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[19649] 軍隊の適切な規模と範囲返信 削除
2015/10/2 (金) 19:58:20 徳翁導誉

> > ネーデルランドは軍隊があるなど中途半端な平和主義を持っていたからですよ。
> > 日本も自衛隊を無くせば軍事に予算をかけずに済み、
> > もっと平和になるのですが、防衛利権とはおそろしい。。

> 今でも軍隊がない国はありますが、それぞれ
> ・警察などがその代わりとなっている。
> ・集団安全保障に参加している。
> ・特定の国家に防衛を依存している。
> など様々あります。

自衛隊(軍隊)を無くせば平和にというのも、また極端な話かと。
では仮に、警察を無くせば治安は良くなるのでしょうか?
その対象が国内か国外かの違いこそあれ、
軍隊も、警察も、法に基づき強制力を行使する国家機関、
いわゆる「暴力装置」である事に変わりはありませんからねえ。
警察を無くせば、犯罪が起きなくなる訳ではないのと同じく、
軍隊を無くせば、戦争が起きなくなる訳ではないはずです。
その強制力が拡大しすぎ、軍事政権や警察国家になるのは困りますが、
かと言って、無ければ無いでまた困るのも暴力装置というモノです。
平和を追求するならば、その適切な規模と範囲を探る事こそが重要だと思います。

> そもそもこういう措置をとっているのはカリブ海や南太平洋の小国ばかりなので、
> 日本がやる措置でもないと思います。

たまに思うのですが、GHQの占領統治中に朝鮮戦争が勃発したからこそ、
GHQ側からの命令で警察予備隊が発足し、それが後の自衛隊に繋がる訳ですが、
これがもし、サンフランシスコ講和会議で日本が主権を回復した後に、
2年以上遅れて朝鮮戦争が勃発していたら、その場合はどうなっていたんでしょ?
芦田修正により憲法9条には、自衛権&国際貢献の抜け道が用意されてましたけど、
それを利用し、実際に日本人の手で自衛隊発足(再軍備化)が出来たかは・・・・
if話をしても仕方ないですけど、もしも歴史がそんな展開となっていれば、
良い悪いは別として、それはそれで壮大な社会実験になっていたでしょうね(笑)。
小国ならまだしも、日本ほど大きな国の防衛を他国が全面的に担うなど、
人類の歴史を見ても存在しなかったようなケースですので。

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