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[21328] Re:中国史の名将や名臣たち返信 削除
2017/9/20 (水) 20:46:31 公孫竜

▼ 徳翁導誉さん
> > 南方は県都だけだとスカスカなのは確かなので、
> > 周辺の地名が分からない場所などは例えば「□□城東部」とかいった表現になります。
> > 中原の密度に合わせることを考えるとこのくらいのマスにしたいのです。

> でもまあ逆説的に考えると、都市が密集せずスカスカな地域というのは、
> 地形の影響によって、多くの人口を養えなかったり、支配が及ばなかったりって事ですからねえ。
> そう考えれば、そうした地域は無理してマスを埋めようとせずに、
> 敢えて空白にする事により、山脈などの地形効果を表してみるのも、1つの方法かも?

山とか人口の居ないマスも作りますが、そこも名前を何かしら振るつもりです。
マップに名前を振り始めましたが、南方よりも匈奴や鮮卑の領域に名前を付けるのが難しいことに気づきました。
南蛮や羌は「城」の代わりに「聚」と名付けた場所をそれっぽい場所に配置してごまかしていますが、
匈奴や鮮卑がそもそもどういう暮らし方をしているのかイメージも湧かず、名前を付けるのに困ってしまいました。
中華の領域での戦乱を表現したいだけなのに鮮卑のほうで躓いたというのは皮肉な気もします。
マップは64×64で一旦作ってみますが、実際ゲームに使うとなると大きいとは思っているので、
作ってみてイメージを掴んだら縦横半分くらいのサイズに再構成しようかなと思っています。
ゲームのコンセプトとしては、「派閥もの」「何もかもが足りない」をイメージしています。
ちなみに作成に当たって言語はJavaを使っています。
プレイヤー以外の動き(昔の意味でのAI)を作る要領がまだわかっていないですが。
…雑談と言っても、こんなに色々ここに関係なさそうなことを書くと他の方に迷惑がられないかな、とは思っていますが…。

> > > 「中国歴史地図集」のサンプル地図が豊富に掲載されていたので、ついでに貼っておきます。
> > > http://www.guoxue123.com/other/map/zgmap/index.htm

> > これは良さそうです!
> > 本当にありがとうございます!

> お役に立ちそうであれば、良かったです。
> ただ、値段の事もありますけど、それ以上に大変そうなのは、
> 中国で出版された本を、日本の「書店で買う」というのが、なかなか難しい事ですよね?
> 神保町まで行けば、東方書店や内山書店など、中国語の書籍を専門的に扱う書店はありますけど、
> それ以外の所で、中国で発行された本を売ってる店を、私は見た事がありませんし・・・・

役に立っています!
いまのところ、そこのページの参照で足りていますが、買う価値は感じているので、
値段がまだ分かっていませんが、ネットで買えるならその手段も考えるべきかなと思っています。これから調べます。

> > でも、戦国七雄だと燕が一番好きなのは楽毅の存在が大きく貢献していると思います。
> > (燕でいうと郭隗の業績が大きいと思いますが楽毅のインパクトが強い)

> 「まずは隗より始めよ」の郭隗ですね(笑)。
> こうした文官エピソードがお気に入りという事であれば、
> 唐代の「貞観政要」と、宋代の「名臣言行録」がオススメですね。
> 両方とも歴史的な名著ですので、既にご存知かも知れませんが、
> 多くの名臣を輩出した両王朝の、文官エピソードをまとめた2冊です。
> 中国古典の翻訳本として、昔から何冊か出版されてますけど、
> 一昨年、ちくま学芸文庫から抄訳版が出版されて、より手にしやすくなったかと?

文官エピソードは多くは知っていないですが好きです。
ちくま学芸文庫からは以前、史記の抄訳本を買ったことがあるので、個人的には信頼度もありますし、欲しいものが増える一方ですw

> > 楚漢戦争期の韓信(淮陰侯とか言われるほう)と戦国末期の楽毅は印象に大きく残ります。
> > 別の時代にもそれぞれこういった怪物な人材はいると思いますが、
> > 知っている時代だとこの2名が凄く大きく見えます。

> 楚漢の時代ですと、やはりNo.1は韓信でしょうねえ。
> と言いますか、中国史上で見ても、韓信は一二を争う名将だと思います。
> かなり昔ですけど、ネットの雑談で「世界史の名将ランキング」を考えた時に、
> 個人的に5つの項目をもうけて、各将を採点した事があったのですが、
> 中国史からトップ10入りしたのが、韓信(楚漢)と李靖(唐初)の2人でしたので。

世界史上だとどういうランキングなのか気になります。
(物心ついた頃には中国史の本が家にあったのがきっかけで)現状知識が中国史寄りですが、他の地域のも知りたいというのはあるので。

> 以前も少し書きましたが、農耕民の住む中国大陸と、遊牧民の住むモンゴル高原の境に位置する上、
> その立地から、半農半牧の狩猟民である住む満州がすぐ側にあり、
> 加えて、渤海に突き出した半島が海への玄関口として、対岸の山東半島とも深く結びつき、
> 更には、朝鮮半島の付け根でもある為、そこから朝鮮や日本とも繋がってますからねえ。
> あまり意識される事はありませんけども、実は遼東と言うのは、
> 東洋における「文明の交差点」なんですよね!!

なるほど、言われると納得する一方、もっと知りたくなりました。知りたいことがたくさん見つかって嬉しい悲鳴です。

> > > ですから、「なぜ嫌いなんだろう?」と深く掘り下げて考えると、
> > > 思わぬ黒歴史の記憶を掘り起こしてしまうなんて事も、意外とあったりします(苦笑)。

> > すみませんが意味がちょっと分かりませんでした。詳しく聞きたいです。

> いや単純に、「好き」と感じるモノは、それに対する何らかの「良い記憶」が元になっており、
> 「嫌い」と感じるモノは、それに対する何らかの「悪い記憶」が元になってるって事ですね。
> で、嫌いの根元となる理由を自らの記憶から掘り返そうとすれば、
> 昔の腹立たしい出来事や恥ずかしい出来事など、封印していた記憶の扉を開けてしまう事になると(笑)。

なるほど…思い返せば腹立たしい出来事がいくらでも出てきますし、そういうのが無意識に反映されているかもしれません。

> で、その教科書を監修したのでも、このバッシング運動を行っているのも、
> 道徳の教科化を進めたのも、同じ人たちという事で、随分とキナ臭い世の中になったなぁと。

そうなのですね、さすがにこれは少し調べました。自分では見つけられませんでしたが。
こういうことにおいて、まずは「知る」ことが力になるのかなと思います。

> > こちらが知識を貰ってばかりになってしまっている感じがして恐縮です。
> > こうやって雑談しているからにはお互い得るところがあってほしいものですが…。

> いえいえ、ただの雑談なんですから、そんな恐縮とかしなくて良いですよ(笑)。
> まあ、こういうのも「巡り巡って」の一種なんだと思いますし、
> (「巡り巡って」より、「お互い様」や「情けは人の為ならず」の方が伝わりやすいかな?)
> それに実際、こうした雑談する事で、私の中でもバラバラだった情報が整理されたり、
> 改めて考えてみる事で、思わぬ発見とかがあったりするのも事実ですからねえ。
> また、知らない話を教えて貰ったり、新たな分野に関心を持つキッカケになったり、
> 思わぬ視点に気付かされたりなど、ここでの雑談から色々と得る機会も少なくありませんし。

そちらがそれでも大丈夫ということであれば安心しました。
身勝手かもしれませんがどうも自分では役に立てていない状態というのが耐えられないもので…。

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