[スレッド全体]

[22182] Re7:新ゲーム案・歴史人物談義・未来予想etc返信 削除
2019/2/28 (木) 21:39:29 徳翁導誉

> > > > > > 日本での中国史知識となると、古代が一番メジャーなような気も?
> > > > > 私は明・清大が一番好きですがね(笑)

> > > > とりあえず、明や清の何処が好きなのでしょう?

> > > 明清は近代的な武器も登場してくるし、国際的になってくるからですかね。

> > そういう理由だと、明や清の王朝そのものと言うよりも、
> > 明末や清末といった時代に、特定されて来る感じでしょうか?
> > あと、明代や清代で好きな人物って誰かいます?
> > その辺まで具体的に解ると、より明確に見えてくる気がします(笑)。

> 好きな人物は曽国藩・李鴻章・鄭和などです。

曽国藩・張之洞・左宗棠・李鴻章の晩清四大名臣に関しては、
私も好きで、昔、ネタ動画↓として作った事がありますね(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=p5_9R1_LBNk
幕末期の幕臣たちとも、通ずる所があるかも知れませんが、
どうにもならない苦難の状況で、義に殉ずる人材は結構好きですね。
また、動乱期だけあって、清朝末期で言えば、
劉永福とか、ヤクブ・ベクなども面白い存在です。
まあ清末民初に関しては、世界史のダイナミックな動きともリンクしますし、
この辺りも、日本の幕末維新史と被る所があるかも知れませんね。

その一方で、同じ王朝末期の動乱でも、明末清初は少し微妙でしょうか?
鄭成功はまだしも、李自成とか呉三桂は、あまり英雄っぽく無いので・・・・
でも考え方によっては、行動が非常に人間臭かったりして、
それはそれで、また別の魅力があったりするのですが(笑)。


> いや、康熙帝・乾隆帝・永楽帝も好きですがね。
康熙帝と乾隆帝が好きという事でしたら、
宮崎市定の名著ですので、既に御存知かも知れませんが(笑)、
その間にいる「過労死した皇帝」こと、雍正帝の本でもオススメしてみますかね?
https://www.amazon.co.jp//dp/4122026024

> > > > ちなみに「名宰相」なので、上記は首相級の人物に限定してありますが、
> > > > 閣僚級まで含むなら、江戸時代は田沼意次よりも荻原重秀かな?
> > > > と言いますか、経済財政面で荻原より優秀だった人材は、
> > > > 日本史上においても、ちょっと思い浮かばないんですよねえ・・・・
> > > > 高橋是清が次点で、その次は池田勇人でしょうか?

> > > 平清盛とかは?

> > 大きな成功も失敗も両方している事で、正負両面を描ける利点もあったりします(笑)。
> > そう思うと、2012年の大河ドラマ「平清盛」も、頑張った作品ではありましたが、
> > この辺の「面白き事」をちゃんと描写できていれば、最低視聴率にはならなかったかも?

> 確か、日本初のインフレを起こしたんでしたよね。
> 日本で初めて経済が動き出す気がします。

という事で、日本の貨幣経済を切り開いた先駆者である反面、
先駆者であればこそ、大きなトラブルも同時に引き起こしている訳で、
もちろん評価は出来ても、日本史上でトップかと言われると、そこまでは微妙ですよね。
・・・って、そう言えば以前、日本通史のリレー大河ドラマ案を考えた時、
平清盛を25名の主人公の1人に選んでたのを思い出しました(笑)。
財政家として指折りとは言えずとも、やはり人物としては大きな存在かと思えます。

http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s21670#21670
 大伴金村(480頃〜550頃)
 蘇我馬子(550頃〜626)
 天武天皇(630頃〜686)
 藤原不比等(659〜720)
 吉備真備(695〜775)
 最澄(766〜822) or 坂上田村麻呂(758〜811)
 藤原良房(804〜872)
 菅原道真(845〜903)
 平将門(900頃〜940)
 清少納言(966〜1025)
 源義家(1039〜1106)
 平清盛(1118〜1181)
 島津忠久(1160頃〜1227)
 安達泰盛(1231〜1285)
 佐々木道誉(1296〜1373)
 今川範政(1364〜1433)
 足利義政(1436〜1490)
 毛利元就(1497〜1571)
 徳川家康(1543〜1616)
 保科正之(1611〜1673)
 荻原重秀(1658〜1713)
 青木昆陽(1698〜1769)
 葛飾北斎(1760〜1849)
 西園寺公望(1849〜1940)
 松下幸之助(1894〜1989) or 瀬島龍三(1911〜2007)

> > > > > > > ・インド・ムハンマド皇太子政権のサウジ・南北朝鮮などアジア勢が成長。
> > > > > > そして南北朝鮮は・・・76年も先を予測するには、不確定要素が多すぎますね。
> > > > > > 北朝鮮は存続しているのか? それても統一されているのか?
> > > > > > 存続していても、統一していても、どんな体制かで話は大きく違いますし。

> > > > > だから南北朝鮮と書いたんです。
> > > > > 統一朝鮮や韓国ではなくて。

> > > > いやいや、それくらい先行き不透明なのが朝鮮半島なのですから、
> > > > 成長のシナリオよりも、それ以外の可能性の方が、ずっと高いのでは!?
> > > > 成長というのは、伸び代と安定性があってナンボでしょうし・・・・

> > > 大量分裂とか考えられますしね。
> > > 再び3国時代とか。

> > いや〜、普通に考えたら、大分裂とか有り得ないでしょ!?
> > 一体どのような展開になれば、そうした分裂が起こると思われるのでしょうか?

> いや、私は未来予想はすべて分裂させたいのです(笑)
> ドイツ、中国、日本、アメリカ、朝鮮など。

それはもう、予想じゃなくて願望じゃないですか(笑)。

> まあ、現実味があるのはドイツ・中国だけですかね?
> 次点でアメリカ。

正直、どこも分裂の現実味は感じませんけどね・・・・
欧州ならドイツよりもイギリスやベルギー、
北米ならアメリカよりもカナダの方が、可能性としては高いでしょうし、
東洋も強いて言うなら、中国よりもインドネシアの方ですかねえ?

> 韓国だって一応、百済エリアと新羅エリアのなかは悪いようですが。
全羅道と慶尚道の関係は、あくまでも国家の主導権を巡る地域間対立であり、
分裂などしたら利権も主導権も握れないのですから、意味がありませんし、
残る京畿道や忠清道との、都市と地方との対立の方が目立ち始めているので、
今までの全羅道と慶尚道の対立が、最近では弱まってるのが実態かと?

> > > > 現在のロシア議会は、プーチンの政権与党「統一ロシア」が席巻しているものの、
> > > > プーチン後も、この政党がロシアを率い続ける可能性は薄いと思われ、
> > > > 新たな大統領を支持する政党が、また別に作られるのであろうと思います。
> > > > 日本に例えれば、政権交代の度に、希望の党みたいなのが登場する感じですね(笑)。
> > > > なので、そこに個人へのフィーバーは起きても、組織や体制の持続性は生じ難いです。

> > > それはすごいですね。
> > > 希望の党・大阪維新の会ですか(笑)

> > 言うなれば、小池新党とか、橋下新党みたいに、
> > 強力なリーダーの看板が、あってこその政党みたいな感じですね。
> > 言い換えれば、リーダーの権力を補完する機能として政党でしょうか?

> 小泉新派閥とかもですかね?
> 所謂チルドレン現象ですか。

小泉チルドレンは、また別ですね。
日本の国政は議院内閣制なので、政党政治が中心ですし、
彼らは小泉チルドレンである前に、あくまでも自民党議員でしたから。

> まあ大統領制だから議員はあまり関係ないのかな?
いやいや、憲法とかが名ばかりの独裁国家であれば別ですけど、
まがりなりにもロシアは民主国家ですから、議会を押さえなければ、
大統領であっても、内政面で力を発揮にするのに、支障をきたしてしまいます。
そもそも大統領制の方が、政治的ねじれ現象が起こり易いですからねえ・・・・
逆に言うと、だからこそ、主義主張などは二の次にして、
とにかく大統領は、自分を支持する議員を増やし、議会の過半数を握りたい訳ですし、
議員側としても、権限が集中する大統領に味方して、おこぼれを頂戴したい訳です。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.72