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[22798] Re2:リトアニア滞在返信 削除
2019/12/1 (日) 22:42:57 ミカエル

▼ 徳翁導誉さん

> > @Aについては多数の方が訪問しているので詳細は割愛しますが
> 多数いる・・・んですかねえ?(笑)


まぁそれなりにいると思います。それでもほとんどの方は杉原記念館がメインでしょうから
空路で入国する際にビリニウスに立ち寄るのでしょう。


> そもそも、リトアニアに観光旅行へ行く日本人の数が、
> 私には非常に限定的に思えるんですけど、


それを言わないで・・・(笑)
しかし2年前のサラエボ訪問や成都訪問の時よりかは多い感じです。
(時期は8月のお盆時期なので比較にはなるでしょう)

> 正直な所、私自身も旧ソ連で「血の日曜日事件」と言われると、
> 1905年にサンクトペテルブルクで起きた事件の方を思い浮かべちゃいますし、
> バルト3国の独立への流れを決定付けた、例の流血事件は覚えていても、
> その事件名の方は、一瞬、ピンと来ませんでした。
> ちなみに、現場の跡地となると、慰霊碑か何かが残されているんですかねえ?
> ソ連軍の戦車とか、そんな解りやすいモノは残されていないでしょうし。


戦車はのこされていませんが、議事堂敷地にはバリケードがのこされています。
https://yo-hey.info/lithania-life/trip/sausio

全体的にリトアニア国内の展示傾向として、
「中世時期は大国だったけど帝政ロシアの支配下に入った近現代以降では小国になってしまい大変でした。そんな中でも国のために尽くした人がこれだけいますよ〜」
的な主張は非常に多いです。

このあたりの意識の湿っぽさは勝者の歴史とは違う重さの雰囲気を感じます。
(イメージ的に対極にあるのはパリのアンヴァリッドかなぁ。フォッシュ元帥の霊廟などあからはそのような重さは感じえません)
 
> > BUBERは非常に使い勝手がよく、日本交通の川鍋社長が反対しているのもよーくわかりました。
> 日本で「Uber」と言うと、まだまだ「Uber Eats」のイメージですからね。


> ちなみにUberは、公共交通インフラが整ってない国ほど、
> 普及しつつあるイメージがあるのですが、
> その辺りも含めて、それくらい普及している感じでしたか?


うーん・・・公共交通機関と比べるとUberでも運賃はかなり高いので
私としてはタクシーの運ちゃんの雲助率によるのではないでしょうかねぇ。
中国ではメーター制が一応機能していますのでUber(疑似サービスも含めて)
はまだまだ普及途上ですし、モスクワではUber的な会社のタクシーでも
メーターを倒さず運賃交渉をしなくてはいけないので交通インフラはあまり関係ないと思います。

UberEatsはまだ挑戦したことはないのですが試してみたいですね。
(喫茶店のコーヒーサービスなどの出前をどうちがうのだろう・・・)
>
> > ・ポテトパンケーキ美味しすぎ。
> 「Eggs 'n Things」や「bills」の上陸により、
> 昨今の日本で起こっているパンケーキ・ブームとは、また別物なんですよねえ?
> ポテト・パンケーキですし、何となく東欧なイメージ。


Billsのパンケーキとはちょっと違いますね。

http://www.gusto.lt/index.php/

私が試したのは上のリンクのお店ですがここのパンケーキを食べるために再訪しても良いぐらいです。

> > ・旧ソ連邦の構成国ですがほぼEU化していて、共産主義時代の雰囲気は新市街に行かない限りわかりません。
> > ・物価水準は日本とそう変わらない感じです。

> 物価水準とかも、EU加盟の影響なんですかねえ?
> ただ、平均収入はEU内でも、かなり下の方だったと思うので、
> そうなると生活的には、なかなか厳しいのでは・・・・


厳しいでしょうね。何年か前にハンガリーのメーメト首相のインタビュー記事で
ハンガリー国民のオーストリアやドイツへの流出が止まらない。国境を開いた意義はなんだったろうかということがありましたが
リトアニアでもほぼ同等のことは起こっているでしょう。
以前ルクセンブルグ中央駅前にある3つ星級のホテルに泊まったことがありますが
深夜帯のフロントはスラブ系の従業員でしたし。


> ここ最近、香港の情勢が収拾のつかない展開になりつつありますが、
> ミカエルさんは、香港に関しても、お詳しいでしょうか?
> (いや、以前の話題でマカオの話が出ていたので)
> 今後、香港がどうなって行くのか、気になる所ではあるんですよね。


香港・・・すいません全くわかりません。
香港に行くときは空港近くのアウトレットで買い物をするかパンダクッキーを買うだけになってしまっています。
(ちなみに私八角の匂いダメなんです・・・)

ここからモスクワ関連です。

>それにしても、そう言われて、改めて考えてみると、
>世界における紅茶文化圏とコーヒー文化圏の分布って、どうなってるんでしょ?
>まあ漠然と、旧大英帝国領だった地域は紅茶文化圏で、
>当時イギリスと対立したフランスやアメリカがコーヒー文化圏ってイメージがありますけど、
>嗜好飲料の世界文化史というのは、個人的に、今まで無かった観点でした。
>(酒の世界文化史というのは、少し調べた事はあったんですけどね)
>それこそロシアなどは、どういった経緯で紅茶文化圏になったんでしょう?
>また、そのどちらでも無かった東アジアでは、各国どんな状況なのか?とか、
>欧州より先にコーヒーが広まった中東では、そうしたチェーン店がどうなのか?とか、
>気になり始めると、なかなか興味深い分野ですね。

どうなんでしょう?紅茶とコーヒー文化圏の違いだと門外漢なのでちょっと説明がつきません。
紅茶のスペルをCから始めるのとTから始めるところの違いぐらいざっくりとした範囲しかわかりません。

>あとロシアでは、スタバが成功し、ドトールが失敗したというのは、
>経営戦略的に何らかの違いがあったのか?
>それとも、コーヒー云々の話では無く、スタバというのは、
>あの演出された雰囲気を楽しむ場所として、受け入れられたのか?
>そういった所も、少し気になってきますね。

やっぱりスタバの持つ雰囲気ではないでしょうか。
イタリアやフランスにはほとんどスタバはありませんので
コーヒーを飲むスタイルが確立しているところはあまり参入できる余地はなさそうです。
モスクワだと旧KGB本部に近い店舗でもしっかりスタバの雰囲気はありますので。
(でも旧KGB本部側には窓はありませんでした)

リスボンについて

>それでも、250年以上経っていれば、それなりに古いのでは?
>美しい街並みの代表格であるパリやバルセロナにしても、
>歴史的に見れば、都市計画で整備されてから150年余りですし。
>って、言うほど私自身は、リスボンの街並みに関しては知らないんですけどね(笑)。
>その地震で失われた全盛期の建物とかって、どんなのがあったのでしょう?
>日本史で言えば、地震では無いものの、江戸城天守閣が焼失し、
>そこを境に江戸の街並みも大きく変わった「明暦の大火」みたいな感じでしょうか?

建物は欧州の建築史にあるようにゴシックからバロックに変化していくことになるのでしょうけど
町並みは耐震化、地震による火災の延焼防止などを考慮して道路幅を広くとっています。

リスボン地震で失われた建物の例(カルモ修道院)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A2%E4%BF%AE%E9%81%93%E9%99%A2

とりあえず今週はこんな感じで。
私事ながら奥歯を一本抜くことになりそうで、老化が進んでいることをひしひしと感じております。

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