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[6702] Re3:まとめレス返信 削除
2008/6/11 (水) 19:55:51 徳翁導誉

> > そもそも、150年ほど昔のパラグアイは軍事強国でしたが、
> > ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイを相手に「三国戦争」を戦った為、
> > 国土も人口も半分以下になってしまいました。

> 三国戦争には余り詳しくないのですが、
> 確かパラグアイ大統領が戦死して
> 終わったような。

父親のカルロス・アントニオ・ロペス大統領の時代、
それまで半鎖国状態だったパラグアイは国を開き、富国強兵政策を進め、
その一方で、有力者の子弟達を欧州留学させました。
息子のフランシスコ・ソラノ・ロペスも、そんな留学生の1人だったんですが、
フランスの皇帝・ナポレオン3世に謁見した影響で、完全にナポレオンかぶれとなり、
父の死後にパラグアイの大統領職を継ぐと、「新大陸のナポレオン」を自称して、
父の残した強力な軍隊のもと、領土拡張政策を採るのですが・・・・

結局、泥沼に陥った三国戦争は、ソラノ・ロペス大統領が戦死するまで続けられ、
パラグアイ国家は、戦争とその後の戦後処理でボロボロになります。
しかしパラグアイ本国では、「祖国防衛の英雄」として讃えられているとか・・・・
正直言って、国を混沌に陥れた張本人なんですけどね。
まあ中南米の歴史は、あれで結構、波瀾万丈に富んでいて面白いんですよ。

> 前までやってた赤い嵐のように「共産」と「自由」を、
単純に、アメリカ陣営、ロシア陣営と言った感じになるだけです。
超大国の縛りはなくなるので、どの国でも核を持てますし、
どの国でも自国を盟主とする陣営を作れます。
この掲示板には「検索」機能も付いてますので、
探せばもう少し詳しく書いた記事が見つかると思います。

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