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[22011] Re:教科統合とデジタル教科書&数学の歴史返信 削除
2018/12/16 (日) 18:38:09

▼ 徳翁導誉さん
(漢詩について)
> しかも漢詩は、韻律や平仄などの厳しいルールにより、
> ある文字を使えば、別の場所で使える文字も限られてくるので、
> そうした文字の候補をパッと出せるのは、コンピューターの強みであり、
> また漢詩は、過去の名句を引用するのを好む傾向がありますからねえ。

確かにルールが厳格で厳しい方がコンピュータの強みが出そうですね。

> そして最後に人間が添削を重ねれば、自然な詩が作れるようになると思います。
添削なしで機能するには相当大変そうだなと思っていましたが、やっぱり添削は要るということでしたか。

(学問について)
> > 科目の縦割りについては、ラングランズプログラムという言葉を聞いたことがあります。
> > 学問の間に隙間はなく繋がっているとか、そんな意味合いで聞きましたね。

> 「ラングランズ・プログラム」というのは、数学分野の統合だった気が・・・・

自分はテレビで学問全体についてのように使われているのを聞いたのですが、
元々は数学分野だけの概念だがそれを拡張した考え方、ということだったのかもしれません。

> で、この歴史こそ、全ての学問を結び付けうる「幹」になれると思うんです!!
> それこそ、古代の文明から話を始めれば、
> 全ての教科内容は、小中学生でも理解できるレベルからスタートしますし、
> そこから1歩1歩と段階を踏んでいけば、高校や大学のレベルまで辿り着くはずです。

ラングランズプログラム(の拡大解釈かな)の考え方は熟しきった学問を想定しているようですが、
歴史を追って学問の発展を追うアプローチもいいですね。
というか前提条件の関係でそちらのアプローチの方が現実的なのかもしれません。

> 中学から高校、高校から大学と、階段の途中で扉(受験)があり、
> その年齢に達しないと、扉が開かないシステムというのは、違う気がするんですよね。

上限がほぼ決められている上、テストなどで底上げを試みる一方、受験では切り捨ててしまうので、
平均的に平凡な成績であれば恩恵を受けられるのかもしれませんが、
得意分野一点集中というタイプは割を食ってしまう気がします。
「日本人は平均すると能力は高いが突出した人材は少ない」といったことを聞いたことがありますが、
その教育システムがそうさせているのかなと思ったりします。
とはいえ外国の教育について知識が少ないので、比べるとどう違うのか、という具体的な見識はないですが。
まあ仕方ない面があるというかそれが必ずしも悪いとも思いません。

>例えば物理ですと、高校の段階では微積分を使いませんから、
>いきなりポンと公式が現れて、それを丸暗記して用いるだけの内容になります。

あまりはっきりとは覚えていませんが、微分・積分は高校で習ったような。
とはいえ、公式を丸暗記しようとしていた人が多かったとは思います。

> ステップさえ確実に踏んでいけば、定められたカリキュラム範囲などに関係なく、
> 中学生や高校生でも、大学の内容を理解できる子は多いと思うんですよねえ。

そうだと思います。

(新コンテンツ案について)
> ですから、X軸を地域、Y軸を分野、Z軸を時間として、
> 3次元的に教科書を構成できれば、全ての地域と、数々の分野を押さえつつ、
> 時間の経過(人類の進化)を辿りながら、それらを段階的に学べるのではないかと?

地域は統合されていくでしょうし、分野も分割の仕方が時代で変わっていくので、
そこを考えるのは難しいでしょうけど、アイディアとしては良いなと思います。

> 従来みたいに、出来るだけ情報を詰め込もうとして、無理に網羅化し、
> 単語を列記するばかりで、内容的に却って無味乾燥になってしまうくらいなら、
> その分野の作品や人物から1つ選び、1ページ使って解説した方が良いと思うんです。
> そして、それで関心を抱いた人に対しては、キチンと案内板さえ示せておければ、
> 何もそこで全てを解説しなくても、他の作品や人物は個々に独学してくれるでしょうし

言われてみると、確かにそうだと思います。

> まずは、幹となる歴史部分の大まかな大筋を「章」立てし、
> 続いて、太い枝となる各教科の「節」を幹から伸ばして、
> それで骨格が定まれば、中身となる「項目」を枝葉として肉付けしていく流れで、
> 盆栽作りじゃないですけど、やってみながら、途中で章や節を弄るのも良し。
> 全体的なイメージとしては、そんな感じですけど、最初の取っ掛かりとしては、
> 要するに、「いきなり本文は難しいにしても、章や節の目次作りくらいなら」と。
> これだけでしたら、今の基礎知識でも、十分に行えそうですしね。

なるほど。
となると構成を徳翁導誉さんが考えて、主に有志が本文を考えるという感じになるのでしょうか。

> 続いて、「世界史国家図鑑」は、歴史上の英雄という個人の単位に対して、
> 組織という集団の単位は、どうも人々の関心を呼び難い面があるのか、
> 人物図鑑はあっても、国家図鑑というのは、あまり無いように思うんです。

私は関心がありますが、出回っている情報ではまとまっているのが少ないなとは思っていました。
図鑑とは違うのかもしれませんが、世界地図ベースでおおよその勢力範囲が細かい時代別にデータがあって、
動画形式ではなく任意にそれぞれの画像を同じページで見れて、補足として各種文章が見れるというのがあればいいなと思ってはいました。
特に、なぜそうなった(とされている)かという解説があれば嬉しいですね。
歴史の資料集の最後に地域分けした国家の変遷が棒状の表現で載っていましたが、
北宋の次に南宋とあるのを見て、どういう意味で分かれているのか疑問に思いましたが当時は分かりませんでした。
(先生に聞いても教えてくれなかったですし、当時はネット環境もなかったので。今は分かります)
そういうところも、地図ベースで見ると意味が分かりやすくなると思ったのです。

> ゲームを遊びながら、国家や君主を覚えていく形の案もありますね。
なるほど、そのほうが堅苦しくなくて取っつきやすいでしょうね。
作るのは大変そうな気がしますが、あれば役に立つものだとは思います。

> で、これも以前から思っている事なのですが、
> 歴史の勉強と言うと、どうしても政治史や偉人史に偏り過ぎていて、
> 私たちのような一般庶民が、各時代にどう暮らしてきたかは学ばないんですよね。

あまり学ばないですね。私も欲しいと思いますが何故ないのか分かりません。

> 何だかんだ言って、歴史で最も人気があるのは、
> 戦国や幕末など、歴史が大きく転換する激動期なのですから、
> 「日本史の転換期」という事で、おいしい所だけに絞って解説すると(笑)。

人気はありますが、それだけに解説している所が多い気がしますし、
そこだけ改めて取り上げても旨味が少ない気はします。

(数学について)
> いや、さすがに圏論までは・・・・
> 20世紀の数学は、私の手に負える範囲かどうか?(苦笑)
> とりあえずは、群論が目標ですね。
> やはりガロアは、歴史上の数学者の中でも人気が高いですし、
> いかにガロアが天才とは言え、200年前に、10代で導き出した理論ですから、
> 21世紀の人間として、そこくらいには辿り着けたらなぁ、と(笑)。

あっ、群論から圏論に発展したのですね。で、当時の概念としては群論と。
よく分かっていませんでした。

(ピュタゴラスとその教団について)
> その集団も、学派と呼ぶよりは「教団」と呼ぶ方が、時代状況には合う気がします。
> 現代なら「世界は数学で動いてる」と唱えても、単に科学者と思われるだけでしょうが、
> 2600年前に、そんな思想を唱えたら、神を信じぬ新興宗教の一団にしか見えないと(笑)。

なるほど。

> 動的に連続するのが「天文学」、静的に連続するのが「幾何学」、
> 絶対的に離散するのが「数論」、相対的に離散するのが「音楽」とされてました。

動的に連続:天文学・静的に連続:幾何学、という表現は何となく分かる気がしますが、
絶対的に離散・相対的に離散という表現はよく分からないですね。
というかその並びだと、動的に離散・静的に離散という表現になりそうなんですが違うのですね。

(芸術について)
> これらも数学同様、その流れを順に追っていかないと、理解不能に陥るかも?
ピュタゴラス教団の流れから言葉を借りると、数学は内容的には「静的」な解釈のものがほとんどなので、
数学にばかり浸かっていると忘れそうになりますが、物事には「動的」な流れがありますからね。
ちなみに自分は芸術はあまりよくわかりません。

(プログラミングとかについて)
> って、官さんは光栄のゲームとかプレーされたりするんですか?
> 一口に「KOEIから出ていたのと似た感じ」と言っても、
> 武将風雲録あたりの時代を思い浮かべる私とは、イメージが異なる可能性も?(笑)

父親の影響で三國志VとWをやっていました。
それ以外には、プレイはしていませんがXと11のプレイ動画を見たりして、大体は掴んでいるつもりです。
信長の野望の方はほとんど知りません。

でも説明がざっくり過ぎたかもしれませんね。
もう少し細かく説明すると、こんな感じで考えています。
・コマンドで内政担当を配下の将(もしくは自身)に割り振って担当させる(実装)
・配下の配下とかが存在する、政治的な上下関係と軍閥的な上下関係が存在する(実装)
・戦闘は新史記みたいに1枚のマップ上に表現、ユニットで火計とかの発動も似た感じ、ただしマス目はそれより粗く、基本1部隊同士で1部隊1マス(未実装)
・現在、中原は多くのマスに城(県城)がある(マスの密度は悩み中)
・薄く広く守るのではなく、拠点を選んで定める感じを想定
・指令するフェイズと実行されるフェイズを別々に(現状の範囲で実装)
・能力パラメータは知・文・武の3つ、それと特技という項目がある
って書いてみたらあまり似てないような・・。
これで伝わるか分かりませんが、こんな感じです。

> 銀英伝は、今年放送された新作の方ではなく、30年前の旧作の方でしたか(笑)。
> という事は、ガンダムの話とかも、世代的には近年の作品でも良さそうですが、
> 実際は40年前の第1作が、未だにメインだったりするんですかねえ?

3部作と呼ばれる範囲(第3作まで?)がメインみたいです。

> 特にハイジなんて、元の作品すら知らない若い世代からしたら、
> CM内でのキャラクター像の方が、元のイメージになってる可能性も?(苦笑)

さすがにそれは分かると思いますが…。
自分もしっかり見たことはないですが断片で見聞きする中でイメージはありますし、CMのが違うのは分かります。

あと、メールを送っていますので、ご確認をお願いします。

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