▽ 2009/9/8 (火) 19:30:29 ▽ 徳翁導誉 |
| > 特に成果を出しているわけでもないのに1000円未満だけ給与増とか他の労働者の労働意欲を確実に削ぎますよ。
確かに、意欲は落ちるかも知れませんね。
しかし、成果はどうでしょうか?
たとえ不満があっても、結局は仕事をしてしまうと思います。
でもなければ、「同一労働同一賃金の実現を」なんて声は上がりませんよ。
給料が落ちて、意欲が落ちて、成果が落ちるからこそ、
海外では同一労働同一賃金へと落ち着いていったんでしょうし。
> > 何かもう、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」状態になっちゃいますよ・・・・
> 確かによくない考え方かもしれませんが、そういう人が多いのは事実なんですよね…
もちろん「経営」として経済を考えれば、致し方ない面があると思います。
しかし、今ここで語っているのは「政治」としての経済の話ですからねえ。
マクロ経済とミクロ経済の違いや、国家像の政治哲学とかも出てくる話なので、
なかなか同一の視点では語れないような気もします・・・・
> まずは大企業のピンハネとか下請けに対する締め付けとかをどうにかしないと、
それが、この部分↓ですよ。
> > 公正取引委員会を厳格に機能させ、大企業の不公正が罷り通り現状を解消し、
> > > 私は地球温暖化については懐疑派です。
> > 何を言っているんですか!?
> > 高炭素生活が温暖化を呼び、温暖化が海面上昇をもたらすんです!!
> > 見て下さい、縄文人の高炭素生活っぷり↓を(笑)。
> > http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/img/163_zu02a.jpg
> 縄文時代の温暖化は自然界の活動が原因であって。
ですから、そう言う話をしている訳ですよ。
縄文人の高炭素生活って、一体どんなのですか?(笑)
> 後、自分は文系(感情)の人間です。
> もしも勘違いをしていましたら、ご指導の方をどうかお願いいたします。
う〜ん、あまりよく伝わらなかったみたいですね。
こうした話に法則だ摂理だと持ち込むこと自体、
そもそも間違っていると言いたかった訳です・・・・
> 公共事業に頼っている地方の中小の土木業者がつぶれて、
> 失業者が発生して失業率が増加しなければいいですけどね。
しかし一方で、雇用対策として公共工事を行っても、
実際に末端まで届く頃には、中抜きでかなりの金額が消えていく為、
であるならばと、例えば国民新党などは、
「困っている末端に直接金を配った方が安上がり」だと主張してますね。
> というより、日本の農業も立て直しはもう無理でしょうな。
例えば米作であれば、30ヘクタールくらいあれば結構儲かるのですが、
日本では7割の米作農家が1ヘクタール以下でやってますので、
効率化を考えれば、まずは田畑の集約化でしょうね。
まあ現状では、これがなかなか難しいのですが。
あと野心的な企みとしては、農地を海に浮かべようという研究があります。
簡単に言えば、超巨大な簡易船の上で農業を行うって感じですね。
取り敢えず現状では、芝生の生えた海上公園などがこの技術で作られています。
ちなみに、東京オリンピックを迎え、人口が1億人に達した1960年代中盤ですと、
日本の食糧自給率は75%くらいはあったんですよねえ。
> 東日本高速道路株式会社の昨年度の支出は6725億だそうで、
> あと2,3箇所に会社分けてるから、これの3、4倍掛かるってことですよね
> 無料化しないところの収入だけで4200億でしたっけ
> 高速道路の会社が利権の温床なのか如何なのかは知りませんが、
> まだいくら取れるって分かってないんですよね
> 皮算用で埋めるにはちょっと大きすぎる穴ではないでしょうか?
最初に確認なんですが、「メンテにも金が掛かる」という話をしてるんですよねえ?
高速道路の支出額を出されてますが、私の記憶が確かなら、
その内の7〜8割は、新路線の建設費と建設借金の返済金だったと思いますが?
とりあえず、東日本高速に関しては「年間1600億円」だそうです。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090812/biz0908121819016-n1.htm
また、確かに何処まで経費を削れるかは判りませんけど、
日本の高速道路が高品質に保たれている分を差し引いても、
欧米の経費に比べればかなり割高ですからねえ。
> > 国土交通省の試算では、8兆円近い経済効果があると言っているので、
> 8兆っつうか7兆8000億ってやつですよね
記憶が曖昧だったので、こういった表現を用いましたけど、
「8兆円近い」という表現が、決して間違っているとは思いませんが?
> 特にソースないんですよね
朝日新聞 http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY200909050246.html
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090906-OYT1T00513.htm
> 赤旗ソースっつうのは、共産党の立ち位置次第で信用して良いのか悪いのか、微妙ではありますが
> http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-12/2009081202_03_1.html
> 年間980万トン。例年に比べ排ガスが4%ほどふえるそうです
まあ、やってみなければ解らないような事でしょうから、
条件次第で如何様にでも予想結果が出てきますよね。
だからこそ、「実験」と銘打たれているのだと思いますし。
> あと、「大企業は軒並み過去最高収益を上げる一方、世帯平均所得は100万円ダウンしました」
> って何の話なんでしょう?
> 後者は世界恐慌ですからありえない話じゃないですけど
> 前者って、なんかのニュースになってます?
正直な所、経済は門外漢なのでよく解らないんですけど、
こういうの↓は違うんですか?
トヨタ http://j.people.com.cn/2008/05/08/jp20080508_87879.html
キヤノン http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/29/news056.html
ソニー http://www.j-cast.com/2008/02/01016239.html
パナソニック http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20382759,00.htm
任天堂 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080425_wii_mass/
サントリー http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090203/biz0902031757008-n1.htm
ユニクロ http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090409/biz0904092153022-n1.htm
ホンダ http://news.livedoor.com/article/detail/1889240/
スズキ http://www.47news.jp/CI/200804/CI-20080425-00218.html
大手銀行 http://www.j-cast.com/2006/05/23001464.html
etc...
> 実際、二酸化炭素下げないと地球環境がひどいことになろうがなるまいが、
> この目標に沿って行動すれば、ほとんどの企業も家庭も仲良く終わります
逆に質問なのですが、ここで言われる「行動」とは、
具体的に、どのような事を想定されているのでしょうか?
> > 高校授業料の無償化は、10年近く前に国連で推進していく事が決まり、
> > 先進国でまだ実現していないのは、確か日本だけなはずです・・・・
> 共産党調べ。イタリアって先進国に入る?(笑)
> http://www.jcp.or.jp/youth/gakuhi/muryo.htm
あっ、そうそう、イタリアだ、イタリア!!(笑)
先進国の中で、もう1国あったような記憶もあったので、
「日本だけなはず」と断定は避けたんですが、そうかイタリアかあ。
ちなみに、韓国の方は覚えていたんですが、
個人的には先進国と見なしていませんので、ここからは外しました。
> ただ、公立はとにかく商売でやってる私立にまで助成金を出す必要はあるのかなぁ…と。
まあ、良いか悪いかはさておいて、
私学助成は憲法89条に触れているようにも思われますからねえ。
とは言え、「高等教育」たる大学や大学院ならまだしも、
中学と共に「中等教育」の一環である高校くらいは、
学びたい者が学べる受け皿を、先進国として用意する必要があるように思います。
ですが実際、義務教育である小中学校に比べると、
高校はどうしても、公的なモノの数が足りないんですよねえ・・・・
そう言う意味で高校に関しては、補完の目的があるとして、
公立と同額程度の助成は、行っても良いように個人的には思います。
> 自分が持つ私立のイメージは
> ・良いとこのボンボンで超好成績のエリート候補しか入れない高級高校
> ・公立の底辺高にすら入れない人救済措置用の超低級高校
> の2極化してますので、どちらも支援する必要性は無いかと思います。
詳しくは知りませんが、そこまで2極化してますかねえ?
公立は飛び抜けて凄い学校がない代わりに、飛び抜けて悪い学校もなく、
その上下の部分も私立がカバーしているだけの話で、
公立校と対になるような滑り止めの私立も、多数存在してますし。
ただ単純に、公立とレベルが被っている私立は、あまり目立たないと言うだけの話では?
> あまり好きな言葉ではありませんが「自己責任」(もしくは保護者責任)じゃないかと。
助成金をカットされると学校に行けなくなると談判する子供に、
大阪府知事の橋下とかも、面と向かって「自己責任」とか言ってましたけど、
親の経済的理由まで、子供の自己責任になるんですかねえ?
そんな事を言い始めれば、貧しい家庭に生まれたのは自己責任とか、
発展途上国に生まれたのは自己責任とか、何とでも言えてしまいますし。
まあ確かに、「金の掛かる私立に行ってるんだから」と言うのは解るものの、
でしたら、経済的理由で私立に行かれなくなった子供を、
府立の高校で受け入れるとか、そう言う体制は率先して動いているのでしょうか?
定時制高校ですら定員オーバーを起こしている大阪では、恐らくやってないでしょうね。
経済的状況から、公立に入れないと高校に通えない子も多い昨今、
それだったら1クラス40人を50人に増やすとか、空き教室を使って1クラス増やすとか、
そう言う試行錯誤とかを、橋下は少しでも考えた事があるんですかねえ?
例えば、ある問題が有ったとして、それが誰か1人が全て悪いという事は稀であり、
それぞれ比重は違っても、それに関わる人には相応の責任があるはずです。
国のトップであったり、都道府県のトップであったりすれば、それは尚更です。
やるだけやってみて、それでも出来なければ、ある程度は納得も出来るものの、
首相や知事と言った役職にあるものが、いきなり「自己責任」と切り捨てるのは、
「自らの責任を放棄したい」という願望から発せられる稚拙な逃げ口上にしか思えません。
> 全体での収益平均があがらないと、世帯平均収入も上がらんでしょう。
> それに、収益が上がったとしても、それがすぐに雇用や給与に影響するわけでなく、
> 時間差をつけて影響してくるものではないでしょうか。
今回の金融危機が起きるまで、日本の経済は、
5年9ヶ月にも及ぶ「戦後最長の好景気」だったそうですが、
それくらいでは、収益も時間も足りなかったのでしょうか?
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