▽ 2014/6/3 (火) 13:05:31 ▽ 伊豆大島のキョン |
| ▼ 徳翁導誉さん
> それはその通りだと思いますよ。
> 前回私が語ったのは結果の方であり、こちらは原因の方ですよね。
> ただ、それに付け加えるなら、目線が上を向き続けた右肩上がりの時代が終わった事で、
> 「○○よりはマシ」と、上より下を見る後ろ向きな傾向になってきた事と、
> 長い低迷や下落傾向が「物心両面の余裕」を失わせて、より不寛容な方向へと進んでる気がします。
> 繁栄や成長という面で考えた場合、こうした傾向は基本的にマイナス要素にしかならないんですけどね。
すごく大げさな言い方かもしれませんが、今の時代って少し日本が太平洋戦争に突入する前の状況に似ているような気もしますよね。経済不況、大自然災害、そして懐古的な右派の登場(戦前も明治初期を理想とする若者が明治維新を経験していないにもかかわらずこれを理想としていましたが、今のいわゆるネット右翼の方々も自分が戦前の人間でもないのに戦前を理想としている点は近いものがあるといえるのではないでしょうか。)。まぁ決定的に違うのは、戦争やクーデタが起こってないことですが、不況や大震災で後ろ向きな傾向、不寛容な傾向になると他者への攻撃性と反動的傾向が生まれるのはいつの時代も同じなのではと思います。
> > 自分はどちらかと言うと最初は世間と同じように左寄りな感じでしたが、
> > ていていた〜氏の大日本帝国の最後を見て
> > こんな視点があったのだと思って調べている内に右寄りになっていきました。
> 私の場合、言ってる事はほとんど変わらないのですが、
> 以前は右扱いを受けた意見でも、今では左扱いを受ける感じですね(笑)。
> とは言え、そこまでの思考形成に大きな影響を与えられた出来事を上げるならば、
> 「冷戦構造の崩壊」と「オウム事件に関する対応」の2つですね。
>
> あと再確認したのは、やはり「動画」の発信力というのは大きいんだなぁと・・・・
> ただし動画というのは、情報量の方は極端に少なくなる為、
> 編集次第で全く異なる印象を与えられるので、そこは十分に注意しなくては改めて思わされました。
> 注意はして作っているものの、やはり第1作目の「進めデリーへ」とか、少し偏ってますからねえ。
まぁ私はいつの時代も左寄りです。ただ、左といっても共産主義ではないんですよね(資本主義経済自体は私自身理想的であると思いませんし、いずれ修正されるべきとは思っています。だからと言って対義語的に共産主義、社会主義に帰結するものではありません。理念・制度自体はこちらのほうがすぐれているとは思いますが、人間がこの中で生活するには無理があるので崩壊を免れえない制度であると思います。その辺はやはり科学的社会主義とて空想的な制度であったと言わざるをえません。)。この辺は、冷戦構造の崩壊でそもそも右、左の意味が変質したのだと思います。一方家政に関しては古風な考えを持っております。たとえも悪くそこまで極端ではありませんが、堤康次郎に近いのかもし れません(ただ、当然ながらあれほどまで女性関係が乱れているわけではありませんよ。)
> > 当時そうして軍歌を覚えて現在はカラオケではアニソンを歌い続ける友人に冷や水浴びせて楽しんでますね(笑)
> でも軍歌とアニソンって、実はかなり似た曲調じゃないですか?(笑)
> 代表的なのだと「巨人の星」や「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌などが、そうですかねえ?
> 「大勢で歌い易く、気分を高揚させる力強い曲調」なんて言うのは、まさに同じ特徴ですし、
> そもそも初期のアニソンって、まさに軍歌調そのものってモノも多かったです。
> 戦前は戦闘機を作っていた技術者たちが、戦後には新幹線を作ったように、
> 戦前は軍歌を作っていた作曲家たちも、戦後にはアニメや特撮の主題歌を作っていたのかも?
アニメンタリー決断のオープニングなんてモロですよね。今はあまり聞かなくなった学生歌なども軍歌に近いものが多いですし、もともと日本人が好きな曲調なのかもしれません。軍歌というカテゴリーはむしろ、軍隊や戦争と結びついているからこそ、軍歌であり、それがアニメと結びつけばアニソン(ただ90年代ごろからポップ、00年代ごろからロックとの親和性が高まっていますがこれは時代の流れなのでしょう。)、学校と結びつけば学生歌・応援歌、風俗・生活と結びつけば流行歌と呼ばれるだけの違いなのかなと思います。
> それに戦後世代の軍オタは、ガンダムを筆頭として、アニメから流れてきた層も多いですしね。
今の時代のアニメで多い要素は1、軍事 2、女の子 3、複雑性(子供のものから大人のものへ。私はアニメのドラマ化などと呼んでいます。必ずしも適切な用法とは思いませんが)
だと思います。そしてこれらを組み合わせて大ヒットしたアニメの走りといえば、やっぱりエヴァンゲリオンなんですよね。
> とは言え、さすがに近年の作品では、そうした軍歌調のアニソンは少ないですかねえ?
> 「進撃の巨人」の主題歌なども、系譜は継いでいても「軍歌か?」と問われると・・・・
> って、そもそも軍歌の供給自体が70年前に止まっている訳ですから、
> 現在の時代で、新たな軍歌が作られるとしたら、ああした感じの曲調になるのかも?
> そんな中でも、2005年にテレビ朝日で放送された
> 深夜ドラマの劇中歌「アストロ球団応援歌」は、私のお気に入りですし、
> http://www.youtube.com/watch?v=jdkOPiX19M0
> 『アストロ球団』のドラマ本編も含めて、野球&熱血好きなら是非にオススメですね!!(笑)
> http://www.youtube.com/watch?v=WafoYs-qAgI
>
>
> > > > アニメに関しては2000年前後で大きく見方が変わりましたよね。
> 「放送作品数から見るTVアニメの歴史」
> http://www.youtube.com/watch?v=vJU-srGCCrU
> 作品本数で見ると、1998年と2006年にカンブリア大爆発が発生してますね。
> 1998年の方は、深夜アニメの増加・デジタル彩色の普及・製作委員会方式の一般化など、
> 2006年の方は、萌えの登場・ラノベ原作の台頭・大量生産大量消費化などが起きてます。
> 解り易く言うと、アニメが子供だけのモノじゃ無くなったのが1998年の変化で、
> アニメが子供のモノじゃ無くなったのが2006年の変化ですかねえ?(笑)
私は、「子供のモノ」のアニメが好きだったので最近あまりアニメを見なくなりました。ちょうど管理人殿のいう2006年あたりを境に(笑)
先ほどのアニメのドラマ化という話もそうですけれど私の中では大雑把にアニメ=子供、ドラマ=大人という対立がありました。そういえば、今の小学生は月9なんかも見てますし、ドラマも大人だけのモノではなくなってますね。2006年といえば1998年頃の大変化により「いい歳してアニメみてる人たち」の世界の情報発信源だった2ちゃんねるの世界を世間一般に周知させた電車男の映画化、ドラマ化の翌年なんですよね。アニメではないですが、特に、こういう世界が一般化してその結果として、アニメの大量生産大量消費が始まったという観点からはこれが果たした役割も大きいと思います。
> クール・ジャパンなどという国家の成長戦略に、まがりなりにも組み込まれてる現状とでは、
> 同じ「肩身の狭い思い」と言っても、その次元は相当異なるレベルだったと思いますよ。
そのクールジャパンも国内での人気もさることながら海外での人気が高いことが主な要因だと思います。日本人はよその評価を気にしすぎる嫌いがあると思います。「世界が誇る日本の○○」なるキャッチコピイや「世界中から絶賛される日本の××」「日本の△△に対する世界の評価」などといった動画が氾濫している状況を見るとどうも自分が誇っているだけでは自信がないのかなと思ってしまいます。これに関しては他国の状況を調べたことがないので何とも言えないのですが(以前日本人は「日本一の」という言葉が好きで韓国人は「元祖」という言葉が好きというのは聞いたことがありますが。)
> > > それだからこそ、私は前述のように「好きなアニメ=ドラえもん」などで逃げ続けていました(笑)。
> 話しは少し逸れますけども、ドラえもんと言われると、
> 私たちの世代では、当然のように「大山のぶ代」の声で脳内再生されるのですが(笑)、
> 声優の一変から既に10年近くが経過している事を考えると、
> ここで言う「ドラえもん」って、やはり「水田わさび」の声なのでしょうか?
話はちょっと変わりますが、声優変更後のドラえもんって昔のドラえもんをしっている世代からするとつまらないといわれることが多いです。で、その原因を声にもっていく人が良く見受けられる気がしますが、私はむしろ社会情勢の変化だと思います。昔のドラえもんって平気でジャイアン、スネ夫がのび太をいじめるんですよね。そういう描写も減ったし、のび太が調子に乗ってしっぺ返しを食らうという展開も少なくなった気がします。でジャイアンはただ頼れる、のび太は優しいだけのいい人になってるんですが、それは臭いものにふたをしただけでリアルな人間性を感じさせないんですよね。そんなところが、つまらなくなった原因かな、と。まぁ今の時代いじめ描写がよくないという考慮は免れ えないことも十分わかりますが。
> 前出の「シュタインズ・ゲート」にしても、一応録画はしましたけど未だ見てませんしね。
> アニオタみたいに未視聴を消化する義務感も無いので、気が向くまで撮り溜め放置なのが大多数です(笑)。
これこそがおたくのあるべき姿だと思います。いつからか私が自分をおたくと言わなくなったのは、義務感で(周りが見てるからという理由で興味ない作品を)見たくなかったからというのとおたくのコミュニティが広がるにつれただ楽しむ仲間からどちらがよりおたく知識を持っているかを競う戦場になってしまってその戦いに疲れてしまったからです。まぁ私の好きな映画「仁義なき戦い」の岩井さん(梅宮辰夫)から「そんな極楽おたくの世界にはないで」と怒られてしまいそうですが。
> そうした妄想って、大学生くらいまで持ち続けると、
> 無駄に実行力も備わり、具現化させちゃう人も出て来るんですけどね(笑)。
> http://www.youtube.com/watch?v=Ky5Bszw7L5s
この作品はサンバルカンの要素が随所に取り入れられていていいですよね。
サンバルカン関連だとこれも好きです。くだらなくて
http://www.youtube.com/watch?v=-7fLy8k2xwY&feature=kp
> > それではWW2最古の記録で残っている優勝者riskさんや
> > 銀河凡将伝説の上官エリアス司令など、たった今黄泉がえりした方が居ますね
> > 今頃彼らは別の名前を使って何処かに居るのでしょうかね
> そいう意味では、ここで保存・公開されている「過去ログ」というのも、
> ある意味で、「黄泉帰り」のキッカケをもたらすアイテムなんですよ(笑)。
> 今の時代、仮に私のサイトが閉鎖されても、公開されたデータは何処かに保存されてるでしょうし、
> 古い書物がそうであるように、私たちの身が滅んでも、
> 保存されたデータ自体は、数百年の時を越えて生き続けるかも知れません。
> いつか、どこの誰とも知れぬ未来人が、「過去ログ」というタイム・カプセルを開けると、
> 当人たちは既に遠い昔に亡くなっていても、プレー当時の空気感と共にデータの中で黄泉帰るんです。
> ここの過去ログの保存・公開というのは、そこまで考えて行っているんですよ(半分嘘で半分本当)。
> でもまあ直近で言えば、プレイヤー本人が数年後にでも「懐かしいなぁ」と感じるだけでOKです(笑)。
私もかつてのログをみて懐かしんでいます。
> ちなみに昨年、相続の関係で戸籍謄本を取り寄せたのですが、
> 核家族化していない昔の戸籍は情報が豊富で、取り寄せた分だけで結構な家系図が出来ましたね。
> 思わぬ発見だと、曾祖父の弟が日露戦争の二百三高地争奪戦で戦死していた事と、
> 祖父の名前は、その戦死した弟から一文字採られている事が判明しました!!
> その他にも、いろいろと人間ドラマを想像させる情報があって、それだけでも楽しかったです。
> 直系であれば、役所から謄本を遡れるだけ取得できるそうですし(1通450円だったかな?)、
> これだけでも百数十年分は解りますから、自分のルーツに関心がある方にはオススメします(笑)。
やってみようかと思います。しかし、父系でいうと祖父以前は本籍地が山口県なので、郵送になってしまいますね……。 |
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