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[20677] おんな城主直虎・PPAP・大石恵三・三浦九段の名誉回復・機能美と様式美・謎の囲碁棋士「Master」返信 削除
2017/1/3 (火) 23:30:48 ほのぼのさん

年も明けたということで、新たなスレッドを立ててみました。

▼おんな城主直虎

2017年大河ドラマの最初の発表があった頃は全然期待していなかったのですが、
今はけっこう期待感があります。とりあえず始めの数話は見てみようかと。
どうしても多くの人の見る目は昨年の「真田丸」との対比になってしまうと思いますが、
良い意味で事前の予想を裏切ってくれることを期待しています。
「戦国の世を生き延びる」という意味では真田丸第一章(第一次上田合戦まで)と同じですが、
このテーマにリアリティを持たせることができれば主人公への感情移入が深まるのではないかと思います。

> P.S.
> 最後に、今年の大河が終わったという事は、来年の大河が始まる事とイコールであり、
> 大河ドラマの題材になると、新たに史料が発見されて、研究が進むメリットもある訳ですが、
> 放送開始の直前で、この新発見はちょっと痛いかも!?(笑)
>
> 『「おんな城主直虎」は男だった? 大河主人公に新史料』
> http://www.asahi.com/articles/ASJDB62T9JDBPLZB00K.html


ははは、確かにドラマ開始直前に大きな爆弾がきましたね(笑)。
主人公にほとんど知名度がないというのがせめてもの救いでしょうか。
直虎の一生をほとんどの人が今まで全く知らないからこそ、いかようにも脚本に創意工夫を盛り込むことができるでしょうし。

▼PPAP

昨年末の紅白ではピコ太郎が大活躍でしたね。
新作が始まった途端にニュースに切り替えられたのもネタ的には美味しいですし、
何よりPPAPと第九合唱団との共演にはびっくりたまげました。
(ピコ太郎の真後ろの合唱団の人が笑いをこらえていたのが印象的でした)

PPAPがなぜこんなに流行したかというと、やはり子供への影響力が大きいですね。
うちの子供たち(幼稚園児〜小学生低学年)も毎日のようにPPAPやってますし。
ただ、大人からすれば単調すぎるので飽きられるのも案外早いような気がします。
それこそ今年の夏ころには流行も終わるのではと予想しておきます(8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のように・・・)。
まあPPAPに限らず、リズムネタコントの宿命でもありますが。。。

リズムネタコントだと、個人的には2011年キングオブコントの決勝に登場した
2700の「キリンスマッシュ」が一番好きですね。
いつ観てもくすっと笑ってしまいますね。
https://www.youtube.com/watch?v=i1YSbQjdNMw

どう面白いのか説明しろと言われても説明できないのですが、何故か中毒性のあるコントです。
(当時も賛否両論があったので面白いと感じない人には意味不明なコントだったでしょうが)

▼大石恵三

> ♪ I have a 恵    I have a 石塚   アーン ホンジャマカ〜
>    I have a 三村  I have a 大竹   アーン バカルディ〜
>    ホンジャマカ〜 バカルディ〜   アッ 「大石恵三」 半年で打ち切り


いやあ、当時は裏番組の電波少年を観ていたので、大石恵三は全くノーチェックでしたが
去年の年末にホンジャマカ2人が登場したバラエティ番組では、当時は全く実力不足だったと恵が振り返っていましたね。
大石恵三は関東若手の2組にとって大きな挫折でしたが、その後の歩みが好対照ですな。
ホンジャマカの2人は、自分たちのお笑い芸人としての仕事よりも、世間から求められる仕事を大切にし、
それぞれピンでの司会者、グルメレポーターとしての資質を開花させていく。
大石恵三が打ち切りになった直後に、大竹まことが恵に言った
「どんなにやりたい仕事でも『やってください』といわれなくてはできない。
どんなにやりたくない仕事でも『やれ』と言われればやる」
「自分の人生は自分たちで決められるわけじゃない」
という言葉が印象的でしたね。
一方、さまぁ〜ずの2人は大石恵三の打ち切り後もひたすらお笑いの道を歩むことになります。
再びお笑い芸人として脚光を浴びるのは内村光良によりバカルディから強制的に改名させられた後ですが、
90年代は不遇の時期を過ごしながらもひたすらお笑いの実力を蓄えていったんでしょうね。
さまぁ〜ずに限らず、雨上がり決死隊、くりぃむしちゅー等の「ミドル3」世代は
90年代はネプチューンを除いていずれも不遇の時代を過ごしていますね。
(それだけ、ダウンタウンやウッチャンナンチャン等の第三世代の力が当時は強かったのでしょう)。
例えばの話ですが、しゃべくり007でチュートリアルの代わりにさまぁ〜ずが入っていたら、
それはそれは濃い番組になっていたのでしょう。濃すぎて胸やけをおこしそうなので、
チュートリアルのような「薄いコンビ」がうまく調和しているんでしょうかね。

▼三浦九段の名誉回復

年末の第三者調査委員会の発表から急激に話が動きましたが、
三浦九段のほぼ白が認められ、将棋連盟が謝罪するという流れに話が進みましたね。
濡れ衣を着せられていた三浦九段の名誉回復に向けて第一歩が進められたのは良かったですね。
それにしても拙いのは将棋連盟の対応でした。
世間の多くの将棋ファンは将棋連盟に対して強烈な不信を残したわけで、
三浦九段への補償とともに、将棋連盟が信頼を回復していくのは容易ではないと思いますね。
(とりあえず、将棋連盟の反対にもかかわらず上州将棋祭りに三浦九段が登場したというニュースに
多くの将棋ファンは救われたのではないでしょうか)
渡辺竜王も現時点で第三者調査委員会の発表に対して何ら声明を発表していないわけで、
「竜王返上」くらいでは世間の非難は収まらないような気がします。

▼機能美と様式美

> う〜ん、この「美しさ」の正体って何なんですかねえ?
> 美しさというモノを考えると、大雑把に「機能美」と「様式美」に分けられると思うんです。
> 言い換えれば、前者がサイエンス的な美しさであり、後者がアート的な美しさですね。


確かに言われてみればそうですね。
我々が「洗練されたもの」と感じるのは、「過去の膨大な記憶」と「身体的な反応」の2つから構成されるという説には納得させられました。

将棋でいうと、「穴熊囲い」というのは王将を一番隅っこに寄せてそれを金銀で守るので
一見「機能美」のように感じるんですよね。
実際に穴熊の勝率はプロでも高いので、隙あらば穴熊に囲おうとするし。
それに対し、居飛車穴熊破りの戦法として藤井九段が編み出した「藤井システム」は、てっきり「様式美」と思っていましたが、
よくよく考えるとこの戦法も「機能美」なんですよね。穴熊囲いを破るのに最も合理的な手をして編み出されたのが藤井システムなわけで、
究極的には美しさよりも機能を求めているわけですね。

別の例でいうと、アマチュアは振り飛車を好む傾向がありますが、トッププロになればなるほど居飛車党になるわけでして、
これも広義の意味では「居飛車は機能美で振り飛車は様式美」といえそうですかね。
ちなみにプロがソフトと戦うときに、振り飛車だとほぼソフトに勝つことができなくて、まだ居飛車のほうがましだという
話を聞いたことがありますが、ソフトの進化によりこのあたりの識別がなされるようになるんでしょうかね??

▼謎の囲碁棋士「Master」

と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/03/news011.html

あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
(井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)
噂によると、「Master」はあのアルファ碁という話もあるようで・・・
マンガ「ヒカルの碁」を地でいくような展開に、今後も目が離せないですね。

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