| ▼ 徳翁導誉さん
> > > 満州国なんかは、もし現代まで存続していたら、
> > > 一体どんな国になっているのか、想像するのは少し面白いですしねえ。
> > 終戦時の状況を鑑みるに赤くなるんですかね?日民の方の満州国みたいに。
> 終戦時から歴史が分岐して、満州国が残るのならば、
> まず間違えなく、モンゴルと同様にソ連の衛星国となっていたでしょうけど、
> あの歴史の流れで終戦まで来てしまったのでは、
> まあ、満州国存続と言うシナリオ自体が無いでしょうけどね。
>
> 満州国存続のシナリオを考えるならば、
> やはり、「日本が第二次大戦に参戦しなければ」になると思います。
> そうなると、大日本帝国も存続って事になり、
> そちらのネタの方が、強くなってしまうかも知れませんが。
> 現実の香港みたいに、1997年には関東州返還の式典もやるんですかねえ?
>
> > 帝国のままでは溥潔のあとの皇位継承問題とかで日本より早く女性皇帝問題がでてきそうですね。
> 満州国の場合、正式には「皇位」ではなく「帝位」ですね。
> 皇后ではなく帝后、皇族ではなく帝族、皇室ではなく帝室と呼ぶ事で、
> 日本国の「天皇」と、満州国の「皇帝」との、明確な区分化を狙っていたみたいです。
> 溥儀は「同じ皇帝なのだからは、天皇に仕えるように私に仕えろ」と主張し、
> 関東軍は「天皇は皇帝よりも上」と主張したと。
そうしてたんですか。天皇が皇帝よりも上…と。
今では皇帝自体が居ないのでどうということもありませんが、
そうすれば宗主国としての日本の立場もはっきりしてきますし、
当時はそう考えた方が都合が良かったんですね。
> それと、帝位継承に関してですが、
> 実のところ、弟の溥傑は満州皇帝の帝族には入ってないんですよ。
> 帝位継承法で「帝位継承は溥儀の男系男子に限る」とした為、
> 溥儀には子供が居なかった事から、満州国帝室には、
> 皇帝の溥儀と3人の妻たちの計4人しか居ないんです。
へえ…そうだったんですか。
> だからこそ、後継者無き(と言うか、敢えて設けなかった)帝国を、
> 一体どうして行くつもりだったのか?って疑問が残るんですよねえ。
> 溥儀に子供が居ない状態で、弟の溥傑と華族出身の嵯峨浩を結婚させた以上、
> 後々は溥傑と浩の間に生まれる男子に、満州国の帝位を継がせると考えたなら、
> 帝位継承の仕組みが、何だかスッキリしないんですよ。
> そうなると、考えられるのは主に3つ。
> 敢えて断絶させる事で、溥儀の養子として皇族を送り込む構想だったのか?
> はたまた、継承が問題などになる前に、早々と日本へ併合する構想だったのか?
> もしくは、傀儡国家など簡単に処理できるので、まともな構想など無かったのか?
>
> 1つ目のは、おそらく違うと思うんですよ。
> 溥儀は弟の嫁である嵯峨浩と折り合いが悪く、
> 彼女が男子を生んでも、帝位は継がせたくないと考えていたみたいです。
> また、皇帝である自分を軽んじる関東軍などに対しても不満があり、
> 本当に皇族から養子を迎え、その父として振る舞う事で、
> 皇帝として、然るべき扱いを受けたいと言う思いもあったらしいです。
> 溥儀自身にこうした思いがあったのに、それが行われなかった事を考えれば、
> 満州国の皇帝に皇族を送り込むという構想では無いのかと。
溥潔は帝族じゃなかったんですか…。なるほど。。
溥儀が崩御して後継者がいない→日本と同君連合とか(笑)。
思いっきり中世の思考回路ですね。
> って、満州国もネタが豊富なので、書いているときりがないですから、
> 今回はこの辺で、打ち止めとしておきますか(笑)。
> ちなみに、私の満州国サイトでは、
> 在命中のこの人↓を勝手に現皇帝にするつもりでした。
> http://www.pressnet.co.jp/aixin/Japanese/sakusya/PuRen.htm
溥儀の弟がまだ生きてたんですね…。89歳ですか…
激動の時代を生きてきたような人ですね。
> > > ちなみに、「満洲国臨時政府」なるサイトは存在します。
> > > http://www.manchukuo.org/index31.htm
> > これは…本気なんでしょうか?常任理事国を敵に回しての国連加盟とは…
> > しかもロシアにまで領土主張してますし。。。さすがに無謀としか言いようがないですね…。
> > 他に考えられるのは、建国を語った金儲けとか…はさすがにないでしょうけど…
> 基本的にはジョークだと思いますよ。
> 義捐金に関しては、ネタを楽しんでくれた人からチップを受け取ろうくらいの事かと。
> って、実は本気だったりして(笑)。
やっぱりジョークですか。本気でお金を振り込んだ人ってやっぱ居るのか、
ちょっと知りたいですけど(笑)。
> 中国国内には1000万人以上の満州民族が暮らしていますが、
> それだけの人口があるのに、自治州すら与えられていませんからねえ。
> まあ、清朝や満州国の滅亡、文化大革命など、
> 旧支配者である異民族と言う弾圧される立場であった為、
> 名前や生活習慣を中国風に変えたりと、かなり同化が進んでいるらしいですが。
> 満州語なんかも、ほとんど消滅寸前ですし。
そうなんですか…地図帳で中国の民族分布を見ると満州族だけ点々になっているのって、
そういう理由だからなんですかね。
日本でたとえると、アイヌみたいな?
> ちなみに、係争しているロシア領というのは「外満州」の事ですね。
> ロシアに割譲されたのが150年前ですので、
> 全く根拠がない要求という程では無いですね。
> 実際、史実に於いても毛沢東は、
> 外満州の割譲を、清朝による不平等条約として認めていませんでしたし、
> 中国が正式に外満州奪還の断念したのは、2001年の中露友好条約の締結時です。
> 正式に外満州を諦めた事で、当時ネット上では中国人の不満が大きかったとか。
> 臨時政府としても、彼らと同じスタンスなんでしょうね(笑)。
> それに実際問題、ウラジオストクの有無は満州にとって大きいでしょうし。
あきらめちゃってたんですか。中国らしくない…
ウラジオストク、ロシアが夢にまで見た不凍港ですからね。
ロシアとしても渡さないのが目に見えてますし、
やっぱりネタ…
> > 日本が核を持てば中国はおとなしくなるから、
> > 核武装すべきだって意見を聞いたことがあるんですけど、
> > それって国益にかなうんでしょうかね。
> う〜ん、あまりならないんじゃないですかねえ?
> 核1発当たりに受ける被害を考えれば、
> 中国よりも日本の方が大きいですし、
> 本当に中国が核を打つ程の状況に追い込まれたなら、
> 日本に核が有ろうが無かろうが、あまり大差ないと思いますよ。
>
> それと、今の世界情勢で核を持とうとすれば、
> 余程うまく根回ししない限り経済制裁を受けますし、
> 輸出入に大きく頼っている日本が、それに耐え得るかと言えば・・・・
> そもそも、核の原料であるウランにしても輸入に頼ってますし、
> 核兵器を持つ前に原子力発電が停止しそう・・・・
>
> あと、日本の何処で核実験を行うんだ?って話もあります。
> どう考えても、日本国内での核実験なんて難しいでしょうし、
> 北朝鮮やイスラエルみたいに、海外で外国と協力しと言うのも・・・・
> 現在で言えば、イランとかと協力すれば、
> 核開発だけを考えれば、日本とイランの双方に利益がありそうですが、
> それで受ける国際政治と国際経済での打撃が破壊知れないですよね。
そういやウランは輸入でしたね…というか、
日本はほとんどを輸出入に頼ってますもんね。やっぱり、
核を持ったら経済的な打撃は計り知れないと…
実験場のことは、盲点でした。
そりゃあ、こんな狭い国でできる場所があるわけない…
> 結局、軍や核では五大国と対峙するのが難しい以上、
> 「平和」という武器を全面に打ち出して言った方が、
> 今の日本にとっては、核を持つ以上の国益になろうかと思います。
> って、「平和を武器に」と言っても、
> 自衛隊を解散しろとか、そう言う事を言っている訳ではないですよ(笑)。
> アメリカが「人権」や「民主主義」と言う言葉を利用するが如く、
> 日本は「平和」と言う言葉を利用しようと言う意味です。
> まあ、これも長くなりそうなので、こちらもこの辺で打ち止めに。
核なんて持ったら国際的な信用もがた落ちですしね…
無闇に核などに頼らずに、「平和」を掲げていった方が日本の国策に良いわけですね。
> > 大冷害は1993年ですよ。私の生まれた年ですので。
> 若ッ!!(笑)
> あの大冷害を知らないと言う事は、
> 実際に「ブレンド米」とかも知らないんですよねえ?
> 米不足のため、日本米にタイ米をブレンドして売ってたんですよ。
> 初めのうちは、日本米とタイ米をセットで売ってたんですが、
> 日本米だけ食べて、タイ米を捨ててしまう人が多く、社会問題になったんですよ。
タイ米って、ぱさぱさしてたらしいですね。
タイと日本ではお米の種類からして違いますし。
タイ米と日本米を混ぜて売った結果、タイ米のまずさが強調された…
とかは聞いてます。
> タイ米に餅米を混ぜて炊くと日本米に近くなると言う裏技も出回っていました(笑)。
そうなんですか!?水分が多いのと少ないのでちょうど良くなるんですかね。
> それにしても、1993年生まれとなると、
> 以前、私も弟に言われて驚いた
> 「阪神大震災もオウム事件も、教科書の中の出来事」って世代なんですよね。
> そうなると、ギリギリ冷戦を知ってる私なんかの世代とは、
> 共和国サイトでの、ネタの受け取り方とかが違ってくるのかなあ?
ネタの受け取り方の違い…といわれても冷戦時代の人の受け取り方を知りませんので(笑)。
まあ、私は日民を通じて共産主義の主義、主張を知りましたよ。
共産主義や社会民主主義を調べるきっかけになりましたし。
余談ですが、教科書には阪神淡路大震災は乗ってますけど、サリン事件は載ってませんでした。
> 私の祖父母なんて、両方とも100歳近くまで生きていたので、
> 20世紀の全てが妙に生々しく感じて・・・・
> ちょっと歴史と割り切れない感情があるんですよねえ。
100歳近くまで生きておられたんですか。
すごい長生きしていらしたんですね。
見返してみると、私の文才のなさが際立って見えますね…
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