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[22969] Re2:日本史・偉人カードの人選リスト叩き台返信 削除
2020/3/19 (木) 20:19:05 徳翁導誉

> > なるほど、弁さんは日本史ですか。
> > そうなると私の方は、同じく日本史にした方が良いのか?
> > それとも、被らないよう、異なる題材で行った方が良いのか?

> 目標は世界史です。

では、同時に世界史の人選も考えてみます?
日本史で人選してみて解ったのは、「絶対に外せない人物」の次に、
「入れた方が良い人物」や「自分は入れたい人物」が居て、
こちらの人選の方が、意外と難しいって事なんですよね。

それに対して、世界史の場合は、逆に却って、
「絶対に外せない人物」の段階で、たくさん人数が居過ぎて、
「時代・地域・分野」などの枠組みまで考慮すると、
必然的に、人選も決まってくるのでは?と感じました。

> ただ最優先すべきは、ゲームのルールの方だと思うので
> 日本史と東アジアだけ選定して中断しています。

そうなると、カードの人選は、ルールが定まった後の方が良さそうですかね?
どんな人物ラインナップが好ましいかは、
ゲームの題材やシステム次第で、いろいろ変わってきますので。
例えば、ポーカーや麻雀のように「役を揃える」ゲームの場合、
歴史上での重要度だけでなく、役として揃う人選が必要になってきますし、
仮に、真言宗開祖の空海と、薬子の変で嵯峨天皇が入っていたら、
「三筆」を揃える為、橘逸勢も承和の変で捻り込みたくなると(笑)。

> > 同じであれば、例えば人物選定に関しても、協力しながら行えますし、
> > 何でしたら、ゲームはそれぞれ別でも、カードを統一する事は出来るんですよね。
> > そうなれば、こうした雑談も、ここらでそろそろ切り上げて、
> > スレッドの内容を、そちらの話題に全振りする事も可能です(笑)。
> > 人物選定であれば、掲示板でも十分に対応可能ですしね。
> > ただ、デメリットとしては、一緒に作業する事が重荷になったり、
> > 別々でも同じ題材だと、相手を意識してしまったりして、
> > 自由な創作活動の足枷となるかも知れない所ですかねえ?

> 一応カード統一に関しては検討してみます。
> 先に管理人さんがリストを公開していることですし。

すみません・・・・
個人的には、ちょっとメモ替わりのつもり投稿したのですが、
何だか、促した感じになっちゃいましたかねえ?


> > > ちなみに弁さんは、日本史偉人だと何人くらいを想定されてます?
> > とりあえず、叩き台として書き出してみました。
> > 最初の内は、1区分につき15名程度で収まるよう気を付けていたのですが、
> > 時代が下るごとに増えてしまい、でも面倒なので、そのままにしておきます(笑)。
> > そこまで深く考えてないので、加えたり削ったり、ランクを上限させたりは、ご自由に!!
> > (ランクは区分内での比較で付けたので、全体のバランス調整は必要かも)
> > でもまあ、ある程度の人数の大枠は、先に決めた方が楽なのかなぁ?
> > 出来るだけ、多くの人の意見を聞いてみたい所ではあります。

> 時代区分お借りします。
> 指導者などの枠100名
> 指導者以外の文化人などの枠から50名を選びました。

時代区分に関しては、時代ごとに極端な人数の偏りが生じないよう
設定してみた意図もあったので、
100名や150名に絞るなら、時代の統合があって良いかも?
例えば、「飛鳥・室町」「平安」「源平・鎌倉」「南北朝・室町」
「戦国・安土桃山」「江戸」「幕末・明治」「戦前」「戦後」くらいに。

また、グラフィック的な事を考えると、肖像画がない人物は除外かな?
重要な人物になれば、それこそ卑弥呼とかでも、後世に描かれますし、
逆に言うと、そういったモノが一切無い人物は、そのレベルの認知度であると。
って、そう言えば、リストから「卑弥呼」は漏れてるんですね。
神話を除くと、日本史で最初に登場する人物こそ、卑弥呼ですし、
日本史の人気ランキングとかあると、謎めいた邪馬台国の存在と相俟って、
卑弥呼は常に上位に来るんですよね(女性限定だと1位になる事も)。
https://shuchi.php.co.jp/article/2092

あと、これは個人的な考えですけども、
1つの区分に、最低でも1人は「女性」を入れたい考えはありますね。
上記リンクのランキングを見ても解る通り、日本史は特に女性不在で、
意識してリストに入れないと、なかなか女性が入ってこないので。
藤原薬子とかも、平安前期に目立った女性が居なかった為、
私も強引に捻り込んだ所がありますけど、もし一括りに区分を「平安」とすれば、
紫式部や清少納言が居るので、その必要も無くなると(笑)。

以下、ちょこちょことコメント。
話題的に、同意見の部分は基本的にスルーなので、
異なる意見が多くなりますけど、決してダメ出しでは無いですよ(笑)。
>  【飛鳥時代 592〜710】
>      蘇我馬子・聖徳太子・藤原鎌足・蘇我入鹿
>      天智天皇・天武天皇・持統天皇・藤原不比等

個人的には、大友皇子を入れて「壬申の乱」の役を作りたい所ですけど、
まあそこは、勝者の天武天皇だけ居れば、事足りるのかな。
でも、一般的にも知名度の高い「小野妹子」と遣隋使は、入れた方が無難かも?

>  【奈良時代 710〜794】
>      聖武天皇・孝謙天皇・吉備真備・藤原仲麻呂
>      行基・鑑真

奈良時代の女性枠として、光明皇后ではなく、
娘の孝謙天皇を入れるのは、まあ良いとは思うのですが、
その場合は、道鏡が外せなくなる気はしますね。
(もしも夫婦セットを多く作るなら、光明皇后の方が優先かな?)

>  【平安前期 794〜941】
>      桓武天皇・阿弖流為・坂上田村麻呂・藤原薬子
>      嵯峨天皇・藤原良房・菅原道真・平将門
>      最澄・空海・紀貫之

そう言えば、私の選んだアイヌ勢の中に、
コシャマインとシャクシャインが入ってましたけど、アテルイは抜けてましたね。
(本州在住の蝦夷を、民族的にアイヌと呼んで良いかは解りませんけども)

>  【平安後期 941〜1160】
>      藤原道長・藤原頼通・後三条天皇
>      源義家・白河上皇
>      清少納言・紫式部

ここは、そんなに異論は無いかな。

>  【源平合戦 1160〜1192】
>      平清盛・藤原秀衡・後白河法皇・北条時政
>      源頼朝・木曾義仲・源義経
>      西行

欧州藤原・・・じゃなくて(笑)、
奥州藤原氏から1人を選ぶとするならば、
3代・秀衡よりも、初代・清衡が優先じゃないですかねえ?
源平合戦の流れでも、頼朝と直接対決する直前で亡くなりますし。
あと、保元の乱や平治の乱を扱うとすれば、
清盛のライバルでもあった頼朝の父・義朝も入れたい所。

>  【鎌倉時代 1192〜1333】
>      北条政子・北条義時・後鳥羽天皇
>      北条泰時・北条時頼・北条時宗
>      藤原定家・鴨長明・吉田兼好
>      法然・栄西・道元・日蓮・親鸞
>      運慶

そういえば、私の方では、吉田兼好を入れ忘れてましたね(笑)。
「枕草子」「方丈記」「徒然草」という、三大随筆の作者として、
鴨長明をリストアップした時には、覚えていたのに・・・・
あと、北条執権家から6人選出は、さすがに多すぎる気も?

>  【南北朝期 1333〜1378】
>      後醍醐天皇・北畠親房・楠木正成
>      足利尊氏・足利直義

ここの時代区分では、文化人枠はゼロなんですね。
必ず1人は・・・という枠でも無いのかな?
ちなみに、この時代から文化人を選ぶなら「夢窓疎石」でしょうね。
足利尊氏からも、後醍醐天皇からも、敬われた高僧で、
南禅寺が京都五山の筆頭(のちに鎌倉五山も含めて別格)に選ばれたのも、
この夢窓国師が住職を務めていた事が、1つの大きな要因でした。
また、何と7度も朝廷から国師号を贈られ、「七朝帝師」とも呼ばれてますし、
世界遺産になった天龍寺や西芳寺(苔寺)の庭園を設計したのも、彼ですからね。

>  【室町時代 1378〜1493】
>      足利義満・足利義持・足利義教
>      足利義政・日野富子
>      世阿弥

義持や義教も重要人物ではありますが、ちょっと足利将軍家が多すぎる気も?
応仁の乱から、細川勝元や山名宗全のエントリーも無しですか。
ちなみに義政は、将軍と言うよりも、実は文化人として外せない人物ですし、
日野富子は・・・日本三大悪女(あとは北条政子と淀殿)を揃えるなら必要かも?

>  【戦国時代 1493〜1573】
>      細川政元・毛利元就・北条氏康・武田信玄
>      三好長慶・上杉謙信・足利義昭
>      狩野永徳

まあ、このサイトの都合から、私も武田信玄を入れましたけど、
私が持ってる高校日本史の資料集には、名前が載ってないんですよねえ(苦笑)。
その一方で、戦国時代の代表格として、やはり「北条早雲」は外せない所でしょうし、
少なくとも孫の氏康よりは、優先順位が高いと思います。
また、武田信玄と上杉謙信のライバル同士を出すのであれば、
文化の方でも、狩野永徳と長谷川等伯のライバル同士を揃えたい所(笑)。

>  【安土桃山 1573〜1615】
>      柴田勝家・明智光秀・織田信長・島津義弘
>      豊臣秀吉・徳川家康・毛利輝元・石田三成
>      伊達政宗・徳川秀忠
>      千利休・宮本武蔵

この辺の選考は・・・個人的な好みが加味されてます?(笑)
日本史で最も人気の高い時代ですし、いろんな意見が当然あると思いますけど、
島津義弘、伊達政宗あたりの優先順位は、どうですかねえ?
「賤ヶ岳の戦い」から、柴田勝家が入ってくるのは良いにしても、
「大坂の陣」から、真田幸村どころか、豊臣秀頼する入らないのもアレですし。

>  【江戸前期 1615〜1709】
>      春日局・松平信綱・保科正之
>      徳川光圀・徳川綱吉
>      渋川春海・関孝和・近松門左衛門
>      松尾芭蕉

乳母の春日局が入ってるのに、当の家光が入ってないのは・・・・
父親の2代・秀忠よりも、3代・家光の優先順位は高い気がします。
あと、一般的な知名度としては低いものの、個人的には、
日本の金融・経済史に大きな影響を残した荻原重秀を、入れたい所ではありますね。
江戸幕府が250年続いたのも、彼による財政再建策が大きかったですし、
田沼政治の先駆者であり、ライバルの新井白石により汚名を着させられた面を、
いろいろと考慮したい気持ちは、結構あったりします。
リレー大河案で、江戸中期の主人公に選んだのも、その辺の感情が関係しています。

>  【江戸中期 1709〜1786】
>      新井白石・徳川吉宗・田沼意次
>      本居宣長・杉田玄白・平賀源内

渋川春海や関孝和が入っているのは、理系分野を意識されての事でしょうし、
奇人という意味では、江戸中期の方で挙がってる平賀源内が一般的に有名ですが、
江戸後期には、地球外生命体の存在を考察した異端の学者「山片蟠桃」が居ますね!!
本業は商人で、番頭として幼い店主を支えて、経営が傾いていた店を建て直し、
それだけでなく、仙台藩など諸藩の財政再建まで担い、
市場の観点から空取引や先物取引を肯定して、幕府の経済政策を批判するなど、
偉人カードに入れるべきかは別に、覚えておいて損はない人物かと思います。

>  【江戸後期 1786〜1853】
>      松平定信
>      葛飾北斎・華岡青洲・間宮林蔵
>      田中久重・二宮尊徳

間宮海峡の発見は、もちろん偉業ですけども、
間宮林蔵を入れるなら、まずは師匠筋の「伊能忠敬」が先ですかねえ?
また、江戸幕府の三大改革という括りで考えると、
天保の改革の水野忠邦だけ、外されているんですね。

>  【幕末維新 1853〜1878】
>      阿部正弘・井伊直弼・勝海舟・小栗忠順
>      西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允・徳川慶喜

幕末は、戦国の次に日本史で人気の時代なので、
戦国同様に、いろいろと好みや意見が分かれる所だとは思いますけど、
阿部正弘はまだしも、小栗忠順を入れるのであれば、会津の松平容保であったり、
公家から岩倉具視を入れた方が、まだ無難な気はします。
あと、全体的に言える事ですけど、幕末であればペリーとか、
日本史に大きな影響を与えた外国人は、基本的に抜きなんですね。

>  【明治時代 1878〜1912】
>      板垣退助・山縣有朋・伊藤博文
>      大隈重信・東郷平八郎
>      福沢諭吉・新渡戸稲造・北里柴三郎
>      正岡子規・夏目漱石・渋沢栄一

新渡戸稲造の選出は、やはり紙幣関連なのでしょうか?
もちろん、国連事務次長の要職や、「武士道」の執筆など、業績は残しているものの、
多士済々な明治の偉人たちの中では、そこまで目立った存在では無いですし。

>  【大正時代 1912〜1926】
>      原敬・高橋是清
>      芥川龍之介・小林一三・宮沢賢治

二・二六で暗殺された高橋是清は入るのに、
五・一五で暗殺された犬養毅は入らないんですね。
あと個人的には、幕末から昭和の開戦前年まで、ずっと影響力を持ち続け、
特に大正末期からは「最後の元老」として、首相推薦を一手に担った西園寺公望は、
何か1つ代名詞となる、大きな事を成し遂げた人物では無いものの、
帝国期をトータルで見た場合に、やはり外せない人物かとは思います。
もし、西園寺を大河ドラマの主人公にしたら、1年じゃ収まらないでしょうね(笑)。

>  【戦前昭和 1926〜1945】
>      山本五十六・東条英機・山下奉文・石原莞爾

う〜ん、確かに戦争の時代なので、軍人が多いのは仕方ないとして、
1人くらいは、政治家が入っても良い気がします。
あと、昭和天皇や明治天皇が入っていないのは、
政治的な配慮による選考なのでしょうか?
後醍醐天皇までは、歴代の天皇が名を連ねているのに、
天皇史を語る上で欠かせない2人が居ないのは、やはり気になります。

>  【戦後昭和 1945〜1989】
>      吉田茂・鳩山一郎・岸信介
>      佐藤栄作・池田勇人・田中角栄
>      太宰治・湯川秀樹・川端康成・黒澤明
>      松下幸之助・本田宗一郎・手塚治虫

戦後は・・・時代が近過ぎるだけに、選考が難しいですよね(笑)。
ただ、ノーベル賞の枠を設けるとするなら、
物理学賞が湯川秀樹、文学賞が川端康成、平和賞が佐藤栄作として、
残る生理医学賞と化学賞には、平成から「山中伸弥」と「田中耕一」を、
知名度的にも選んでおきたい所(経済学賞は日本人受賞者が居ないんですよね)。
あと、マンガ&アニメ界の巨人として、手塚治虫が挙がるのであれば、
ゲーム界の巨人である、マリオやゼルダの生みの親「宮本茂」も入れたいですね。
でもまあ、エンタメ方面に対象を広げると、収拾が着かなくなりそうですが(苦笑)。
って、ここで挙げた3人は、平成の人として考えると、選外なのかな?

また、最後に、これは質問になってしまうのですが、
戦後昭和のジャーナリストというと、いったい誰が居ますかねえ?
私のリストの方では、江戸時代の馬場文耕・藤岡屋由蔵・柳川春三から始まり、
明治維新の後は、ジャーナリズムの成長から、いろいろと人物は出て来るんですけど、
報道が一般化したからこそ、戦後って「これ」という人物に欠けるんですよね・・・・
一応、ロッキード事件で名を上げた立花隆を入れておきましたけども、
個人的には、あまり評価してない人物なもので(苦笑)。
ちなみに、平成・令和のジャーナリストとしては、
その知名度の高さから、一応、池上彰を選んでおきました。
まあ世間的には、ジャーナリストと言うよりも、ニュース解説の人ですけど、
あの人の専門分野はソ連経済なので、地上波だとなかなか本領が発揮されません(笑)。

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