| > すいません、またいろいろ忙しくて所々しか返信できませんが、
> 主にホットな話題についてコメントしてみます。
別に雑談なんですから、まったりテンポでも全く構いませんよ(笑)。
例えばミカエルさんとの雑談なんて、互いに2〜3週間くらいのテンポで、
途中で間が空いても、1年くらい後に普通に再開って感じですしね。
▼ 囲碁電王戦
> 結果は、趙治勲名誉名人が2勝1敗で勝ち越しましたね。
いや〜、なかなか面白かったですよ、囲碁電王戦。
少なくとも第1回よりは、断然楽しかったです(笑)。
どちらか一方が圧勝する訳ではなく、でも実力的にはソフト側が劣っていて、
しかしプロ棋士を相手に初勝利を上げ、しかもこれからドンドン強くなっていく。
これでもし、アルファ碁の存在が無ければ、展開的には最高だったんですけどね(苦笑)。
> 囲碁の世界はよく知らないので、ご指摘の通り趙治勲名誉名人の実力を完全に見誤っていました。
> 晩年の大山永世名人、あるいは還暦を迎えたときの羽生さんといった方が良かったですね。
還暦を迎えた羽生さんかぁ〜、それはそれで特別な味わいがありそう(笑)。
ちなみに第2局の敗戦後、趙治勲名誉名人のコメントが印象的だったので、引用しておきますね。
『 序盤からまずい手を打ち、勝てそうになかった。
途中、少しよくなったかと思ったが、ボクが気づかない手を打たれて…
人間だと(反撃されて)「怖い」とか「痛い」と思うけど、
人工知能はそういう感情がないからドンドン打ってくるよね。
楽しかったですよ。
ソフトが(手に入る程度に)開発されたら、使って勉強したい。
人工知能と一緒に切磋琢磨できれば。 』
http://www.sankei.com/life/news/161120/lif1611200045-n1.html
「ソフトを使って勉強し、強くなりたい」と言うのは、千田五段と同じような考え方なのですが、
それを若手棋士ではなく、還暦を過ぎた名誉名人が発言する所に、私は凄さを感じました!!
「不屈の棋士」を読んだ後だったから、尚更なのかも知れません・・・・
まさに、「老いてなお、気骨ある者は賞すべきかな」という心境ですね。
> それにしても、DeepZenGoはまだアルファ碁とはだいぶ差がありそうでしたね。
> アルファ碁ははっきりと人智を超えた手を打ってきていたようですが、
> DeepZenGoも良手は多かったもののはっきりとした悪手もあったようで。
確かに現時点での実力自体は、Zenよりアルファ碁の方がずっと高いと思います。
しかし、今までの研究経緯から、Zenは人間らしい碁を打ち、アルファ碁は人間外れな碁を打つ為、
Zenの実力は人間にも解り易い一方で、アルファ碁は未知なる恐怖心を抱かせてますから、
そうした心理面も作用して、現実以上に実力差があるように見えてる面も、私はあると思うんです。
人間には理解できない手筋だからと言って、人間を上回る手筋だとは断言できませんからねえ。
ちなみに趙治勲は、三番勝負・終了直後のインタビューで、
囲碁AIの事を、「球速160km/hのノーコン投手」と例えていたらしく、
野球脳な私には、かなりグッと来るモノがありました(笑)。
別に細かいコントロールは無くても(ヨセなどの計算や読みが苦手でも)、
剛速球で抑えられれば良い投手な訳で、球速160km/hとなれば常人の域を超えていると。
しかし、だからと言って、その荒れ球まで「人智を超えた配球」と見てしまうと、
それは流石に過大評価だと思いますし(本当に人智を超えた配球の可能性もありますが・笑)、
逆説的に言うと、剛腕投手だろうが、技巧派投手だろうが、勝てる投手が良い投手なんですよね。
要するに、ソフトにはソフトの得手・不得手があり、人間には人間の得手・不得手がある訳で、
少なくとも現時点では、全てにおいて「ソフト>人間」が成り立つ程では無い以上、
ソフトの不得意分野を突いたり、人間の得意分野を活かしたり、
ソフトから学んで人間の不得意分野を補うなど、可能性はまだまだ広いように思うんです。
そしてある意味では、将棋や囲碁の世界が、その最先端を行っている可能性はあるんですよね。
> 趙治勲が敗れた2戦目も人間側に大きなミスがあったのが勝敗を決したようで、
> 人間側が3連勝してもおかしくなかったですね。
まあそれでも、あの趙治勲を相手に1発入れられたと言うのは、やはり凄い事ですよ(笑)。
それと、これは囲碁ソフトの革新技術となった「モンテカルロ法」の特性なのですが、
大局観が支配する序盤は大の得意ですが、読みが支配する終盤はかなり苦手なんですよね。
ヨセが下手で、勝負手を打てず、劣勢になると無理な手を連発して更に劣勢になど、
こうした傾向は、DeepZenGoも、アルファ碁も、あまり違いはありません。
(と言いますか、モンテカルロ法でない将棋ソフトも、似たような傾向はありますが)
極端に言うと、囲碁ソフトが勝利するには、スタート・ダッシュで逃げ切る必要があるんです。
一方で将棋ソフトの場合ですと、終盤に行くほど間違えなくなる為、
棋士が勝つにはスタート・ダッシュが最善策だと言われており、正反対なのが面白い所(笑)。
でもこれって、コンピューター自体の得手や不得手は変わりませんので、
結局の所、囲碁と将棋のゲーム特性の違いなんですよね!?
同じチャトランガ系のゲームである、将棋とチェスとの比較ならまだしも、
そもそもゲーム性が異なる囲碁と将棋の違いなんて、今までは漠然としか考えませんでしたけど、
こうして「コンピューター」という同じ物差しを介する事で、かなり見えて来るモノがありました。
そしてそれは、囲碁というゲームの本質や、将棋というゲームの本質を、知る事にも繋がる気がします。
この2つの電王戦を通して、それらが朧気にでも見えて来た事が、個人的には最大の収穫だったかも?
各ゲームにおけるプレイヤー気質の違いは、各ゲーム特性に由来するような気もしてきましたしね。
> しかし、3年前からの進歩を考えると、
> あと1年、2年で囲碁のトップ棋士を完全に凌駕してもおかしくないですね。
> こちらのソフトの進歩もこれから楽しみです。
その為にも第3回の囲碁電王戦は、ぜひ来年も開催して貰いたいですね(できれば上半期に)。
でも、まずはその前に、来年の年明け後にはアルファ碁の再戦が予告されているので、
未発表の対戦相手も含めて、注目したい所です!!
やはり一番見たいのは、現在最強と呼ばれる中国の若き天才棋士・柯潔との一戦なんですけど、
共産党政府のネット検閲により、中国はGoogleやYouTubeへのアクセスが遮断されてますので、
Googleが開発したアルファ碁との対戦は、ちょっと望み薄なんですよね・・・・
仮に対戦した所で、YouTubeで対局を中継できなければ、宣伝効果も望めませんし。
そうなると、新たな韓国人棋士との対戦が濃厚なのかなぁ???
日本人棋士・・・というか、井山六冠との対戦となるとスケージュール調整が大変ですが、
現状の日本での囲碁人気を考えると、それに見合うリターンがGoogle側にあるか難しい所ですので。
あと出来れば、将棋電王トーナメントのように、アルファ碁やZenは勿論、
韓国・中国・欧米などのソフトも参加した、コンピューター囲碁の世界選手権を見てみたいです。
100番勝負の総当たり戦とかにすれば、棋譜のデータ収集の面でも面白そうですしね。
局面数の多い囲碁は、それこそ将棋以上に、ソフトの研究で新しい世界が見えて来そうですから。
(可能なら、囲碁AIと複数棋士との一斉同時対戦とかも見たいですけど、それは流石に無理でしょうし)
それと、ここまで囲碁AIが強くなると、囲碁版の「不屈の棋士」も読んでみたくなる所(笑)。
特に囲碁の場合は、将棋とは違って日本国内だけでなく、現状では中国や韓国の方が盛んで、
彼らにとっては突然の衝撃でしたし(欧米人はチェスで、日本人は将棋で既に経験済み)、
一方で囲碁ソフトに目を向けてみると、あの「アルファ碁」はイギリス製であり、
モンテカルロ法で革新をもたらしたのも、実はフランス製の「クレイジー・ストーン」でした。
それを思うと、囲碁版があれば、更に読み応えがある内容になりそうなんですがね(笑)。
・・・って、よくよく考えてみると、コンピューター敗北は将棋や囲碁より先人であり、
その普及度は世界レベルであるチェスの方は、そうした書籍って無いんですかねえ?
英語なら多分ありそうな気がしますが、日本語だと見掛けた記憶がありません・・・・
(20年前の「ディープ・ブルーvs.カスパロフ」を追ったドキュメント本なら、ありますけど)
う〜ん、この辺は、日本の将棋や囲碁には「プロ組織」がある点が、いろいろと影響しているのかも?
▼ 将棋の叡王戦と棋王戦
> 現在進行している棋王戦予選でも千田五段が決勝まで駒を進め、
> 佐藤名人も準決勝まで勝ち上がってきていますね。
> 千田五段としては、叡王戦の決勝も非常に重要ですが、
> 棋王戦で初のタイトル挑戦となるかどうかも注目したいところですね。
叡王戦と棋王戦。
どちらを優先するかとなれば、普通の棋士なら当然、棋王戦の方なんでしょうけど、
「ソフトが教師」「棋力向上が第一」「タイトルは箔付け」と公言する千田五段に限っては、
電王戦に出場でき、最新版ponanzaもゲットできる、叡王戦の方なのかも知れませんね?
もちろん、あの独特な勉強方法で7大タイトルの1つを獲得したとなれば、
若手棋士に与える影響は特に大きいでしょうし、それはそれで面白そう・・・って、
こうして、ほのぼのさんに紹介してもらった事で、千田五段は私にとっても注目棋士の1人に(笑)。
▼ 来年以降の大河ドラマ
> > 先日、2018年の大河ドラマが西郷隆盛に決まったばかりですが、
> > 続いて2019年の大河も、クドカン作品で「東京&五輪」を扱う事に決まったらしいです。
> うーん、2018年の西郷隆盛は楽しめそうですが、
> 2019年の「東京&五輪」は全く想像がつかないですね。
> 誰を主人公にもってくるかが重要になるんでしょうが、
> あえて特定の主人公を置かないという変化球でくるかもしれませんね。
日本が初出場した1912年のストックホルム五輪から、日本開催となった1964年の東京五輪まで、
その半世紀を群像劇で描くとの事なので、誰か1人に焦点を当てる作りでは無いんでしょうけど、
とは言え、これだけの話数の作品だと、ストーリー進行を担う主人公は必要不可欠なはずです。
ですので、いくら群像劇とは言っても「主人公不在」は、まず有り得ないでしょうし、
それに戦後を扱うとなると、時代的に近過ぎるので、実在ではなく架空の人物を主人公にするのでは?
実際、過去に2作品あった戦中・戦後が舞台の大河でも、主人公は共に架空人物でしたし、
あったとしても、朝ドラみたいに、モデルとなる人物が居ての架空主人公が濃厚かと思います。
実在の人物だと関係者が多く存命中であり、何かと創作が面倒になるので・・・・
でも架空主人公だとしても、どんな設定の人物になるか予想するのも面白い所(笑)。
仮に、モデルとなる実在人物を置く場合、一番有力なのは織田幹雄ですかねえ?
1928年のアムステルダム五輪では、陸上「三段跳び」で日本初&アジア初の金メダルを獲得し、
一線を退いて以降は、朝日新聞のスポーツ記者として取材に回る傍ら、指導者として全国を回り、
1964年の東京五輪では陸上総監督を務めた、「日本陸上界の父」と呼ばれる人物です。
(ちなみに旧国立競技場には、ラック内に開場当時からト「織田ポール」という記念碑がありました)
早稲田に進学してからは東京在住だと思うので、もう1つのテーマ「東京」にも合いますし、
地元が広島なので、原爆投下に関しても扱う事が出来ます。
また、戦前の頃から、国内外のスポーツ関係者や各国要人との面識があり、
意外な人物だと、アムステルダム五輪でアメリカ選手団の団長だったマッカーサーとも知り合いで、
戦後のスポーツ再建では、アメリカ人のスポーツ仲間を通して、いろいろ協力を受けていたそうです。
これらの史実に、スポーツ記者としての創作面を強化すれば、他の競技もいろいろ扱えるかと。
1912年の五輪時はまだ小学生ですけど、そのスポーツ記事を読んで興奮し、
スポーツ選手と新聞記者を志すという展開にすれば、物語的にも一応扱えますしね(笑)。
まあ、どうしても初参加のストックホルム五輪から扱う事に拘るのであれば、
こちらは「日本マラソン界の父」と呼ばれる金栗四三が居ますね。
と言うか、初参加時の日本選手団はわずか2名(役員を含めても4名)なので、
五輪選手を主人公にするなら、マラソンで出場の金栗しか居ないと思います(笑)。
五輪出場の後は、箱根駅伝の開催に尽力した人物としても知られており、
箱根駅伝の最優秀選手には、金栗四三杯が贈られていますしね。
で、ちなみに金栗の五輪結果タイムは・・・54年8ヶ月6日5時間32分20秒という驚異の記録に!?
それは何故かと言うと、金栗はレース中に日射病で倒れて、近所の住民に介抱されると、
途中棄権の処理が行われないまま、マラソン競技のレース自体が終了してしまい、
五輪55周年の記念式典の際にゲストとして招待されて、その時に改めてゴールしたからでした。
「長い道のりでした。この間に孫が5人できました」という、ゴール後のスピーチも込みで、
陸上界では世界的にも有名な逸話として、このタイムが残っていたりします(笑)。
> 2017年のおんな城主直虎は今のところ期待できないのですが、
> ちょっと最近の大河ドラマは奇をてらい過ぎているような気もしますね。
奇をてらうと言いますか、21世紀に入って以降、
2〜3年に1度は「女性主人公」にするという縛りが出来てしまい、
題材選びにも苦労しているのが、実際の所でしょうね・・・・
男女平等なんて今の価値観で語られても、歴史的にはどうしたって「男性中心」ですし、
その上で「女性視聴者も楽しめる作品を作れ」というのは、なかなか難題だと思います。
だからどうしても、誰々の妻とか、誰々の妹なんてドラマが量産されてしまうと。
それでもまだ、女性向けに徹してドラマを作れるなら良いのですが、
「従来の男性視聴者も切り捨てない」縛りまで加わると、結果的に中途半端に終わる訳ですね。
・・・って、そう言えば、この辺の話題は、真田丸が始まった時にもした記憶が(苦笑)。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s19901#19901
> もう取り上げるような有名な歴史人物がいないという事情もありますが・・・。
戦国や幕末に拘らなければ、まだまだ有名な歴史人物は多いですけど、
道具の使い回しが出来ないので制作費が跳ね上がりますし、
しかも馴染みの薄い時代だと視聴率も苦戦しそうで、何かと難しいでしょうからね。
それに今や大河は、地方の町おこしと思いっ切りリンクしている現状ですので、
そうした点も踏まえても、やはり戦国や幕末は格好の題材になると。
まあ個人的には、もっとマニアックな題材とかも見てみたいですけどねえ。
全50話分の副題と粗筋を考える「妄想大河」の企画とか、構想した事もあったりします(笑)。
もう歴史Flashとしても作れないでしょうから、こっちの方向でやってみようかなぁ?
▼ 真田丸も残り4話
> いよいよ真田丸もあと4話しか残っていないですね。
> 第47回(11/27) 「反撃」
> 第48回(12/04) 「発火」
> 第49回(12/11) 「前夜」
> 最終回(12/18) タイトル無し
早いですねえ・・・もう残り4話ですかぁ。
近年だと、全50話という話数を持て余す事も多い大河ドラマですけど、
三谷クラスの実力ある脚本家が就くと、やはり違いますね!
こうなると、毎年一律に「1作1年(全50話)」で固定しなくても、
韓国の大河ドラマのように、主人公や脚本家によって話数を変えて、
「半年・1年・1年半・2年」くらいのバージョンがあっても良いかも?
(韓国みたいに全200話とかの作品まであると、さすがに「長過ぎ」となりそうですが・笑)
「琉球の風(6ヶ月)」→「炎立つ(9ヶ月)」→「花の乱(9ヶ月)」と、
1993〜1994年の2年間で、変則的に3作品をやった際は、確かに視聴率的に苦戦しましたけど、
でもまあ題材自体が、「琉球王国」「奥州藤原氏」「応仁の乱」と全てマニアックでしたからねえ・・・・
> 正直なところ、あと4話で大坂夏の陣の終焉までの信繁の活躍をどれくらい盛り込めるのか不安がありますね。
> なんだか駆け足で話が進んでしまいそうで、ちゃんとドラマを描けるのかちょっと心配してしまいますね。
> 今になって思うと、秀吉編を3〜4話削ってでも、大坂の陣をもっと充実させてほしかったところです。
改めて数えてみると、上田編が13話、大坂編が18話、秀吉死後が10話、大坂の陣が9話ですかぁ。
確かに全話通してのバランスを考えた場合、大坂編の数話分を大坂の陣に回した方が良かったと思いますが、
しかし一方で、今回話数を調べた際に見つけた記事↓を読むと、これはこれでアリかな?という思いにも(笑)。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/10/23/kiji/K20161023013584180.html
考え様によっては、真田信繁の人生における最後の半年間に9話(全体の2割)も割いてる訳ですし、
「史実から逆算せず、その時その時を全力投球」とか、
「この4部構成は、信繁の人生の四季を表してる」とか言われてしまうと、
「五色の虹」の時の話じゃないですけど、青年期・壮年期の青春時代が分厚くなり、
中年期・更年期は駆け足になってしまうのも、解らなくは無いかな?とも(笑)。
それに結局、大坂の陣においても、合戦部分よりもドラマ部分を重視して描かれているので、
心配するとなれば、ドラマ描写の不足よりは、合戦描写の不足になってくると思いますしね。
> > ロケは凄く頑張ってましたけど、もうちょっとCGを上手く活用して、迫力を出して欲しかったです。
> > (まあ、CG協力がコーエーだと、その辺の演出は難しいだろうとは思っていましたけど)
> あとちょっと残念なのは、家康側は20万とも30万ともいわれる大軍を動員しているのに、
> 数の脅威がドラマ中で描かれていないところですね。
> 大坂の陣は、あれだけの大軍相手に戦うのが魅力の一つなのに、なんだか戦闘がしょぼいせいで
> 信繁の活躍も見劣りがしてしまうように感じるのは残念なところです。
そう、そうなんですよね!!
撃退された敵兵が逃げたり、それを真田軍が追ったりなど、地平線が映るシーンの時、
遠くに大軍勢のCGが加わるだけでも、随分と印象が変わったと思うんです。
その辺の演出は、正直残念な所ではありました・・・・
> > > > あと、少し気は早いですけども、年末の総集編がどれくらいの長さになるのか気になる所。
> > > 確かにこれだけ世間で話題になっているから、総集編も力を入れて欲しいですね。
> > > 風林火山の総集編も確か4話だったので、せめて4話は欲しいですね。
> > もし4話構成で行くなら、「上田編」「大坂編」「秀吉死後」「大坂の陣」って感じでしょうか?
> > あと、「新選組!」の時にやって好評だった、主要キャスト陣による座談会を今回も要希望!!
12月の月間番組表を確認したところ、真田丸・総集編の放送時間は、
「30日 午後0:15〜4:35(ニュース中断あり)」となってました。
この感じだと、恐らく「60分×4話」って感じになりそうですかねえ?
まあ真田丸は4部構成だそうなので、4話だとピッタリ嵌りますし。
ただ、それだと20分くらい余りますし、ニュース中断は10分くらいでしょうから、
残る10分で、さすがに座談会は無理でも、特典映像を挟んで来る可能性はありそうかも?
▼ 大坂の陣ゲーム案
> > 「コマンド制」を選んだ場合には、自由な戦略性を確保する為に、
> > ゲームの開始年を戦争勃発の直前ではなく、例えば関ヶ原終了後からとかにして、
> > 扱うマップの範囲も大坂周辺だけでなく、日本全土を対象としても良いでしょうね。
> > 具体的には、豊臣秀頼や徳川家康だけでなく、有力な大大名にもプレイヤーが入るようにして、
> > 伊達政宗なら、娘婿の松平忠輝を擁しつつ、隙あらば天下を狙ったり、
> > 加藤清正なら、豊臣家を守るべく豊臣恩顧の大名を集結させたり、
> > 結城秀康なら、実弟・秀忠と義弟・秀頼の間を取り持つべく動いたりなど、
> > 様々な歴史的ifシナリオの展開を、自由にデザインできるようにする訳ですね。
> > まあ、それ考えると、いっその事、徳川本家と豊臣家はプレイヤー担当から外してしまった方が、
> > いろいろなシナリオを描けて、ゲームとしては面白くなるかも知れませんね?
> コマンド制の場合、どうしても徳川家康、豊臣秀頼を担当するプレーヤーの負担が
> 半端なく大きくなってしまうような気がします。
> 実際にこれらの両巨頭はほとんどの大名と通信を行う必要があるわけで、
> これが例えば2週間以上続くとなると実生活に悪影響を与えるくらいにキツイと思います。
> 冷戦戦場とかでもそうですが、超大国2国対戦型にした場合、
> 両方プレーヤーが真剣に取り組めば面白いセッションになりますが、
> どちらかのプレーヤーにやる気がなかったり、途中で脱落したりすると、
> それまで真剣にやっていた他プレーヤーはがっかりしてしまうでしょう。
その辺を考慮すると、前述のように、徳川本家と豊臣家をプレイヤー担当から外したり、
銀英大戦のように、「徳川vs.豊臣」の1対1方式にするかでしょうね。
多人数か? 1対1か? どちらを選ぶかによって、適したシステムも変わってきますし。
あとは変則的な方法ですけど、豊臣方は大坂七将(最大7人)による武功レースで、
徳川方は家康担当の1人という、「1対多数」という形も、やろうと思えば出来ると思います。
銀英大戦は個人戦と団体戦があるので、大坂城周辺のHEXマップを作り、
徳川方を個人戦仕様、豊臣方を団体戦仕様にする事で、実現できそうですしね。
この場合ですと、規定のターン数内に大坂城を落とせば、家康の勝利で、
その条件を満たせないor家康が戦死した場合は、武功レースの1位が勝利って感じですね。
家康担当は作業量が多いものの、物量で圧倒できるので、「俺TUEEE」気分が味わえますし(笑)、
家康担当が未熟であっても、途中離脱さえしなければ、武功レースの展開が熱くなります。
また、家康は徳川軍を1人で動かせるので、交渉通信の負担は掛からないで済むと。
簡単に言ってしまえば、要するに家康プレイヤーは、ボス・キャラ担当って訳ですね(笑)。
> > 仮に「シナリオ制」を選んだ場合には、個人的には「カードゲーム」するのが良いと思います。
> > 各カードには豊臣方・徳川方・中立勢などの人物が描かれており、
> > その人物の影響力に応じた数字が、カードに記載されているとします。
> > シナリオ制で、コマンド選択を行うと、最適な行動に固定化してしまいがちですが、
> > プレイヤーの行動をカードで縛る事で、そこに選択性とゲーム性が生まれる訳ですね。
> そういう意味では、どちらかというとコマンド制よりも
> 「カードゲーム」のシナリオ制の方がCGIゲームとしては面白そうな気がしますね。
> ドラマ「真田丸」の雰囲気を楽しめるのもシナリオ制の方だと思いますし。
ちなみに、この「シナリオ制」というのは、どれくらいの感じで想定されているのでしょうか?
例えば史実では、冬の陣に、翌年の夏の陣と、2度の戦いが起きている訳ですけど、
史実の展開に沿うように、基本的には途中で停戦が入るようなシナリオ構成にするのか?
イベント・カードの使用で停戦が起きる感じで、プレイヤーにシナリオ構成を担わせるのか?
その辺の匙加減次第で、ゲームの作りとかも、いろいろ変わってくるでしょうしね。
> そうですね、「カードゲーム」のシナリオ制にした場合でも、グラフィック表現(ゲーム画面)は重要ですね。
> やはり何もないと味気ないので、マップのある形の方が見栄えがよさそうですね。
カードゲーム&シナリオ制であれば、各カードのデザインに拘りつつ、
シナリオの場面に応じて背景やバナーを替えれば、そこまで見栄えも悪くはならないかと?
トップページにある戦国武将カードとかも、元々はカードゲーム化も考えてのモノでしたしね(笑)。
ただ大坂の陣の場合、豊臣方の牢人衆は肖像画のない武将も多いでしょうから、
徳川方・豊臣方・中立でカードの背景色を固定して、あとは家紋と活字で表示って感じかな?
武将の格に応じて、5種類くらいの武将影絵パターンを用意できれば、雰囲気も増すでしょうし。
> そうなると、エリア式や拠点経路式で少なくとも関東〜近畿まであるようなマップになる感じでしょうか。
HEXマップの場合だと、北は京都・南は岸和田・東は大津・西は尼崎。
エリア式の場合だと、北は北ノ症・南は和歌山・東は名古屋・西は姫路。
拠点経路式の場合だと、日本全土でしょうか(不如帰の大戦場を使い回し?)。
基本的には、どの方式も同じなんですけど、やはり適したサイズはありますからねえ。
そして、選択するシステムに応じて、どのサイズかも決まってくると。
> あとはドラマの真田丸にこだわってしまうとどうしてもミニマムな視点になってしまうが、
> あくまで真田丸にあるような大坂方の浪人五人衆視点の戦術ゲームにするか、
> それとも大坂の陣をもっと俯瞰的に捉えるゲームにするかで、ゲームの構想が変わってきますね。
「真田丸」自体、あと1ヶ月もすれば終わってしまうドラマですから、
なので私の方からは、真田丸ゲーム案ではなく、「大坂の陣ゲーム案」と書いてる訳ですね(笑)。
まあ個人的には、作品の世界観を表現するのも面白い試みだとは思うものの、
実際に作って運用する事を考えた場合、そうした拘りは間口を狭める事に繋がりますので・・・・
って、その辺の事まで考えるなら、来年の大河も戦国時代ですし、
群雄が割拠する永禄・天正の頃を舞台に選ぶのが、最も無難ではあるんですけどね。
「信長の野望・武将風雲録」あたりを多人数ゲーム化するだけでも、普通に楽しいでしょうし。
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