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[22148] Re:将棋・改良版改め改造版について返信 削除
2019/2/14 (木) 19:57:30 徳翁導誉

> > > > > それに、もしも使われない駒があるなら、それを削ろうというのが本来の流れで、
> > > > > だから、別の駒を増やそうというのは、何だか違う気がします。

> > > 削ると言うよりは改良したいんですよね。

> > 恐らく私の中では、その「改良」というフレーズが引っかかっているのかと?
> > これが改造であれば、別に、付け足した要素が蛇足でも構わないんですが、
> > 改良(より良くする)のであれば、蛇足じゃダメなんですよね。

> そうですね、では題名も変えておきます(笑)
> なんだか「改」の字ばかりですが。

何となく、チェスでも駒が寝返るルールを考えてみました。
将棋のように、取った駒を持ち駒としてキープし、自由に打てるのも良いけど、
それだと将棋のルールと大差が無いので、試しにオセロのルールを採用。
チェスもオセロも、駒の色が白と黒で、盤が8×8マスですからねえ(笑)。
簡単に説明すると、チェスのルールで駒を動かした際に、
オセロの要領で、縦・横・斜めに同じ色の駒同士で挟めれば、
その間にあった相手側の駒は、全て自分側に寝返るという具合ですね。

まあ、イメージ的には、「包囲されて降伏した兵」って感じですけど、
ゲーム的には、このルールにより、戦局も一気に変わる可能性がありますし、
信長さんが重視されていなかった、盤の端での戦いも、凄く重みを増してきます。
左右両端から挟まれれば、その列の駒は一斉に寝返る訳ですからねえ!!
(寝返る駒の中にキングが居た場合、その時点で勝負アリとします)
従来通りに取って消すか、新たに挟んで寝返らすかで、戦略の幅も広がろうかと?
・・・って、パッと思い付いたまま書きましたから、
このルールで本当にゲームとして成り立つかは、まだ未検証ですけど(苦笑)、
でも、「色と盤が同じ」なんて単純な発想の割に、意外と面白そうな気がします。
(とは言え冷静に考えると、駒を挟める機会なんて、実際は少ないのかな?)

結局の所、駒数を増やし、盤面を広げれば、確かに複雑性は高くなるものの、
それがゲームとして面白くなければ、単なる蛇足的な拡張に過ぎませんし、
面白さを求めて行けば、自然と適当な所にルールは収束していくモノだと思います。
で、将棋の場合、それに当たるのが「本将棋」であろうと。
その一方で、ゲーム的な面白さより、リアルさを追求しての改変方向だとしても、
行き着く所は、シンプルな将棋ルールとは別物の、「兵棋演習」だと思いますしね。
また、将棋などのように、完成度の高いゲームに対して、
更に何かを付け足して、新たな面白さを加えようとするのであれば、
既存の駒や盤の拡張ではなく、まるで異なる分野との融合が適している気がします。
そういう点では、最初に全ての駒が量子的な重ね合わせの状態にあり、
駒を動かす事で種類が定まっていく、「量子将棋」などは面白い発想ですよね!!
https://dic.nicovideo.jp/a/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%B0%86%E6%A3%8B

将棋ではありませんけど、他には「素数大富豪」など、
https://dic.nicovideo.jp/a/%E7%B4%A0%E6%95%B0%E5%A4%A7%E5%AF%8C%E8%B1%AA
理系心をくすぐるゲームは、個人的には結構好きですね(笑)。
これらのゲーム案は、既にある有名なゲームを土台としつつ、
理系要素という別分野を加える事で、また新たな楽しみが追加される訳で、
私自身も、こうしたタイプのゲームを、何か生み出してみたものですが、
なかなか実際には難しいのが現状ですね・・・・
一応、交互に式で線を引き、閉鎖領域を描く事で色を変えていく
「関数オセロ」みたいなのは考えたのですが、あまり面白そうじゃない(泣)。
あと、理系要素を足して響くのは、基本的に理系の人が対象となるので、
そういった意味では、ウケる範囲が狭いとも言えるかも知れません。

その辺りを考慮すると、新たに別分野と組み合わせるにしても、
別分野自体も人気が高い方が良く、そうなるとスポーツとかが無難なのかも?
「サッカー・チェス」のように、戦術をゲーム的に楽しむモノも既にあり、
https://www.amazon.co.jp/dp/B000BD5VM8
野球の配球なども、駆け引き系のカードゲームにすると面白いと思います。
他にも、アメフトだったり、カーリングだったりと、
戦術性の高いスポーツ競技は、意外にゲームとの相性が良い気がしますし、
逆に、スポーツ競技のルールを、既存のボードゲームに持ち込んだりとか!?
パッと思い付いただけですけど、「カーリング将棋」とか少し面白そう(笑)。


> > 実際、広将棋だろうと、安南将棋だろうと、軍人将棋だろうと、
> > ネット対戦できるプログラムを作るのは、結構簡単なのですが、
> > でも結局、本当に作ったとして、果たしてどれだけ需要があるかと言えば(笑)。
> > それこそ、それが自作の変則将棋であっても、
> > ゲーム的に面白そうで、需要もあるのであれば、ここで作っても良いですけどね。
> > 何でしたら、「3Dチェス」や「4次元オセロ」みたいな事も出来ますし、
> > http://kakolog01.g1.xrea.com/3D_chess/taikyoku.html
> > http://tokuou.g1.xrea.com/java/4D_Othello/4D_Othello.html
> > あとは、凸型にして向きの概念を足したり、

> 良くわからないのですが。
> 要するのに、駒の向きを変えられるという事ですか?

そうですね。
向きの概念があれば、側面や後方からの攻撃は強くなります。

> > ヒット・ポイント制にしたりとか出来ますけど、
> > ここまで行ってしまうと、もう将棋とは呼べないかな?(笑)

> HP西面白そうですね。

ヒット・ポイント制だと、一手撃破の将棋と違い、展開スピードが遅くなる為、
却って、「戦線」というモノを表現し易くなりますし、
1手1手交互ではなく、銀英大戦のようなターン制も可能となります。
対面で対戦するならまだしも、ネットで対戦しようとすると、
1手ずつ交互に指すよりも、1ターンずつ交互に指す方が適してますし。

・・・って、今更、そもそも論になっちゃうのですが(笑)、
当スレッドは、実際のゲーム化を念頭に置いたモノなのでしょうか?
それとも、プレー目的ではなく、考えてみるのがメインなのでしょうか?
もしくは、いろいろな変則将棋(特に駒)を語ってみたかったのでしょうか?
その辺りが違うと、最終的な話の方向性も異なってきますからね。


> > > > > > 将棋よりチェスの方を先におぼえました。
> > > > > って、将棋よりチェスを先に覚えるのは、珍しいパターンですね(笑)。

> > > 珍しいパターンでしょうか?
> > > 象棋・チャンギならともかくチェスですしね。

> > 私の感覚ですと、将棋より先にチェスを覚える人よりも、
> > 将棋より先に囲碁を覚える人の方が、まだ多い気がします。
> > そもそも将棋や囲碁と違い、チェスのある所は非常に限られるはず・・・って、
> > 今の時代ですと、この辺の昔ながらボードゲームも、
> > アナログの実機で、実際に相手と対面して行うのではなく、
> > デジタル画面上で、ネットやコンピューターを相手に始める人が多いのかな?

> 私の場合はアナログですが?

では、やはり珍しいケースだと思いますよ。

> > また、将棋やチェスと違い、大局観を養う囲碁というのも、異なる趣がありますね。
> それは理解出ますね。

個人的には、小中学校(義務教育)の授業に、
こうしたボードゲームやカードゲームの授業が、
あっても良いのではないか?と、私は思っていますし、
もっと言うと、従来教科の学習においても、
遊びの要素があって良いのでは?と考えています。

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