▽ 2017/1/12 (木) 20:50:41 ▽ 徳翁導誉 |
| > 年も明けたということで、新たなスレッドを立ててみました。
一応、旧スレッドのリンクも貼っておきますね↓
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r20313
久しぶりの返信となるので、またまた長文です(笑)。
▼ サッカーW杯、出場枠を32ヶ国から48ヶ国に拡大
今年はWBCイヤーだなぁ・・・とか思っていのに、いきなりサッカーの話題が(笑)。
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21802
まあ、規定路線として既に情報は出ていたので、「ついに決まってしまったか」って感じですけど、
やはり正式に「16ヶ国(1.5倍)の出場枠拡大」が決定されると、それなりに強い衝撃が!?
お祭り気分が高まるのは嫌いじゃないですけど、同じく枠拡大をした昨年のEUROを見てしまうと、
大陸選手権は16ヶ国、ワールドカップは32ヶ国が、レベルを維持する為には限度な気が・・・・
(逆にアジア杯などは、まずは盛り上がって欲しいので、枠の拡大に大賛成だったり・笑)
とりあえず2026年大会から、グループリーグを「3ヶ国×16組」にしてPK戦を導入し、
各組2位以上の32ヶ国で、決勝トーナメントを行う草案が出されており、
大陸枠は「欧州16、アフリカ9.5、アジア8.5、南米6.5、北中米6.5、オセアニア1」とも?
でもまあ48ヶ国では数字的にアンバランスですから、64ヶ国になるのも時間の問題でしょうね。
・・・って、再拡大は20〜30年後の話でしょうし、私なんて生きてるかも微妙な所ですけど(苦笑)。
▼ おんな城主直虎
> 2017年大河ドラマの最初の発表があった頃は全然期待していなかったのですが、
> 今はけっこう期待感があります。とりあえず始めの数話は見てみようかと。
> どうしても多くの人の見る目は昨年の「真田丸」との対比になってしまうと思いますが、
> 良い意味で事前の予想を裏切ってくれることを期待しています。
まあ私は大河ドラマの視聴が習慣化してるので、どっちみち見るんですけどね(笑)。
1987年の「独眼竜政宗」から、2011年の「江」までは、批評ページでレビューも書いてますし、
(「真田丸」もあった事ですし、余裕があれば、ここ5年分のレビューを追加投稿したい気も?)
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/review/hihyou.cgi?mode=saiten_jump
歴代最低の視聴率を記録した「平清盛」や「花燃ゆ」だって、何だかんだで全話見てますので。
特に平清盛なんかは、視聴率は苦戦しても、後半からは そこそこ面白かったんですよ。
って、やはり全50話もあると、途中から視聴というのは何かとハードルが高く、
視聴率的に、どうしても右肩下がりになってしまうのは、致し方ない事なんでしょうが・・・・
> 「戦国の世を生き延びる」という意味では真田丸第一章(第一次上田合戦まで)と同じですが、
> このテーマにリアリティを持たせることができれば主人公への感情移入が深まるのではないかと思います。
題材が題材だけに、個人的には今川義元の描き方が気になる所ですかねえ?
近年では流石に少なくなりましたが、桶狭間の結果と信長贔屓から、
どうしても今川義元は「バカ殿」のイメージが流布されてしまっていますけど、
今回は春風亭昇太の義元が思いのほか良さそうで、ちょっと期待してしまいます。
(って、本業での多忙さを考えると、昇太の出番はあまり多くないのかな?)
また、役者陣の方から見ると、井伊家の家老を務めた小野父子が吹越満&高橋一生なので、
この2人が上手く活きてくる様だと、ドラマとしても面白くなるんじゃないでしょうか?
あと第1話の感想としては、何より3人の子役の好演が印象に残りましたね。
子役の方から、後に出てくる役者の方に、キャラを寄せてるのも面白かったです(笑)。
あそこまで子役が寄せてくれれば、成長後の役者にもスムーズに移行できるかと。
近年の大河では「主演は全話出す=子役は2話まで」という縛りがありましたけど
今作では子役を4話まで使うそうで、その点も良い事だと思います。
主人公の人生を描く上で、幼少期をスッ飛ばしてしまうのは、ドラマとしても薄くなりますし、
だからと言って、江みたいに主演者に子役相当の時代まで演じさせるのもキツいので(苦笑)。
・・・って、歴代最高の視聴率を記録した「独眼竜政宗」なんて、
主演の渡辺謙が登場するまで2ヶ月を費やしましたから、制作上の都合も解りますが、
単純にドラマ作りの面で考えれば、人格が形成される青少年期はもっと長くて良いくらいかも?
それと最後に、まあ南北朝好きとしては、
南朝方として宗良親王を奉じて井伊谷で戦った井伊氏と、
北朝方であり足利一門である今川氏との複雑な歴史関係も、
作中で触れてくれれば、個人的には嬉しいのですが・・・やはり無理でしょうね。
ただ、2年続けて戦国モノなので、そういう意味でも少し箸休めも欲しい所。
2018年は維新150年で「西郷隆盛」、2019年は東京五輪前年で「東京&五輪」だそうですが、
2020年は日本書紀1300年という事で、古代史でもやってくれませんかねえ?(笑)
良いか悪いかは別として、昨今は愛国ブームですし、神話を扱いやすい環境下にはあるかと。
▼ 三浦九段の名誉回復
> 年末の第三者調査委員会の発表から急激に話が動きましたが、
> 三浦九段のほぼ白が認められ、将棋連盟が謝罪するという流れに話が進みましたね。
> 濡れ衣を着せられていた三浦九段の名誉回復に向けて第一歩が進められたのは良かったですね。
> それにしても拙いのは将棋連盟の対応でした。
いや〜、それでも私は、「実質上のシロ判定」を下した第三者委員会の発表と、
「来期のA級保障」と「金銭補償」を決めた連盟側の決断には、正直驚きましたけどね。
個人的には「望まれる最低ライン」を、まさにこの3点に置いていましたが、
連盟も、第三者委員会も、そこまでは踏み込めないだろうなぁ・・・と予想していたので。
逆に言えば、この3点をキッチリ押さえて来たと言う事は、
第三者委員会の構成が司法のプロでしたから、その提言を素直に聞き入れたんでしょうね。
もちろん、今回の一連の対応は「稚拙」としか言い様の無いモノだったものの、
それでも組織の論理と、日本的なムラ社会の特性を考えた場合、
押し切ったり、誤魔化したりなど、もっと醜い結末に終わる例も現実的には多いだけに、
私は却って、連盟と会長を見直しました(謝罪会見を音声&写真のみにしたのは悪手でしたが・苦笑)。
自ら非を認めるか、公権力の介入がない限り、基本的にメディアは組織の過ちを責める事はしない以上、
こうして連盟側が目に見えるケジメを付けたからこそ、情報番組でも、あれだけ報じられたのだと。
って、日米両首脳の真珠湾慰問のニュースに先んじて扱われたのは、さすがに驚きましたけどね(笑)。
「藤井聡太×加藤一二三」戦もニュースで扱われましたけど、その報道量はまさに段違いでした。
> (とりあえず、将棋連盟の反対にもかかわらず上州将棋祭りに三浦九段が登場したというニュースに
> 多くの将棋ファンは救われたのではないでしょうか)
そもそも何故、連盟側が三浦九段の出席を取り消したのかが意味不明なんですよね?
処分内容の通りでも昨年いっぱいの出場停止ですから、新年のイベント参加は問題ないはずで、
処分を受けた事を理由に、主催者側から出場要請を辞退させたなら、最初から名前が無いはずで、
それなのに、第三者委員会の調査発表がある直前に、三浦九段の出席を取り消すなんて・・・・
もうこれは、組織的に何らかの確固たる意思があり働いたというより、
個々がバラバラに忖度と事なかれ主義で動いた結果、
最悪な結末に進んで行くという、見本のようなケースかも知れません。
まあ結局、それだけ組織としてグダグダだって事なんですよね(苦笑)。
とにもかくにも、こうして三浦九段の復帰への道筋が出来て良かったです。
> 渡辺竜王も現時点で第三者調査委員会の発表に対して何ら声明を発表していないわけで、
> 「竜王返上」くらいでは世間の非難は収まらないような気がします。
非公式ではあるものの、一応、週刊文春の新春特別号で、
渡辺竜王は「今回の行動を後悔していない」と、短く答えてはいましたよ。
文中ではそれに続けて、渡辺竜王の友人でもある文春の将棋記者が、
「第三者委員会は将棋を知らない素人の調査で、プロ棋士から見ればクロだと解ってる」
みたいな感じで、記事をまとめる格好にはなっていました。
ただ、最初はあれだけ大騒ぎしたのに、最後は一応 両論併記の半ページでしたから、
一方的な勝利宣言だけしてトンズラという形で、文春側としては撤退なんでしょうね・・・・
「一日も早く三浦さんが復帰して、将棋界がいつも通りに戻ることを願っています」という
新年一発目の行事での羽生三冠のコメントで、もう今回の件は落着の格好じゃないですかねえ?
もちろん、渡辺竜王には道義的な責任はあると思いますけど、それだけで裁けるモノじゃないですし、
道理を無視して感情的に処分しては、それこそ三浦九段を処した悪例を再び繰り返してしまいますので。
まあ個人的には、少なくとも反省くらいはして欲しい所ですけど、
私的利益を公的利益と無自覚に脳内変換し、責任感や罪悪感も皆無なまま、他者を叩いて悦に入るのは、
今の日本社会に蔓延する風潮ですから、渡辺竜王個人がどうこうで済まない話なんですよね(泣)。
暴走する無責任な正義感によって起きるバッシングは、今や日本社会の全体を覆っているので・・・・
例えば、災害時にデマを信じて拡散し、「自分は良い事をした」と満足しているタイプは、
その事を責められても反省などせず、逆に相手を責め立てて再び悦に入り、留まる事を知らないと。
モンスター・ペアレンツの存在とかも、単純に「自分さえ良ければ」と身勝手なのではなく、
こうした都合の良い正義感を背景とした 無自覚が故の暴走にある事に、昨年ようやく気が付きました。
> > う〜ん、この「美しさ」の正体って何なんですかねえ?
> > 美しさというモノを考えると、大雑把に「機能美」と「様式美」に分けられると思うんです。
> > 言い換えれば、前者がサイエンス的な美しさであり、後者がアート的な美しさですね。
> 確かに言われてみればそうですね。
> 我々が「洗練されたもの」と感じるのは、
> 「過去の膨大な記憶」と「身体的な反応」の2つから構成されるという説には納得させられました。
「また理屈っぽい話を」とか、実は思われてません?(笑)
「なんで? どうして?」という幼稚園児みたいな考えが、いい年して未だに収まらない私は、
あれこれ理由を知りたい気持ちが強い一方、それを表に出すと嫌がられるのも理解しているので、
日頃は相手を選び、こうした話をあまりしないのですが、ほのぼのさんは大丈夫ですかねえ?
> 将棋でいうと、「穴熊囲い」というのは王将を一番隅っこに寄せてそれを金銀で守るので
> 一見「機能美」のように感じるんですよね。
> 実際に穴熊の勝率はプロでも高いので、隙あらば穴熊に囲おうとするし。
ただ、私みたいな縁台将棋レベルだと、穴熊は固過ぎて「美しくない」という認識に(笑)。
穴熊は防御力が高く、その分だけ勝率も高くなるのは解るんですけど、
打ち合わないボクシングみたいなモノで、それでは将棋を指していても楽しくないと!!
要するに、「ガチガチに守りを固めるなんて、粋じゃない」という素人的な美意識ですね。
(ラリーを楽しむ温泉卓球でスマッシュをかまし、顰蹙を買うような感じでしょうか?)
もちろん、プロ棋士の対局にまで、そんな戦いを求めている訳ではありませんが。
> それに対し、居飛車穴熊破りの戦法として藤井九段が編み出した「藤井システム」は、
> てっきり「様式美」と思っていましたが、よくよく考えるとこの戦法も「機能美」なんですよね。
> 穴熊囲いを破るのに最も合理的な手をして編み出されたのが藤井システムなわけで、
> 究極的には美しさよりも機能を求めているわけですね。
そうですね、私も機能美に属すると思います。
そして、そこにアート的な美をも見出しているのであれば、
それは飛行機や自動車の流線形に、アート的な美を感じるのと同じ構図かと。
究極的に言うと、将棋や囲碁は「解」の存在する数学ですので、
有効性のある手に美を感じるなら、それはやはり機能美なんじゃないですかねえ?
と、升田幸三賞を受賞した藤井システムの話で、ふと思い付きましたけど、
将棋史に残る今回の渡辺竜王の盤外戦術には、「大山康晴賞」を与えても良いのでは?
いや、でも、「将棋界の寿命を300年縮めた男」という意味では、やはり升田幸三賞?
な〜んていう皮肉を言いつつ、この話を〆たいと思います(苦笑)。
▼ 謎の囲碁棋士「Master」
> と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
> 謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
> http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/03/news011.html
> あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
> ↓↓↓ 追記 ↓↓↓
> 本当かどうかはわかりませんが、謎の囲碁棋士「Master」は
> 囲碁サイトで世界ランク1位の柯潔さんにも勝利したという噂があるそうで。
> これでMasterは世界のトップクラスの囲碁棋士にことごとく勝利して50連勝らしいです。
> http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/04/news040.html
> それにしても、つい1年半前は囲碁ソフトはプロ棋士に全く敵わなかったのに、
> ソフトの進化の速さには驚かされるばかりです。
> ↓↓↓ 追記 ↓↓↓
> 更に追記ですが、謎の囲碁棋士「Master」はあのアルファ碁の進化版だったようです。
> 囲碁の世界でもソフトの進化がとんでもないことになっていますが、
> それに対してプロ囲碁棋士が紳士的態度で真剣に臨んでいるところにとても好感を持てます。
いや〜、耳が早いですねえ(笑)。
本当にこの年末年始は、激変なんて言葉じゃ片付けられないほど、囲碁界は激変でした!!
(仮に将棋界に例えれば、正月3が日で名人&A級棋士が全滅を喰らったような状況です)
囲碁は舞台が国際的なので、若手棋士のネット参戦は日常化してますけども、
ネットに疎いベテラン棋士などだと、今ごろ遅れて事態を知るような状況じゃないですかねえ?
もちろん、リアルタイムで歴史の転換を感じられた事にも興奮しましたけど、
まったりと正月を過ごし、新年が明けてみれば、囲碁界の風景が一変している訳で、
そんな浦島太郎状態に陥って、ポカ〜ンとなってるベテラン棋士の姿を想像できるのも面白い所。
おかげで、大晦日に行われた年越し電王戦「合議制マッチ」の事は・・・完全に忘れてました(苦笑)。
でもまあ、日本No.1の井山裕太、中国No.1の柯潔、韓国No.1の朴廷桓をはじめ、
世界ランク上位陣が軒並み薙ぎ倒されてる様は、驚きをも超えて、もう既に爽快感さえあります。
あの3月のイ・セドル戦から、まだ1年経っていない上に、
わずか2〜3日で、世界のトップ棋士が一同に撫で斬りにされた訳ですからねえ・・・・
去年の正月に戻り、この事実を伝えても、きっと誰も信じてくれないと思いますよ(笑)。
もう本当、単に囲碁界だけの話でなく、AI研究がこのレベルまで来たんだなぁ、と実感します。
しかも今年は新年早々、こんなニュース↓までありましたしね。
『量子コンピューター実現に不可欠な技術開発 東大』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170103/k10010828021000.html
これでハード面まで異次元に進化したら、本当に人類社会はどんな変革を遂げるんでしょ!?
> (井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)
如何に早碁とは言え、トップ棋士を相手に60連勝とかされてしまうと、
正直な所、2子のハンデでも厳しい印象が・・・・
ところで2子といえば、Zenもあの趙治勲戦の後、
アマ王者や新人プロを相手に、2子を置かせて勝利するなど、ジワジワと実力を高めていましたけど、
もうこうなってしまうと、3月開催の「ワールド碁チャンピオンシップ」も一気に茶番化(苦笑)。
朝日新聞の正月3日号でも、「棋界vs.AI、勝負の年」と題して、
囲碁の井山六冠と、将棋の佐藤名人のインタビュー記事が並んで掲載されたのですが、
こんな展開は想像できないでしょうし、仕方ないですけど、読んでて微妙な気分を味わいました。
そもそも、この年末年始にネット囲碁へ現れたスーパー人工知能は、
アルファ碁の最新版であると明かされた「Master」だけでなく、
現在の世界No.1棋士である柯潔を相手に五分の戦績を残した「刑天」や、
Zenを子供扱いするかのように一蹴した「God Moves」など、短期間にボコボコ現れたんですよね!?
ちなみに柯潔はMasterと対戦する前、自らは刑天に敗れ、井山もMasterに敗れた事で、
「刑天はイ・セドル戦時のアルファ碁と同レベルで、Masterはそれよりも強い」と評していましたし、
昨年を締め括る言葉として、年越し間際にこんなコメントを残していました。
「人類が数千年を掛けて築き上げた戦略を、AIは『間違っている』と指摘しているのかも知れない・・・・
もしかしたら我々棋士は、未だ誰1人として囲碁の真理に近付けていなかったのではないか?
しかし私たちは、この全く見た事のない新しい世界を、AIと共に進んで行かなくてはならない。
もうじき世界を嵐が襲う!!
その中で私は、全身全霊の知恵を振り絞り戦い続けるつもりだ」
う〜ん、幾ら囲碁は強くても そこは18歳の少年なので、何だか香ばしいポエム調ですけど(笑)、
でもまあ、だからこそ、ほとばしる若さと大きな不安が胸を打つ 名文なのかも知れません。
> 噂によると、「Master」はあのアルファ碁という話もあるようで・・・
まあ、出身国が「韓国」(韓国棋院はイ・セドル戦で名誉九段を贈呈)でしたし、
あまりの突出した実力から、その可能性が最も高いとは予想してましたけど・・・ある意味で残念。
それこそMasterがアルファ碁と無関係であれば、神の世界の異次元バトルも期待できたので!!(笑)
とは言え現時点では、刑天とGod Movesの正体は不明なままなんですよねえ・・・・
イ・セドル敗戦の後、中国や韓国で囲碁AI開発のプロジェクトが動き出した噂話は聞きましたけど、
この2つがそうなのかなぁ?(「刑天=God Moves=中国企業テンセントのAI」説が最有力?)
正体不明の噂話だったので、以前のワールド碁チャンピオンシップの話の際、
日中韓のトップ棋士だけでなく、日中韓のAIも参加させる「6者勝負」の妄想案を一旦は書いたものの、
「さすがにまだ早いか?」と思って削除したのですが、まさかこのような展開になろうとは・・・・
でもこれって、科学全体を考えれば喜ばしい事ですけど、日本の立場を考えるとキツイですよね!?
AIは今後恐らく、第4次産業革命の軸となってくる存在でしょうし、
その分野で欧米だけでなく、後発の中国や韓国にまで遅れを取るようだと、本当に日本は・・・・
逆にこれが、在野の天才プログラマーによるものとかど、却って夢は広がるんですけどね(笑)。
> マンガ「ヒカルの碁」を地でいくような展開に、今後も目が離せないですね。
「スーパー人工知能(Super Artificial Intelligence)」、
略して「sai」って事だったんですかねえ?(笑)
と、まあ冗談はさて置き「Zen×God Moves」戦では、God Movesが「初手天元」という、
ヒカルの碁の「進藤×社」戦を思い起こさせる手を打ってきたんですよねえ・・・・
そもそもGod Movesという名前からして「神の一手」を連想させますし、
God Moves側が敢えて、演出として行われている可能性も?
> プロ囲碁棋士の大橋拓文六段は、Masterを以下のように評しています。
> 「Masterの棋譜に囲碁をやりこんだ人が群がるのは、結局それが美しいからだと思います。
> いやそう思いたいだけかもしれないけどそうなんです。他のAIはまだ「AIの囲碁」という
> カテゴリーの範囲ですが、Masterはそんなレベルを大分超えていて、物理的な法則を体現
> してるように見えます。」
> ここでいうMasterの棋譜の美しさとは、やはり「機能美」の方ですかね?!
> 囲碁のことはよくわかりませんが、「物理的な法則を体現している」というのは最大級の賛辞ではないでしょうか。
私も囲碁の棋力は全くなので、あまり偉そうな事は言えないのですが、
ただ、将棋と囲碁とを比べた場合、
将棋は駒の初期配置や動きなどにより、手に縛りがありますけども、
囲碁は好きな所に石を打てますので、手の縛りが極端に少ないんですよね。
なので、囲碁は強くなればなるほど、手の無駄が削ぎ落とされていき、
もしも行く所まで行くと、そうした物理法則を体現するかのような動きに行き着く気もします。
「Zen×God Moves」戦の初手天元は、さすがにネタ(人間が入力)だと思いますが、
しかし数学的な第一感では、初手は天元(ど真ん中)が正解のような気がするんですよね。
ただし人間の頭脳では、無難に隅から押さえて行った方が有効だとも思いますし、
ルールがシンプルが故に、棋士とAIの囲碁の差が、明確に見えてくるような感じもするんです。
そうして部分が、将棋よりも容易に実力差を認める背景としてあるのかも知れません?
それにまあ、そもそも囲碁の場合、勝敗が「○○目半差」と数字で表されちゃいますしね(笑)。
潔く実力差を認めると言いますか、問答無用に認めさせられるゲームであるとも言えるかと。
まあ、イメージ的に無理矢理、物理学の方程式に囲碁と将棋を当てはめるとすれば、
囲碁は万有引力で、将棋は流体力学みたいな感じですかねえ?(我ながら強引過ぎる表現とは思います)
万有引力の式はシンプルですけど、それで宇宙すら表す事が出来ますし、
シンプルが故に、棋士とAIの考え方の違いというのも、将棋ほど大きく離れていないと思います。
一方、流体力学の式は複雑ですけども、水の流れとかは宇宙よりも身近ですよね?
そして複雑であるが故に、棋士は経験則で水の流れを「こんな感じ」と捉えるでしょうし、
AIはシミュレーション計算によって「この確率が高い」と導き出すとすれば、考え方が違ってくると。
囲碁と将棋を比べた場合、囲碁は局面局面の状況判断で、将棋は一連の流れというイメージなので、
(もちろん、囲碁だって手の流れは重要ですし、将棋にも局面ごとに状況判断は必要ですけどね)
ゲームとしてのこの辺の違いも、AIの手を受け入れやすいか否かに関わっている気もします。
・・・って、物理は専門だからこそ、「変な表現になっているな」とか凄く感じてしまい、
書いていても何だか恥ずかしくなってくるので、この例え話はここで終了(笑)。
そもそも前提として、「物理学の方程式で例えて伝わるのか?」という根本的な不安もありますし。
▼ PPAP
> 昨年末の紅白ではピコ太郎が大活躍でしたね。
> 新作が始まった途端にニュースに切り替えられたのもネタ的には美味しいですし、
年越し番組は近年、「クラシック・ハイライト」から「ジルベスター・コンサート」の流れなので、
(数年前の「Different Trains」は本当に圧巻でした http://www.nicovideo.jp/watch/sm3910848)
「紅白歌合戦」に関しては録画だけしておいたんですけど、
いや〜、それを見る前から、ネットでは悪評が大量に溢れてましたねえ(笑)。
で、「どれだけ酷かったんだろう?」と、逆に楽しみに見てみたら・・・・
う〜ん、やはり紅白というのは特別な番組だからですかねえ???
今の時代に視聴率40%を超すオバケ番組であればこそ、
どのように作っても、どこかからは批判の声が出て来るでしょうし、
同じく大晦日の定番だった「レコード大賞」や「年忘れ にっぽんの歌」の現状を見れば、
変えなければ生き残れないのも事実だと思うので、批判を承知でいろいろ挑んでるんでしょうね。
もともと期待値が低く、録画で早送りしながら見たからかも知れませんが、
個人的な感想としては、決して悪くなかったかと?
あと、ピコ太郎の時間切れ演出も、私はよくあるお笑い演出と感じましたけど、あれを見て、
「紅白の番組進行が破綻した」とか「新曲を聞きたかった」という反応もあるのを知ると、
「制作側も大変だなぁ」と思う反面、そんな人まで見ている「視聴者の厚さ」を改めて感じました。
考えてみれば、視聴率40%超なんですから、冗談が通じる人も通じない人も当然両方いますよね!?
しかも昔に比べれば人々の好みも多様化し、世代を超えたヒット曲も生まれなくなっている時代に、
国民を満足させる最大公約数を求める戦いが続く訳で、本当に想像を絶する苦労がありそうです。
私なんて、このサイトでの最大公約数探しだけでも、いっぱい いっぱいですし(苦笑)。
サイト開設の当初なんて、それこそ気心の知れた3〜4人の常連さんばかりだったので、
笑い好きな私は、それこそ掲示板の書き込みの半分くらいが冗談でしたけど、
今となっては、そうしたやり取りも困難なのが実情なので、時々ネタ企画をやる程度と・・・・
「日本民主主義人民共和国」をジョークと解らない「お客さん」も、かなり多く居ましたからねえ。
うん、その事を思えば、ピコ太郎の時間切れを演出と捉えない視聴者が多く居るのも納得できます!!
> PPAPがなぜこんなに流行したかというと、やはり子供への影響力が大きいですね。
と言いますか、子供にまでウケるようじゃないと、「流行ネタ」とは言えませんからねえ。
子供レベルでもウケると言う事は、誰にでもウケる普遍性がある訳で、
やはり、それくらいでないと「ブーム」と呼ばれる程の広がりは見せないでしょうから。
また理屈っぽい話になってしまいますけど、そもそも「笑い」のメカニズムというのは、
脳が情報の処理を誤った際に、それを正常へ戻す為の作用として現れます。
ちなみに、感情の処理を正常状態へ戻す為の作用が「泣く」という行為ですね。
(ちなみに「微笑み」は、英語だと「laugh」と「smile」となるように、笑いとは別の現象です)
泣いたり笑ったりする事で、気持ちがスッキリするのは、
その行為自体が、脳を正常状態へ戻す為の作業だからです。
で、笑いの仕組みについて、もうちょっと詳しく語りますと、
人間というのは、常に物事の先を想定しながら生活しているので、
その想定とは外れた事をが起きると、情報のズレを修正する為に笑いという現象が現れると。
例えば、人違いをして思わず笑ってしまうのも、こうしたメカニズムによるモノですね。
(笑いと痴呆症の様々な関連性も、脳の情報処理という側面から見れば理解できるかも?)
つまり、笑いを起こさせるには「想定とのズレ(ギャップ)」が重要な訳で、
この想定というのは、個々人によってレベルが異なる以上、
多くの人にウケる為には、想定の最大公約数、もっと言えば下のレベルに合わせる必要があり、
その想定レベルの下の層を具体的に表現すれば、それは子供という事になると思うんです。
もちろん、子供にしかウケないネタとか、大人にしかウケないネタなど、いろいろ有りますけど、
子供にもウケる大人のネタというのが、やはりカバーする層が最も厚くなるんじゃないですかねえ?
(お笑い番組だと解り難いかも知れませんが、クイズ番組とか思い浮かべるとイメージしやすいかも)
赤ちゃんや幼稚園児が、「いない いない ばあ」や「たかい たかい」で喜ぶのは、
見えなかった顔が突然現れたり、視点が急上昇する事で視界が変化したりなど、
それまで見ていた光景が一変して、脳の情報にズレが生じる為ですが、
何故この程度で笑う(=ズレる)かと言えば、まだ幼過ぎて想定の力が凄く低い為ですね。
そして子供が成長して経験を積み、次の状況を想定できるようになると、
「顔が隠れてるだけ」とか、「上から見ればこんな感じ」と解るので、別に笑わなくなると。
大人になると、同じ効果を引き出す為には、ジェットコースターや展望台などが必要になりますが、
それにしたって、大人でも個々人で想定できる範囲が異なってきますから、反応は様々になりますね。
安易な下ネタで大爆笑の居酒屋と、力不足な噺家を仏頂面で睨む演芸場では、笑いのツボも異なります。
(ちなみに内輪ネタが賛否両論なのも、聞き手が内か外かで、共有する想定レベルが極端に異なる為です)
要するに「お笑い」とは、「相手の想定レベルを把握し、理解できる範囲で大きくズレさせる」事でしょうか?
フリが解らない、オチが解らないでは笑えませんし、ズレが小さ過ぎてもツマらないですので・・・・
この「想定してる所から飛ばす」笑いの構造を、
立川談志は『イリュージョン』という言葉で表現しています。
http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-1759.html
で、成長すると想定力は深まりますけど、その分だけ固定概念も強まって、
想定を超して飛躍させる想像力を失ってしまい、その点は却って子供の方が天然的に凄かったりします。
なので笑いを突き詰めると、「大人の想定力と、子供の想像力」の両立が重要になってきますけど、
それって実際の所、クリエイティブな分野では共通する事であるように私は思いますね。
・・・と、何だかお笑い論全般の話になってしまいましたが(笑)、
結局、リズムネタというのは、大人にも子供にもウケるので流行やすいって事でしょうか?
笑いに音楽を付属させるのは、都々逸にギター漫談、古くは明治のオッペケペー節などありますけど、
それはあくまで、笑いが主・音楽が従でしたが(この主従が逆転するとコミック・ソングに)、
リズムネタというのは、「お笑い」と「音楽」が同格で融合している気がしますし、
多くは更に「踊り(動き)」も加わり、複合的なエンタメを作っているように思うんですよね。
分野が複合的なのでいろんな面から入りやすく、音楽と踊りによるズレの助長は理解をしやすくし、
難しい予備知識とか必要ないので子供など誰にでもウケやすく、
それでいて、音楽で言えばCMソングにように、短い時間でキュッと凝縮されていると。
その反面、コンパクトでゴチャ混ぜだから軽薄短小なイメージは付きまといますし、
新たな複合分野なので、お笑い・音楽・踊りの各分野から見れば、異端・亜種・変則という評価となり、
そして演者の方も、そうした理屈が解ってて作ってる訳ではないので、どうしても一発屋になると・・・・
(もしかしたら、それを理解してリズムネタをやってるのは、オリラジくらいかも?)
こうして「リズムネタ」というのは、比較的バカにされがちですけども、
しかし、よくよく考えてみると、結構奥が深いような気もするんですよねえ。
何だかんだ言って、毎年2つ3つのリズムネタが流行るくらい、世間的には需要がありますし、
まさに時代は「バラエティー(お笑い)のバラエティー(多様性)」を求められる時代であろうかと。
そして、その最大公約数となり得るのが、恐らくはリズムネタなのでは無いでしょうか?
そういう意味では、意外と紅白歌合戦とも親和性が高いのかも?(笑)
今後も紅白が最大公約数を求め続けるなら、番組の総合エンタメ化というのも1つの方法だと思いますが、
ただまあ、「歌」って入っちゃってますので、そっちへ進むと文句も出そうですよね・・・・
う〜ん、音楽にしても、笑いにしても、これだけ好みが多様化してしまうと、
ビッグデータを用いた個々人へのオススメの振り分けや、AIによる創作とかも起きるんですかねえ?
前者なんて、既に書籍探しや動画探しでは、AmazonやYouTubeが実現化していますし、
AIがバッハの楽曲を分析して、バッハ風の作曲をし、それを人が聞き分けられないとなると、
http://www.gizmodo.jp/2016/12/deep-bach-ai-composition.html
笑いの分野でも、個々のフリとオチの想定レベルを把握し、好む方向や範囲のズレをする事で、
人間がAIに笑わせてもらう時代が来るかも知れませんね(苦笑)。
まあ、お笑いAIは大変そうですが、各項目を備えたお笑いデータベースは今すぐに出来そうな気も?
・・・って、ある意味でボキャブラの「バカパク」や「シブ知」などは、それを先取りしてたのかな?
> うちの子供たち(幼稚園児〜小学生低学年)も毎日のようにPPAPやってますし。
良いなぁ〜、いちばん可愛い頃じゃないですか?
いい年齢して独り身な者からすると、羨ましい限りです(笑)。
同時に、近年の子供に優しくない社会の現状ですと、いろいろ大変だろうなぁとも・・・・
弟夫婦に子供が生まれたり、隣の家の小学生兄弟に妙に懐かれたりなど、
最近は私も急に子守りをする機会が増えたのですが、
そんな短時間ですら、「今の子供たちは、随分と息苦しい環境を強いられてるな」と感じますし。
(70年続いた上野公園の「こども遊園地」を、あっさり潰した東京都の判断には驚きと怒りが!)
例えば大晦日のテレビ番組とかも、以前はドラえもんの長時間放送とかありましたけど、
今となっては、「子供たちは何を見ればいいの?」って番組構成になっちゃってますからね。
> ただ、大人からすれば単調すぎるので飽きられるのも案外早いような気がします。
まあ個人的には、同じ古坂大魔王の音楽ネタであれば、PPAPよりも、
「サンバ・ジャ・ネイヨ・ネブタ・ダヨ」の方が、好みではあるんですけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=MV2dNprlt_k
単純に、私が祭り好きだからって面も強いですけど、
もしもリオ五輪の引継ぎ式で使えたら、最適の1曲だったかも知れません。
・・・って、今回こうして動画を探した事で知ったのですが、
ピンク色のミニスカ浴衣で踊るメンバーが、例のアンタッチャブル柴田の元嫁なんですね!?
昨年、世間を騒がせた2人が、まさかこんな所で共演していようとは(苦笑)。
> それこそ今年の夏ころには流行も終わるのではと予想しておきます
いや〜、流石に夏までは、もたないのでは?(笑)
「流行ネタは年を越さない」というのが、私の認識としては有りますね。
新年になると、気持ち的にも一旦そこでリセットされ、新しいモノを求め始めますし、
年末年始の特番では、流行った芸人やネタが出まくるので、どうしても飽きが来てしまうと。
そうした事情を考えると、年初めに流行ったネタは、勢いは落ちても年末まで生き残る一方で、
年終わりに流行ったネタは、新年を境にして急激に落ちていく傾向があると思います。
だからこそM-1グランプリは12月に行われ、年末年始の特番期で一気に世間へ売り出し、
翌年の1年間を丸々活かすスケジュール設定になっている訳ですね。
> (8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のように・・・)。
> まあPPAPに限らず、リズムネタコントの宿命でもありますが。。。
まあ確かに、消耗品であるリズムネタは、賞味期限が切れれば一気に廃れるのが常ですけど、
8.6秒バズーカーの場合は、ネトウヨによる悪質な反日叩きのターゲットになったのが・・・・
「ラッスンゴレライとは、漢字で落寸号令雷と書き、米軍の原爆投下指令の暗号だった」とか、
「ちょっと待っての合いの手は、日本を空襲したB-29チョットマッテ号から取られた」とか、
「8.6秒バズーカーとは、まさに8月6日の原爆投下から名付けられた」とか、
意味不明なデマがネット上で拡散し、出演番組のスポンサー攻撃にまで発展しましたからねえ!!
その一方で、ラッスンゴレライのネタが一気に人気となったのも、
YouTubeなどへの動画アップと、中高生によるSNSでの話題の拡散でしたので、
ネット時代の功罪を、両面で大きく大きく体験した芸人なのだと思います。
(ちなみにYouTuberは、「クラスの面白い人」レベルがネットで共有されてる印象ですね)
ちなみに、ラッスンゴレライが何故流行ったかという分析では、
講談社新書「ヒットの崩壊」の著者である 音楽ライターの方のブログ記事が面白かったです。
リズムネタを楽譜に起こして、音楽的な側面から切るのは今までにない見方でしたし、
「オーソドックスな三三七拍子と 裏拍の合いの手による リズムの交錯効果」という結論は、
立川談志のイリュージョン論にも通じるように思え、リズムネタも実に奥深いという印象に(笑)。
『「ラッスンゴレライ」はどこが面白かったのか』
http://shiba710.hateblo.jp/entry/2015/03/23/073000
> リズムネタコントだと、個人的には2011年キングオブコントの決勝に登場した
> 2700の「キリンスマッシュ」が一番好きですね。
> いつ観てもくすっと笑ってしまいますね。
> https://www.youtube.com/watch?v=i1YSbQjdNMw
> (当時も賛否両論があったので面白いと感じない人には意味不明なコントだったでしょうが)
これは「フリ」という想定の基準域が、面白さに大きく関わって来るんじゃないですかねえ?
こうして「一番好き」と振られてしまうと、見る前から期待値が高まってしまいますし、
私など結構、ブッ飛んだネタも好物なので、かなり高い所(行き過ぎたネタ)を想定して見ると、
正直な所、「・・・なるほど」という感想になってしまいます(笑)。
その一方で、これ自体はキングオブコントの決勝という舞台で披露されたネタという事で、
逆に、その状況でこのネタが出された事を想定すると、それなら凄くハマったのも頷けます。
正統派のコントを期待される舞台で、これだけ飛んだネタをやった訳ですからねえ!!
しかしそれは、他の参加者たちによる正統派コントという前フリがあったからこそでもあり、
もしも客席が温まってない状況で披露していれば、ダダ滑りしていた危険性もあった訳ですから、
賛否両論というのも、「面白ければ何でもアリ」と見るなら高評価になる反面、
「単独では成り立たない芸」と見られれば、おのずと低評価に終わってしまうと・・・・
もちろん、それ以前として、「意味が解らん・・・」という視聴者も居たでしょうけどね(笑)。
まあこれは、「コウメ太夫で笑う芸人など存在するのか?」とかでも、顕著な事かと?
https://www.youtube.com/watch?v=lursA66K0Yo
通常、お笑い番組を見る時というのは、笑いの期待値が自然と高めに設定されるものですが、
これを敢えて低く設定させる事で、視聴者が笑いやすい状態へと持って行き、
しかも実際のネタ見せで、視聴者の想定よりも高い所ではなく、逆に低い所に持っていくという、
お笑いでは禁じ手のような手法を使い、笑わせるというトンデモない企画でした(笑)。
その一方、ロンブー淳は、これを「今までで一番笑った番組」として、
水曜日のダウンタウンで紹介してましたけど、
2〜3分のダイジェストでは、その面白さが伝わるはずもなく・・・・
前述の通り、笑いを起こす要因の正体は「想定のズレと修正」なのですが、
ズレというのは、フリとオチの相対的な差によって生じるモノであり、
それをキッチリ整えないと、相手側にちゃんとズレは生じませんし、
そのズレ幅が相手の修正領域を超えると、理解不能で面白くも何とも無くなってしまうんですよね。
P.S.
最後に、私のお気に入りも お返しで紹介(笑)。
リズムネタ・・・というのとは、ちょっと違いますけども、
日本昔話のナレーションで お馴染み、常田富士男が歌う『私のビートルズ』という曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=TOG09LFlu34
> どう面白いのか説明しろと言われても説明できないのですが、何故か中毒性のあるコントです。
私なりに分析して解説しますと、面白さの理由は こんな感じですかね?
まず第一点に、登場キャラが二足歩行のキリンとゾウであるというシュールさでしょうか?
まあそれだけであれば、子供アニメとかでも よく見かける世界観なのですが、
このコントの場合は、体型はリアルな人型で、動きも人間的なのに、2匹ともしゃべる事はなく、
キリンは裸でラケットを振り、ゾウはスーツを着て賭け事を行う異様な世界観・・・・
幼稚園児が見たら怖くて泣いちゃうかも知れませんけど、大人が見ればそこが面白い訳ですね。
ただし純粋にシュール・ネタとして見た場合、ちょっと飛び具合が弱過ぎるかとも思います。
続いて第二点に、BGMとしてかかる音楽のテンポの良さでしょうか?
しかも、キリンとゾウはコント中に一切しゃべりませんから、その歌詞が更に映えて来て、
意味不明な世界観を助長しつつ、見る方にスーッと自然に音楽が入ってくるんですよね。
この部分に関しては、小学生とかでも比較的ウケたりしやす要素だと思いますし、
もしも「キリ〜ン スマッシュ」のフレーズが脳内で繰り返されているなら、
リズムネタにハマるような感じで、この点がツボに来たのではないでしょうか?
そして第三点に、絶対に負けるギャンブルを続け、破産するゾウの姿でしょうか?
まあ、この部分に関しては、思いっ切りベタな笑いですよね。
それこそ、賭場で八百長に気付かず鴨にされる男の話など、江戸時代の落語ですら有りそうですし。
でも、この点が1番ツボに来る人というのは、恐らく少数派なんでしょうけども。
で、第四点に、これが最大の要因かも知れませんが、コントの常識の逆を行ってる所でしょうか?
そもそもコントとは、漫才のように徐々に聞き手を設定を理解させて世界観に引き込むのではなく、
衣装や小道具なども使い、いきなり世界観に連れ込むので、設定の理解を迅速に行わせるのが基本です。
ですが このネタの場合、世界観の設定が謎なまま話が進んで行くんですよね。
説明も無ければ、ツッコミも無く、見る方が1つ1つ「こういう設定なんだ」と理解してコントが終わる。
なので、お笑いに詳しい人には、コントの常道とは真逆に行かれて、裏をかかれて面白く、
そうでない人には、設定探しみたいなゲーム感覚で、見れば見るほど理解が深まって楽しいと。
(ツコッミが居ない場合、客がツッコミ役を担う必要がある為、ここで振るい落しが生じますがね)
一方で、「所詮は奇策に過ぎない」とか「フリだけで終わり中途半端」と見られると、
逆にこの点が、最大の批判ポイントにもなってしまう訳ですね。
そして最後、第五点に、「キングオブコント決勝」という舞台だからこそ生まれる意外性でしょうか?
つまり、その時の場の空気感も込みで、面白かった記憶としてパッケージで残されていると。
でもまあ、こちらも前述の通り、第四点と同じく賛否が大きく分かれる部分ではあるでしょうね・・・・
以上、5つの要素が単独or複合的に引っかかった人は、「面白い」と感じたのだと思います。
・・・って、ここまで語っちゃってますけど、私自身は賞レース形式のお笑いがあまり合わないので、
爆笑問題の「検索ちゃん ネタ祭り」とかは、ほぼ毎年見ているものの、
M-1、R-1、キングオブコント、THE MANZAIなどは、ほとんど見た事が無いんですよね(苦笑)。
情報のズレを楽しむお笑いと、情報をキチンと整理する評価とでは、情報の扱いが相反しますし、
審査の時間やコメントが設けられると、視聴者側にも評価の部分に頭が割かれてしまう為、
どうしても、ただ純粋にお笑いを楽しむというのが、個人的に難しくなるもので・・・・
▼ 大石恵三
> > ♪ I have a 恵 I have a 石塚 アーン ホンジャマカ〜
> > I have a 三村 I have a 大竹 アーン バカルディ〜
> > ホンジャマカ〜 バカルディ〜 アッ 「大石恵三」 半年で打ち切り
> いやあ、当時は裏番組の電波少年を観ていたので、大石恵三は全くノーチェックでしたが
まあ私も私で、当時は「たけし・所のドラキュラが狙ってる」の方を見ていたので、
(たまにゲストで立川談志が登場する回など、いま考えてもブッ飛んでたと思います・笑)
実際に「大石恵三」を見たのは、2〜3回くらいじゃないですかねえ?
で、その後、大石恵三の後番組として始まった「料理の鉄人」に視聴が移り、
料理の鉄人が金曜に移動してから、ようやく「電波少年」を見始めましたね。
> 去年の年末にホンジャマカ2人が登場したバラエティ番組では、
> 当時は全く実力不足だったと恵が振り返っていましたね。
> 大石恵三は関東若手の2組にとって大きな挫折でしたが、その後の歩みが好対照ですな。
フジではその前に「夢で逢えたら」で、ウッチャンナンチャン&ダウンタウンが売れ、
それに続いて大抜擢されたのが、ホンジャマカとバカルディでしたから、
始まる前の期待感は高かったのですが・・・結果は半年で打ち切りでしたからねえ。
でもまあ実際、個人的な感想としても、大して面白くなかった記憶はありますし、
ぶっちゃけ、同時期に深夜で放送されてた「とぶくすり」の方が、ずっと面白かったので。
(深夜にJOCX-TV2の番組群、早朝にウゴウゴルーガと、当時のフジは本当に凄かった!!)
実際、ナインティナイン・よゐこ・極楽とんぼ等、この番組のメンバーが「めちゃイケ」に繋がり、
夢逢い世代が「第3世代」、めちゃイケ世代が「第4世代」と呼ばれるようになると、
ホンジャマカやバカルディの世代は、完全にその狭間の世代扱いになってしまうと・・・・
期待の番組がコケて、若手が台頭した事で、実力以上に不遇を囲った面は確かになったと思います。
その一方で、時間は掛かりましたが、後にこうして4人とも売れた事を考えると、
この2組を期待の次世代として大抜擢した当時の判断も、決して間違ってはいなかったのかな?
> さまぁ〜ずに限らず、雨上がり決死隊、くりぃむしちゅー等の「ミドル3」世代は
> 90年代はネプチューンを除いていずれも不遇の時代を過ごしていますね。
> (それだけ、ダウンタウンやウッチャンナンチャン等の第三世代の力が当時は強かったのでしょう)。
厳密に言うと、ミドル3の元ネタである ビッグ3を擁した「第2世代」という障害でしょうけどね。
ビートたけし・タモリ・明石家さんま・島田紳助・笑福亭鶴瓶、非芸人ですが所ジョージなど、
1970年代に若くして天下を取った人たちが、未だに第一線を走ってる訳で、これは厳しいですよ(苦笑)。
1度低迷してからバラで復活してきたウンナンを除き、とんねるずやダウンタウンなど、
下手をしたら第3世代の方が、先に息切れを起こしている感すらありますしねえ・・・・
芸人も50代になると流石に、今まで通りの尖った芸風ではキツいでしょうし、
逆に、ユルいが故に一旦落ちたウンナンが再浮上したのも、キャラに合う年頃になったからかと?
でもまあ、遅咲きの第3世代の さまぁ〜ず、第4世代の雨上がり、ボキャブラ世代のくりぃむと、
細かく分ければ別世代の彼らが、一纏めに「ミドル3」世代と名付けられてしまう程に、
第3世代のラインを境目として、本当にクッキリと分けられてしまっている感はありますよね(笑)。
その一方で、第2世代も既に還暦を過ぎており、10年もすれば ほとんど引退でしょうから、
そうなった時に、お笑いの勢力図がどう変化するのかは、ちょっと気になる所ではあります。
・・・って、テレビ時代の申し子だった第2世代が去り、テレビも今以上に存在感を失うとすると、
勢力図という以前に、お笑いの土台自体が一変してしまう可能性だって有り得そうな気も?
> 例えばの話ですが、しゃべくり007でチュートリアルの代わりにさまぁ〜ずが入っていたら、
> それはそれは濃い番組になっていたのでしょう。濃すぎて胸やけをおこしそうなので、
> チュートリアルのような「薄いコンビ」がうまく調和しているんでしょうかね。
そう言えば「しゃべくり007」って、くりぃむしちゅーとネプチューンはボキャブラ世代ですけど、
チュートリアルはM-1世代で、世代的にはちょっとズレてるんですよね。
それでもあまり浮いた感じにならないのは、世代差とかに関係なく、
第3世代以降は比較的に、ユルさの面で共通しているような気もします。
例えば、第2世代と第3世代を一緒にしたら、何らかの違和感が残るでしょうしねえ。
・・・って、よくよく考えてみると、この「第3世代の境界線」って、
時代で言えば昭和と平成、経済で言えばバブル以前と崩壊以後と、社会に大きな変化が生じて、
テレビも、芸人も、視聴者も、需要面と供給面が共に変化したって部分に要因があるのかも?
そう捉えると、第2世代が昭和芸人、第3世代が過渡期芸人、それ以降は全て平成芸人なのかな?
もしそうだとすると、「遅咲きの第3世代」と呼ばれた芸人たちの苦労も見て取れますね。
爆笑問題や浅草キッドなどは、前の世代に追い付こうとして、
さまぁ〜ずやホンジャマカなどは、後の世代に合流して行った訳ですから。
でもこれって、前者の方は茨の道ですけど、後者は後者で満たされない気持ちが残るでしょうし、
どちらの選択を行っても、芸人としてきっと大変だったと思います・・・・
で、ちなみに私は、深夜ラジオの「伊集院光」と、深夜テレビの「上岡龍太郎」で育ってるので、
昨今のユルい感じのバラエティー番組は、正直、あまり波長が合わないんですよねえ・・・・
しゃべくり007にしても、私の中では「徹子の部屋」と同じ分類になってますし(苦笑)。
毎週楽しみに見ていたバラエティー番組って、2012年放送の「テベ・コンヒーロ」が最後かも?
そう言えば、お笑いについての雑談を以前もしたなぁ・・・と思い出し、
ちょっと掲示板を検索してみたら、7〜8年前の事でした。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s13622#13622
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s8342#8342
おかげで今更ながら、とんでもない量のログが貯まっているもんだと再認識する共に、
いま読むと、我ながら思う以上に稚拙な文章だなぁ、と少し恥ずかしくなります(笑)。
・・・って、あと何年か経てば、この雑談も同じように感じるのかなぁ?
いい加減、成熟した文章を書けるようになりたいですけどね(苦笑)。
あと最後に、参考データとして、NHKが毎年正月に 民放各局の事まで含め、
テレビ全体の1年を語り合う「新春TV放談」という番組の調査結果を、
バラエティー番組の人気ランキングだけ抜き出して、ちょっと貼っておきますね。
定点観測ですし、最新版は1000人調査だったので、それなりに価値はあろうかと。
◆ バラエティー番組・人気ランキング(NHK調査) ◆
2009年
1位(新) アメトーーク!(テレ朝:2003年〜放送中)
2位(新) 爆笑レッドカーペット(フジ:2008年〜2010年)
3位(新) ロンドンハーツ(テレ朝:1999年〜放送中)
4位(新) 人志松本の○○な話(フジ:2009年〜2012年)
5位(新) クイズ!ヘキサゴン2(フジ:2005年〜2011年)
5位(新) めちゃ×2イケてるッ!(フジ:1996年〜放送中)
7位(新) しゃべくり007(日テレ:2008年〜放送中)
8位(新) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ:2007年〜放送中)
8位(新) リンカーン(TBS:2005年〜2013年)
8位(新) お試しかっ!(テレ朝:2008年〜2015年)
2010年
1位(--) アメトーーク!(テレ朝)
2位(新) ホンマでっか!?TV(フジ:2009年〜放送中)
3位(+4) しゃべくり007(日テレ)
4位(新) ひみつの嵐ちゃん!(TBS:2008年〜2013年)
5位(--) めちゃ×2イケてるッ!(フジ)
6位(新) 池上彰の学べるニュース(テレ朝:2010年〜2011年)
6位(+2) リンカーン(TBS)
8位(新) 秘密のケンミンSHOW(日テレ:2006年〜放送中)
8位(新) 嵐にしやがれ(日テレ:2010年〜放送中)
8位(新) VS嵐(フジ:2008年〜放送中)
2011年
1位(--) アメトーーク!(テレ朝)
2位(--) ホンマでっか!?TV(フジ)
3位(--) しゃべくり007(日テレ)
4位(再) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
5位(新) シルシルミシル(テレ朝:2008年〜2014年)
6位(再) ロンドンハーツ(テレ朝)
7位(新) ぐるぐるナインティナイン(日テレ:1994年〜放送中)
7位(+1) VS嵐(フジ)
9位(再) お試しかっ!(テレ朝)
10位(新) 大改造!!ビフォーアフター(テレ朝:2002年〜2016年)
2012年
1位(--) アメトーーク!(テレ朝日)
2位(--) ホンマでっか!?TV(フジ)
3位(+1) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
4位(新) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝:2011年〜放送中)
5位(-2) しゃべくり007(日テレ)
6位(--) ロンドンハーツ(テレ朝)
7位(+2) お試しかっ!(テレ朝)
8位(新) 鶴瓶の家族に乾杯(NHK:1995年〜放送中)
9位(再) めちゃ×2イケてるッ!(フジ)
10位(新) ほこ×たて(フジ:2011年〜2013年)
2013年
1位(--) アメトーーク!(テレ朝)
2位(+2) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
3位(--) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
4位(-2) ホンマでっか!?TV(フジ)
5位(+3) 鶴瓶の家族に乾杯(NHK)
6位(新) ザ!世界仰天ニュース(日テレ:2001年〜放送中)
7位(新) ザ!鉄腕!DASH!!(日テレ:1998年〜放送中)
8位(-3) しゃべくり007(日テレ)
9位(新) 踊る!さんま御殿!!(日テレ:1997年〜放送中)
10位(新) 世界の村で発見!こんなところに日本人(テレ朝:2013年〜放送中)
2014年
1位(+8) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
2位(+6) しゃべくり007(日テレ)
3位(-2) アメトーーク!(テレ朝)
4位(新) 月曜から夜ふかし(日テレ:2012年〜放送中)
5位(+1) ザ!世界仰天ニュース(日テレ)
6位(--) ザ!鉄腕!DASH!!(日テレ)
7位(-5) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
8位(-5) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
9位(新) Youは何しに日本へ?(テレ東:2013年〜放送中)
10位(再) ホンマでっか!?TV(フジ)
2015年
1位(+7) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
2位(+4) ザ!鉄腕!DASH!!(日テレ)
3位(+1) 月曜から夜ふかし(日テレ)
4位(+5) Youは何しに日本へ?(テレ東)
5位(-2) アメトーーク!(テレ朝)
6位(新) ブラタモリ(NHK:2009年〜 )
7位(新) マツコの知らない世界(TBS:2011年〜放送中)
8位(+2) ホンマでっか!?TV(フジ)
9位(-8) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
10位(新) 開運!なんでも鑑定団(テレ東:1994年〜放送中)
2016年
1位(+4) アメトーーク!(テレ朝)
2位(+5) マツコの知らない世界(TBS)
3位(+6) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
4位(-1) 月曜から夜ふかし(日テレ)
5位(-3) ザ!鉄腕!DASH(日テレ)
6位(-5) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
7位(-3) Youは何しに日本へ?(テレ東)
8位(再) ザ!世界仰天ニュース(日テレ)
9位(再) しゃべくり007(日テレ)
10位(--) 開運!なんでも鑑定団(テレ東)
11位(新) しくじり先生(テレ朝:2014年〜放送中)
12位(再) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
13位(再) 嵐にしやがれ(日テレ)
14位(新) 笑点(日テレ:1966年〜放送中)
15位(再) ブラタモリ(NHK)
16位(新) 笑ってコラえて(日テレ:1996年〜放送中)
17位(再) ホンマでっか!?TV(フジ)
18位(再) 金曜ロンドンハーツ(テレ朝)
19位(再) 大改造!!劇的ビフォーアフター(テレ朝)
20位(新) 世界ふしぎ発見(TBS:1986年〜放送中)
視聴率的には現在、日テレの天下ですけど、こうして見ると私には合ってないのかな?
黄金リレーと呼ばれる「笑点→DASH→イッテQ→行列」も見てませんし(行列はランク外なんですね)、
前出の「しゃべくり007」の時間帯は、BGM代わりにBS-TBSがついていて、
「酒場放浪記→江戸のススメ(現在は歴史鑑定)」という流れになっており、
マツコ曰く「悪意あるケンミンSHOW」だった頃の「夜ふかし」は見てましたけど、
番組内容が「名物シロウト弄り」に替わってしまって以降、全く見なくなりましたので・・・・
あっ、特番で時々やってる「有吉の壁」は、日テレですけど欠かさず見てますね(笑)。
ちなみに昨年のトップ20の中ですと、私が常に見ているのは15位の「ブラタモリ」くらいで、
たまに見るのが「アメトーク」「知らない世界」「しくじり先生」「怒り新党」でしょうか?
う〜ん、私は昔からテレビっ子だっただけに、見たい番組が無いのは本当に寂しい限りです(泣)。
今ではニュースすら視聴習慣から外れてしまい、情報にも疎くなっちゃいましたからねえ。
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