[スレッド全体]

[23613] 男子サッカーの五輪メンバー18名を予想返信 削除
2021/6/16 (水) 21:07:05 徳翁導誉

まずは最初に、予想大会の宣伝を(笑)。

予想大会「東京五輪2021」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/summer_olympic2021/tokyo2021.cgi


=============================


東京五輪の招致に成功して以降、
長い年月を掛け、強化&選考が繰り返されてきたU-24日本代表も、
メンバー発表前 最後の試合を終えて、あとは今月下旬の発表を待つばかり。
という事で、W杯よりも5人少ない、五輪の18人枠をちょっと予想してみます。
最初に結論から書いてしまうと、以下の通り。


 GK 谷晃生・鈴木彩艶
 DF 酒井宏樹oa・旗手怜央・橋岡大樹
    吉田麻也oa・冨安健洋・町田浩樹
 MF 遠藤航oa・田中碧・板倉滉
    久保建英・堂安律・三笘薫・相馬勇紀
 FW 上田綺世・前田大然・林大地


まず始めに、現状だと主軸となりそうなのは、
5日に行われたガーナ戦で先発だった、以下の11人かな?
「GK谷晃生 DF酒井・吉田・冨安・中山 MF遠藤・田中・堂安・久保・相馬 FW上田」
この他に、12日のジャマイカ戦では先発だった「MF三苫&SB旗手」も、
左サイドを攻撃的に行く際には、ボランチの田中も含めた川崎トリオが強力な武器となる為、
この2人もメンバー入りは濃厚なのかな?

という事で、残る枠は5人。
少なくともGKはもう1人必要なので、実力的にはA代表歴もある大迫を選びたい所ですが、
今シーズンは出来がイマイチで、五輪代表での先発の座も谷に奪われてしまった一方、
しかもここへ来て、次回パリ五輪世代の鈴木が、所属先の浦和で、
代表GKである西川から先発の座を奪うほど、急成長を見せてますから、
残り1ヶ月で、大迫が復調する確率と、鈴木が更に成長する確率を踏まえると、
難しい所ではありますが、「GK鈴木」の方が2人目の席に近いのかな?
今月の強化試合3戦での使われ方を見ると、
谷が1番手なのは確実で、残る大迫・鈴木・沖は横一線でしたけど、
非公式で行われた2戦目のガーナ戦で、どうやら鈴木は先発だったみたいですし、
大抜擢する可能性が無ければ、そもそもこの時期の初招集も、この使い方も無いかと。
実際、鈴木は2017年のU-17W杯や、2019年のU-20W杯でも、飛び級をしており、
今の急成長ぶりだと、上手く行けば、そのまま五輪先発の座を掴むかも知れません。
(代表守護神の座も、川島から一足飛びに、パリ五輪世代の鈴木&小久保の争いとなるかも・笑)

続いて、フィールド・プレイヤーの残る4枠を見ていくと、
オーバーエイジで吉田や遠藤が招集されなければ、先発濃厚だった「MF板倉」も、
今季はオランダで活躍して実力充分な上、CBもボランチも代表クラスでこなせますから、
ここは選ばれるでしょうし、先発起用されないのが勿体無いほどです!!
まあ逆に言えば、今までのオーバーエイジって、その世代に足りない部分を補う感じでしたが、
今回は自国五輪という事もあって、先にチームの軸としてオーバーエイジを選考しており、
それだけ、将来的な育成を目指す以上に、とにかく本気でメダル獲得を狙っている事が解ります。
(その一方で、大量に選手を呼び、海外遠征を繰り返す事で、若手育成の方は既に果たせたかな?)
今年の夏は暑くなりそうですし、コロナ下で各国とも調整は難しいでしょうから、
個人的には、金メダル獲得さえ、決して夢では無いと見ています(笑)。
「W杯ベスト8の壁」なんて、無用の単語が定着する前に、
「五輪の金メダル獲得」という成功体験を、是非とも積んでおきたい所!!
そうした精神的な余裕が、W杯での躍進に繋がっていくだろうと思いますし。

と、話が脱線してしまったので、話題を元に戻しますと、
それくらい3人のオーバーエイジが、今回の代表では中心だからこそ、
もしも誰かが途中で欠けた場合、とても大きな戦力ダウンとなりますので、
そういう意味では、吉田や遠藤のスペアに板倉が控えてるように、
酒井のスペアとして「DF橋岡」も、同じく入ってくるように思われます。
ここは、オランダで成長を続ける菅原も捨て難いのですが、
いざ酒井の穴を埋める場合、攻撃力の菅原よりも、守備力の橋岡が有力でしょうし、
CBも出来るという面でも、橋岡の方にプラス要素があり、
そして何より、団体スポーツ&集団生活で大会に挑む場合は、
橋岡みたいなムードメーカーの存在が、非常に重要なんですよね!!
最後のジャマイカ戦でも、橋岡は途中出場し、菅原は出場機会が無かったので、
やはり橋岡の方が、選考的に1歩リードな状況かと思われます。

続いて、どうしても欠かせないのが、もう1人のFWですけど、
「FW前田」のスピードとスタミナは、強力な武器に為り得るでしょうけど、
現状では、このチームの戦術に なかなかフィットしていないのが難点。
ただ、所属クラブの方では結果を残しており、
最後のジャマイカ戦も先発起用されるなど、首脳陣の期待度の高さは伺え、
仮に噛み合わずとも、逃げ切り時のプレス&カウンター要因としては有用なので、
選出濃厚とまでは断言できませんが、外れる可能性も低そうなのかな?

そして、残る最後の1枠は・・・本当に難しいですね。
遅咲きなものの、いま勢いがあり、チーム戦術にもフィットしている「FW林」は、
個人的にも、五輪の大舞台で見てみたい選手の1人ですし、
絶対的なエースがいるなら、1トップは2枠で事足りますけど、
噂された大迫をオーバーエイジに使わず、潜在能力は高いが未完な上田に託すとなると、
もちろん今大会で化けて欲しいですが、上田が不発のケースだって充分に考えられ、
そうなれば、FWを3人体制で行きたい気持ちは、正直あります。
特に今大会はコロナの影響もあって、交代枠は従来の3名から5名に増えますし、
攻撃の交代カードとして、切れる選択肢は増やしておければ理想的です。
常にリードする展開となれば良いですけど、苦しい展開になった場合の想定も必要でしょうから。

それを思うと、自分から仕掛ける事が出来、しかも得点も狙える交代カードも欲しいですが、
まあそこは、全体の枠数が18名しか無い事を考慮すると、
相馬or三苫でベンチに回った方や、左SBに回った旗手が使えるので、
6月シリーズに残った招集メンバーから見ても、控えで本職を呼ぶ可能性は低いかな?
残る1枠をMFに使うならば、怪我や出場停止で、久保か堂安が欠けたケースを考え、
今までこのチームの背番号10を背負ってきた「MF三好」を、
彼らのスペアとして、念の為にベンチに置いておくのも一案でしょうけど、
逆に言えば、彼らが健在な限り、あまり交代カードとしても有効性が見えず、
今回より堂安に10番が移った事で、正直、序列は随分と下がったような気はしています。
今まで、このチームを引っ張ってきた中心メンバーだけに、心苦しくは有るものの、
最悪の場合、久保か堂安のどちらか一方が居れば、攻撃は組み立てられますしね。

また、念の為にベンチに置くのであれば、短期間のトーナメント戦では、
勝つ事よりも負けない事、得点する事よりも失点しない事が、とにかく重要となってくる為、
その点を重視するなら、控えとして本職のCBがもう1枚欲しいと、首脳陣は考えるかも?
とにかく必勝を期すのは初戦の南アフリカ戦のみで、そこさえ勝利できれば、
極端な話、後は全てスコアレスでも良い訳で(トーナメントはPK戦でも上がれるので)、
そうなると、A代表との一戦や、最後のジャマイカ戦での起用法を見ると、
「DF町田」か「DF瀬古」のどちらかを、最後の1枠に選ぶ可能性も有り得そうなんですよね。
特に森保監督というのは、そういうリスク面を強く考慮するタイプの指揮官だと感じますし。
この場合、190cmの圧倒的な長身と、所属先では左SBで使われた経験がある町田が、
2試合とも先発起用された事もありますし、1歩リードのような気もしますが、
安定感と将来性があり、冨安離脱による追加招集でありながら、ここまで機会を得た瀬古も、
最後の1枠という意味では滑り込んできそうな雰囲気なので、どちらが有利かは難しいですね。

という事で、以上から、最後の1枠候補をまとめると、
「FW林」「MF三好」「DF町田or瀬古」という感じになるのですが、
う〜ん、ひょっとしたら、別の1枠を削って、この中から2名選ぶ可能性も有り得そうかも?
具体的に言うと、旗手の左SB先発起用が固まった場合には、
ガーナ戦では左SBで先発起用された中山の落選が、もしかしたら有るかも知れません。
本職であるボランチやCBの控えとしては、同じくベンチに回る板倉と被りますし、
今まで勤めてきたキャプテン職も、オーバーエイジで加入した吉田に既に譲られており、
しかも、選考最後のジャマイカ戦では、出場機会も得られなかったんですよね・・・・
オランダでプレーし、A代表歴もあり、どのポジションも卒無くこなす中山ですが、
厳しく言うと、これという武器に欠け、期待された程には伸びていない状況もあり、
ボランチの控えには板倉がおり、いざとなれば左SBに酒井を回す事も可能で、
CBの控えと考えた場合、吉田や冨安の替わりを務めるならば本職が望ましいとなると、
ユーティリティーな中山を外して、左SBも出来る町田を入れる事もありそうな気がしました。
大事を取ってとの事ですが、冨安が途中離脱し、板倉も最後のジャマイカ戦を欠場するなど、
今回も2人続けて故障が発生していますし、念には念を入れた、石橋を叩く選考が。

それこそ、順当に行けば中山なのでしょうが、全て順当な選考も なかなか無いなので、
どこかで意外な当落があるとするなら、この辺りかな?って予測ですね。
って、もしGKで鈴木当選&大迫落選となれば、それもサプライズに入るのかな?(笑)
逆に言えば、全て順当なら「大迫in 鈴木out」「中山in 町田out」だと思います。
今までの起用を重視すれば、「三好in 林out」も順当かも知れません。
もっと言うと、今大会は5人交代制で、これだけ守備のメンツを揃えたならば、
控えの守備枠を1つ削って、攻撃の飛び道具に1枠使う選択も有り得る気はしますが、
まあ森保監督はしないでしょうし、そんな攻めっ気があるなら、
そもそもオーバーエイジも、あんな守備重視の顔触れには為らないはず。

あと、この他の4名のバックアップ・メンバーも、万全を期したい所ですが、
コロナ禍の過密日程を考えると、ここに海外組を使うのは難しいでしょうし、
そうなると、全て国内組から選ぶのが、現実的な選択になるのかな?とは思います。
で、ポジション的には「GK・DF・MF・FW」から各1人ずつとなるのが有力で、
まずGKは大迫or鈴木の落選した方、DFは瀬古、FWは田川あたりが順当な感じ。
ただ、残るMFは、ほとんどの選手が海外組なので、国内組から選ぶとなると、
今回は招集されなかったものの、3月のアルゼンチン戦に呼んでた渡辺か?
もしくは一足飛びに、五輪代表への招集歴があるパリ五輪世代の松岡あたりを呼ぶか?
まあ、招集歴のある国内組MFは大勢居るのですが、コロナ禍の影響があって、
もう2年近く五輪代表に呼んでおらず、新たにパリ世代から呼んでも大差ないかと(笑)。
今大会は自国開催ですし、追加招集が容易に行える事を踏まえると、
バックアップ・メンバーは、純粋に大会期間中の練習要員になりそうなので、
いっその事、4人ともパリ世代でも、個人的には良い気はします。
協会は本気で金メダルを狙っており、さすがにそこまで割り切りはしないでしょうけど。
(ブラジルW杯の時にサポート・メンバーに選んだ、東京世代の杉森と坂田は早々に脱落)

ただ個人的には、パリ世代の台頭も目覚ましく、しかも当世代はU-20W杯が中止された事もあり、
東京五輪が終わる前から、パリ五輪も楽しみなっているのが、正直な気持ち(笑)。
でも、既にこれだけ海外組が居るとなると、アジア予選は苦しむかもなぁ・・・・
勝負の運で五輪を逃すのはまだしも、招集が出来ずに五輪を逃すのは見たくないので、
今までは1月開催でしたが、五輪予選を兼ねない来年の次回大会は6月開催のようなので、
パリ五輪予選を兼ねる次々回の大会も、そのままオフシーズンの6月開催を続けてもらいたい所。
ちなみに、いつもだとW杯明けに本格始動する、五輪代表の活動ですけども、
今回のカタールW杯は史上初の冬開催なので、パリ世代はW杯前からの始動となりますね。
来年の予定は、6月にU-23アジア選手権、9月にアジア大会、そして11〜12月にW杯となっており、
更に再来年の6月にはアジア杯で、もしも五輪予選が6月なら同時期に開催ですから、
逆に言うと、アジア杯と五輪予選を重ねる事は無いでしょうから、やはりパリ五輪予選は1月開催か?
順番的に見て、五輪予選を兼ねる次々回のU-23選手権は中東開催が濃厚でしょうし、気候的にも。
う〜ん、そうなると、やはり五輪代表は強化や招集が大変だなぁ・・・・
強化面でプラスに働いているA代表と五輪代表の監督兼任も、今度は難しいかも知れません。
でも、次回W杯予選からアジア枠は4.5から「8.25」に激増するので、強化的に兼任で行きたい所。
ともかく今年の秋にはU-23選手権の予選があるので、そこが一応、パリ世代のスタートとなります。
・・・って、東京五輪を前に、パリ五輪の事を言うなど、鬼が笑うのも良い所ですよね(苦笑)。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.72