| > > ロシアが「先進国」として扱われる例ってありますかねえ?
> > 確かに、軍事面なら先進国に入るかも知れませんが、
> > 文化的・経済的な面では、先進国としてロシアはまだ不十分だと思います。
> たしかに文化面ではきついですが、地理的及び軍事力によって大国の地位にあることと、
> そこそこの技術力を考慮に入れれば、先進国に入れても良いかなと個人的には考えています。
う〜ん、まあこれは「先進国」という言葉の定義の違いですよね。
少なくとも、私が先進国という場合には、
文化的(文化的生活の文化です)に、経済的に、進んでいる国の意味で使ってますので。
あっ、そうそう。
元々の話題である資料廃棄に関してですが、
官庁の資料廃棄については、自民党と民主党の協議がまとまり、
今国会にでも、首相の最終許可が必要になりそうですね。
まあ、それで問題が全て解決する訳ではないですが、
法律が成立すれば、一歩くらいは前進と言った所でしょうか?
> > ちなみに、例の中川財務大臣の酩酊事件も、この会議出席時のモノです。
> > 「円高の現状では輸出国である日本は苦しいので、日本売りをさせて円安へと導く為、
> > 『日本政府の経済政策はダメだ』と世界中の投資家に思わせようと、
> > 世界経済の目が注がれるG7会議の場で、敢えて財務大臣が醜態を晒したのでは?」
> > ・・・というジョークも、あったりなんかします(笑)。
> こんなのもあるんですかw
> これはなかなか面白いですが、陰謀史観好きのひとなら本当に信じている人もいそうw
すみません、自作ジョークです(笑)。
2chとか見ていると、無根拠に麻生や中川を支持する書き込みが多かったので、
「せめて、これくらい言えないか?」的に、思い付いたネタです。
まあ、そう思った後日、ネット上で似たような記事を見掛けた時には、
「やっぱ、同じような発想をする人もいるんだなあ」と、ネットの広さを再認識しました(笑)。
> > ちなみに、そのロシアとの事なんですが、北方領土の件はどうなるんですかねえ?
> > 個人的には、以前よりかなり関心ある問題なのですが、
> できれば、千島も取り戻したいなあ(絶対に無理でしょうが)
> 千島から台湾までを領有していれば、露中にたいして有効に海上封鎖ができるのに…
> 最近の台湾は、中国に接近して行っているしこの先アジア情勢はどうなるんでしょうか?
恐らく、見ている視点の立ち位置が違いますよね。
軍事的観点に立ってみれば、そう言った事も言えますけど、
ロシアとも、中国とも、韓国とも、表面的にでも上手くやっていく為に、
領土問題は早々に解決して欲しいっていうのが、個人的な根本にはあるので。
もっと言えば、4島全てか? 千島全島か? 3.5島か? 3島か? 2島か?
どれが最も日本の国益に適うかって事ですね。
> > それにしても、仮にこの後の選挙で政権交代が起こり、鳩山首相が誕生するような事があれば、
> > 「国後・択捉は北方領土に含む」とした吉田茂の孫が、「3.5島」で領土問題を妥結し、
> > 領土棚上げで日ソ共同宣言を行った鳩山一郎の孫が、その領土問題を終結させるとなれば、
> > 何とも言えない歴史の因果となりますね・・・って、単に日本政界の世襲が酷いだけか?(笑)
> うーん、子は親を見て育つと言いますから、親が政治家をやっていれば自分もと言う心理は多少有るのではないでしょうか?
> それを選挙民が認めたのですから、他の選挙区の我々が特に言うことでもないでしょう。
んん? 別にこの文章は、世襲批判の内容ではないんですけど?
「歴史の因果と言うより、ただ単に世襲議員の数が多いのか」ってだけの話で。
世襲議員の数は減っているとは言え、未だに自民党議員の3分の1が世襲ですしね。
とは言え、昨今話題に挙がる「世襲制限」に関しては、
法律ではなく、各党の方針で行う分には、私は賛成ですけども。
世襲制限での最近の専らの関心は、小泉Jr.の公認がどうなるかですね。
自民党も民主党と同じ条件に乗るとなれば、公認を受けられない所か、
無所属で当選しても、自民党へ入党できなくなりますし。
それにしても、この件に関しては、小泉の勝負感も鈍りましたね。
既に引退を決意したからでしょうか?
麻生への嫌がらせを続けた事で、こんな事態になろうとは(結論はまだ解りませんけど)。
やはり、麻生の盟友であり、自民党の選対副委員長であり、
集団就職からの叩き上げである菅義偉を、怒らせちゃったのは大きいのかなあ?
> とは言いますが、不正でやめた人物などの再選の場合には、おいおいと言いたくなるときはありますがw
中村喜四郎とか、逆に凄いなあとか思っちゃいます(笑)。
> ただ、それとは逆に親と同じように育つわけではないので、やることが違ってくるのも仕方がないかと。
> だからといって、妥協が許されるわけではなく、何らかの譲歩と引き替えでも帰ってきたらいいかなと思います。
例えば、河野家の一郎・洋平・太郎などは、それぞれ政治的スタンスが異なりますが、
それって結構珍しいタイプじゃないですかねえ?
基本的に世襲って後援会組織を引き継ぐ・・・と言うか、
後援会組織を存続させる為に、多くの世襲は行われる訳ですし。
> 商人プレイでは、最近の太閤立志伝もできましたね、
> さすがに戦争を操るレベルにまで行くのかは知りませんが(商人プレイはしたことがないので)
> というかオンラインゲームにするなら向いているとは思うんですがあのゲーム。
なんで、RPGっぽいオンライン・ゲームばかりなんでしょうかね?
「信長の野望オンライン」にしても、「信長の野望インターネット」の発展系ではないですし、
「太閤立志伝」もそうですが、「維新の嵐」のオンライン版なども面白いと思うんですけど。
そうそう、そう言えば、信長の野望の新作が制作中である事が発表されてましたね。
> > 火薬の原料である硝石や、弾丸を作る鉄などは、当時南蛮貿易によってもたらされていましたし、
> 鉄と硝石って自給できないんですか?
> 硝石って家の床下で作れたような(うろ覚えなので間違っている可能性大)
硝石を日本で作るようになるのは、基本的に鎖国になってからですね。
江戸時代には、便所近くの床下を掘ったり、藁に糞尿を混ぜって発酵させたりして、
硝石を作ってはいたものの、正直言って大した量は採れなかったはずです。
一方で、東南アジアの住居は高床で、床下で鶏や豚を飼ってましたので、
硝石を格安で輸入できたという話らしいです。
> 鉄も日本でもとれるはずですし。
あっ、すみません。書き間違えですね。
「鉄」ではなく、「鉛」です。
主要産地であるタイ(シャム)から鉛を輸入し、
日本で弾丸に鋳造したから、それをまたタイに売る事もあったのだとか。
亀井茲矩がタイから鉛を大量に買い付け、それを家康に献上したという話も残ってますね。
> > まあ、箱庭内政に関しては、いろいろと考えた事も多いですし、
> > 技術的にも、決して不可能という訳ではないんですよ。
> > (地図上のアイコンを書くのは、困難な問題として有りますけど)
> 難しいんでしょうか?
難しいというか、大変なんです。
もっとぶっちゃけて言えば、面倒なんです(笑)。
例えばHEXマップで街道を敷こうと思えば、64通りの街道画像が必要で、
更に、太い街道、細い街道、鉄道線路など、街道も複数種類用意すれば、
その数はドンドン増えていきます・・・・
また、地域や文化によってグラフィックを変えれば、画像数は更に増えますし。
> > 全体がHEXマップである三国大戦では、マップ上で街道や長城、水田を作る事も考えました。
> > ただ、こうした要素を戦略ゲームに導入しますと、
> これですが、前から箱庭内政にならないかなと思っていました。
実を言えば、中国の巨大なマップなども箱庭用だったんですよね。
まあ、もしも箱庭要素を付け加えても、上記のような理由から、
マスは四角で、街道・長城・田畑3種類・村落2種類くらいのシンプルなものになりますけどね。
> > どうしても展開が間延びしますし、馴れ合いが発生して戦略ゲームとして成り立たない危険があり、
> > そうした箱庭要素を導入しなかった面はあります。
> ただ言われてみれば確かに、期限を区切ってやるようなゲームでないと、
> 内政にはまってなれ合いが起こりゲームが進まなくなるかもしれませんね。
箱庭をやるなら、「馴れ合いもOK」という前提でゲームを作った方が良いでしょうね。
例えば、戦争要素とは切り離せない戦国時代などではなく、
江戸のような泰平の時代を選び、プレイヤーは大名となって藩を豊かにするって感じで。
> > 戦国時代などが舞台で、論功に応じて自分の領地であるHEX数が増えたりとか、
> これは面白そうですね。
> イメージ的にはCIVの文化に当たる物が、論功によって得た知行という感じですか?
いや例えば、日本全体がHEXマップで構成されていたとしたら、
実際にマップ上のHEXを知行として貰い、そこを開発するんです。
簡単に言えば、HEXの1マス1マスに所有者が居ると。
> > ちなみに、1人用のゲームであれば、
> > 「SimCity」ならぬ「Sim満州」が、私の「やってみたい妄想ゲーム」リストに入ってます(笑)。
> > プレイヤーは満鉄の総裁となり、新路線を作ったり、開拓を行ったり、馬賊を討伐したりと、
> > 溥儀や李香蘭などが出てきたり、調査部へ人材を集めたり、関東軍と折衝したりする中で、
> > 如何にして、満州国を豊かにしていく事が目的のゲームですね。
> なかなかコアなゲームですね。
> 製品版で出したら抗議がきそうな程。
> ところで、このゲームですが、太平洋戦争とかも一応あるんですか?
> だとすれば、ほぼ確実に衰退して終わるw
まあ、満州で関東軍の暴走を抑えられれば、
歴史の展開を変えていく事も、ある程度は可能かと。
> > 秀吉が日本統一した所からゲームが始まり、世界を切り取りに行く「秀吉の野望」や、
> GETEN3って確かこんな感じのゲームでしたよね?
> 追記:いま調べてみたらかなり違う感じでしたが、
> 最近のであればEU系にあたりますかね?
GETENやEUと言うよりは、信長の野望の世界版と言った方が近いかな?
どうせ仮想歴史を楽しむなら、もっと脳汁が湧くような演出が欲しいんですよ(笑)。
例えば、先述の亀井茲矩を本当に琉球守に任命したり、
加藤清正と福島政則に、天竺の切り取り競争をさせたり、
徳川家康を日本の関東ではなく、中国大陸の関東(満州)に国替えしたり。
そう言った意味では、GETENやEUだと味気ないんですよねえ。
まあ、それはそれで別の良さがあるものの。
もっと言えば、別に戦国時代に限らず、明治政府や第二次大戦でも良いんですよ。
西郷隆盛にアメリカを攻めさせ、ワシントン総督に任命したり、
牟田口廉也を僻地に飛ばして、実らない内政開発をさせたり。
> ところで管理人様は講演会等行かれたことはありますか?
> 私は奥山さんの講演会に行きたいと思っているんですが、
> 関西の大学生としてはなかなか関東の講演会には行けないのでつらいです。
いや、いきなり「奥山さん」と言われても、何処の奥山さんで?(笑)
奥山と言われて、最初に思いつくのは映画プロデューサーの奥山和由ですけど、
検索してみた所、どうやら「地政学を英国で学ぶ」のブログ主の事ですかね?
名前を知らなかったので、「アメリカの世界戦略地図」の著者と同一人物である事を今知りました。
それにしても、いま「地政学」という単語でGoogle検索したら、
いきなり1ページ目に、ウチの「WorldWar2 Online・地政学的戦略ページ」が出てくるのは・・・・
地政学について書かれたサイトが本当に少ないんですね。
あと、講演会などはあまり行かないですね。
生の空気感は面白いですが、終わってみると話の内容をほとんど覚えてませんので(笑)。
学校の授業をほとんど聞いて来なかった私には、講演とかはあまり向いていないのかも?
思い返しても、記憶に残ってる講演って、話の内容よりもその人自体の印象の方が色濃いですし、
理屈よりも感情を刺激される場なのかも知れませんね、私のようなタイプには。
> というか、忙しい三回にはとても無理そうです。
「三回」という表現が、如何にも関西の大学生って感じですねえ(笑)。
「〜回生」という言い方は、関西を中心とした西日本に多い表現で、
関東を始め、日本全体的には「〜年生」って表現の方が多いんですよ。
ですので、単に「三回」とかだけだと、意味が伝わらないケースもあるかと。
何でも東日本では、東大が進級制だった名残で「〜年生」という言い方が多く、
一方で西日本では、京大が単位制だった名残で「〜回生」という言い方が多いのだとか。
> > そういえば、最近模擬国連があったんですね。
> > ニューヨークでの大会らしいですが、行った人が新型に感染したらしく関東も大変そうです。
> > ああいう関連のでは、模擬国際法裁判とかもありますが、
> > ああいうのってどんな感じなのんでしょうか?
> 直接参加したことがないので、あまりどうこうと言えませんが
> 基本的には一つのテーマを取り出してそれについて国際政治あるいは国債法的観点から
> 自分の立場を主張するディベート的なものと友人あたりからは聞いております。
模擬国連かぁ・・・何だか懐かしいなあ。
私自身がやった訳ではありませんが、かなり前にテレ朝の深夜にやってた記憶があります。
確か、金日成が死ぬ前後だったと思うので、もう15年くらい前かな?
ちなみに日本からの参加者は、その新型インフルエンザの対応に追われている舛添要一でした。
内容の方は全く覚えていませんが、時代設定はその時から10年後の世界で、
「北朝鮮は崩壊し、朝鮮半島が統一されている」という設定だけは妙にハッキリ覚えています(笑)。
「ああ、こんな面白そうな模擬演習があるんだ」という当時の思いが、
WW2オンラインを作った遠い遠い原点に、あるような気もしますね。
> > うーん、辞書的な意味だけだと、小型艦でも何倍もの費用をかけて作った大型艦を撃沈できる可能性という、
> > 魚雷の持つエポックメーキングさや、その為大型艦が接近されやすい夜襲を恐れたことなどが伝わらないんですよね。
> > だからといってそんなことまでいちいち言ったりするわけにも行かず。
> もし中国海軍の装備とドクトリンの変遷みたいな話が発表の主題で
> おっしゃる前提を所与のものとして持つべきだっていう話なら
> 魚雷って何?と聞かれるのは不親切なんじゃあ…と思います。
文系の論文はよく解らないので、一般論になっちゃいますけど、
軍事の論文ではなく、歴史の論文なのであるならば、
それが重要な存在で有れば有る程、如何にそれが重要なのか、
その事を端的にでも、文中で紹介する必要はあるんじゃないですかねえ?
> 実際詳しくない人が、どの程度から躓くのかが分からないので、
> 難しいんですよね。
本当に相手へ伝えようと思えば、
共有しているであろう専門的な部分以外は、
一般平均を想定して書く必要があると思いますよ。
まあ、それを懇切丁寧にやっていると、文章量が膨大に増えるので、
論文の骨子に合わせて取捨選択し、如何に端的で解り易く説明するかが肝になるでしょうけど。
例えば一般レベルですと、戦車と装甲車の違いなどは全く解りません。
もしも歴史の論文でこれらを出すなら、簡単にでも解説が必要でしょうね。
> ところで老婆心ですが、19世紀から20世紀にかけての
> 海軍史と外交を書いた田所昌幸編『ロイヤル・ネイヴィーとパクス・ブリタニカ』(有斐閣、2006年)
> もしも未読でしたらお読みになってはいかがでしょうか。
おっ、面白そうな本ですね。
機会があれば、今度本屋に行った時にでもチェックしてみようかなあ?
> 一般的イメージとして清国海軍というと
> アヘン戦争のジャンク船から定遠・鎮遠の間の断絶があるわけで
> その間を埋めるのは貴重な営みと思います。
以前、「中国で最も海軍が強かった時代は?」という話題で、
「清朝末期ではないか?」という事になったのを思い出します。
> 中国史のゼミなので皆さん科挙とかは詳しいんですが、
> 軍事系統はさっぱりという方が多くて、
> 例えば、軍事の発表と科挙の発表がそれぞれ100の知識量で行ったとしても、
> 聞いている人の知識が科挙だと最低50くらいはあるのに、
> 軍事だとたいていの人が20も知らないとうことになるので、
> 同じレベルの発表をしても理解されにくいんですよね。
まあ、中国史に興味を持つ人の中でも、
中国の軍事史に興味を持つ人は少数派でしょうねえ。
軍事史に興味があれば、西洋史の方を選びそうですし、
中国史であれば、一般的には政治や文化の関心が高いですから。
実際に私も、中国史と言えば主にそちらの知識の方が多いと思います。
って、そもそも私は、軍事の知識自体が乏しいですからねえ。
まあそれを言い出せば、歴史の方の所詮は趣味の範疇なのですが(笑)。
> さっき、ちらっと見たときもう一つレスがあった気がしましたが、
> 消えていますね。勘違いだったかな?
いや、先程まで有りましたよ。
御自身で削除されましたので、誰が何を書いていたかは言いませんけど。
> はっきり言って、最初の間は語学の勉強がメインになりますので、
> 私みたいに語学の苦手な人間にはかなりきついですし、語学のできる人間にとってもかなりきついはずです。
ああ、それはよく聞く話ですねえ。
「史学の勉強をするはずなのに、何故か語学をしている」とか(笑)。
でもまあ、高校での勉強と、大学での勉強って違いますからねえ。
理系の方でも、大学に入ると勉強が、
「化学は物理学に変わり、物理学は数学に変わり、数学は哲学に変わる」とか言いますし。
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