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[22631] 次回はリトアニア紀行?返信 削除
2019/9/12 (木) 20:21:37 徳翁導誉

> > モスクワにマクドナルドの1号店がオープンしたのは、
> > 確か連邦が崩壊する直前、つまりはまだソ連時代でしたよね?

> 確か1990年か91年だったと記憶しています。

調べてみたら、1989年に出店準備が始まり、
1号店がオープンしたのが翌1990年みたいですね。
そして、1991年にはソ連が崩壊すると。

> > 考えてみれば、あれから30年ですもんねえ・・・・
> > グローバル化が進み、チェーン店や量販店が増えた事で、
> > 国内でも、世界でも、どの街も似たような風景になるのは、
> > 正直、物悲しい面はあるのですが、でもそれは訪問者の視点であって、

> それでもロシアの特長としてはスターバックスもマクドナルドも店内はロシア語のみです。
> スターバックスの看板もしっかりキリル文字です。

あっ、それは映像を見ていて、記憶に残ってますね。
当時は「鉄のカーテン」の影響も残っていましたから、
「そういうモノだろう」と思ったのを覚えていますけど、
これだけ国際化が進んだ現在でも、未だにそうなんですか!?
これはもう、ロシアの文化的な事情なのか?
それとも、単純に英語を表記する必要性が無いからなのか?
日本語に比べれば、ロシア語の方が、英語と近いはずですけど、
でも逆に、近いけど違うからこそ、敢えて使わない面もあるのかな?
実際、フランスなんかは、そんなイメージがありますし。

> > という事で逆に、「ここはソ連時代から変わらないなぁ」という風景はありました?
> よく言われるのはシェレメチェボ2国際空港(現在のターミナルF)が挙げられますね。
> ここは旧ソ連時代と同様に暗い空港です。反対に新しいターミナルDは新しく明るいです。

あ〜、それは何かのテレビ番組で、見た記憶がありますね。

> 他にはモスクワ市内を走る地下鉄でしょうか。昔からある路線は日本のように商業的な看板は
> ありませんので、「地下宮殿」と言われた雰囲気はしっかり残っています。

ロシアだけでなく、北朝鮮とかもそうですけど、
旧共産圏の地下鉄は、有事の際の地下シェルター利用も考えられてるからなのか、
やたらと深い所に作られてるイメージがあります。
その一方で、ホームの方は豪華に作られてるイメージも。
確かに地下鉄は、費用的にも大きく変わる事は少ないでしょうね。
日本でも浅草駅とかは、ディープな地下街も含めて、昔の雰囲気を色濃く残してますし。
・・・って、浅草の方は地下宮殿どころか、地下闇市みたいな感じですけど(笑)、
それはそれで、豪華さとはまた異なる趣深さがありますよね。

> もちろん駅内部の装飾は旧ソ連時代のままで労働者を表す鎌とハンマーも消されずに残されています。
鎌とハンマーが残ってるんですね!?(笑)
と言うか、わざわざ取り外す必要性も無いって事なのかな?
地域によって、未だにレーニン像が残ってる所もあるらしいですし。
でもさすがに、新設はされてないと思いますけど、どうなんでしょ?

> まぁ、旧ソ連の地方都市にいけばいくらでもソ連時代に浸れるとは思いますが。
それは確かにそうなんでしょうけど、日本にしても、
地方へ行けば、昭和な風景が残っているとは思いますが、
でもそれは、繁栄した形が残っていると言うより、廃れたから残ってる感じで、
個人的に求めているモノとは、またちょっと違って来ちゃうんですよね。
そういう寂れた感じも、また別の良さがありますけども、
言うなれば、古き良き時代の賑やかさを、今の時代に見たい感じでしょうか?
だから私は、東京の中でも特に上野が好きなんだと思います。

> > って、グムやツムといった百貨店が、まさにそれ・・・と言うか、
> > ソ連どころか帝政ロシア時代ですもんねえ(笑)。
> > ショッピングには、あまり関心がない私ですけども、
> > そんな私が1度は行ってみたい商業施設の1つこそ、まさにグムですし!!

> ツムは内部に特筆すべきものはないので、日本の地方のデパートのような雰囲気です。
> (もちろん入っているお店ははるかにハイブランドのお店ですが)
> グムは入っているお店は西側のブランドショップも多いですが非常に趣はあります。

予備知識がないと、あの巨大宮殿のようなグムの外観を見て、
普通はなかなか、百貨店だと思わないでしょうからねえ(笑)。
(戦前の百貨店が残っていれば違うんでしょうけど、日本は建て替えが激しいですし)
映像でしか見た事ないですけど、店の内側は内側で美しいですし、
建築的にも、内部の構造には興味があります。
もちろん、今風のショッピング・モールは、日本国内にも数多くありますが、
100年以上前の帝政ロシア時代から、あんのモノがあるのは驚異でしかありません!!
パリやミラノにも、美しいアーケード街はありますけど、
モスクワのグムは、それらとはまた違う趣があるんですよね。

> > う〜ん、やはり海外旅行未経験者の私には、正直ハードルが高そう(苦笑)。
> > 「ウラジオストックなら近いし」とか、考える事もあるのですが、
> > 日本からの距離に関係なく、この辺のハードルの高さは変わりませんよねえ?

> うーん。沿海州ですよねぇ。インフラが整っていないのと、
> 外国語を話せる人がそういないのでモスクワやペテルブルグよりもハードル高いと思いますよ。

やはり、そうですよね(笑)。
でも単純に、近いのは魅力だなぁ・・・って思うんです。
同じ移動時間で行ける、他のどのアジア諸国よりも、
「異文化」というモノを感じられそうな場所ですしね。

> > > それでも以前にはなかったテアトルククラチョフ(猫のサーカス)なども楽しめましたし、
> > 今風っぽいですけど、サーカスという事は、ソ連時代からあったのかな?
> > でもまあ、日本は日本で「お猿の学校(日光猿軍団)」とかありますし、
> > それのロシア版みたいな感じなんですかねえ?

> そんな感じでしょうか。ただし、やっぱりねこですので実態としてはパントマイム劇だと思います。

あっ、そうか。 猫ですもんね(笑)。
犬や猿と違って、猫だとそんなに芸もしないでしょうし。

> > > 旧ソ連時代の名所、「地球座」(アエロフロートの巨大看板があった、今は別企業の看板になっていました)を見たり、
> > 恥ずかしながら、「地球座」という所は初耳でした。
> > 旧ソ連の名所との事ですが、どんな所なのでしょうか?

> 球体の看板は当時はアエロフロート(今は銀行)でした。
> そして旧ソ連でも有数のレストラン「アルバート」の敷地にありました。
> (現在は写真のようにロッテホテルになっています)

想像してたのと、ちょっと違った(笑)。
ニューヨークで言えば、アポロ・シアターみたいな感じで、
小振りながら、歴史のあるホールがあって
ロシア流のショー文化が楽しめる所なのかな?と想像してました。

> > > ドムスクニーガなどでレーニンからプーチンまでの
> > > 政治的ポスターのカレンダーなどを購入したりして休暇を楽しめました。

> > 「ドムスクニーガ」という所も知らなかったのですが、
> > そうしたアイテムが揃う所となると、日本で言えば、
> > 中野ブロードウェイみたいな所かな?と勝手に想像してみる(笑)。

> 日本語訳に訳すと「本の家」になります。サンクトペテルブルグにも同名のお店がありますが
> あちらは帝政時代からあるお店ですが、モスクワの方はソ連時代のものです。
> お店の雰囲気は「丸善」みたいな感じでしょうか。
> 品揃えについては「オスタルギー」趣向の方にも受け入れられるものもありますよと言った感じですので
> あまりクセのある場所ではありません。

なるほど、ロシアの丸善ですか!?
ところで、日本の書籍文化というのは、世界でも指折りだと思っているのですが、
実際の所、いろいろ世界を巡られてみて、各国の書店・書籍文化ってどんな感じなんでしょ?
私は何より、本屋という空間が好きなので、その辺は凄く興味がありますね。
(ここ20年で国内の書店数は半減してしまい、個人的に凄く寂しいです・泣)

> 時間があればリトアニア(ビリニウス+カウナス)の方も次回書いてみますね。
リトアニアなんて、どんな感じなのか、なかなかイメージも湧かないので、
そちらも非常に楽しみです(笑)。
カウナスと言われても、杉原千畝しか連想できませんし。


P.S.
そういえば、当時話していた冬季五輪2022年の開催地は、
欧州勢の辞退祭りによって、韓国・平昌の次なのに、
再びアジア勢同士の「北京vs.アルマトイ」の戦いとなり、
最終的には、北京が史上初の夏冬開催都市になりましたね。
そして、先日決まった2026年大会は、
2010年にトリノで開催したイタリアが、再びミラノで開催と・・・・
もう、北欧での冬季五輪は見られないんですかねえ?

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