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[22200] Re9:新ゲーム案・歴史人物談義・未来予想etc返信 削除
2019/3/7 (木) 19:55:06 徳翁導誉

> > > > > > > 私は明・清大が一番好きですがね(笑)
> > > > > > とりあえず、明や清の何処が好きなのでしょう?

> > > > > 明清は近代的な武器も登場してくるし、国際的になってくるからですかね。

> > > > そういう理由だと、明や清の王朝そのものと言うよりも、
> > > > 明末や清末といった時代に、特定されて来る感じでしょうか?
> > > > あと、明代や清代で好きな人物って誰かいます?

> > > 好きな人物は曽国藩・李鴻章・鄭和などです。

> > 曽国藩・張之洞・左宗棠・李鴻章の晩清四大名臣に関しては、
> > 私も好きで、昔、ネタ動画↓として作った事がありますね(笑)。
> > https://www.youtube.com/watch?v=p5_9R1_LBNk

> 晋が近代化していたら、今はかなり違う世界になっていたでしょうね。

中体西用の洋務運動ですか?
う〜ん、それが上手く行っていれば、
確かに現在とは、かなり違う世界になってるでしょうけど、
本当に上手く事が運ぶ可能性があったかとなると、なかなか難しかったでしょうしね。
日本史で言うなら、もしも西周の大君制国家構想が実現していれば、
幕府とは異なる形で徳川政権が存続し、その後の歴史も大きく変わってたでしょうけど、
果たして、当時の状況で、それが本当に実現可能だったかと考えると・・・・
まあ、歴史ifとして考える分には、面白いんですけどね(笑)。

> > 幕末期の幕臣たちとも、通ずる所があるかも知れませんが、
> > どうにもならない苦難の状況で、義に殉ずる人材は結構好きですね。
> > また、動乱期だけあって、清朝末期で言えば、
> > 劉永福とか、ヤクブ・ベクなども面白い存在です。
> > まあ清末民初に関しては、世界史のダイナミックな動きともリンクしますし、
> > この辺りも、日本の幕末維新史と被る所があるかも知れませんね。

> 江戸初期の話になりますが、豊臣秀頼って光緒帝っぽいですよね。
> 淀殿なんて西太后ですし。
> それだと北政所は東太后

いや〜、似てますかねえ?
日本史だと、北条政子・日野富子・淀殿の3人が、
中国史だと、呂后・則天武后・西太后の3人が、
それぞれ「悪女」の代名詞になってる所以外、それほど共通点は無い気がしますけど。

ただ、私の好みから言いますと、それこそ、
豊臣秀頼に従った武将たちは、かなり好きなタイプですよね(笑)。
長い戦国史においても、一番好きなのが大坂方だと思います。
そういう意味では、数年前の大河ドラマ「真田丸」など、
個人的にはドンピシャな題材でしたし、
大坂の陣のゲームを作ってみたい思いは、前々から有ったりします。

> > その一方で、同じ王朝末期の動乱でも、明末清初は少し微妙でしょうか?
> > 鄭成功はまだしも、李自成とか呉三桂は、あまり英雄っぽく無いので・・・・
> > でも考え方によっては、行動が非常に人間臭かったりして、
> > それはそれで、また別の魅力があったりするのですが(笑)。

> 人間っぽいっと言うなら、江戸時代の将軍とかそんな感じでは?

真に「人間の本質」が見えてくるのは、極限状態に陥った時だと考えれば、
泰平の世の将軍たちとかは、ちょっと毛色が違うような気がします。
と言いますか、そんな極限を強いられる時代そのものが、
人の置かれる状況としては、異常と言いますか、望みたくないモノですからねえ。

> https://ja.wikipedia.org/wiki/STOP%E5%8A%89%E5%82%99%E3%81%8F%E3%82%93!
> 上の漫画を読むと三国志の英雄たちまでそうなりますが…。

その作品の事は知りませんでしたが、
タイトル自体は「ストップ!! ひばりくん!」のパロだという事は解ります(笑)。
少し調べてみた所、当時NHKで放送されていた「人形劇 三国志」をモチーフに、
当時人気のあった「かっとばせ!キヨハラくん」風味の作品って感じでしょうか?
あの頃は、横山光輝の「三国志(全60巻)」が完結して、人気を博し、
その人気にあやかって、光栄の「三國志シリーズ」も発売されるなど、
当時は小中学生の間でも、普通に三国志の話題が通じた時代でしたからねえ。

> > > いや、康熙帝・乾隆帝・永楽帝も好きですがね。
> > 康熙帝と乾隆帝が好きという事でしたら、
> > 宮崎市定の名著ですので、既に御存知かも知れませんが(笑)、
> > その間にいる「過労死した皇帝」こと、雍正帝の本でもオススメしてみますかね?
> > https://www.amazon.co.jp//dp/4122026024

> 雍正帝って軍機処設置した人ですよね。
> まあ有能なんでしょうね。
> 父と子のせいであまりぱっとしませんが。

この3人の場合、在位年数はそれぞれ、
康熙帝が61年・雍正帝が13年・乾隆帝が60年ですから、
中間だから目立たないというのもありますけど、
単純に年数が短いというのも大きいでしょうね。
ただ一方で、例えば前漢の文帝・景帝と武帝の関係でも言える事ですが、
先代が善政で財貨を蓄えてくれていたから、後任が好き勝手できた面もあり、
後任者の功績も、先代の功績があればこそ、というのが実際ですからねえ。

> > > > > 平清盛とかは?
> > > > 大きな成功も失敗も両方している事で、正負両面を描ける利点もあったりします(笑)。

> > > 確か、日本初のインフレを起こしたんでしたよね。
> > > 日本で初めて経済が動き出す気がします。

> > という事で、日本の貨幣経済を切り開いた先駆者である反面、
> > 先駆者であればこそ、大きなトラブルも同時に引き起こしている訳で、
> > もちろん評価は出来ても、日本史上でトップかと言われると、そこまでは微妙ですよね。

> もっと長生きしてたら、平家も…やっぱり滅ぼされてるかな?

武田信玄とかと、似たような感じなのかも知れませんね。
一族にとって、偉大なリーダーではあるものの、
同時に、一族を滅亡に追い込む要因も、自ら作っている人物であり、
その人が存命中は大丈夫でも、死後は結局同じ展開なのかも?
でもまあ、歴史は小さな歯車1つで、大きく結果が変わったりもしますから、
その時に、どのような条件であるか次第で、一概には言えないのでしょうけど。

> > > まあ、現実味があるのはドイツ・中国だけですかね?
> > > 次点でアメリカ。

> > 正直、どこも分裂の現実味は感じませんけどね・・・・
> > 欧州ならドイツよりもイギリスやベルギー、

> 確かに…。

今の時代、地方分権を進めれば進めるほど、独立志向は高まっていきますし、
そこに経済の悪化や、貧富の格差と言った問題が加われば、
ポピュリズム的なモノが流行るからこそ、選挙の度に対立が煽られる訳ですよね。
で、その時に、言語や文化の違いというのは、目に見えて解りやすいと。
ベルギーは1993年に連邦制へ移行し、イギリスは1997年に構成国に議会を開設してから、
地域間の対立が、却って増えた印象が強いですから・・・・
それでも、国家という大樹があると、安心できる面がありますけど、
欧州の場合、更に大きなEUという大樹が新たに生まれた事が、事態を複雑にしているかも?

一方でドイツは、元々が幾つもの国家に分裂していて、
それが連邦制という形により、1つの国家という体を為してるだけなので、
そもそも寄り合い所帯みたいな感じですから、
始めから独立性が高く、分裂する意味が乏しいんです。
また中国に関しては、地方分権や自由民主主義などとは縁遠いですし、
歴史的見ても、あれだけ広大な範囲が、ずっと一纏まりで続いてきた訳ですから、
今更、小さな理由で、大きな分裂が起こるなど、ちょっと考えにくいですね。

> > 北米ならアメリカよりもカナダの方が、可能性としては高いでしょうし、
> 嗚呼、ケベックがありましたっけ。

ただまあ、アメリカ分裂のネタとしては、21世紀に入った辺りから、
ブッシュの支持州を、「ジーザスランド」と揶揄したり、
オバマの支持州を、USSR(ソ連)ならぬ「USSA」と揶揄するなど、
対立は表面化しているので、国家の分裂は無くても、国民の分裂は進んでいるかも?

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