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[22094] Re3:将棋・改良版について返信 削除
2019/1/24 (木) 19:48:08 徳翁導誉

> > > 将棋の改良すべきだと私が思うところです。
> > > 1、香車と桂馬があまり活用されていない

> > 香車や桂馬を上手く活用できてない時点で、改良とか言えるのか否か?
> > それこそ3じゃ無いですが、この2駒は飛び道具ですしね。
> > > 3、遠距離攻撃が不可能なため実戦とはあまり似ていない
> > 対象とする時代が異なると言えば、それまでですし、
> > そういう要素を入れると、ゲーム性のシンプルさが失われるんですよね・・・・

> いや、時代が同じでも、弓矢、弩はありますよ。
> そういう自信は動かないで敵を攻撃できる駒の事です。

う〜ん、と言いますか、威力と射程距離の問題ですよね。
もちろん弓矢や投石などは、昔からある攻撃手段ですけども、
それだけでは、相手に大きな損害を与える威力に欠けてましたし、
射程距離も短いので、近接戦闘の延長にあったとも言えます。

ですから、ゲーム的な表現として考えた場合、
剣であれ、長槍であれ、弓矢であれ、攻撃するのは隣接マスであり、
別にヒット・ポイント制とかでは無いので、どれも同じ効果となります。
強いて違いを作るなら、マスを移動するか否かになるでしょうけど、
その程度の違いで駒のタイプを分けるのは、ゲーム的に蛇足な行為でしょうね。
シンプルじゃなくなりますし、単に面倒が増えるだけですから・・・・
それに、空間的か? 時間的か? の違いがあるとは言え、
繰り返しになりますけども、飛び道具として、香車や桂馬が既に存在しています。

また、実際の戦闘面から言うと、
弓矢などでは威力も距離も大した事なかったからこそ、
「三兵戦術」の登場は、「火器」の登場の後に来る訳ですね。
つまり、思われてる様な遠距離攻撃は、弓矢でなく、鉄砲や大砲など範疇であると。

> > > 6、謀略要素がない。
> > 徹底的にやるなら、将棋ではなく「兵棋演習」で良いでしょうし、
> > 6に至っては、基本的にボードゲームの範疇では無いでしょうね。

> そうですか?
> 多人数用だと謀略もできます。
> ということで、『四人大将棋』というものも考えてみました。
> 四人将棋の拡大版ですね。

多人数でやるなら、もう本来の将棋とは別のゲームですよねえ?
私が言いたかったのは、1対1で対戦形式で、
ランダム要素を伴わないタイプのゲームという事です。
将棋とは、典型的な「二人零和有限確定完全情報ゲーム」であり、
この5つの要素の内、いくつか要素が変われば、ゲーム性は様変わりします。

また、同じ主旨の事は、WW2オンライン系の時にも話しましたけど、
謀略コマンドが無ければ、謀略が行えないなんて単純なモノではなく、
却って、そんな安易な方法では行えない謀略こそが、真の謀略なんです。
将棋で言えば、相手を自らの術中にハメるなどは、ある意味で謀略でしょうし、
コマンドだのイベントだのに頼らず、それを行ってこそ、
ゲームとして、より深い快感が伴うはずです。

> > > 主な追加駒は弓・弩・投石器・鉄砲・大砲・盾・楯(漢字で区別)です。
> > > 盾は弓・弩・鉄砲と大砲による間接攻撃を防ぎます。

> > そんなに、兵科をたくさん扱いたいのであれば、
> > コーエーの「チンギスハーン4」で良いのでは?(笑)
> > 騎士とか、武士とか、投石機とか、火砲兵とか、象兵とか出てきます。
> > https://twitter.com/furukawa1917/status/794551189153062912
> > でもまあ、コーエーのゲームはAIが弱いですし、
> > 三兵戦術とかをガチで扱うなら、却って兵科は絞った方が良いかも?
> > 同じ兵科でも熟練度で違いが出れば、いろいろ表現も可能ですし。

> あくまでも手軽なやつです。
> そんなかなり時間がかかるようなものではなく。

それだと、ぶっちゃけた話、
どっち付かずで、中途半端になるだけだと思いますよ。
シンプルでもなく、複雑だけど奥深くも無い訳ですから・・・・
だからこそ現実的に、大将棋とか広将棋は流行ってないんです。

> > 逆に言うと、コーエー・ゲームの戦争パートの拡充案を考える方が、
> > より建設的なのかも知れませんね。
> > 征服王オンラインの要領で、ランダムにHEX地形マップを生成し、
> > 歩兵・騎兵・砲兵・工兵などの兵科を作り、

> おお、そちらの方が断然面白そうです。

まあ、こういうタイプのゲームであれば、
一撃消滅ではなく、ヒット・ポイント制とかにも出来ますし、
同じ兵科であっても、能力が異なるとかも出来ますからねえ。
あと、兵科の種類もシンプルに絞ったの方が、
近世の基本戦術であった「三兵戦術」を、より深く理解できるかと?


> > > ・将棋vsチェス
> > > チェス軍も打てます。
> > > 並べ方は真ん中を開け、ポーンを増やします。

> > これ↓ですか?
> > http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/5143/chessvsshogi/

> あったんですか。
> 森羅万象棋をイメージしてました。

ボードゲームの異種格闘技戦なら、
既に「将棋vs.囲碁」↓まであります(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=c5lbc5DuLr8

> > > チェス軍はキラキラネーム風に
> > > 『兵卒[ポーン]』『女王[クイーン]』『騎士[ナイト]』『国王[キング]』『司教〔ビショップ〕』(笑)
> > > あと『戦車[ルーク]』

> > キラキラ・ネームと言うか、普通に日本語名だと、ほぼそうですよ。

> 括弧のなかは読み方です。

漢字で書いて、カタカナで読ませるという事ですか?
いや、それにしても、この方面では結構普通の事ですよ。
下手にカタカナばかりの文章になるよりも、
適当な漢字を当てて、原語の読みを振るのは、決して珍しくありません。
例えば、古代ローマについて説明する文章とかでも、
執政官や独裁官と書いて、コンスルやディクタトルと読ませたりもしますし。

> > ビショップは「僧正」が割と一般的で、ルークは「城or砦」かな?
> 「僧正」は思いました。ルークって城か?
> まあ、英語では「キャッスル」とも使いますしね。

そもそも、駒の形自体が城塞ですし、
キングとルークを同時に動かす手なんて、
そのまま「キャスリング(入城)」と呼ばれてますので。
って、チェスのルールとか、御存知ですか?

> > 中国語だと「王・后・象(ビショップ)・馬・車(ルーク)・兵」ですね。
> クイーンって后ですか。言われてみれば納得です。
> あとは全部象棋からの応用ですかね?
> 仕と炮がいませんが。

象棋せよ、チェスにせよ、大元は古代インドのチャトランガですからねえ。
象棋からの応用と言えば、そうかも知れませんが、
そもそも源流が同じだったとも言えます。
「なんで象が居るんだ?」と問われれば、インド生まれだからです(笑)。

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