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[23547] Re:近現代史if展開&東京五輪の開閉会式 妄想案返信 削除
2021/4/14 (水) 10:19:36 伊豆大島のキョン

▼ 徳翁導誉さん
> う〜ん、ニッチというか、時間的に近過ぎる感じはしますけどね。
> その時代を体験し、覚えている人は、周囲にたくさん居る訳ですし、

確かにそうですね。
> わざわざゲームで再現しなくとも、当時の実物や作品は溢れているとも言えます。
>
> もっと言えば、何もバーチャルじゃなくても、リアルで体験できる場があると。
> 少なくとも、高度経済成長期であれば、懐かしさ目当ての客狙いも含めて、
> 昭和ノスタルジー的なコンセプトの施設は、意外とある気がしますし、
> 探してみれば、当時の雰囲気を残すモノも・・・って、
> それはここ10年くらいで、急激に消えちゃったかな?
> 川越のデパートに残っていた屋上遊園地も、遂に一昨年、姿を消しましたし、
> 汚い横町とかも、多くは寂れるか、再開発の波が襲ってますし。
> その辺りは、長引く不況もありますけど、団塊世代の定年も大きいのかな?

実は、昭和ノスタルジーといえば、実家がまさにそれなんですよね。
戦後ほどなくして建てられた、いわゆる文化住宅(サツキとメイの家みたいな和洋
折衷住宅という意味の方の文化住宅です)でした。昔っぽさを感じていた点という
とコンセントの数ですね。とにかく1部屋に1つしかコンセントがなかったりしま
す。昭和中ごろの人は、まさかこれほど電化製品に囲まれる時代が来るとは想像し
ていなかったのかなと思います。


> と、これは前々から思っていた事なのですが、
> 昔の暮らしを体験できる施設とか、もっとあって良いと思うんです!!
> 例えば博物館とかに、昔の家の様子とか再現されてたりしますけど、
> その中に入って、実際に道具を使ってみたりとかは、なかなか無いですし、
> それこそ、歴史学習用の体験型テーマパークとして、
> 縄文時代の竪穴式住居や、平安時代の貴族風な寝殿造、室町時代の武家風な書院造に、
> 昔ながらの田舎の古民家や、戦前や戦後の都市住宅などを再建して、
> 当時の服を着て、当時の食事をして、当時の道具を使い、当時の家に泊まってみると。
> 別に日本の歴史に限らず、異文化住宅とか、未来住宅とかも面白いかな?(笑)
> 修学旅行や林間・臨海学校に加えて、こうした歴史体感教室があっても良いと思うんですよ。
> 宿泊が難しいようなら、日帰りの遠足でも良いでしょうし、
> やはり、実際に体感する事で得られる情報というのも、非常に多い気がするんです。
> そして、そこに大きな需要が生まれれば、作り手側の文化継承にも繋がりますからね。

これは、僕が小学生ぐらいの時から思っていたことですね。海外では、体験ツアーが流行っている
みたいで、刑務所や軍隊の体験、ソ連時代の尋問体験なんかもあるみたいですね。当時の生活を体
験というと、僕は1泊2日くらいなら奈良時代農民体験をしてみたいですね。もちろん体験料は里
長が取り立てに来るって感じで(笑)

 
> それと、三丁目の夕日みたいな感じに、全てを美化した世界観にして、
> 当時の負の面に蓋にするのは・・・とも思いましたけど、
> 別にゲームだったら、それでも良いのか(笑)。
> 例えばディズニーシーとか、実際のヴェネチアよりも奇麗だったりしますし、
> 学習目的ではなく、娯楽目的で非日常性を楽しむのであれば、
> 余計なリアルよりも、理想化されたバーチャルの方が、多くの人は喜ぶはずなので。

それはそうですし、やはり遊ぶのは現代人なので、倫理観は現代に合わせないといけないという制
約もありますしね。
アサシンクリードのロンドンも別にホワイトチャペルに娼婦がたくさんいる……とかではないです
し。

 
> あと、近い時代であっても、それを体験してない若い人たちや、懐古目的の大人には、
> 再現された世界観は需要があるという事でしたら、
> 十数年前の秋葉原の姿とかも、なにげに需要はあるかも知れませんね(笑)。
> 駅前のバスケコートに、ビルの壁面に描かれた萌えキャラたち。
> 路上の痛車や、過激なコスプレヤーに、店頭のエロゲ映像。
> 裏道には、自作用のPCパーツや、電子部品に、洋ゲー。
> そして、まともな食事処が無い事もあっての おでん缶自販機。
> 考えてみたら、街自体が同時からリアル・テーマパークだったのかも?

それはあると思います。10数年前の秋葉原でも、電気街だったころの秋葉原を懐かしむ人間は
相当いましたし。
これを書いていて思い出したんですけど、小学生の頃に読んだ(多分イギリスの)絵本で、旧石
器〜現代にかけて、同じ地点からみた同じ場所の景色を見開き1ページで掲載するというものがあ
ったんですよね。こういった、感じのものだったら見ているだけで楽しいかも……。

> 「アサシンズ・クリード」シリーズの舞台は、
> 第1弾が十字軍時代のエルサレムで、第2弾がルネサンス期のイタリア、
> そして第3弾は日本の戦国という噂もあったものの、否定され・・・という所で、
> 私のゲーム認識的には止まってるんですよね、実を言うと(笑)。
>
> その後は、独立戦争時のアメリカ、カリブの海賊、フランス革命期のパリ、産業革命期のロンドン、
> 古代エジプト、古代ギリシャ、北欧ヴァイキングって、続編が続く流れでしたっけ?
> あとは派生作品として、明代の中国、植民地期のインド、十月革命直後のロシアと出ているの?
> とりあえず古代エジプト版だけは、YouTubeの「ゲームさんぽ」で見ましたけども、
> (ここの「○○のプロといく」動画シリーズは、個人的に結構お気に入り・笑)

フランス革命期パリは、オスマンの改革前なので、デュマの描くような入り組んだパリが表現されて
ていいなあとは思います。多くの人が望むのは、きれいに整備されたパリなんでしょうけど

>
> で、次回作では遂に日本が舞台・・・という噂があるのが、現状って感じなのかな?
> ただ、映画にせよ、ゲームにせよ、欧米人が描く日本やアジアの世界観って、
> 自分たちの方が詳しいからこそ、違和感バリバリの世界になるので、
> 映像的には凄くても、痛し痒しな面が正直あるんですよね(笑)。

そうなんですよねえ。ゴーストオブツシマもゲームとしてすごく楽しかったのですが、鎌倉時代が
舞台というより、江戸時代が舞台って感じなんですよね。スタッフが黒澤映画のファンみたいなの
で、用心棒的な感じがすごく出てしまっていました。
これはしょうがないんですけど、欧米作品の日本で日本人的に気になるのは、登場人物の名前だっ
たりします。古くは、バックトゥザフューチャーのフジツウ・イトウや、が代表的ですかね。ゴー
ストオブツシマも主人公が境井仁でなんか現代っぽい感じを受けてしまうんですよね。まあ、鬼滅
の刃でも伊黒小芭内なんて名前もありますし、許容範囲内なんですかね(あと海外では、ヒロやタ
ツみたいな二文字の名前が日本人っぽいと思われているような気もします。これは、何が原因なん
ですかね……)。


> そういう意味では、日本をはじめとしたアジアのメーカーに頑張って貰いたい所ですけど、
> 残念ながら、その可能性があるのは国産メーカーではなく、中国メーカーになるのかな・・・・
> VR技術がもっと進化すれば、この方面は更にチャンスの広がる分野だと思うんですけどね。

そうですね。日本のメーカーから出てくれると嬉しいですけど、現状龍が如くくらいですかね……。
中国メーカーであれば、清末の上海とかは面白そうな気もします。主人公はカンフーでアチャチャ
って感じになると思いますが。

> この掲示板の雑談でも、何度か書いてると思いますけど、
> 私も子供時代の一時期を、金華山の麓で過ごしてたのは、御存知でしたでしょうか?(笑)

いや、まったく知らなかったです。金華山のふもとというと、個人的にバーミヤン金華山店と
岐阜大仏のイメージですね。
> ちなみに私が住んでた頃は、まだ路面電車が走っていて、柳ヶ瀬も凄く活気があったんですけど、
> 今では、かなり寂れてしまったと伝え聞いてますね・・・・

最近の柳瀬は本当にすたれていますよ。7時になると人もほとんどいませんし。今は、若い人も
飲むときは、金神社周辺の玉宮という地区にいくようになってしまいましたし、閑散としていま
す。


> 特に武蔵野台地のあたりは水源が乏しかったので、あまり農地には向きませんでしたし、
> 逆に言うと、だからこそ、都市が近代化されて鉄道が通ると、格好の住宅開拓地となったと。

そうなんですよね。その苦肉の策で育てたそばが寛永寺に受けて広まったのが、深大寺そばです
よね。その周辺の明治時代の地図を見たことがあるのですが、水が乏しかった影響か、田んぼは
ほとんどなく、牧畜が盛んでした。牧畜もやがてすたれると(平成の中頃までいくつかの牧場が
残っていました)、今度は、街路樹を育てる産業が発達したようですね。いまでも、植木農家が
たくさんありますし、神代植物公園ももともとは東京府がこうした目的に利用するために作った
緑地みたいです。

> そして、台地に降った雨は崖から湧き出た為、崖の下側は水に恵まれましたし、
> 海岸部や河川付近のように、洪水に悩まされたり、湿地帯に苦しむ事も無かったので、
> 確かに古代から中世に掛けては栄えてましたけど、それも人口が少ない時代であったが故です。
> 奇麗な水に恵まれても、耕せる土地が限られていては、自ずと限界があります。

先ほどもいったような深大寺周辺がまさにそんな感じでしたね。深大寺周辺の湿地帯では昭和まで
農業が機械化せず、湿地にそのまま田植えを行っていたようです。そういった土地を市が買い取っ
て現在植物公園になっているようですが、都市部で湿地帯が保存されるというのも珍しいパターン
だと思います。
> 中国史で言えば、長安のあった関中みたいな場所だったって事ですかねえ(笑)。
> 古い時代には適地であっても、人口が増えると厳しくなったので。
> しかし一方で、その為に早くから養蚕や商品作物に手を出し、通商にも精を出したので、

そういえば、多摩地域には青渭神社という神社が青梅と調布(これも深大寺の近くです)にあるん
ですけど、関中にも渭水がありますね。偶然でしょうけど、なんとなく運命めいたものをかんじま
す。

> この辺りには小振りな古墳が数多くあり、中には「上円下方墳」という珍しい形のもあります。
府中の熊野神社にあるやつですよね。府中市も積極的にアピールしていましたし、いまは資料館な
んかもあります。


> ただ一方で、近年は全国展開のチェーン店が席巻しているので、違いが薄まった印象も?
> 一昔前までは、関西だと納豆ってあまり売ってませんでしたけど、今では普通に売ってますし、
> 逆に、節分で食べる関西の恵方巻きとか、コンビニを介して全国的に普及しましたし。

そうですねえ。納豆は特にそうだと思います。いまや関西人も普通に食べちゃいますしね。一方で
アンコウはまだメジャーじゃない感じですね。苦手な人も多い印象でした。
コンビニも微妙にラインナップが違うようで、東京のコンビニには、岐阜タンメンのカップラーメ
ンがおいてないのと、セブンが出している、台湾飯の弁当がないのはつらかった。


> まあ結局は、自分の任期中に開催したいという、前首相のエゴが混乱を増やした格好でしょうか?
その首相も辞任してしまいましたよね。もはや懐かしい感じさえある石原都政時代の計画ですから
長年の結実として何としても開催したいという感情が出たのですかね。このまま開催はよくないわか
っちゃいるけどやめられないというところなんでしょうか。当の青島幸男は世界都市博を中止しまし
たけど(笑)
 

> 「古代の都はどうつくられたか 中国・日本・朝鮮・渤海」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4642057137

これめちゃくちゃ面白そうですね。


> 投稿型のイベント集みたいなイメージでしょうか?
> 発生条件とかテンプレ化すれば、投稿もしやすそうですし、
> 数が増えれば、それを収集したがるプレイヤーも現れるかな?
> ただ一方で、イベントの中身の質を管理するのは、ちょっと難しそう・・・・
> もちろん、何年に○○戦争が起きたとか、○○革命が起こったなど、
> それだけを出すなら簡単なのですが、それだと少し面白味には欠けますし。

ですねえ。イベントの質管理という視点だと、仮にやるとしたらもうワンクッション挟まなきゃ
いけないですしね。それはそれで負担なんですよね……、


> それこそ、今話題のソシャゲとして「ウマ娘」の話とか出ましたけど、
> 実際に、そうしたゲームが人気を博しているのも事実ですからねえ。
> 高得点を取る為に勉強するとか、射幸心を得る為にゲームをするとか、
> そういった需要は確実にある訳で、それ自体は別に良い悪いの話では無いと。
> 逆に言うと、受験目的だけだと、せっかく得た知識もテスト以外で役立たなかったり、
> 射幸心を煽られ過ぎて、金銭・時間・精神を必要以上に磨り減らすような事が、
> 問題の本質としてあるのですから、そこだけを取り除く考えで行けば良いのかな?と。
>
> 無課金でプレーする場合には、長いプレー時間を要するようにし、
> 敢えてストレスが貯まるシステムにする事で、その解消目的に課金を促す。
> これは「時間をお金で買う」と表現されますが、そのお金にしても労働という時間の対価な訳で、
> そして高収入を得るにも、時間をかけての学習が必要となるケースが多いです。
> 要するに、金銭や時間をゲーム内の成果に変換する行為みたいな構造は、
> 受験勉強においても同じように見て取れ、しかも長期的にはリンクしている面もあると。
> そういう意味では、今まで個人的には、手段の目的化は良くないと思い、
> ゲームを楽しむ副次的効果として、受験勉強にも役立つモノを考えてきましたけど、
> 受験勉強をメインとして、その知識をゲーム的に楽しめるモノにして、
> 課金部分を学力に置き換え、「時間を知識で買う」感じにしても良いのかな?と思い始めました。
>
> まあ簡単なイメージで言うと、自分の知識量を元手に出来るほど、
> キャラの育成とかが、時間を要さずに可能となっていき、
> 効率良くゲームを進めて、他のプレイヤーを上回りたいのであれば、
> 課金の代替として、知識を身に付けるしかないと。
> 例えば、偉人カードをコンプリートしたい場合、各偉人にまつわる知識が必要として、
> 素早くカードを集める為に、それらについて勉強する事は、
> 時間の浪費には繋がるかも知れませんが、そこには残される知識がある訳で、
> 廃課金は人生を狂わす事もありますけど、廃勉強なら人生にプラス面もあるでしょうからね(笑)。
>
> あとはシステム的に、リアル・マネーを用いるのではなく、
> サイト内でのみ通用する共通ポイントを、疑似マネー的に用いるとかもアリでしょうし、
> そもそも、「ネットは同人の世界」や「商業主義に陥ると目が眩む」など、
> 古い価値観に囚われる事なく、グローバルで商業主義的な世界を素直に受け入れて、
> その上で、悪質にならないレベルに保ちつつ、質を上げていくとかなのかなぁ?
> まあ、この辺りは、私の能力的に厳しい方法なのでしょうけど・・・・
> でも社会的には、双方が「Win-Win」の関係で回るのであれば、
> 経済利益が絡もうが、そんな悪い事では無いのかも?という考えを、受け入れつつあります。
> と言いますか、みんなが余裕のない時代に、それで上手く回るならば結構な話であると。
>
> ただ個人的には、それを避けたがる潔癖的な、一昔前の趣味や学問やアートの世界の価値観が、
> 地味に こびり付いちゃってる面があるので、今更それを一新させるのは難しいんだろうなぁ。
> いや 頭で理解して行えたとしても、どうしても 心の内の痼りは残るので。
> 清濁併せ呑みたいのに、それを受け止めきれないのが、私の欠点なんでしょうね。
> で、能力的にも、年齢的にも、自身の限界を感じているからこそ、
> まだ可能性のある若者に対して「何か貢献できる事は無いか?」と本気で考えているとか、
> そ〜んな、別に誰からも求められてない話を、1人で勝手にダラダラと自己問答(苦笑)。

そこに関しては、こういうサイトがどんどん消えていく中で貴重な存在だと僕も思っていますし
10年以上のファンも複数いるわけですから、あえて大きき方向転換をする必要もないんじゃな
いかなと思います。

> > そうですね。
> > 欧州だと今度困るのはロシアの扱いですけど、ウラル以西で調整する感じですか?

> そうですね、「ウラル山脈−カスピ海−ペルシャ湾−紅海−サハラ砂漠」を結ぶラインかな?
> と言いますか、そもそも私が「ヨーロッパ」と言う場合には、
> ロシア領であっても、シベリアや中央アジアあたりは念頭に置いていません(笑)。
> また、地中海沿岸を含む場合には、その事を必ず触れてますね。
>
> でもまあ、国ごとの面積の違いを意識するのであれば、
> 大国と小国の差が出やすいパズル方式よりも、縮尺バラバラの選択図にして、
> 例えば、各時代ごとに英・仏・独・伊など枠に当てはめる感じでも良いかも?
> これでしたら、別に欧州だけに限定せず、日本や中国、アメリカなど、
> 他の地域も手軽に登場させられますしね。
> って、日本の場合、鎌倉時代と室町時代の区別が付かないかな?(笑)

しょうがないからざっくり中世日本(鎌倉・室町)にしますか(笑)そうすると
今度は、南北朝が浮いちゃうのか……。


> まあ確かに、実名を用いると厄介という面もありますけど、
> 私の場合、そうした実際のヤクザの情報とかに、まるで関心が無い為、
> もしもゲーム化するとしても、扱うのは架空の組になるんでしょうかね。
> そちらの方が、いろいろ無茶な設定とかも出来て、自由度が広そうですし。

あとは、スターリンの葬送狂騒曲じゃないですけど、スターリン死後の権力闘争
(だいたいスターリン死亡〜反党グループ事件〜ブレジネフの権力掌握)をマレ
ンコフ、ベリヤ、フルシチョフやジューコフになってシミュレーションするとい
うのも面白いような(この場合、スターリン死亡前からやってスターリンは19
53年までにランダム死亡とか場合によっては暗殺可能とかの方が面白いのかな
。)。ただ、ベリヤとジューコフが強すぎるな、これ。
フランス革命も面白いかもしれないですね。ナポレオンなんかも、議会で法外処
分になりかかって、あやうくリュシアンに助けられてますし。


> それにしても、「実話時代」みたいなヤクザ情報の専門誌や、
> 「アサヒ芸能」「週刊大衆」のようにヤクザ記事を載せる週刊誌など、
> 一昔前には、そうしたニーズが一定数あったのって、
> やはり映画「仁義なき戦い」シリーズの存在が大きかったのかなぁ?
> それ以前にも任侠映画はありましたけど、抗争モノではなく、時代劇に近かったですし。

そうなんですよね。仁義なき戦いは、「任侠=善玉」やそれまでの時代劇的な様式美を打
ち破ったこと、実際の抗争事件を題材にしていること(実録物といわれているようです)
が受けた理由の一つ見たいです。


> う〜ん、やはり こうやって具体的に考え出すと、
> まずは対象とする時代の期間を決めないと、項目は定め難いかも知れませんね。

そうですね。壮大に扱いたいならそれこそ、南北戦争〜現代かなと思います。


> また、1850年頃から現代までという、長い時間を対象とするのであれば、
> 黒人差別・移民問題・宇宙開発・軍産複合・貿易摩擦といったピンポイント的な表現よりも、
> 「経済」「財政」「外交」「軍事」「科学」「宗教」「思想」「人種」と、大きく分けて、
> 黒人や移民の件は人種問題とか、宇宙開発は科学問題とかに分類しても良いかも?

科学問題にするともっと幅広いものが扱えますす、人種とすれば、近年話題になっているスパ
ニッシュの問題とか、それこそ日系人の強制収容やロス暴動みたいなのも扱えていいですね。
Qアノンとは思想なのかな……。Qアノン支持の大統領とかゲームだったらちょっと見てみたい
かも。


> ・・・って、そもそもの本題なのに、何だか方向性が定まらず、
> 話の中身が取っ散らかったってますね、申し訳ない(苦笑)。
> 専用性と汎用性、具体性と抽象性を織り交ぜて考えちゃうから、変な方向に進むのかな?
> 「雑談メイン」という事であれば、このまま脱線しまくりでもOKなんでしょうけど、
> 「何かを作る」という目的の上での雑談だとすれば、話題を「冷戦」に原点回帰した方が良いかも。

そうですね。雑談も楽しいので、どちらも維持したいところではありますが、雑談として盛り上がって
いる方は、いったん別にスレッドを建てます。


> ただ、改めて考えてみると、私の年代の場合、
> 昭和天皇は歴史上の人物ではなく、記憶の中にある人物なので、
> あれこれ創作的に弄るのは、ちょっと気が引ける所も・・・・
> それに戦後の天皇は、あくまでも「象徴」ですから、
> オリンピック云々となると、そこは対象が違うかな?という気もします。
> 実際、昭和天皇と東京五輪の関わりって、開会宣言をしたくらいしか思い浮かびません。
> 移行期だった頃はまだしも、それなりに時が経ってから、天皇が何か動かしたというと、
> A級戦犯合祀に伴い、靖国参拝を取り止めた事くらいですかねえ?パッと浮かぶのは。

そうですね。それに昭和天皇は歴代天皇のなかでも特に、扱いがセンシティブな印象もありますし
避けた方が無難なんですよね。


> 例えば、いま「天皇」と言われると、私はまだ頭が切り替わってない為、
> パッと思い浮かべるのは、今上天皇よりも、上皇の方になっちゃうのですが、

そうですね。僕もそうです。


> あと、話題は少し戻して、ゲーム主人公の話ですけど、
> 近年のラノベは異世界転生系ばかりが目に付き、個人的には少し苦言は呈しているものの、
> 逆に言えば需要がそれだけ高い訳で、似た感じのタイムリープ系も決して相性は悪く無いかも?
> それこそ子供時代から、何度も人生をやり直せる展開にすれば、
> 軍人や官僚、政治家に経営者、文化人に一般人など、いろんなルートを辿れますし、
> 人生の分岐点(セーブ・ポイント)から、やり直しても良いかも知れません。
> また、ゲームである事を割り切れば、「親→子→孫」と世代を越えるのも面白いかな?
> 要するに、主人公を個人単位ではなく、一族単位にするって事ですね。

Age of Empores3のメインシナリオ(キャンペーン)がそういう話でしたね。4部に分かれていて
基本的に全編にわたりアメリカ新大陸開拓を舞台にブラック家とオッサス団秘密結社との戦いを
描いていました。たしか、1部がマルタ騎士団のモーガン・ブラックがアメリカに渡り不老不死
の泉をめぐって戦う話、2部がモーガンの孫、ジョンと7年戦争、3部が19世紀でジョンの孫
のアメリアが主人公だったかな。追加シナリオでアメリカ独立戦争と、リトルビッグホーンの戦
いが追加だった気が……。


> > 近代日本とともに歩んだような人生ですし、周囲にも伊藤博文はじめキーパーソンがたくさんいますし。
> > そして、帝国日本が破滅にむかいつつあることを嘆きつつ人生の幕を閉じる……という感じだと、
> > 自分とともに生まれた日本が自分とともに死んでいくという感じになっていいのかな……と。

> はい、そうですね。
> 私も以前、「リレー大河案」↓を考えた際には、
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s21670#21670
> 出来るだけ少ない人数で、漏れなく日本通史を描こうと考えて、
> この時代の主人公を西園寺公望に選びましたからね。
> 幕末から大戦前夜まで描けるという意味では、これ以上の人材は他に居ないかと?
>
> ただ難点を挙げるとすれば、明治3年から13年に掛けてフランスに留学していて、
> 維新冒頭の10年間、ほとんど日本に居なかった所でしょうか。
> まあ逆に言うと、フランス第二帝政の崩壊やドイツ帝国の誕生を実際に欧州で体験し、
> 後の仏首相クレマンソーと同じ下宿で親友となり、ベルサイユ会議で再会するなど、
> あの激動の時代を、日本限定ではなく、世界を含めて描ける面ではプラスなのですが、
> 歴史介入という視点からすると、やはり問題点になるかな?
> って、ゲーム的に自由に振る舞えるのなら、留学を途中で切り上げたり、
> そもそも留学に行かなくても良いんですけどね(笑)。
>
> ・・・と言うか、そうしたif選択が無数にあるなら、
> 海外留学の相談をすべく、師事する大村益次郎の宿を尋ねる道の途中、
> (戊辰戦争を戦った西園寺は軍人志望だったものの、大村から法学を薦められていた)
> 公家の旧友と偶然出会い、訪問を延ばした事で、運良く暗殺に巻き込まれなかった訳で、
> 太平洋戦争の前年どころか、戊辰戦争の直後に亡くなってたかも知れないんですよね!!
> そうしたifの分岐点を、いろいろ用意しても面白い気がしてきました(笑)。
> 史実の西園寺は、フランスで法学を修めた開明的な政治家であり、
> 現在の立命館大学・京都大学・明治大学の創立に携わった教育者のイメージですけど、
> そのまま軍人の道を進む展開だって、普通に有り得た訳で、
> そうなった場合は山縣有朋のように、政治家でありつつ帝国の元帥として、
> 日清戦争や日露戦争も、実際に現場で指揮していたかも知れません。
> (史実だと、日清戦争時は伊藤内閣の大臣で、日露戦争時は清国へ渡って戦後に首相就任)
>
> ちなみに、もしも大河の主人公にした場合、留学中の日本描写に関しては、
> 後に萩の乱を起こす前原一誠とは、東京では同じ宿で暮らし、
> 一緒に新政府を離れて相撲取りになろうと話し合う程の仲だった為、
> 親友との書簡を交わす格好で、不在期を描こうかな?と妄想してました。
> って、こちらでもif展開を考えれば、留学せずに日本に留まり、
> 憧れの武士となって、前原と一緒に士族の反乱に荷担したりとか、
> (前原と同宿してた頃、大小2本差しの侍姿で、武家風に望一郎と名乗ってました)
> もしくは本当に相撲界に入って、双葉山を大横綱に育てたりとか(笑)。
> う〜ん、こうやって考えると、西園寺はif主人公として最適なのかな?
> 別に史実通りで無くてもOKなら、もう数年寿命も伸ばして、終戦まで付き合わせても良いですし、
> もし実際に存命であれば、鈴木貫太郎の役回りも、西園寺が担ってたかも知れません。

そうですね。そこまで突き合わせるなら、100歳死亡にして、憲法改正に立ち合わせたり……
みたいなのも面白いかもしれないですね。
ifで思い出したのですが、2009年の韓国映画にロストメモリーというのがあって、これが伊藤
博文暗殺失敗を軸にした物語なんですよね。とはいっても舞台は明治ではなく、現代「朝鮮」で伊
藤博文暗殺失敗によりなぜか日本は戦勝国になり(裏設定でその後、昭和元年まで生きていたみた
いです。にしても、日本を戦勝国にするほどの力はさすがになかったと思います)、2009年に
なっても、まだ朝鮮半島は日本領……という物語です。で発想は面白い(伊藤博文云々というより
韓国がまだ日本&その中での独立闘争という着想)結局は、高句麗のタイムマシーンで過去に戻り
伊藤博文を暗殺し、もとに歴史を戻すという話でした。これも、独立の機運に耐えられなくなった
日本が李王家を担いで、親日政権を作るも共和政体を作ろうとする勢力に押されるとか金日成なん
かも登場させて、史実のベトナムみたいな泥沼に陥る……(この場合、フランスもアメリカも日本
がその役割を担うのかな)みたいな話の方が面白そうな気もしました。


> まあ逆に、そうでもしないと、幕末から戦後までという人物はなかなか居ないんですよね。
> 第1回・帝国議会の当選から、バカヤロー解散で落選するまで、
> 60年以上も国会議員であり続けた「尾崎行雄」も、維新の頃はまだ10歳の子供ですし、

超脱線なんですけど、尾崎幸雄といえば、国会前の憲政記念館に入っているレストランは値段も
それなりに手ごろでしっかりした料理がでてくるのでお勧めですよ……と思いましたが、閉店し
てました。残念
https://mainichi.jp/articles/20210313/k00/00m/040/085000c

> 義和団の乱では日本軍を指揮し、太平洋戦争の敗戦後に自決した「柴五郎」も、
> 会津戦争を経験しているとは言え、当時はまだ8歳の子供でしたし、
> 大久保利通の息子である「牧野伸顕」も、戦後は娘婿である吉田茂の相談役でしたが、
> 維新時は7歳であり、父と共に遣欧使節団に同行して、そのままアメリカ留学でしたので。
> そう考えると西園寺は、維新時は若干19歳とは言え、既に新政府の重要人物でしたし、
> 黒船来航時も幼いとは言え西園寺家の当主で、11歳から朝廷に出仕しており、
> 新選組から命を狙われ、慶喜逃亡後の二条城を接収し、戊辰戦争では河井継之助と戦いと、
> もうこの時点で、ただの10代の若造ではありません(笑)。

維新、明治、昭和を扱える人物というとやはり、西園寺になりますかね。ノベルゲーだと趣向
を変えて、尚泰とかも面白いかもしれないですね。ペリーの来航も9歳とはいえ国王として経
験してますし、琉球処分を琉球視点で描くというのも面白そう。


> 幕藩体制下の大名たちが、再び戦国大名化して、
> 幕末維新の英雄を初め、戦前の軍人・政治家・財界人・文化人などが、
> 各国の戦国武将として天下を争い、そこに欧米列強の介入も行われると・・・・
> 新選組とか下剋上をさせて、甲斐あたりで国持ち大名にしたいですし(笑)、
> 長岡藩士の子である山本五十六も、河井継之助の薫陶を受けて、立派な武将に育つかな?
> 史実では負け組の仙台藩も、高橋是清・後藤新平・斎藤実あたりが揃っていて強そう。
> その一方で、対馬はロシアに占領され、北海道はフランスやドイツの植民地、
> 琉球も日本に併合されないまま、イギリスあたりの属国になっているかも?
> いや〜、史実であれば願い下げな展開ですけど、if歴史として考える分には刺激的!!

そうですね。明治日本を引っ張る人物が、それぞれの藩に分散する……と考えると面白そうですね。

> また、日本がこんな状態であれば、世界史の方も大きく変わってたでしょうね。
> もしも日清戦争の敗北が無ければ、清朝があれほど脆く崩壊する事は無かったでしょうし、
> もしも日露戦争の敗北が無ければ、ロシア革命など起こらなかったかも知れません。
> (逆の見方をすると、ロシアや中国の共産化に、日本は大きく貢献していると・苦笑)
> 朝鮮半島は史実的に見ても、清朝かロシアにあっさり併合だったかな?
> ドイツ皇帝のヴィルヘルム2世が、自らの事を「大西洋提督」と称しつつ、
> 従兄弟であるロシア皇帝のニコライ2世を、「太平洋提督」と呼んだ逸話がありますけど、
> あのままロシアがアジアに勢力圏を伸ばしていれば、普通に有り得たシナリオなんですよね。
>
> その場合、長城の外側(満州・モンゴル・ウイグル)がロシア領になっていたのか?
> もしくは、史実の露清密約のように、隷属的な盟約関係が結ばれていたのか?
> はたまた、ロシア革命により、一家全員が処刑されるニコライ2世には、
> 溥儀とも年齢の近い4人の娘たちが居ましたから、誰かを清朝皇后として嫁がせて、
> 血友病を患っていた一人息子のアレクセイに、もしもの事があった時には、
> 清朝皇帝とロシア皇女との間に生まれた子に、両帝国の皇位を継承させ、
> 大陸を跨る超大帝国(露清同君連合)の爆誕となれば、凄く妄想を掻き立てられます!!(笑)


> で、もしも、こういう展開となれば、両国のモンゴル系貴族の存在が、意外とキーになるかも?
> (モンゴル帝国も、西域の西遼と、金朝に降った旧遼遺民の同族網を活用しましたからね)
>
> ロシアには「タタールのくびき」と呼ばれる、モンゴルに支配された歴史があり、
> 長い年月で同化していたとは言え、ロシア貴族の2割はルーツがモンゴル系でしたし、
> (モンゴル系19%・ドイツ系28%・ポーランド系27%・ウクライナ系21%・ロシア系5%)

レーニンがタタール系ですよね。ロシアは本当に多民族国家という気がします。


> つまりは、大日本帝国の崩壊は避けられぬ運命だったと!?
> 最近は日本から元気が無くなり、民族的ヘイトも増すばかりの中で、
> 「多民族国家であった大日本帝国や満州国が、もしも存続していたら」というif展開を、
> ちょっと考えちゃったりする時もあるんですけどね(苦笑)。
> 日本の人口規模が3億人、満州まで含めれば4億人だった場合、
> もうちょっと違った現状があったのかなぁ?とか・・・・
>
> と、まあ、それはさておき、もしも太平洋戦争突入を回避するとしたら、
> どれくらい時間の針を巻き戻せば、その可能性がありそうですかねえ?
> さすがにアメリカに勝利とかは無理ゲーでも、
> 帝国の存続であれば、絶対に無理だったとは思えませんし。
>
> あと、これは完全に妄想展開ですけども(笑)、
> 多民族国家の大帝国という意味では、ハワイ王国の連邦制定案を受け入れて、
> 琉球王国や朝鮮王国も吸収合併せず、連邦の構成国として存続させていけば、
> その後に独立宣言するアジア諸国や、インドの藩王国、中国の省政府なども飲み込み、
> プロイセン国王がドイツ皇帝を兼務した要領で、天皇がアジア皇帝を兼務して、
> それこそ、「大東亜帝国」みたいなモノが作れなかったかなぁ?と。
> 内政は各国の自治に任せる一方、海軍・鉄道・外交は帝国税で賄いつつ日本主導って形で。
> 勝海舟も似た事を言ってたと思いますし、もしも坂本龍馬が総理大臣だったら(笑)。
> ちなみに帝国議会は「1国1票」として、日本だけは各藩を1国と数えて300票と(苦笑)。
>


> 日本の国民性を考えると、苦しみを共有し、一致団結して外敵と戦うのは、
> 却って幕府と諸藩、武士と庶民の結び付けを強くしていたかも知れず、
> 最終的には開国するにしても、流血を伴いながらの外敵排除という体験は、
> 史実とは異なる、また別の日本の国家像を作り上げていたかも知れませんし、
> それ自体は、決して荒唐無稽なif展開だとも思いませんね。

また、ヤクザの話題で恐縮なんですが、まさに広島抗争がこんな感じでした。
あれは、岡組の跡目争い(岡組一の実力者であった打越組vs呉の山村組)に全国制覇を目指す
山口組が乗っかってきたんですよね。で山口組・打越会・美能組連合vsその他の広島のやくざ
という抗争になり、広島やくざ連合は最終的に共政会になり、山口組を撤退させる……と。
こういう経緯で、山口組は全国で広島と沖縄にだけ支部がないんですよね(沖縄は、山口組が
全国制覇を目指した60年代はまだアメリカだったので、進出できなかった)。
 
>
> ▼ 激動の近現代史
> > モロに受けてます。映画「ラストエンペラー」なんてまさにこんな感じですよね。
> > 最初と最後だけ見ると200年くらい経っているように思えますけど、
> > あれが1人の人生のうちで起こった出来事なんですよね。

> 中国史だと、阿片戦争(1840)から、中華人民共和国の成立(1949)までが 109年。
> 日本史だと、黒船来航(1853)から、東京オリンピック(1964)までが 111年。
> 技術史だと、ライト兄弟の初飛行(1903)から、アポロの月面着陸(1969)までが 66年。
> 世界史だと、フランス革命&ワシントン大統領就任(1789)から、冷戦終結(1989)までが 200年。
> いや本当、中国だけに限らず、この「200年間」が本当に激動だったんだと思いますよ。

この調子だと、これからの200年はもっと激動なんですかね。これだけ激動だとどうなるかも
全然想像できないですよね。1989年のニュートンが発行した21世紀はこうなるという本でも
予測は全ぜなたってないですし、これから200年後にどうなるかを妄想してみるのも楽しいかも
しれません……と思いましたけど、これってここのサイトで10年くらい前にやったような気が。


> ・・・って、日本史に脱線してしまったので、話を中国史に戻すと(笑)、
> 清王朝の崩壊から、中華人民共和国の成立までが、わずか37年の出来事であり、
> 日本の朝鮮統治が35年、台湾統治が52年である事を思うと、本当にアッという間だったかと。
> 旧時代人が歴史の激流に翻弄される実感は、それこそ鳥居耀蔵が感じた以上かも?
> 人民解放軍の「建軍の父」と評される朱徳は、その軍歴を清王朝の軍学校から始めてますし、
> 満州国の首相を務めた張景恵は、日清戦争時に結成した自警団から馬賊に発展して、
> 戦後は獄中生活のまま、人民共和国の成立から10年後に亡くなるんですよね。
> 彼らに比べれば、毛沢東は少し若いですけど、辛亥革命では一兵士として参加しており、
> 蒋介石は清朝末期に日本へ軍事留学して、辛亥革命には一指揮官として参加していて、
> そんな2人が、1970年代中盤まで、台湾海峡を挟んで睨み合ってた訳ですからねえ・・・・
> 溥儀だけに限らず、当時の中国の長命な有力者は、誰もが時代の激動を体感したかと思います。

この辺の中国で長命というと張学良ですよね。ただ戦後は軟禁状態ですし、ちょっと影が薄い人
物ですかね。ただ、90年代のテレビに出演したりしてるのはやっぱりすごいかも。
 

> まあ当時の大陸には、それだけ多くの日本人が居たって事ですよね。
>
> あれほど日本人が海外に出た時代は他に無い・・・と思いましたけど、
> 実際の人数的には、グローバル化した今の方がずっと多いのかな?
> という事で、気になったので少し調べてみた所、
> 現在(2020年)の海外在留邦人は139万人で、
> 戦前(1938年)の海外在留邦人は106万人ですね。
> でも総人口は、現在は1億2600万人なのに対して、戦前は7000万人(本土のみ)と少ないですし、
> 植民地の朝鮮に69万人、台湾に35万人、樺太に40万人、南洋に7万人は、恐らく別枠でしょうから、
> それらを合わすと250万人を超えるみたいですね(更には日系人が別に約60万人)。
>
> これを人口比で考えると、今より3倍くらい海外に出ている訳で、
> 日本史上においては、やはり例外的な時代だったのかな?
> ここまで積極的に、日本人が海を渡った時代って、
> この「戦前昭和」と「平成以降」に、南蛮貿易の「戦国末期」を加えた3時期だけですし。

まさにうちの親戚がそれで、大叔父が奉天の日赤病院で亡くなっているみたいです。僕の曽祖父も
総督府の役人でしたし、高祖父(曽祖父の妻の父)も朝鮮で事業をやっていたようです。祖父も朝鮮
で生まれています。以前、朝鮮総督府の統計資料を見たのですが、やはり地理的な関係からか、朝鮮
に渡った日本人は山口県民が圧倒的に多かったみたいです。

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