| > とりあえず住宅街のど真ん中、民家側で拡声器演説ぶちかます共○党は地獄に落ちろと思うw
辻立ち自体は1つの政治活動としてアリだとは思うのですが、
あれを拡声器でやられるのは、確かに騒音ですよねえ。
どんなに必死に訴えても、感銘どころか不快感しか抱かせない(笑)。
地声でやるのはキツいかも知れませんが、せめてマイクにしてくれれば、
拡声器に比べて幾らかは、その不快感を抑えられるでしょうに・・・・
> 小選挙区で名前を書こうと思ったら、候補者一覧で党の名前が出ているのが自民党だけでした。
> 一瞬全部の候補者が自民党かと思いました。
> なんで?って感じです。ちなみに富山三区。あいもとになんで民主党が付いてないんだよ。意味分からない。
まあ富山3区は、特殊な選挙区でしたからねえ。
地元民であるなら御存知の事でしょうが、もともと富山3区と言えば、
トナミ運輸のオーナーであり、自民党の大物議員だった国民新党代表・綿貫の選挙区です。
ただ綿貫も既に80歳を過ぎており、今回の選挙では選挙区からの引退を決めていました。
県議会や市議会に多くの綿貫系議員を抱えて、富山を自民党王国にした綿貫が、
前回の郵政選挙で、自民党を離党して国民新党を結成した為に、
地元の自民党員は、「綿貫を取るのか?自民党を取るのか?」で大混乱になるんですよ。
で、綿貫を支援した自民党員などは、選挙後に本部からの指令で弾圧を受ける事となり、
地元の子分たちが苦悩する姿を見て、綿貫もかなり心を痛めたのだとか・・・・
その為、再びそんな目に合わせない為にも、高齢と言う事もあって選挙区での出馬を辞退したと。
そんな事情もあって、綿貫は比例単独に回る訳ですが、
当然の事ながら、富山3区には強力な綿貫の地盤が残っています。
今回の無所属での出馬には、綿貫票が欲しいという各陣営の思惑があった訳です。
自民党の候補は、小選挙区制導入により綿貫へ選挙区を譲った橘康太郎の息子で、
綿貫が出ない以上、地元の自民党員も票を入れやすい候補です。
対して民主党は、地元局アナの相本を小沢が立てる訳ですが、
当初は民主党候補となる予定だったものの、国民新党(綿貫)が推薦を拒否した為に、
野党統一候補として綿貫票を少しでも得られるよう、無所属での出馬となります。
ですが結局、国民新党からの推薦は得られず、民主党と社民党の推薦のみとなり、
自民党王国という土地柄的には、社民党の推薦は却って足枷になった嫌いも・・・・
更には、自民党県議の柴田が出馬へと動き、渡辺新党へ参加しようとしますが、
こちらも支持者たちが綿貫票を得たいと反対して、最終的にはみんなの党推薦に。
つまりは、こうした事態になった原因は、綿貫票の争奪戦にある訳ですね。
ただ相本に関しては、綿貫票の争奪戦に囚われたばっかりに、
民主党へ吹く風を逃してしまい、結果的に当選を逃がしてしまったと・・・・
> > あと、選挙カーって何とかなりませんか?
> けれども、必要経費として認められているので作ってしまうんでしょう。
必要経費と言うか、馬鹿げた事にあれは「公費(税金)負担」です。
全候補トータルですと、毎回、億単位で税金から出てるんじゃないですかねえ?
選挙カーのレンタル代も、燃料代も、運転手代も、制限内なら税金で払ってくれます。
だからこそ効果のほどは別として、「やらなきゃ損」って訳なんですよ。
悪いのになりますと、業者に余分に支払って、キックバックさせたりしています。
そのくせ、選挙カーの運用は変に規制が厳しい為に、
実質、走行中に候補名や党名を連呼するくらいしかできません。
そんな事に税金を使うなら、実際の投票所となる体育館や公民館で、
選管が演説会やミニ集会を頻繁に開く方が、かなりマシな選挙戦になろうかと。
選挙カーなんて無くても、欧米では普通に選挙が出来てますし。
> 民主に本当に政権運営が出来るのか・・・。
> 私は不安が募るばかりです。
民主国家においては、政治もマスコミも国民のレベルに応じます。
極論を言ってしまえば、うまく行くかどうかは国民次第です。
有権者たる国民が、同じ不安を抱くにしても、
「何となく不安だ」ではなく、「ここが不安だ」とならなければ、
なかなか政治の方も良くはならないでしょうからねえ。
> 政権を運営出来るという概念が
> 具体的に何を指すものなのか、いまいちよく分かってませんが
「政権運営」という言葉を、思いっ切り簡単に言ってしまえば、
「役所と国会を滞りなく動かして、国民に不便な思いをさせない」って事です。
今までですと、国会は衆参共に過半数を収めていたので、特に問題はなく、
役所の方は役人に仕事丸投げなので、こちらも問題なく、
その上、経済が右肩上がりだったので、それで国民に不満は無かったと。
これを今回の民主党政権に当てはめるなら、
・国会の方では、連立する社民党と国民新党と上手くやっていけるか?
・役所の方では、官僚主導から官僚活用の政治へと転換できるか?
・国民の方では、差し迫った生活困窮の問題をちゃんと解消できるか?
って感じになりますかねえ。
あとこれに、外国との交渉が加わりますかねえ?
でもまあそれも、極めていけば「国民の満足」が終着点ですけどね。
そこを省みずに外国に取り入っても、軽く見られるだけですし。
特に2番目の「役所」の方は、かなり大変困難だとは思いますけども、
この件に関しては、国民も粘り強さが必要でしょうね。
「官僚がどうたら、友愛がどうたら、言われてもなあ」と言われますが、
まあ友愛は別に良いとして、官僚は「どうたら」とかじゃ駄目なんです。
近代国家がうまく行くには、キチンとした官僚組織が必要な訳ですが、
官僚とはあくまで国家の手足であり、それが脳まで浸食してはいけません。
明治維新から150年経ち、敗戦すらそれを変えられなかったものを、
今回ようやく、それを変革する流れが来た訳です。
これから100年200年の日本がうまく行くか否かも、
これからの10年に大きく掛かっていると言っても、過言ではないかも知れません。
その影響度の大きさは、今回の金融危機より大きいと言って良いと思います。
まず注目は、年内の残り4ヶ月ですね。
いきなり上手く行く事なんて、まず有り得ないでしょうけど、
少なくとも方向性だけは、短期間でも見る事が出来ますので。
冷戦の時代からポスト冷戦の時代へ移る際の日本は、
その転換に20年を費やし、気付いたらポスト冷戦自体が終わってましたしね・・・・
まあ、そこら辺の話は置いておくとして、
方向性を見る為にも、御指摘の「補正予算」こそが着手第1弾となり、
かなりの注目ポイントであります。
こうなってみると、与謝野以上に財務に精通していて、
小沢の右腕ながら反小沢派からも尊敬されている
藤井の爺さんの存在が、民主党政権の命運を大きく握っているかも? |
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