会系?)も居るので話の合う仲間の中で盛り上がっても
> 他のグループに居る人に嫌われると言うこともあったので気を遣うのが大変でしたね。

え〜と、私も体育会系タイプの人間なのですが・・・・(笑)。
でもまあ近年は、箱根駅伝の「好きな女性タレント欄」とかも酷い事になってますしね。
http://bbs52.meiwasuisan.com/anime/img4/13878573410001.jpg
http://livedoor.4.blogimg.jp/jin115/imgs/a/c/ac2ab5fd.jpg

> 自分は親友以外には好きなアニメは銀河英雄伝説と紺碧の艦隊しか挙げないようにしています(笑)
「銀河英雄伝説」の方は宝塚公演も行われているので、まだしも、
「紺碧の艦隊」は・・・・セーフなんですかねえ?(笑)
いや、知らない人には意外と大丈夫なのかも知れませんけど(太平洋戦争系の時点でアウトな人も居そうですが)、
あれは火葬戦記の代表的作品ですから、却って知ってる人の方が「ん?」っと引っ掛かりそうな気も・・・・
ただ最近は「艦これ」とかが流行ってる時代ですし、以前ほどでも無いんですかねえ?

> 一方で「魔法少女」まどか☆マギカは既にタイトルの時点で引かれてしまいますからね。
> 自分も名前で管理人さんが絶賛するまで敬遠してましたが、いざ見てみるとタイトルは想像もつかない内容でしたね。
> 女児向けの魔法少女アニメだとなど思ったら突然紅茶好きの先輩キャラが首を食いちぎられて死ぬなど物凄く重い話でしたからね。
> 紅茶好きが居るアニメ同士で例えると第一印象がけいおんだったのが銀河英雄伝説になるくらい変わった訳です
> その後のさやかが魔女化するまでの所は戦争で主人公の心が壊れていくザ・パシフィックを彷彿させられますね
> そんな内容でも魔法少女と言うタイトルは残り続けるので現実世界では下手に話題に出せないんですよね

そんな作品をプリキュアなどと横並べしてる、近所のレンタル店は問題ありですか?(笑)
入口近くの目に付く場所に置かれているので、たまに目に入ると、
絵柄とタイトルだけ見て、知らずに借りてく親子がいそうで、少し心配になります・・・・


> > 例えば中国史だと、私の好みで唐末五代期や民国軍閥期を選んではダメなのは解ってますが、
> > 「楚漢や春秋戦国なら許容範囲内?」と考えても、その辺を実際に考慮すれば難しく、
> > ならばいっその事、ベタ路線MAXの三国志を選択すれば、そのラインに思い悩まされる事は無いと。
> > ただ一方で、ベタ路線MAXだとイメージも定着し過ぎているので、
> > そこもそのまま乗っかるか、もしくはそこで拘り(違い)を見せるかも、思案の為所ですよねえ。
> > イメージ重視なら、武将を主体にキャラの魅力を全開に活かす方向でしょうし、
> > 史実重視なら、魏晋・六朝を語る上で、九品官人法などの「貴族制の形成」は欠かせないでしょうし。
> > これは日本の戦国時代にも言える事で、戦国時代のゲームを考えると、
> > どうしても代名詞である「信長の野望」の存在感が大き過ぎるのですが、
> > それ故に、あのシステムを基本的に踏襲した方が、プレイヤーも取っ付き易い一方で、
> > 本来は欠かせない「家の概念」が抜けている為、どうせ作るなら、そこを表現した気持ちもあると。

> 民国軍閥なんて随分とマニアックですね・・・
> 自分もある程度は中国史は知ってますが三国志以外は薄く広くと言った感じで、
> それ以外の時代が出てきても取っ付き辛いですね。

民国軍閥期は、2つの世界大戦に前後した、わずか数十年間に、
日本で言えば、戦国と幕末まで同時にやってた時代なので、本当に激動ですよ。
もしも私がラノベで架空世界の歴史を描くなら、モチーフの世界観の1つはここに置きたい程に(笑)。
(どうせダラダラと長文を書くなら、文才は乏しいですが、物語でも書いてた方が建設的かな?とも)

また唐末五代期の方は、短い期間に内容がギュッと凝縮してますし、
唐王朝と室町幕府の末期って似てますから、三国志以上に日本の戦国時代に近いと思うんです。
要は曹良さんのおっしゃられる通り、知られてないから「取っ付き辛い」というだけで。
だからこそ、時代背景や各武将の解説ページを設けてゲーム化すれば、少しでも普及に役立つかな?と。
・・・って、思っている以上に三国志と差のある、楚漢や春秋戦国の方が先かも知れませんが?(笑)
1人用ゲームの方も、私が「信玄の野望」に続いて作ったのが、「楚漢大戦」でしたしね。
システム的にも、これが多人数ゲームである「三国大戦」や「銀英大戦」の源流になっています。

> 銀河英雄大戦の代わりで作ると言う性質上、武将のキャラ重視で作った方が良いと思いますし、
> さらにやるとしたらイメージが湧きやすい戦国時代か三国時代が良いと思いました。
> 信長の野望について自分はFPSや無双シリーズと提督の決断くらいしかやってないので
> どういうシステムなのかよく解らないのでコメントは差し控えます

そうか〜、ゲームをやる歴史好きは「信長の野望」をやっているという固定観念がありましたが、
2000年頃を境に、光栄ゲームを始めとした歴史SLGの存在感って、ガクンと急落しており、
あれから10年以上が経っているという事は、イメージを改めるべきかも知れませんね。
逆に考えると、歴史SLGが熱かった80〜90年代の傑作要素を集結させたような、
そういうゲームを作ってみるのも面白いかも?

> ただ武将の魅力も生かしつつ家の概念を表現して独自の仕様も入れるのがいいと思いますね。
いや、それって簡単な事じゃないと思いますが?(笑)
でもまあ、とりえず考えている感じでは、
例えば真田家だと、昌幸も、信之も、幸村も独自に使えるゲームが多いですが、
家を主眼に置いた場合、まずは基本的に「真田家=当主の昌幸」で、
息子の信之や幸村は如何に能力値が高くても、家の当主にならなければ、
当主である昌幸の能力値を高めるボーナス・ポイント要員としかならないようにします。
また、普通のゲームでは能力値が高いほど仕事が出来ますが、
仕事量を簡単に言うと「石高×能力値」とするので、
当主が優秀だと効率的に仕事は行えても、石高が低ければ動員力自体が低いので、仕事量は限られ、
優秀だが石高が少ない真田家よりも、穴山家や小山田家の方が武田家中で仕事が出来るようにします。
もちろん、加増をすれば石高は増えますが、バランスを欠いた論功行賞は他家の不満を増大させると。

って、やはり集団と個人とでは、両方とも活躍できる良い所取りは困難ですよ・・・・
一応は救済策(?)として、その家の当主ではない信之や幸村などの武将を、
大名家(ここでは武田家)の「近習」として迎い入れ、代官として大名家の仕事を任せたり、
断絶した家の名跡を継がせたり、跡継ぎのいない家に養子として送り込む事で、
近習を経由して、別の家の当主として抜擢できる方法も、考えてはいますけどね。


> > ついでなので言ってしまうと、こうした匙加減の難しさは、動画作りでもあったりします。
> > 自己完結型であれば、自分の趣味に突っ走っても良いのですが、
> > ネット投稿動画は「見てもらってナンボ」という側面が強い以上、
> > 個人的な興味と、世間的な関心とを、やはり摺り合わせて題材を決める必要性がありますからねえ。
> > しかし実際は、「これは大丈夫だろう」と思う範囲が、意外とダメな事も珍しく無かったり(笑)。
> > 「科学史」や「美術史」が取っ付き難いのは解るので、少し避けてますが(却って正面から当たるべき?)、
> > 私たちの生活に身近な「社会文化史」でも、許容範囲のラインを結構読み間違えてます・・・・
> > ですので、こちらの方でもベタ路線MAXの方が良いのかと考えたりも?
> > 具体的には、「衣食住(今なら医職充も?)」や「三大欲(食欲・性欲・睡眠欲)」とかですね。

> 科学史は自分は興味はありましたが美術史などの話になるとまったく駄目ですね。

昨年、千葉県にある川村美術館が、バーネット・ニューマンの名画「アンナの光」を103億円で売却してしまい、
私もかなりショックで、第一報を聞いた時には「もったいない、何で売っちゃったんだよ」と思いましたが、
ふと、「私も随分と現代アートに毒されちゃったな」とも感じました・・・・
だってこのニュース、一般的な感覚だと「これが103億円!?」が正しい反応でしょうから(笑)。
http://www.ne.jp/asahi/yamabuki/asagi/blog_image6/Newman.jpg
http://bluediary2.img.jugem.jp/20100902_1757076.jpg
しかし逆に言うと、だからこそ美術史も扱いたいテーマではあるんですよね。
20世紀を代表する美術作品の1つに、マルセル・デュシャンの「泉」というのがあるんですが、
既製品の便器にデュシャンの偽名サインがあるだけなので、美術史が解らないと、本当にただの便器です(笑)。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f6/Duchamp_Fountaine.jpg

って、ここでもライン引きが気になるのは、さすがに現代アートまで行くと飛び過ぎでも、
印象派くらいなら、一般的にも良さや凄さが伝わっているのかな?という疑問です。
要するに、美術史を始めるにしても、どこからスタートさせれば良いかって話ですね。
日本国内にある代表格だと、ゴッホの「ひまわり」と、モネの「睡蓮」ですが、
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/gogh/imgs/gogh_l.jpg
http://www.nmwa.go.jp/jp/collection/img/im_1959-0151.gif
前者はまだしも、後者は厳しい気がして・・・・
「浮世絵→印象派→日本近代絵画」という影響の流れも、歴史物語として面白いんですがね。
まあ海外を巻き込まなくても、戦国末期の日本国内における美術も大激流で凄く刺激的ですが。

> 個人的に管理人さんのランキングや政治に関する動画が好きですね。
> 特に管理人さんの赤軍ウラーなどを通して共産主義を知ったおかげで昨年の7月に亡くなった祖父と晩年の話のタネになりました(笑)

数時間程度で作ったネタ動画が、知らぬ所で小さな影響を及ぼしてたりするんですね(笑)。

> 他にも歴代内閣失望度ランキングや工業力で見る歴史と日本の軍事費の推移が好きでしたね。
「歴代内閣 失望度ランキング」に関しては、我ながらゲスな題材の動画だと思いますが(笑)、
あのランキングの小泉・安倍・麻生や鳩山・菅などは、正直言って釣り餌要素でして、
個人的な思惑としては、その釣り餌に対して様々なコメントをしている人たちが、
2000年以前の内閣に対して、どのような印象や認識を持っているのか知りたかったのが本意でした。
悪く言えば、動画を用いたデータ収集の実験ですね(笑)。
前半の前座パートであっても、真意は前座パートこそがメインなので、
動画自体のテンポが悪くなっても、コメントを書けるように1人あたりの時間をじっくり取りました。

「工業生産で見る世界史」と「近代日本の軍事費変遷」の方は、
数値の羅列だけでは見え難いデータを、視覚化する事によって解り易く表現し、
それを見て、どう感じるかは、見た人の考え方次第に任せる作りですね。
なので、同じデータを見ても、正反対の意見が書かれていたすると、私は嬉しくなります(笑)。
もちろん、それでもデータはデータなので、それだけでは解り難いですから、
私なりの解釈で構成して、解説をする動画でも良いのですが、
それはあくまでも私自身の見方であって、それが絶対的に正しい訳では無いですからねえ。
私の見方だけ信じて盲目的になられては、却って害毒だと思いますし・・・・
とは言え、単純にデータだけ示して「考えて」系の動画も、そろそろ引き出しが限界な気がしますし、
どういう方向に進むべきなのか、今はちょっと暗中模索な感じですね。


> > 直球過ぎるかも知れませんが、逆に言うと、歴史教育では抜け落ちてる面ではあるんですよねえ。
> > 政治史だけに偏重するのでなく、「私たちの先祖がどう生活してきたか」という文化史も、
> > 教科書に載せるべきだと個人的には思っているので、ウケなくても、やる価値はあるのかな?と。
> > まあ、その中でもウケを狙うのなら、衣食住と三大欲の両方にある「食」でしょうか。
> > 日本食の歴史はもちろん事、甘味(スイーツ)の歴史などは面白いですし、
> > 大航海時代以前の、トマトの無いイタリア料理や、唐辛子の無い朝鮮料理などは想像も難いですよね?
> > ですから、題材としても無難で豊富で関心度の高いモノだと考えています。
> > また、下手をすれば食以上に食い付きが良さそうなのは「性」ですが、
> > それこそ、個人的には高尚も低俗も境は無いものの、気を付けないとドン引きされる恐れがあると(笑)

> 自分歴史は好きでしたが、どちらかと言うと戦史好きなので文化の話は苦手なんです
> ただ授業では文化の名前を覚えるのが中心で、その文化まで深く入らないのも原因なんですかね
> 江戸時代に町人中心の文化があったと言われましたが、どんな文化なのか深く入った記憶がありません
> 歴史の授業時間自体が足りないので、やむを得ないことなんですかね。

もちろん教科書に載っているような、一部の上流階級が親しんだ絵画や音楽などの高尚な文化も良いのですが、
私が言いたいのは庶民生活の文化、言いかえれば「私たちの先祖はどう暮らしてきたの?」って事です。
その時代の人々が、何を食べ、どう働き、どのように楽しみ、どんな家庭を築いていたのか?
この年に○○の法律が出来たとか、あの年に××の戦いがあったとかも重要ですけど、
「私たちの先祖はどう暮らしてきたの?」っていうのも、やはり同じくらいに重要ですよ。
実際、戦後の昭和史など、今を生きてる人が歴史を振り返る際には、
政治史や経済史と同じか、それ以上の濃密さで社会文化史が語られる訳なんですから。
その意識を欠くと、その時代を生きた人々の存在を忘れ、歴史を都合の良い道具として弄んでしまいがちなので。
まあこれは、別に過去の事象に限らず、現在進行形の事柄であっても、そうなんですけどね。
って、最後は勿体ぶった説教臭い話になりましたが、本音を言えば、単に昔の庶民生活にも興味があるだけです(笑)。

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