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[22618] Re:ミカエルさんのモスクワ紀行(笑)返信 削除
2019/9/8 (日) 20:48:24 ミカエル

▼ 徳翁導誉さん
> モスクワにマクドナルドの1号店がオープンしたのは、
> 確か連邦が崩壊する直前、つまりはまだソ連時代でしたよね?


確か1990年か91年だったと記憶しています。

> 考えてみれば、あれから30年ですもんねえ・・・・
> グローバル化が進み、チェーン店や量販店が増えた事で、
> 国内でも、世界でも、どの街も似たような風景になるのは、
> 正直、物悲しい面はあるのですが、でもそれは訪問者の視点であって、


それでもロシアの特長としてはスターバックスもマクドナルドも店内はロシア語のみです。
スターバックスの看板もしっかりキリル文字です。

> という事で逆に、「ここはソ連時代から変わらないなぁ」という風景はありました?

よく言われるのはシェレメチェボ2国際空港(現在のターミナルF)が挙げられますね。
ここは旧ソ連時代と同様に暗い空港です。反対に新しいターミナルDは新しく明るいです。

他にはモスクワ市内を走る地下鉄でしょうか。昔からある路線は日本のように商業的な看板は
ありませんので、「地下宮殿」と言われた雰囲気はしっかり残っています。
もちろん駅内部の装飾は旧ソ連時代のままで労働者を表す鎌とハンマーも消されずに残されています。

また、スターリンゴシックの高層ビル群もあるのですが
その名称に「ホテルウクライナ」「ホテルレニングラード」とはつけられているのですが
その内部はラディソンやヒルトンですので外観だけでしょうか。

まぁ、旧ソ連の地方都市にいけばいくらでもソ連時代に浸れるとは思いますが。

 
> って、グムやツムといった百貨店が、まさにそれ・・・と言うか、
> ソ連どころか帝政ロシア時代ですもんねえ(笑)。
> ショッピングには、あまり関心がない私ですけども、
> そんな私が1度は行ってみたい商業施設の1つこそ、まさにグムですし!!


ツムは内部に特筆すべきものはないので、日本の地方のデパートのような雰囲気です。
(もちろん入っているお店ははるかにハイブランドのお店ですが)
グムは入っているお店は西側のブランドショップも多いですが非常に趣はあります。

> う〜ん、やはり海外旅行未経験者の私には、正直ハードルが高そう(苦笑)。
> 「ウラジオストックなら近いし」とか、考える事もあるのですが、
> 日本からの距離に関係なく、この辺のハードルの高さは変わりませんよねえ?



うーん。沿海州ですよねぇ。インフラが整っていないのと、
外国語を話せる人がそういないのでモスクワやペテルブルグよりもハードル高いと思いますよ。

>
> > それでも以前にはなかったテアトルククラチョフ(猫のサーカス)なども楽しめましたし、
> ロシアでサーカスと言えば、日本だと「ボリショイ」ですけど、
> そんな「小さな」サーカスも、一方であったんですね!?


テアトルククラチョフはソ連崩壊後にできたようです。
ソ連当時は「ボリショイ劇場(大劇場)」の他には「マールイ劇場(小劇場)」がありました。
他にも小さな劇場は結構ありましたし、ウラジミールヴィソツキーの様に多少な体制批判も許されていたようです。
(ヴィソツキーについては奥様がマリナヴラディだったりするので当局からも多少黙認されていた感もあったようです)

 今風っぽいですけど、サーカスという事は、ソ連時代からあったのかな?
> でもまあ、日本は日本で「お猿の学校(日光猿軍団)」とかありますし、
> それのロシア版みたいな感じなんですかねえ?


そんな感じでしょうか。ただし、やっぱりねこですので実態としてはパントマイム劇だと思います。

> > スターリン様式のホテルウクライナに宿泊したり、
> > 旧ソ連時代の名所、「地球座」(アエロフロートの巨大看板があった、今は別企業の看板になっていました)を見たり、

> 恥ずかしながら、「地球座」という所は初耳でした。
> 旧ソ連の名所との事ですが、どんな所なのでしょうか?


https://jp.123rf.com/photo_62798862_6-%E6%9C%88%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF-03-2016%E3%80%82%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86-
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球体の看板は当時はアエロフロート(今は銀行)でした。
そして旧ソ連でも有数のレストラン「アルバート」の敷地にありました。
(現在は写真のようにロッテホテルになっています)

> > ドムスクニーガなどでレーニンからプーチンまでの
> > 政治的ポスターのカレンダーなどを購入したりして休暇を楽しめました。

> 「ドムスクニーガ」という所も知らなかったのですが、
> そうしたアイテムが揃う所となると、日本で言えば、
> 中野ブロードウェイみたいな所かな?と勝手に想像してみる(笑)。


日本語訳に訳すと「本の家」になります。サンクトペテルブルグにも同名のお店がありますが
あちらは帝政時代からあるお店ですが、モスクワの方はソ連時代のものです。
お店の雰囲気は「丸善」みたいな感じでしょうか。
品揃えについては「オスタルギー」趣向の方にも受け入れられるものもありますよと言った感じですので
あまりクセのある場所ではありません。

時間があればリトアニア(ビリニウス+カウナス)の方も次回書いてみますね。

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