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2007/8/23 (木) 19:47:06 徳翁導誉

> フランスはアメリカの独立を支援している間柄ですし、
> 歴史的にも相性の良い国家です。
> まあ、最近は多少こじれたりもしてますが、
> これはEU全体の利益を優先するなどした場合で
> フランス単独の立場で言えばアメリカは友好国と言えるでしょう。

まあでも、アメリカ独立戦争への支援は、
対米関係と言うよりも、対英関係の為に行われたものですからねえ。
少し話は逸れますが、七年戦争戦場なんて言うのもアリかも知れませんね。
アメリカで、インドで、と戦うイギリスとフランス。
老植民帝国たるスペイン。東方へと拡大するロシア。
そして隆盛を極める大清帝国。
また違った趣の戦場になるかも?


> > > ○米英関係について
> > > アメリカとイギリスについてですが、やはりカナダの存在は大きいと思います。
> > > カナダが中立地であれば、米英はそう争うことはなかったかも。

> > カナダのPが少しだけ割高な感がします。しいて言えばオセアニアにも感じているんですが。
> > (意識的には1〜2p程度のズレなんですが…)
> > 国土、工業生産力から考えて妥当な数値なのでしょうが、地勢的な戦略的価値が低い地域という感じがしてます。
> > あと、中立地とまでは言わなくとも、史実の米英ではいわゆる在外英軍基地の租借がありましたよね。
> > カナダを取らなくても戦略的には使えていた訳で、ある意味共有に近い状態といえるのでは?

> ゲーム上はワシントンのすぐ北に他国の拠点がある訳ですから
> カナダを制圧しないことにはアメリカは枕を高くして寝ることができません。

まず、カナダの生産値に関しては、
もしイギリス本国がドイツに占領された際には、
カナダを本土奪還の拠点にしようとチャーチルが考えていた為、
その拠点となれるぐらいの生産値に設定しました。
とは言え、今までのセッションでは、
カナダから英本土を取り戻したケースって無かったですよねえ?

カナダやオーストラリア、南アフリカなどの英連邦内の自治領を、
独立国家として扱えば、また米英関係も変わってきますかねえ?
でも自治領とは言え、戦争になれば兵を出してくる共同体ですし、
やはり、1つの「大英帝国」として扱う方が適当なような気もします。
この辺は感覚的なモノですけど。

まあでも、カナダの国是は未だに「アメリカに飲み込まれない」ことですし、
もしカナダに反米政権が樹立しようものなら、
アメリカの受ける脅威は計り知れない事を考えれば、
カナダにこれくらいの存在感があって良いのかな?とも思います。


> > > 史実だと、イギリスがドイツ相手に苦しんでいても、アメリカがパールハーバーまで欧州戦線に
> > > 加わらなかったことを考えると、大戦序盤〜中盤にかけてアメリカにとってイギリスは
> > > そう大した友好国ではなかったのかも。

> > まぁ、結局はそこに尽きる気がしますね(笑)
> > 大戦後の結果を見れば、アメリカにとっては、日本もイギリスも結局は目障りな存在でしかなかったのかと。
> > アメリカも巨大なアメリカ島を経済ブロック的な支配で達成した島国と考えると、
> > 海軍立国は必須な訳で、やはり日英が対等な関係での同盟国にはなりえなかったのでしょう。
> > 民主主義の英国はドイツに疲弊させ、未熟な日本は自ら潰して衛星国化する…
> > 戦後のソ連の台頭は予想以上に早かったのかもしれませんが、当初の米国の戦略は達成されたのだと思います。
> > と考えると、ゲームの米英関係は必然なものかもしれません。
> > もし、英国に国家社会主義、ドイツに民主主義が成立していたら、アメリカは真っ先に英国に宣戦していたかもしれませんね。

> 第二次大戦中もあまり目立ちませんが、アメリカはイギリスの足元を見て
> 様々な要求を突きつけ、その結果イギリスは戦後苦労することとなります。
> 特にアメリカからの借金は膨大な額に上っていましたので
> イギリスとしては要求を呑まざるを得なかったと言う事情もあります。
> それに植民地についてアメリカは否定的な態度を取っており
> 大英帝国の崩壊に一役買っていたりします。

欧州制覇に乗り出すドイツと、欧州を制覇する勢力の登場を望まないイギリス。
海軍力により、大陸の陸軍力を押さえ込むことは難しい為、
イギリスは宿敵であったフランスや、政体の異なるロシアと手を組むも、
多い人口と高い技術力に支えられたドイツに苦戦し、疲弊していくイギリス。
そうした大英帝国の弱り目に付け込み、金貸しを行うサラ金国家・アメリカ(笑)。
しかし、イギリスが負けては貸付が焦げ付くし、
欧州大陸を制覇する勢力の登場は、大西洋を挟んだアメリカにとっても脅威である。
(言うなれば、アメリカにとってのイギリスは、大西洋の堤防ですよね)
結果として、欧州諸国が疲弊しきった所で参戦し、美味しいところは全てい頂戴したと。
そして2度もこんな事を繰り返せば、覇権はイギリスからアメリカへ・・・・
結局、米英関係はやはり「結果としてそうなった」って事で良いんですかねえ?

そう考えると、米英は対立するような地政関係上にはあったものの、
イギリスが2度とも、アメリカの支援を請う状況に追いやられた事を考えると、
イギリスの初期生産値が高すぎるんですかねえ?
アメリカの支援なしでは苦しいくらいの設定にすれば、
史実に近い感じにもなるんですかねえ?


> あと、大戦中に反英的な態度を取っているアメリカ人は
> 決して少なくなく、代表的な人物としては海軍作戦部長を務めていた
> アーネスト・キングなどが挙げられます。
> まあ、この人なんかは日英がアメリカにとってのライバルであることを
> 肌で感じていたのかも知れませんね。

日英間ならまだ、「日本は太平洋・英国は大西洋」と棲み分けが出来ますが、
太平洋にも大西洋にも接するアメリカにとってみれば、
共存可能な海洋国家なんてなかったんでしょうね。


> 独ソ対立の件ですが、世界戦場と違って帝国戦場なら、独露同盟(と言うより独露土三国同盟)が成立すると思います。
> 陸軍での進撃が難しいので、ロシア征服が序盤には難しいので、
> ドイツはやっかいに思いつつも、とりあえず同盟をくむという事態になりそうですし、
> ロシアの側もコーカンドを征服すればウラル西部の安全が確保されるし、
> 今後の有力な拠点になるので、この方面での拡大が中心になるので同盟を求めると思います。

「私は大西洋提督になる。ニッキー、君は太平洋提督になれ」って感じですか?(笑)
まあ、独露の向かう先が異なるならば、両国が組む事も可能ですよね。
特に帝国戦場は、陸軍の足が遅いですし。

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