▽ 2017/4/28 (金) 22:54:15 ▽ 徳翁導誉 |
| > > もしも50〜60名ほど居た往時であれば、一体どれ程だったんでしょ?(笑)
> > 資産No.1を目指す商人や、政権奪取を狙う同盟政治家に、地球教徒の帝国軍将校、
> > どの陣営にも顔の利く情報屋に、混乱大好きな陰謀家テロリストなどなど、
> > 各人が思い思いにプレーしていて、時には外国人の参加者まで現れてましたからねえ。
> 想像もつかない世界ですね・・・。
> その時代にこのサイトに来たかったです。
「通信ログを公開されると、次回セッションに支障を来たす」との意見が多く、
WW2オンラインと違って、銀河凡将伝説の過去ログは保存対象外にしていたのですが、
今から考えると、「10年後に公開」とかの条件で、残しておけば良かったですね。
って、当時は10年後もサイトを続けてるとは思ってませんでしたけど(笑)。
> 私がこのサイトに来てから少しした頃はプレイヤーの減少が肌で感じられました。
> 今は若干回復してきているのではないかと思うのですが、それでも昔には到底及ばないと言うことですね。
まあ私も以前のように、ちゃんとしたサイト管理が出来なくなってますからねえ・・・・
もともと成り行きでのサイト開設でしたし、そうなった時点でスパッと閉鎖も考えたのですが、
「それでも良いから続けて欲しい」と言われて、こうしてダラダラ続いていると(苦笑)。
> > 今になって思うと、あの当時はインターネット自体も黎明期でしたから、
> > 技術的制約は今よりずっと大きくても、熱気や活気は今以上に満ち溢れていた気がします。
> 昔の方々から話を聞くと、そういう熱気や活気のある時代を羨ましく思います。
> 今の時代はインターネットという未知の分野の開拓が一通り終わり、良くも悪くも落ち着いている気がします。
> 何の根拠もないただの印象ですけどね(笑)
このサイトは2000年の開設ですけど、ちょうどその前後でネットの世界も激変しましたからねえ。
Yahoo、2ch、Google、YouTube、Wikipedia、Amazon、ブログ、SNS、Twitter、ニコ動、LINEなどなど、
インターネットの歴史も逐一体験できましたし、普及率のグラフで見ても本当に一目瞭然かと?
http://www.garbagenews.com/img16/gn-20160727-07.gif
http://www.garbagenews.com/img16/gn-20160727-06.gif
ただ正直な所、もともとはマニア(趣味人)の世界だったネットが、
こうして急速に一般化した事で、ネット内の雰囲気も瞬く間に変わってしまい、
新たなネット・コンテンツの登場も鈍化している昨今、以前のネットが懐かしくはあります。
考えてみると2000年前後って、音楽業界では毎年何曲もミリオン・ヒットが生まれ、
PS2などの登場でゲーム業界も活況を呈し、スポーツ界では日韓W杯催に、野球代表へのプロ参戦、
アニメの放送数↓も激増するなど、いろいろあった時代性が、ネットの成長と上手くリンクしたのかも?
https://www.youtube.com/watch?v=vJU-srGCCrU
関ヶ原400年という事で、歴史SLGの分野も活気があり、そこから私もネットにハマりましたからねえ。
・・・って、「ネットがあるのが当たり前」な今の若い世代からすると、
この「ネットにハマる」という感覚すら、ひょっとしたら既に解り難いのかなぁ?
冷戦の終結や、ネットの普及、新興国の台頭などによって生まれた、現在のグローバル社会も、
ここ10年ほどの世界でしかないのですが、それしか知らない世代には、それが全てでしょうし。
それを思うと、イギリスの若者に与えたEU離脱の衝撃は、相当なモノだと思われます。
ちなみに、この2000年頃の時代も、当時はあまり大して凄いと感じられなかったのは、
その一昔前である1990年前後が、バブル景気あり、昭和の終了あり、冷戦構造の崩壊ありと、
それ以上に激動の時代だったからなんでしょうね(笑)。
ギリギリながら昭和を体験できた事は、少しラッキーだったかも知れません。
平成世代の弟なんて、1990年前後は勿論、上記のような2000年前後の事すら、
年齢的に、あまり覚えていない(体感していない)らしいので。
> > 銀英伝の二次創作小説という事であれば、かなり以前ですけど、
> > ゼロの使い魔との異質なクロスオーバーである「ゼロな提督」を読んだ事もありますし(笑)。
> 異質なクロスオーバーと言うと、fateクロスが有名ですね。
> 私は3回ほど通して読みましたが、とても面白かったです。
> 最もfateファンからすると色々納得のいかない部分が多いらしいですけど・・・。
> まあ、私はfateを知らないですし、
> あのいけすかない金ぴかに好意を持つ理由が無いので、気になりませんでした。
私も以前、ここで薦められて「Fate/Zero」を読んだ事↓があるので、
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s15179#15179
「あの金ピカ」で通じますけど、普通はいきなり言われても意味不明なのでは?(笑)
でもまあ、Fateのギルガメッシュは、あの俺様キャラこそが魅力なのでしょうし、
それを魅力にまで昇華できず、いけ好かないレベルの描写で止まっているのだとしたら、
Fateのファン層が「納得いかない」と言うのも、何となく解る気はしますね。
> > > 中国史に関しても気になっていますし、学ばないまま死ぬのは勿体ないと常々思っております。
> > > しかし、申し訳ないですが先に欧州史を知りたいので、
> > > 「英仏百年戦争」「砂糖の世界史」から読んでみたいと思います。
> > > 図書カードが山ほど溜まってましたし、丁度時間も余っていますしね。
> > 伝記物ではありませんが、「英仏百年戦争」も「砂糖の世界史」も読みやすい本だと思います。
> > あと、中国史のオススメ書籍に関しては、別に気にしないで下さい。
> 「砂糖の世界史」読み終わりました。
> 私は本を読むのが好きですが、感想を述べるのが苦手でして・・・。
> 月並みな表現ですが、とても面白かったです。
いやいや、「面白かった」だけで十分ですよ(笑)。
私も「何か感想を書け」と言われたら、同時進行は無理なタイプなので、
まず最初は純粋に楽しみ、続いて感想用に見直しや読み直しをする感じですから、
その分だけ手間が増えてしまうと・・・・
でもまあ、内容の整理とかする時には、この方法も結構有効なんですけどね。
ちなみに私は、メインの内容もそうですけど、結構サブ的な記述も面白かったですね。
例えば、食品が持つ栄養素や嗜好性と、食品交易との関係を踏まえた場合、
「砂糖」という商品作物がもつ、各民族の食文化に偏らない需要の普遍性と、
気候や労働力により生産地が偏る供給の特殊性を、改めて思い知らされ、
大航海時代を経て、砂糖が史上初の「世界商品」となった事も大いに納得しました。
紅茶・コーヒー・カカオなど嗜好食品の需要も、砂糖が前提に有ればればこそですし。
また、有史でも稀有な深化度を見せる、中南米における入植と同化は、
レコンキスタによる入植と同化を経験した直後のイベリア諸国だったからこそ、
可能だったという事も、何気に目から鱗でしたね(笑)。
> あまり良い考えでないのは重々承知していますが・・・
> あの時代の欧州人に対しては「いい加減にしろよ・・・」とため息が出てしまいます。
> そして、過去の植民地支配を棚に上げて文明国を気取っているのが、どうにもやるせないと言いますか・・・。
> いや、日本ももちろん人のことを言える立場ではないですけどね。
> 何と言うか・・・私は自国を上に置いて他国を見下すような風潮に激しい違和感を覚えます。
> 特にそれが悪意のあるものではなく、自然な表現であればある程、恥ずかしさを感じます。
日本の事で言いますと、無意識な「アジア人蔑視」の風潮というのは、
それでも、ここ十数年で随分と軽減したのは確かですねえ。
いや本当、平成の初頭くらいまでは、本人も無自覚な名誉白人意識が普通に残っており、
日本人は自分たちをアジア人だと思ってませんでしたから、アジア人扱いされる事を嫌いました。
これは昨今の嫌韓反中とも違い、世間一般でも当然の感覚だったのが根深い問題だったかと・・・・
逆に、私のアジア人意識が異様に高いのも、そうした当時の風潮を嫌っていたのが原因でしょうね。
歴史や仏像が好きだった私から見れば、「日本がアジア」なのは当然の事だと思えましたので。
それを一変させたのが、グローバル化の時代に丁度重なった、日本経済の低迷と、アジアの経済発展。
そしてJリーグ誕生以降、急激に熱気を帯び出したサッカー代表戦の影響も大きかったと思います。
そういう意味では、マネーの影響力と、スポーツの影響力というのは、本当に凄いモノだと実感します!!
今となっては、「日本はアジアの一員」と言われても、嫌な顔をする人は少数派では無いでしょうか?
しかし一方で、2000年頃を境に世界が急速にグローバル化した事により、
目に見えず、よく知らないから生じる「無意識な差別」の時代から、
目に見える、少し知るからこそ生じる「意識的な差別」の時代へと、
今がちょうど移り変わっていく、過渡期の時期なのかも知れませんね?
情報や実態が断片的に見られる時代だからこそ、
悪く捉えれば、いくらでも相手の事が悪く見えてしまい、
良く捉えれば、いくらでも自分の事が良く見えてしまうと・・・・
いわゆる「トランプ現象」というのは、目に見えない時代への回帰運動の側面もありますけど、
正直言って、この時代的な流れを逆流させようというのは、長期的に見て困難でしょうし、
これからの時代は、どういった方向へと流れていくんですかねえ?
> 以前、管理人殿が日本を称賛する番組が増えていることに苦言を呈しておられたと記憶していますが、
> 私もまったく同感です。常々違和感を感じていました。
まあ、ただ単に、私は根が天邪鬼だという側面もあるんですけど、
欧米礼賛が過ぎれば、「日本にも良い所はたくさんあるんだよ」と言いたくなり、
日本賛美が過ぎると、「日本にも悪い所はたくさんあるんだよ」と言いたくなると(笑)。
でもまあ、最近の「外国人に褒めてもらう、日本凄い」系は、
凄い事よりも、褒めてもらう事に、その目的が寄り過ぎていて、
その傾向が行き過ぎると、「本当に凄いかどうかは関係ない」って所まで行っているのが・・・・
(そして逆に、何かを叩きたい場合には、同じく真実か否かは軽視して、叩くの主眼に行動すると)
日本に良い所があれば伸ばし、悪い所があれば直し、海外の良い所は見習う。
それこそが本来、日本にとって最善の道なのでしょうけどね。
『見たか!日本の底力!メイド・イン・ジャパンに感謝!!』という番組で、
日本製として外国人に賞賛させたオモチャが、実は海外メーカーの製品だったとか、
そういうのは、まだ笑い話で済まされる範囲なんですけど(苦笑)、
「愛国ポルノ」と呼ばれる、過度な自国賞賛を好む人たちが、
「ポスト真実」の潜在的な支持層であろう事を考えると、あまり笑えず・・・・
あと、結局は幻想だったのかも知れませんけど、
アメリカさえ本気で追い抜こうと、上を目指していたバブル期の日本を覚えていると、
下を見て、「あの国よりマシ」とか「日本凄い」とか言って満足してる現状は、本当に寂しく映ります。
> > ただ、少なくとも私の知る限りにおいて、
> > 流血を伴わずに済んだ「勝者の軍縮」は、まず存在しないんですよねえ・・・・
> > 「クーデターを未然に防いだ」とか、「軍縮を断行した」とかでは、現実的には済まない話です。
> > とは言え、そんな后妃や元帥たちの姿は、原作のキャラ描写的に見たくないと。
> > まあ、フィクション作品の世界観を、リアルに捉える行為は無粋かも知れませんし、
> > 題名通り、銀河の英雄たちの伝説だと考えれば、「上手く行った」でOKなんですけどね(笑)。
> こうして話して思いますが、管理人殿が書く銀英伝のアフターストーリーも読んでみたいなあと思います。
> 管理人殿の意見には説得力がありますし、
> 「伝説」の後の話としてはそういうリアルな話の方が適している気もするんですよね。
いや〜、この無駄な長文癖を何かに活かせないかと、考える事は確かにあるのですが、
小説を読まない理系の私には、解説文は書けても、物語文は書けないでしょうからねえ・・・・
自分自身に文才があるとも、ちょっと思えませんし(苦笑)。
とか言いつつ、即興で物語のプロットとか考えてみると、こんな感じでしょうか?
物語の主人公は、幼帝アレクと幼馴染のフェリックス、そしてキャゼルヌ次女の3人で、
物語構成は、10代中盤・20代前半・20代後半・30代中盤の4部構成。
まあ作中では、シャルロットの妹として名前すら与えられてない次女ですが、
年齢的には2人のちょっと上くらいなので、物語的には丁度良いくらいかな?と。
それこそ、ラインハルト&キルヒアイスと、アンネローゼの関係性を、引き合いに出せますしね。
国家の為、そして何より息子の為、手を汚して政治を行う母ヒルダと、
そんな母の姿を複雑な感情で見つめながら、唯一の王朝血統者である故に、
多くの重圧を課される中で、カゴの鳥として過保護に育てられた、優しく傷付きやすい息子アレク。
逆臣である実父の十字架と、功臣である養父の威光を、2つ同時に背負わされる事で、
真面目で正義感が強く何事にも優等生な自分を演じつつ、アレクを何か助ける幼馴染のフェリックス。
(ミッターマイヤー夫妻の実子である弟とか登場させれば、更にフェリックスのキャラが立つかも?)
そして、バーラト自治政府からの半ば人質として、帝都へと送られてきたものの、
芯の強さと物腰の柔らかさが魅力的で、2人に淡い恋心を抱かせる少し年上のキャゼルヌ次女。
で、まずは10代中盤の学生時代から物語を始めて、3人の人間関係を構築。
続いて第2部の20代前半では、成人して皇帝の見習いを始めるアレクと、軍に入るフェリックスに、
アレク経由で知己を得たヒルダの後援を受け、帝国全土で慈善活動を行うキャゼルヌ次女を描き、
ヒルダが摂政の座から退き、アレクが親政を始める第3部では、
フェリックスは皇帝の若き右腕となる一方、帰国した次女はバーラトの若きヒロインとなっており、
そして、帝国軍急進派によるバーラト自治政府の再征服計画によって、3人の関係性も激変・・・・
最後の第4部は、下野したフェリックスが、形式的に設置されただけの帝国議会で変革運動を起こし、
貴族院と庶民院の優越を逆転させる事で、帝国に「君臨すれども統治せず」の立憲君主制が確立。
しかしそれは結果的に、専制君主に向かないアレクを助ける事に繋がっていた・・・って感じですか?
う〜ん、我ながら、あまり独創性は感じられないストーリー展開ですねえ(苦笑)。
でも、いろいろ設定とか妄想するのは、結構好きみたいです(笑)。
史実の方でも、その時の状況を整理しつつ、if展開を考えるのは楽しいですし。
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