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[21172] 将棋関連の話&サッカーW杯予選の話返信 削除
2017/6/29 (木) 20:17:23 徳翁導誉

> ご無沙汰しています。ここ1か月ほどで世の中いろいろ動きがあったので、ピックアップしてみます。
どうも、ご無沙汰です。
「ここまで来たら、返信は藤井四段の連勝記録が止まった時かな?」とか、
勝手に予想してましたけど、新記録達成のタイミングでしたね(笑)。

▼ 藤井四段29連勝
> 全くもって恐れ入りました。デビューから負け知らずの29連勝で、
> その中には竜王戦本戦トーナメントも含まれるので凄まじい偉業です。
> マスコミがあれだけ飛びつくのも分かります。

今までの記録の28連勝を射程に捉えた辺りから、
情報番組だけでなく、ニュース番組でも、普通にトップ項目ですからねえ!!
史上最年少のプロ棋士誕生に、将棋ファンだけが騒いでいたのが、
わずか数ヶ月で、まさか国民的な関心事になろうとは、本当に隔世の感があります(笑)。
羽生さんの7冠独占の時も凄かったですけど、感覚的には、その時以上の注目度かと?
ネット放送局の誕生による、対局中継の充実とかも、意外に影響あったりするんですかねえ。

それと、案の定と言いますか、思ってた以上にと言いますか、
将棋のルールすら知らない、多くの視聴者の興味を繋ぐ要素として、
テレビ番組では、ニコニコ動画の中継よりも「勝負メシ」の比重が大きくなってますね(笑)。
そして、将棋関係者が心配していた「棋士より強いAIの存在」なんて、
杞憂とも言って良い程に、世間では気にされてないも、今回の報道で感じる事が出来ました。
と言いますか、「将棋をやると頭が良くなる」とか、「物事の先が読めるようになる」とか、
その手の幻想が、一般的には未だに現役なんだと、ちょっと驚いてもいます。
全く効果が無いとは思いませんけど、所詮はボードゲームですからねえ。
本当に頭が良くなり、先が読めるのなら、三浦九段の一件もあんな騒動になってないはずで・・・・
(先日、似たような件が起きたJリーグでは、疑われた選手に軽罰を呑ませて有耶無耶に終息・苦笑)

> 以前にトップ20くらいの力があるみたいなことを書いたのですがとんでもない。
> もはやタイトルホルダー並みの実力があると言っても過言ではなさそうです。
> 何とまあ末恐ろしい14歳ですな。

いつ初タイトルを獲得するかは、やはり関心事の1つですよね!!
この連勝記録が止まった後も、そのまま今の勢いを維持できるのであれば、
もしかしたら、中学生タイトル・ホルダーなんて夢物語も現実に???
でも、ここまで注目を浴びてしまうと、タイトル獲得の最年少記録を破れなかっただけでも、
伸び悩みとか、期待外れとか、いろいろ言われてしまいそう(苦笑)。
まあ逆に言えば、それだけの凄さを、現在見せ付けている裏返しなんですけどね。

> これで竜王戦本戦トーナメントを勝ち進めば、
> どんな将棋漫画や小説でもここまで劇的なものは嘘っぽくて描けないから
> まさに「事実は小説よりも奇なり」を地でいく感じです。

ニュースや情報番組の扱いですと、将棋界の事をよく知らない為か、
「このまま竜王になるのでは?」なんて、簡単に言われちゃってますけど、
詳しければ詳しい人ほど、その困難さを理解しているだけに、
「そんなの、絶対に無理だよ」と、感じているはずなんですよね。
ですが、これだけ連勝記録を続けらてしまえば、
「もしかしたら、もしかして・・・」と考える人の割合も、少しずつ増えてる気がします。
もう、それ自体がトンデモない事だと、私なんかは思うんですけど、
その凄さが、いまいち世間に伝わらない事に、少々もどかしさを感じていたりします(笑)。

ちなみに私は、竜王どころか竜王挑戦すら「有り得ないだろう」と、まだ思っている反面、
挑戦者決定戦なら「もしかしたら」と、最近は考え始めてますね。
と言いますか、そこで羽生vs.藤井の3番勝負を見てみたいというのが、本当の所だったり(笑)。
そして羽生三冠が渡辺竜王を見事倒し、永世竜王もコンプリートすれば、大団円ではないかと?
(出来る事なら、三浦九段のリベンジ達成がベストだったんですけど、既に敗退してますし)
あと世間的には、連勝記録がどこまで続くが、最大の関心事だと思いますけど、
個人的には、竜王戦の本戦トーナメントでどこまで上がれるかの方が、それ以上に興味がありますね。

> 先日「トップ棋士の平準化」について書きましたが、数年後には彼一人が突出しているかもしれませんね。
まあ私は、史上最年少プロの誕生という事だけで、
「羽生クラスの再来?」と無邪気に期待してましたし(笑)、
このプロ入り後の結果を見せられると、そうなるモノだと信じてますね。
あとは、今後登場するAIネイティブ世代の棋士が、どれくらい強いか次第でしょうか?
つまりは、数年後は無双しているかも知れないけれども、10年後は解らないと。
それこそ、「藤井君もAIを勉強しなければ、良くて羽生さん止まり」という、
批判を呼んだ千田六段の発言も、私は決して的外れな意見だとは思っていません。
強いて違いを挙げるなら、途中から勉強し出しても、効果は限定的だろうと思うくらいで。


▼ NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か 2017」
> 楽しみにしていたのですが、実際に視聴してみると
> ちょっと期待値が高すぎたのか平々凡々な内容でした。
> CGは凄かったんですけどね。

すみません。
自分で宣伝しておきながら、録画したまま、まだ見てません(笑)。
7月中旬にNHK-BSの方で、最後の電王戦のドキュメント番組があるらしく、
どうせなら、そちらと一気に見ようかと考えていたもので・・・・
って、番組名が異なるだけで、NHKスペシャルと同内容という危険性もありますが。

> 失敗の一つは、将棋の電王戦をメインに据えたことでしょうか。
> 将棋ソフトと人間の対局は今となっては
> もはや「電卓」vs「そろばん名人」に過ぎないわけで、どんだけ見繕っても
> 「計算の速さと正確さは人間はコンピュータに勝てないね」という結論になってしまうと思います。

放送直前まで、番組名は「電王戦 名人vs人工知能」となってましたし、
それを「人工知能 天使か悪魔か 2017」と改題した所で、内容までは変わりませんよね。

どうも、お気に召さなかったみたいなので、代わりにコチラを紹介しておきます(笑)。
って、こちらも全てアップされてから、一気に聞こうと思っていたので、まだ未聴ですけども。

TBSラジオ「羽生善治さんと考える将棋とAI、そして人類の未来」
 第1夜 https://www.tbsradio.jp/152190
 第2夜 https://www.tbsradio.jp/154110
 第3夜 https://www.tbsradio.jp/156389
 第4夜 https://www.tbsradio.jp/158492

> ここ1年AIについて自分自身が多少詳しく調べてみたってこともあるかもしれませんが、
> NHKスペシャルの内容はどうしてもAIの初心者をターゲットにしたものであったような感じがしました。

まあ、NHKスペシャルというのは、そういう番組ですからねえ。
取材期間も長いですし、構成的に目処が付く所まで撮り進めるので、結果的に、
「NHKが番組で放送する頃にはピークが過ぎてる」というのは、よく言われてる話です。
ですが、そんな事が解るのは、その分野の知識があるからであって、
メイン・ターゲットとなる一般の視聴者層には、あまり知られてない事の方が多いかと。
それに、ピークとブームというのは、若干ズレて起こるものですし、
NHKが特集する事でブームに火を付ける部分もあるので、やはり影響力は大きいと思いますよ。
発展途上だったり、マニアックだったり、そういう分野はNHK教育やNHK-BSの担当ですしね(笑)。

> そもそも私が初めに「AI」の存在を知ったのは、
> ドラクエ4の仲間の自動戦闘でソフトが戦い方を学習していくってのが初めてでして、
> そのときは幼心に衝撃を受けた覚えがあります。

う〜ん、そうやって改めて考えると、私の場合はドラえもんですかねえ?
確か、ドラえもんが22世紀へ里帰りした回で、ロボットが働いたり生活したりする姿を見て、
「ロボットが仕事をして働く世界で、人間はどうやって稼ぎ、暮らしているの?」
「ロボットはお金で買えるから、お金持ちとそうじゃない人の差は広がるのでは?」
「外見がいかにもロボットじゃなくなったら、人間とロボットは区別できる?」
みたいに、描かれる未来の世界に対して、いろいろ考えた事を覚えています。
・・・って、ドラえもんを見ながら、そんな風に考える小学生なんて、
我ながら「嫌なガキだなぁ」と、思わなくもありません(苦笑)。

> 「AIによる目新しいことに対する衝撃」を受けることは最近は減ってきているような気もします。
AIの衝撃というと、昨年のアルファ碁には、個人的に度肝を抜かれたのですが、
あれは物足りませんでしたかねえ? それとも、最近じゃないって事なのかな?
まあ、まだまだトップ棋士は遠いと思われていた囲碁に対して、
いきなり現れて、そして追い越して行ったのも衝撃的でしたけども、
ルールを教えず機械学習で強化とか、画像認識の技術を応用とかが驚きでした。
Googleはネット検索や音声認識で、大量のデータを収集してるでしょうし、
この技術を活用すれば、恐らくは10年もしない内に、自動翻訳とか可能になる気がします。
スマホが通訳代わりになる時代って、もうそれだけで、世界は激変するんじゃないでしょうか?
学校の英語の授業とかも、その必要性を根本的に問われる事になるかも知れません。

あと、最近でAIの話題というと・・・脳波研究での活用ですかねえ?
計測した脳波をAIを使って解析する事で、その人が、
何を思い浮かべているかや、どう感じているかが、少しだけ解る様になってきました。
例えば、0〜9の数字が書かれたカードを1枚ずつ見せて、その時の脳波を計測&解析する事で、
その人が今どんなカードを見ているのか、脳波の方から解るという技術ですね。
昨年末から今年に掛けて、この手の研究発表が、格段に増えたような気がします。

大阪大学では、脳波から その人のメンタル状態を把握すると共に、
大量の楽曲データと脳波データから、両者の関係性をAIで学習させた上で、
そのメンタル状態に応じた音楽を自動作曲し、メンタルを改善させる研究とか始めてます。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170116/icons/zu_a.jpg
(図解の「スーパー日本人」とかあると、却ってヤバそうな印象にも・苦笑)
また、金沢工業大学では、手足の動かない車椅子利用者に対して、
脳波を計測する事で、その人の行きたい場所や方向を把握し、
車椅子が自動で動いてくれる研究を始めています。
やはり最初は、「障害者支援」という形で、こうした研究は進んでいくのかも?

ただ日本の場合、脳波観測はヘッドギアを付けての外部からの収集なのですが、
アメリカではもっと直接的に、血管用カテーテルに電極を組み込み、それを脳の血管に入れる事で、
脳波をダイレクトに計ったり、逆に脳波を思うように操作したりとか、そんな研究が始まりました。
まあ、ここまで来ると、少しギョッとする感じもするんですけど、
こうした技術は、脳とAIの融合に直接関わってくる技術ですし、
恐らく人類は、その方向性に進んでいくのだろうと思います。
そしてアメリカでも、やはり障害者支援という方向から、
全身不随の人が、脳波でパソコンを操作できる技術とかを開発してますね。
簡単に言えば、マウスやキーボードが脳内にあるようなイメージでしょうか?
更に将来的には、目の見えない人向けに、モニターの方も脳内に持って行きたいみたいです。

あと、昨年辺りから、スポーツ界で俄かに話題となってきているのが「脳ドーピング」ですね。
選手が恐れや疲れを感じたり、意欲や集中を欠いたりすると、当然パフォーマンスは悪くなる訳ですが、
頭皮から頭蓋骨を介して脳へと、微弱な電気刺激を選手に与える事で、
恐れや疲れの感情を鈍化させたり、意欲や集中を高めたりが、少しずつ可能になってきました。
この脳ドーピングは、言うなれば「火事場の馬鹿力」を人為的にコントロールする感じで、
通常の薬物ドーピングとは違い、検査をしても当然、化学成分などは検出されません。
今はまだ効果も限定的ですし、器具の関係から、ヘルメットを用いる競技でのみ試されてますが、
器具の進化は勿論の事、どういう刺激が脳にどう働くかも、今後はAI活用で解明が進んでいくかと思います。
まあ、スポーツの世界では、そのうち禁止されそうですけど、日常生活はどうなる事か???
精神安定剤とか服用するよりも、遥かに効果的で、副作用も少なそうですし。
・・・って、ここまで来ると、「知能とは何か?」に続いて、「心とは何か?」を問う時代が、
もうじき やって来そうですけど、まあ来たら来たで、人類はすぐ慣れそうな気も(苦笑)。

> どうせならサッカーとかのスポーツの国対抗の国際試合で、一方を贔屓するような人間の判定を撲滅すべく、
> 審判を全てAIで行うとか、そこまで衝撃的なシステムが現れて欲しいと思うのですが。

いや〜、サッカーは今回のコンフェデ杯から「ビデオ判定」が導入されましたからねえ。
何度もゴールが取り消されたり、試合が止まったり、説明不足で判定結果が伝わり難かったりと、
システム的に成熟するまでは、かなり批判に晒されそうな感じですけども、
ルールがシンプルなサッカーでは、争点とんるシーンがかなり絞られますので、
何もAI判定まで導入しなくても、ビデオ判定で十分な気はしますね。

> フィギュアスケートとかも人間の判定に納得いかないものが多いので、
> これも全てAIが画像処理して点数を出すとかしてくれると
> 面白いと思うんですけどね。

フィギュアも・・・今ではビデオでスロー再生して採点してますし、
AIで画像処理とかしても、そこまで大きくは変わらないかも知れません。
それに問題となるのは、技術点よりも「演技構成点(旧芸術点)」なので、
こちらをAIに判断させるのは、なかなか難しい話かと思われます。
人間の主観でも揉めるのに、機械の主観で決められても、感情的に収まるかどうか?(笑)
また、仮に「美しさ」が機械的に判定できるようになった場合、
選手たちは高得点を取る為に、AIが美しいと判断する動きに集束して行くでしょうから、
みんな同じような演技内容になって、その完成度を競う競技になっちゃいそうですけどね。

とは言え、ある意味でそれは、原点回帰に当たるのかも?
そもそもフィギュアって、「図形」という意味であり、
氷上で規定の図形を、どれだけ美しく滑れるかを争う競技だったんですよ。
今でも「フリー演技」という言葉が残るのは、実はこの「規定演技」への対義語なんです。
昔は、規定の方の比重が大きかったのですが、見た目としては やはり地味ですし、
五輪商業化の波にも押され、その比重はドンドン縮小され、遂には廃止されるに至った訳です。
以下の動画は、カルガリー五輪における伊藤みどりの演技ですけど、
規定とフリーの注目度の格差を、如実に見て取れるかと思います(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=8n575jfgXcc
https://www.youtube.com/watch?v=oodRRLwtpjo
ちなみに伊藤みどりは、この規定演技を苦手としていたので、規定廃止は僥倖でした。


▼ ロシアW杯アジア予選
> > ・・・って、来年のW杯会場をテレビ視察だなんて、
> > 呑気に出来る状況じゃなくなってきましたね、日本代表も!!
> > W杯出場をかけたアジア最終予選も、早いもので残り2試合。
> > あと勝ち点3を上積みすれば、日本の6大会連続のW杯出場も決まるのですが、
> > しかし相手は、出場2枠を争うオーストラリア&サウジアラビアとの直接対決と・・・・
> > 勝利で勝ち点3、引き分けで勝ち点1ですから、どちらかに1勝すれば良いんですけど、
> > ホームで戦えるとは言え、日本はW杯予選でオーストラリア相手に勝った事が1度も無く、
> > そこから中4日で真夏のサウジに飛んでの最終戦となると、どちらも苦戦は必至でしょうね。
> > そもそもサッカーの場合、競技的に引き分けが多いスポーツな上、
> > 豪州もサウジも日本戦は引き分けでOKな状況なので、現状1位でも日本は本当に厳しいです。

> いやあ、いよいよ残り2戦ですが日本の立場は厳しいですねえ。
> 今の日本の力だと、豪州戦、サウジ戦とも引き分けに終わる可能性が高いと思います。

とりあえず、「日本×オーストラリア」戦の2日前に、「UAE×サウジアラビア」戦があるので、
日本側は、そちらの結果を知った上での戦いになるんですよね。
サウジが先に負けてくれると、日本としても少し余裕を持てて豪州戦に挑めるのですが、
逆にサウジが勝っていた場合、何が何でも豪州戦で決めに行かなければならなくなります!!
向こうは2日多く休めて、しかも移動もほとんど無しで、ホームで待ち受ける訳ですから。

でもまあ、こうして危機感を煽りつつも、本心では、
「2試合あれば、1つくらい勝てるだろう」と、日本代表の実力を信じてはいるんですけどね。
出来れば2試合とも勝利して、B組予選を引っかき回してもらいたいです!!
サウジと豪州は現在、勝ち点で並び、得失点わずか1差でサウジがリードしてますけど、
豪州の最終戦はホームでタイ戦ですし、大量得点も予想されますから、
サウジは是が非でも、ホームで日本を相手に勝て点を取りに来るはずなんです。
首都リヤドで、白ずくめの男たち7万人を沈黙させる事が出来たら、最高に爽快かと!?(笑)

> 最終予選前の予想ではここまでサウジが強いとは夢にも思っていませんでしたが、
> サウジ、豪州で1、2位を取る可能性が一番高そうですね。

これで12年ぶりのW杯出場が決まれば、サウジアラビアとしも、
オランダの名将ファン・マルバイクを、年俸20億円で連れてきた甲斐もあったかと(笑)。
それでも、サウジか、豪州か、どちらか一方を応援するなら、豪州の方かなぁ?
古豪復活は嬉しい事ですし、以前なら間違いなくサウジの方を応援してた思いますけど、
(禁欲的なサウジから来日して、ホテルのエロビデオで寝不足となり、大敗した噂話は好き・笑)
ここ最近、サウード王家の傍若無人ぶりが、あまりにも目に余るもので・・・・
政治とスポーツは切り離して考えたい所ですけど、サウジの場合は専制国家であり、
特に代表チームなんて完全に王家の私物扱いなので、W杯出場は彼らを喜ばすだけなんですよね。

ところで、最終戦の試合開始時間が未だに決まってないんですけど、どうなるんでしょう?
まあA組の方は、ウズベクと韓国の直接対決なので、特に考慮されてないみたいですが、
熾烈な争いとなってるB組で、条件を揃える為に試合時間を合わせるとなると、
一方は豪州開催で、もう一方はサウジ開催と、時差が8時間もありますし、
これで時間を合わせるとなると、真夏のサウジで真っ昼間の試合になる訳で・・・・
現実的に考えたら、豪州戦の結果が出た上で、サウジでの最終戦は行われるんですかねえ?

> 同じように韓国も残り2戦かなり厳しそうですね。
> これはアジアプレーオフは日本vs韓国というこれ以上ない白熱した戦いが見れるかもしれません。

とりあえず、次の「日本×オーストラリア」戦は、「韓国×イラン」戦よりも、
日本の方が25分 試合開始が早いので、日本戦が終わった時に どうなってるかですよねえ。
日本が勝利してW杯出場を決めれば、韓国戦の方は高みの見学で楽しめる一方、
仮に日本が敗戦した場合には、プレーオフが現実味を帯びて、韓国戦もドキドキかと?
勝ち抜けで韓国に先を越されるのも悔しいですし、プレーオフで戦うには厳しい相手なので。

でもまあ韓国の方は、競ってる相手が、ヤラかし癖のあるウズベキスタンですからねえ(苦笑)。
個人的には、中央アジア勢で初のW杯出場を応援し続けてますけど、
だからこそ、ここ1番で勝負弱いウズベクの姿を、何度も見せられており・・・・
その中には、日本人主審の誤審によって、プレーオフ敗戦なんて不運もありました(泣)。
戦力的に見ても、以前に比べれば力が落ちてるのは明らかですし、
タシケントの気候では、恐らくホーム・アドバンテージにならないでしょうから、
A組のもう1チームは、たぶん韓国で濃厚だと思います。
ウズベクの場合、韓国との最終決戦を前に、中国戦を落とす可能性さえ十分に有り得るので。

> 正直なところ、前回のブラジルW杯の戦前の舐め切った態度と実際の不甲斐ない戦いを見てみると、
> 日本代表は一回地獄のような厳しい環境に身を置き、
> そこから這い上がるという経験が必要なのではないかと思うんですよね。
> ですので、アジアプレーオフ→大陸間プレーオフというこれ以上ない真剣勝負を4戦もするというのは、
> 日本代表にとっても大きな果実だと思います。

いや〜、確かに、あの厳しいプレーオフを突破して本戦出場となれば、
日本代表はチームとしても、相当鍛えられると思いますけども、
そこで敗退して出場を逃せば、本当に元も子も無くなりますからねえ・・・・

「負けて得るものの方が大きい」なんていうのは、まだまだ成長過程の子供に対する話であって、
「負けて得るものなど何も無い」「負けたら全てを失う」というのが、トップの世界の話かと?
しかも、サッカーの代表選手ともなれば、まさにトップの中のトップであり、
鎬に鎬を削ったからこそ、今そこに居る人たちの集団ですから、そんな簡単な話では無いと思います。

> 多分このまま2位以内に入ってそのままW杯本戦に出場しても、今回はチームに伸びしろが無いし
> 前回と同じようにあっさりと敗退してしまう可能性が高いと思います。
> それならば、プレーオフで厳しい戦いに身を置いて、
> それで負けてW杯に出場できなければそれはそれで仕方ないと思うわけです。

う〜ん、ハリルホジッチが目指してる「縦に速いサッカー」って、
守りを固められるアジアとの戦いよりも、攻めて来られる世界との戦い向いた戦術なので、
W杯本番となれば、意外とすんなりハマって、勝ち進む可能性もあるかとは思います。
そういう意味では、始まる前から、アジア予選は苦労するだろうと言う予想はありましたけど、
さすがにここまで苦しむとは、ちょっと想像外でしたね(苦笑)。

原因としては、大事な初戦をホームで落としたのが、ここまで響いているのですが、
そうした結果以上に、監督の戦術的な引き出しや柔軟性が、思ってた以上に狭かった事でしょうか?
アジアでの経験が少ないので、その辺への適応能力は、就任当初から不安点ではありましたけど、
アフリカや中東での指導経験から、正直な所、もう少し上手く立ち回れるかと思ってました・・・・
悪い指導者ではないのですが、上から目線で少し高圧的な性格も、あまり日本向きでは無かったかも。
あと、選手起用や選手交代の決断が慎重すぎる点も気になりますし、
更には、その決断が「今のタイミングで、この選手を?」となる事が多いんですよね。
それで上手く行くなら、さすがはプロって感じですけど、案の定となる結果がほとんどですし。
しかも、最大の問題点は、基本戦術である「縦に速いサッカー」が未だに身に付いていない事(泣)。
まあ、それはアジアが相手だからで、世界が相手なら また別なのかも知れませんけど、
現状のカレンダーでは仕方ない事ですが、世界と戦う機会が無いので、そこは未知数なままです。
その辺りが見えてくるのは、W杯出場が決まり、強豪国との調整試合が増えて来てからでしょうね。

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