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[20417] 雑談(なんとか官兵衛、ponanza再び、五色の虹)返信 削除
2016/10/14 (金) 19:08:30 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん
> はい、私も予告編でテンションが上がりましたよ!!(笑)
> 予告映像を見た限りでは、どうやら大名5人衆は勢揃いしそうですけど、
> 他にもどんな武将が登場するのか、今から凄く楽しみです。
> 大坂の陣の大坂城というのは、本当に様々な武将が同居してましたからねえ。
> 個人的にも、やはり戦国時代だと大坂の陣が一番好きだと、再認識させられました。
> あとは、「やっぱり幸村の名前は使うんだな」とかも思いました。


今週の真田丸で幸村の名前を名乗る前の、きりが信繁をけしかけるシーンがとても良かったですね。
信繁が今まである意味空回りしていたのも、きりがウザいまでに信繁にくっついてきていたのも
全て今回のシーンの伏線だと思うと、とてもとても深く練られている脚本だと思いました。
今までは昌幸や秀吉が主人公でしたが、昌幸が亡くなった後の先週くらいから
やっと信繁が主人公らしくなってきましたね。

某巨大掲示板に以下のような考察がありましたがなるほどと思いました。

> 堺雅人のポーカーフェイスのせいでなかなか表に出てこないけど、信繁にとって
> 次男ゆえに「自分の領地が無い」「兵が居ない」「家臣を持てない」と言うのが
> 心の奥底に根深くコンプレックスとして横たわってるんだよね。
> だから、「兄の影として嘘と策謀だけに生きる」と言う生き方を、本人は望んで
> 歩んできたつもりでも、実は内心は満たされてなかった。
> だから、九度山の10年どころか、おそらく元服した頃からずっと、信繁の本心は
> 閉じ込められたままだったんだろう。
> それをきりによってこじ開けられ、表に暴かれてしまった。
> 己の中の「名を成したい」「一軍を率いて、家康と戦いたい」と言う本心に
> 気付いてしまった以上、もはや閉じ籠ってはいられない。
> …と言うか、これ以上閉じ籠ってたら、きりに対してみっともなくて居られないはず(笑)。


信繁には主人公らしくこれからはもっと内面を吐露してほしいところですね。

> それでも個人的には、もう1話くらい割いて欲しかった所ですけどね。
> 2話だと最初と最後が前後のシナリオとくっついてしまい、
> 十数年に及んだ幽閉生活の長さが、いまいち感じ難かったですし、
> 嫡男・大助のその後を考えると、感情移入できる子育て回も1話はあった方が良かったかと?
> でもまあ、残りの話数が少ない事を思えば、それはそれで仕方ないのかなぁ・・・・
> って、近年の大河が50話だと長過ぎる作品が多かった事を思えば、贅沢な話ではありますが(笑)。


今回も結局は九度山からは出ていかなかったので厳密には3話でしたな(笑)。
まあ、子育て回もあったほうが、「何で現状に満ち足りているのに、九度山の安定した生活を捨てて
大坂に行かなければならないのか」がより強調されたかもしれませんね。

> あと、少し気は早いですけども、年末の総集編がどれくらいの長さになるのか気になる所。
> 「武田信玄」とかは人気作でしたから、総集編も全5話に及ぶ大作でしたが、
> 「北条時宗」とかは人気薄だったので、グッと削って全2話でしたからねえ・・・・
> 大河ドラマって50話前後ある訳ですから、総集編を面白くするにも、それなりの話数は必要なのに、
> 視聴率が低迷している事もあり、近年の大河総集編は短いモノも多いですよね。
> ただ今回は、これだけ人気が出たのですから、武田信玄ばりにやって欲しい所です!!
> 何なら前座で武田信玄の総集編も放送してくれれば、ストーリー的に真田丸にも繋がり面白さ倍増(笑)。


確かにこれだけ世間で話題になっているから、総集編も力を入れて欲しいですね。
風林火山の総集編も確か4話だったので、せめて4話は欲しいですね。

> それと、これは総集編よりも更に先の話になりますけど、
> 新選組!の時みたいに、後日談(土方の最期)をスペシャル・ドラマで見たいですね。
> とは言え冷静に考えると、やはり真田丸の場合は、ちょっと難しいですかねえ・・・・
> もしやるとしても、題材的には、兄・信之を主人公にして「松代転封」くらいしかネタが無さそう?


真田丸のスピンオフとしては、是非とも今回のキャストでの関ヶ原を見てみたいですな。
小早川秀秋はどうして東軍に裏切ったのか(板部岡江雪斎の暗躍?)、
あの本多忠勝の活躍ぶり、石田三成は陣中腹を壊したのか、等々、本編では未回収の伏線もいろいろあるので
見どころはいっぱいあるかと思います。

> でも一方で、木村一基には初タイトルを獲得して貰いたかったですけどね(苦笑)。
> 森下卓もそうですけど、やはり2度3度とチャンスを逃すと、
> プレッシャーに追われて、自らタイトルを遠ざけてしまうのでしょうか?


私も木村一基は好きなので今回はタイトルを取ってもらいたかったのですが・・・
本人にとってはラストチャンスだったでしょうし。
しかし、タイトルを取れないということは、決定的に勝負師としての何かが欠けていたのでしょう。
タイトルを取る、取れないという間には、それほど大きな壁があるのだと思います。

> > 本戦トーナメントで優勝してコンピュータとの2番勝負を戦ってほしいのは、
> > 今のところやはり羽生三冠、千田五段、佐藤名人といったところでしょうか。

> と言う事は、「羽生vs.コンピューターの対戦って、ぶっちゃけ見たいですか?」という
> 前回の問いへの答えは、「イエス」という事で良い訳ですね(笑)。


見たくないという気持ちもありますが、答えは「イエス」ですね。
今現在でも棋界で実力はナンバー1ですし、羽生三冠が衰える前にコンピュータとの頂上決戦を見てみたいです。
前回書き忘れましたが、豊島将之七段も勝ち残っているんですよね。
豊島七段は前回も電王団体戦でソフトに勝っているし、豊島七段、千田五段が優勝すると
ソフト対策を徹底的に研究すると思うので、いい勝負が見られそうです。
羽生三冠、佐藤名人といった棋界の頂点の人たちとコンピュータとの対戦も見てみたいのですが、
ちょうど日程的に電王戦と名人戦が重なってしまうため対ソフトで100%の力を発揮できないのが辛いところです。

#そういえば竜王戦挑戦者変更の結末はどうなるんでしょう?情報が何もでていないので
うかつなことは言えませんが、うやむやに終わらすと将棋界の危機のような気もします・・・

そういえば電王戦のコンピュータ側は去年に引き続いてponanzaに決まりましたね。
日進月歩を遂げるソフト界において、2年連続でトーナメントを優勝するというのはすごいことだと思います。
ponanza作者の山本一成さんですが、数ヶ月前にtwitterで今話題の「技巧」について以下のようにつぶやいているんですよね。

> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月1日
>
> 技巧が公開されました。https://github.com/gikou-official/Gikou
> 今現在、もっともPonanzaに棋力が迫っているソフトだと思います。しかもソースもめちゃめちゃカッコイイです。


> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月1日
>
> 技巧のコード、すごく良いですね。これで二足の草鞋なのですから恐れ入ります。


> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月1日
>
> よいコードに出会い。心が洗われる。


> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月1日
>
> 技巧すごい、楽しい。
> こんなに読んでいて楽しいコードはちょっと記憶にない。


> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月3日
>
> 技巧さんのコード、現代的なC++コードがふんだんに使われていて、結構調べないと正確な動作がわからない記法とかもある。(右辺値参照とか可変長テンプレートとか)
> これが本当の超絶技巧プログラミングってやつか・・


> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月3日
>
> simd命令もよくわからいないやつもあるし。openmpの記法もよく知らないのがある。
> 技巧の作者・・・ 一体何者なんだ・・・


> 山本一成@Ponanza電王 ‏@issei_y  · 6月3日
>
> C++11の規格を全部使ってみましたみたいなコードだ。


これらの一連の山本一成のつぶやきを見ると、将棋ソフトで極めて属人的なんだなぁと思いました。
山本一成さんは実際の将棋でもアマ有段者だし、プログラマーの将棋の強さもソフトの強さに影響しているかもしれません。
以前に、

> 囲碁の世界のAlphaGoは最先端の企業が金と人材を注ぎ込んで作り上げたものですが、
> 将棋の世界のソフトは、あくまで個人がその知能を駆使して作り上げた職人的なものなんですよね。
> そういう意味では、同じソフトでも、AlphaGoと将棋ソフトは
> いわば対極にあるといえるかもしれません。
> そもそも、将棋の世界のソフトは厳密な意味では人工知能によるものではないですし。


と書きましたが、やはりAlphaGoと将棋ソフトは異なる概念のものかと思いますね。
将棋ソフトは開発者の顔が見えるせいか「得体のしれないもの」という印象はないですが、
AlphaGoは今でも「得たいのしれない不気味な存在」です。
最近では小説を自動的に作り出すAIもあるようですが、究極的には「将棋ソフトのコードを自動で書くAI」ってのも
生まれるかもしれません。それこそ、C++コード等のコンピュータ言語を完全に熟知しているAIが究極のコードを書いたときに、
人間が書いたコードによるソフトとAIが書いたコードによるソフトとを対戦させて後者が勝った時点で
人工知能が人間の脳を超えたといえるかもしれないと個人的に思いました。

五色の虹ですが、ウランバートル編を終えていよいよ韓国編に入ります。
建国大学卒業生のそれぞれの数奇な運命に引き込まれていきますね。
来週くらいには読み終わりそうなので、また次回にでも感想を書いてみたいですね。

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