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[20984] 野球WBCと囲碁WGC、そして将棋電王戦返信 削除
2017/3/30 (木) 20:18:18 徳翁導誉

先週、WBCとWGC(ワールド碁チャンピオンシップ)が終了し、
そして今週末には、将棋電王戦の第1局が開催されるという事で、
半分 独り言みたいに、とりあえず季節的な返信をば(笑)。


▼ 意外に盛り上がったWBC(笑)
> > 毎年大会が始まるまでは盛り上がりに欠けて、
> > 大会が始まって日本チームがピンチに陥ると 急激に盛り上がるWBCですが、

> いや本当、私自身は野球人間なので、つい忘れがちになるのですが、
> 世間のイメージ的には、まさにそんな感じなんですよね、WBCって(笑)。

いや〜、想像以上に盛り上がりましたねえ、今大会も(笑)。
今回の日本代表は、メジャー組が青木だけでしたし、
しかも、国内組で最大の目玉だった大谷も不在という事もあり、
「世間的には、そこまで話題にならないだろうなぁ」と思っていたので、
ここまで盛り上がろうとは、正直な所、予想外でした!!
楽しみにしていた大谷の不在で、大会前は私自身も、
今回は日本代表より、大会自体を楽しむ方向にシフトしていたのですが、
終わってみれば日本戦中心に(もちろん、日本戦以外も存分に満喫しましたけど・笑)。
そして個人的には、「やはり自分の根幹は野球人なんだ」と再認識させられましたね。
オランダ戦なんて入り込み過ぎて、それこそ試合中ずっと配球を考えながら見ていた為、
棋士じゃないですけど、試合終了後には、頭の方が本当にヘトヘトでしたよ(苦笑)。
逆に言うと、将棋や囲碁の観戦では、そこまで行ける棋力が私に無いのが残念な所・・・・

あと、これに関連して、もう1つ再認識できたのは、
「やはり私は、ベースボールよりも野球が好きだな」って事ですね!!
もちろん、メジャーリーガーの圧倒的なパワーとスピードも、見ていて凄く楽しいですし、
ベースボールにはベースボールの戦術があるのですが、緻密さであれば野球の方が上かと?
でもまあ、野球の柔だけでなく、ベースボールの剛だけでもなく、
「柔よく剛を制す」も「剛よく柔を断つ」もあるからこそ、国際大会は刺激的なんでしょうね。
ただし国際化が進み過ぎると、近年のサッカー界みたいに均一化の方向に進み、
そうした個性や特徴が目立ち難くなりそうですが・・・・
現に日本球界も昨今はそうなりつつあり、ベースボール化が進むプロ野球は、
古い野球ファンからすると雑に見えて、一部の超人選手以外だと面白味を欠いてしまい(泣)。

ただ一方で、今後、AIやビッグデータが本格的に野球界への参入するようになれば、
配球の論理体系もグッと成熟してくるでしょうから、再び緻密な方向に深化が進む可能性も?
「ID野球から、AI野球へ」というのも、これまた刺激的な気がします(笑)。
何だかんだ言って、現状では配球って「個人の経験則」の域を出ていませんし、
なので里崎みたいに、「配球なんて結果論」と断言するWBC優勝キャッチャーも居ると。
まあ確かに結果は結果論なのですが、それでもやはり確率論でもあるはずなんですよね。
だからこそ、その確率を具体的に数値化して可視化できれば面白い気がします・・・って、
そんな事を思っていたら、何やらNHKが興味深いチャレンジを始めるそうで!?(笑)

「AI野球解説プロジェクト ZUNOさん」
http://www4.nhk.or.jp/zuno-san/
頭脳野球、略して「頭野(ZUNO)」だそうです。
予定では来年のプロ野球中継から、解説に挑戦させたいそうで、
将来的には、人間の監督と監督対決をして勝利する事が夢なのだとか。
でもまあ、単独使用はまだ厳しそうですけど、
理論家の解説者と組ませれば、結構面白い中継になるかも?
NHKは時々、挑戦的なスポーツ中継を試みるので、ちょっと期待しています。

> まあ逆に言うと、だからこそ却って、日本と無関係な試合が凄く楽しかったりするんですけどね!!
> 今大会は初めて韓国でも試合が行われ、しかも完成したばかりの高尺スカイドームが会場なので、
> なかなか見る事がない海外の野球場を見られるのも、楽しみの1つではあります。
> もちろん、イスラエルやコロンビアといった初顔を見られるのも、今大会の楽しみではありますが。
> (第1回大会も、南アフリカとオランダが大会を盛り上げましたからねえ)

「楽しみな初顔」なんてレベルじゃなかったですね、イスラエルとコロンビアは(笑)。
イスラエルは韓国や台湾といったアジアの強豪国を撃破して、A組を首位で通過し、
コロンビアもあと1歩で、アメリカやドミニカを押し退けてC組を首位通過だった訳で、
本当にこの両国の存在は、完全に今大会の台風の目となっていました!!

ただ、そうした新興国や欧州勢などの台頭がある一方で、
キューバ・韓国・台湾といった、これまでの国際野球大会を盛り立てて来た伝統国や、
カナダ・メキシコといった、アメリカ隣接国の相対的な実力の衰退が目立つ大会に・・・・
う〜ん、それはそれで、古くからの野球ファンとしては寂しい所(泣)。
ジワジワとですが、着実に力を上げて来ている中国も、遂に次回は予選行きとなりましたし、
前回大会で日本を苦しめたブラジルや、確実にレベルアップしている欧州勢の存在などを考えると、
WBCの予選枠拡大だけでなく、本大会の出場枠拡大も、そろそろ必要な頃だと思うんですよね。

現状の1組4チームの総当たり戦だと、野球の競技性に合わない失点率判定の発生確率が高く、
それを改善する為にも、総当たりのままで行くのなら1組5〜6チームに拡大し、
その代わり2次ラウンドを廃して、いきなり上位8チームでの決勝トーナメントで良い気がします。
これなら、当然ながら出場国を増やせる上に、早期敗退国にも相応の試合数を確保でき、
優勝までの試合数は不変で選手の負担増ともならず、それでいて白熱の一発勝負の数は増やせると。


▼ 「EUC杯→WGC→電聖戦」の囲碁AIウィーク
> > と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
> > 謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
> > あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
> > (井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)

> でもまあ、日本No.1の井山裕太、中国No.1の柯潔、韓国No.1の朴廷桓をはじめ、
> 世界ランク上位陣が軒並み薙ぎ倒されてる様は、驚きをも超えて、もう既に爽快感さえあります。
> あの3月のイ・セドル戦から、まだ1年経っていない上に、
> わずか2〜3日で、世界のトップ棋士が一同に撫で斬りにされた訳ですからねえ・・・・
> Zenもあの趙治勲戦の後、ジワジワと実力を高めていましたけど、
> もうこうなってしまうと、3月開催の「ワールド碁チャンピオンシップ」も一気に茶番化(苦笑)。

以前の雑談でも話題に上がった「ワールド碁チャンピオンシップ」も、無事終了。
頭文字をとった略称は「WGC」なので、日程だけでなく名前も被り気味ですが(笑)、
こちらも国際大会という事で、会場は日本語・中国語・韓国語・英語が飛び交い大賑わいだったとか。
そして、出場棋士は、国内タイトル独占で国際大会に出場する余裕の無い
井山の為に作られた棋戦なので、日本代表の棋士は当然ながら井山裕太。
囲碁AI代表も、囲碁電王戦で趙治勲に1勝2敗だったDeepZenGoが既に発表済みでしたが、
一方で、どんなメンツが来るか心配された中国&韓国の代表棋士は、
韓国No.1の朴廷桓に、中国No.2のミ・イクテイというガチな顔触れに!!
特に中国なんて、トップ棋士8名による国内予選までやって選考したらしいです。
少し調べてみた所、中国や韓国の棋戦は優勝賞金が最高額でも1000万円前後だそうで、
わずか3日間で優勝賞金3000万円の棋戦は、思ってた以上に大きかったみたいですね。
(ちなみに日本の棋戦の優勝賞金は、棋聖戦4500万円・名人戦3300万円・本因坊戦3200万円)

世間がWBCの決勝ラウンドに沸く中、同じ日程でひっそりとWGCも開幕。
そして、結果の方は・・・・
 1日目 ○韓国vs.日本×  ○中国vs. AI ×
 2日目 ○中国vs.日本×  ○韓国vs. AI ×
 3日目 ○ AI vs.日本×  ○韓国vs.中国×
最終日の直接対決を制した韓国のパク九段が優勝、中国のミ九段が準優勝で、
井山戦だけ勝利したZenが3位で、3戦全敗の井山六冠が最下位という大惨事に(苦笑)。

6戦とも実力拮抗の良い対戦揃いで、個人的には素晴らしい大会だったと思うのですが、
やはり結果が全ての世界ですし、その結果も日本の囲碁ファンには最悪な結果だったので・・・・
これだけの賞金額を出して、この結果だと、果たしてスポンサー的には大丈夫なのかと不安に?
井山にしても、中韓のトップ棋士に決して劣らない実力を見せましたが、
国際経験の少なさから来る勝負所でのミスが、大事な局面で響いた印象でした。
それを思うと、今の日本囲碁界が「井山1強」状態なのは不幸な事なんですよねえ。
世界と戦える棋士が1人しか居ないから、井山は国内タイトルを独占し、
国内タイトルを独占したからこそ、国際舞台でしのぎを削る機会が失われて、
アルファ碁の登場と今大会の3連敗により、全7冠独占の偉業までも霞んでしまったと。
井山6冠も既に27歳なので、ここから国際経験を積むのも正直厳しい所ですから、
こうなると名誉挽回の為にも、予定通り再来年まで大会は開催してもらいたい所です!!

あとそれと、井山の3連敗に加えて痛かったのが、Zenの結果ですね。
全3局とも、中盤まではトップ棋士を上回る程の強さは見せいただけに、
中国戦や韓国戦では終盤に暴走して、最後は自滅で終わったのは興醒めでしたし、
最後の井山戦だけ、暴走せずに勝ち切ったので、ネット上では非難轟々な状態でした(笑)。
これがまだアルファ碁の存在がなければ、AIの発展として賞賛されたのでしょうが、
あれを見せ付けられた後では、日本の技術力低下の象徴として罵倒される始末・・・・
しかもZen自体も、標準搭載の中国ルールと、今大会の日本ルールの違いに苦労し、
大会中も微調整して強さが変わるという、公正さを欠く感じになってましたからねえ。
(逆に棋士側は、3日目ともなると連戦の疲れで、小さなミスも増える状況に)
でもまあ、戦前の予想以上に善戦したZenの実力は、もっと評価されて良いと思いました。
とは言え、次回以降も大会があるなら、やはり囲碁AIの予選はやってもらいたい所です。
電気通信大学(EUC)が主催する囲碁AI世界大会の「UEC杯」も、今年で終了みたいですから。

ちなみにUEC杯は、平日3日間に行われたWGC直前の週末に行われ、
UEC杯の優勝&準優勝AIがトップ棋士と戦う「電聖戦」は、WGC直後の週末にあったので、
言うなればあの1週間は、まさに「囲碁AIウィーク」といった感じでしたね(笑)。
一昨年の電聖戦では、優勝したフランス「Crazy Stone」が3子、
準優勝した韓国「Dolbaram」が4子のハンデを貰い、名誉名人の趙治勲を相手に1勝1敗。
そして昨年の電聖戦は、優勝した「Zen」と、準優勝のFacebook製「dark forest」が、
共に3子で名誉棋聖の小林光一と戦い、こちらも1勝1敗という結果でした。
いや〜、棋士vs.AIの戦いが、この電聖戦だけであったなら、凄く熱い展開だったのですが、
昨年の電聖戦直前、Google製「アルファ碁」がイ・セドルを撃破して、一気に茶番化・・・・
しかもイ・セドル撃破の1週間前には、ドワンゴが東大や日本棋院とタッグを組んで
Zenを強化する「DeepZenGo」プロジェクトが発足されたばかりだっただけに、
アルファ碁の衝撃というのは、プロ囲碁界は勿論の事、囲碁AI界にも計り知れないものでした。

で、今年で最後となるUEC杯&電聖戦の結果ですが、
まずUEC杯の方は、正月早々、トップ棋士相手に60連勝したGoogleの「Master」は不参加でしたが、
同じく年末年始にネット囲碁を騒がせた、中国ゲーム企業・テンセント「絶芸」は参加して優勝。
(近年のゲーム事情とか全く解らないのですが、企業規模は任天堂の4倍もあるみたいですね)
WGC直前の「DeepZenGo」は、絶芸にだけ敗れて準優勝だったそうで、
双方のPCスペックこそ不明ですが、ネット対戦ではZenが勝利する事もあるらしく、
まあ、Masterとの実力差はまだしも、絶芸との差は言われてる程では無いのかも?
少なくともDeepZenGoは現状、Masterや絶芸に次ぐ3番手の囲碁AIくらいとは言えそうです。
って、その辺をスッキリさせる意味でも、囲碁AIの国際大会は是非とも見てみたいですね!!
将棋AIに比べると国際色豊かなので、国家や企業のメンツを争う感じも加わりますし。
そして、こちらも最後となる電聖戦では、ポスト井山と目される若手No.1の一力遼が登場し、
今年はハンデ無しの互い先で、絶芸&DeepZenGoと対決して、予想通りと言うか2連敗。
そもそも電聖戦は1日2局の早碁戦なので、やはり棋士側に厳し過ぎますよねえ・・・・
囲碁AIの異常な急成長に、まさに大会ルールの方が追い付かない感じです。
とは言え、そんな厳しい条件の中でも、絶芸相手にかなり食い下がったのですから、
19歳の一力七段にかかる日本囲碁界の期待は、やはり大きいと言えるかと?


▼ 将棋電王戦・第1局&棋王戦・第5局
> > 人間vs最強ソフトの電王戦も今年で最後だそうで。
> > たしかに時の名人を引っ張りだしたので、ドワンゴ的にはこれが潮時かと思ったんですかね。
> > まあ佐藤名人には何とか1勝でもあげてもらいたいものです。

> まあ、将棋よりも困難と見られていた囲碁のAIですら、既にあのレベルまで達してしまった以上、
> 将棋なら尚更、AI側が勝って当たり前、そうでなければAI開発側が低レベルという感じになり、
> これ以上続けた所で、棋士側はもちろんの事、AI開発側も得をしませんからねえ・・・・
> 現役の名人との対戦が決まったとなれば、ここで幕を引くのも丁度良い頃合いだとは思います。
> 第1局が日光東照宮、第2局が姫路城と、最後の対戦を飾るには豪華な会場ですし(笑)。

第1局が4月1日(土)、第2局が5月20日(土)という事で、第1局は今週末ですね。
プロ棋士側は遂に棋界最高峰の名人が登場し、対戦相手となる将棋AI側も最強ソフトのPonanzaで、
しかもこれが「棋士vs.AI」の最終決戦ともなれば、何だかんだ言われても、やはり楽しみです!!
特に、互いに五里霧中な第1局前のワクワク感は、第2局のそれとは段違いですし。

> > それにしても、今年に入ってからプロ棋戦、とりわけタイトル戦に全く興味をなくしてしまいましたね。
> > 郷田vs久保の王将戦にも、渡辺vs千田の棋王戦にも全然興味が持てないです。
> > プロ棋士に対する尊敬とか、憧憬とか、そういうものが剥がれ落ちてしまったもので。。。
> > そういう意味で、千田六段がソフト学習によってどれくらい強くなったか、
> > そういうことにも興味がなくなってしまいました。去年はあれだけ熱く語っていたのに、すみません。

> いえいえ、別に構いませんよ(笑)。
> 私も、例の渡辺竜王の謝罪内容で、気持ちが切れてしまった面があるので・・・・

という事でしたが、一応決着したので、最後に棋王戦の話題を少し。
最終局まで縺れたものの、最後は千田六段を押し切り、渡辺竜王が5連覇で永世棋王位を獲得。
ソフト学習によるタイトル獲得という命題は、あと一歩で達成されませんでした。
それでも囲碁界の動きを見ても、プロ棋士がソフトから学ぶ時代はすぐ近くまで来てそうですね。

囲碁界なんて既に「Masterがそう打ってるから」と、トップ棋士が真似してみてる状況ですし、
それを考えると、まさに文字通り「Master(師匠)」って事なのかも?(笑)
将棋界だと千田六段の存在は異端視されてますけど、囲碁界では案外すんなりと受け入れられ、
特にオセロ界など、今では「どれだけソフト通りに打てるか」の一致率が強さの基準だそうなので、
そうした全般的な流れを踏まえつつ、サラリと「不屈の棋士」を読み直してみると、
・・・後世には「過渡期の貴重な証言集」として扱われる1冊なのかも知れませんね?
ただ、こうしたAIに対する将棋界の抗いを「無様」と見る向きも、一部で確かにあるのでしょうけど、
その一方で、あまりにも突然に追い越され、そしてアッという間に置き去りにされたとは言え、
囲碁棋士の反応も反応で、さすがに潔すぎると言うか? 無抵抗すぎると言うか?(苦笑)
ゲーム性の違いもあるのかも知れませんが、無様に抗う矜持もあると思うんですよね、個人的には。


▼ 三度、オススメの1冊
結局、今年の3月はWBCモードに入ってしまったので、
この花粉症の時期に入りやすい、読書モードに入る事は無かったのですが、
(枕元には、読みかけも含めて、20冊ほど積んでおいたんですけどね・笑)
その中でも、「赤い嵐の経済ゲーム化」を考える参考資料として、
たまたま読んだ1冊が、なかなか名著だったので、ちょっと紹介しておきますね。
中高生向けのジュニア新書という事で、気軽に読めそうと手を出したのですが、
砂糖という1つの商品作物を軸に、世界経済の成り立ちを解り易く描いており、
確かに文章は平易で読みやすかったんですけど、中身の方は実にダイナミックで、
いや〜、「ジュニア新書、侮りがたし」と再認識させられる1冊でした!!

「砂糖の世界史(岩波ジュニア新書)」
https://www.amazon.co.jp/dp/4005002765/

・・・って、私が今まで手を付けなかっただけで、有名な1冊ですから、既にご存知かも?
でもまあ、大人同士で薦め合うよりも、それこそ中高生に薦めたい1冊ではありますが(笑)。

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