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[12400] Re5:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/11 (金) 19:32:01 徳翁導誉

> > え〜と、そもそも、その「真の革命」って何ですか?
> 真の革命の定義は、
> 右派・保守は普通の国、リベラル・左派は社会民主議国?
> マルクス派・共産主義者は社会主義国
> といろいろと定義はありますが、
> 私個人としては今の事態に適した国家体制にするための革命と考えています。
> メディアはそれを成すための道具になってほしいと願望です。

つまり「真の革命」の中身とは、それぞれに何であっても構わないって事ですか?
目的達成の為に手段は選ばないと言う主義はありますが、
中身が不定であるのなら、手段のために目的があるようなモノです。
であるのに、これ↓を認めると言う事ですか?
> > > 事実やら真実を捻じ曲げて放送したり、一部しか放送しないだけで、
> > > 世論のコントロールはある程度はできますよ。
> > > 最悪、間違った情報を伝えて、国民を扇動し、メディアに歯向かう、時の警察も、マスコミも、政治家も、政府も、
> > > 倒してもいいのですからね。
> > > 国民にその気がない時は、どんなに煽っても効果がないのなら、
> > > 中長期的に国民をメディア自身に従属させるために活動していけばいいですよ。
> > > 為政者達をだましつつ、教育、知的活動、学術、ネット弾圧に介入していけばよいかと。
> > > そして、国民がメディアに従ったときに行動を開始します。
> > > 私はメディアという道具自体が自らの革命を起こしてもよいと思いますよ。

選挙制度の話の時にも少し感じたのですが、
中身以前に、事象としての混沌を求めてませんか?
混沌の多様性は最適解を求めるよりも、単なる混乱を導くだけですよ。


[12417] Re6:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/12 (土) 20:50:37 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> > > え〜と、そもそも、その「真の革命」って何ですか?
> > 真の革命の定義は、
> > 右派・保守は普通の国、リベラル・左派は社会民主議国?
> > マルクス派・共産主義者は社会主義国
> > といろいろと定義はありますが、
> > 私個人としては今の事態に適した国家体制にするための革命と考えています。
> > メディアはそれを成すための道具になってほしいと願望です。

> つまり「真の革命」の中身とは、それぞれに何であっても構わないって事ですか?
> 目的達成の為に手段は選ばないと言う主義はありますが、
> 中身が不定であるのなら、手段のために目的があるようなモノです。
> であるのに、これ↓を認めると言う事ですか?
> > > > 事実やら真実を捻じ曲げて放送したり、一部しか放送しないだけで、
> > > > 世論のコントロールはある程度はできますよ。
> > > > 最悪、間違った情報を伝えて、国民を扇動し、メディアに歯向かう、時の警察も、マスコミも、政治家も、政府も、
> > > > 倒してもいいのですからね。
> > > > 国民にその気がない時は、どんなに煽っても効果がないのなら、
> > > > 中長期的に国民をメディア自身に従属させるために活動していけばいいですよ。
> > > > 為政者達をだましつつ、教育、知的活動、学術、ネット弾圧に介入していけばよいかと。
> > > > そして、国民がメディアに従ったときに行動を開始します。
> > > > 私はメディアという道具自体が自らの革命を起こしてもよいと思いますよ。

> 選挙制度の話の時にも少し感じたのですが、
> 中身以前に、事象としての混沌を求めてませんか?
> 混沌の多様性は最適解を求めるよりも、単なる混乱を導くだけですよ。


別のレスでも出ていますが、私は論理の飛躍をしていたようです。
申し訳ないです。

事実やら〜思いますよ。は、
あくまでも例の一つして主張しただけです。

歴史上の革命がものがたっていますが、革命というのは、
混沌よる混乱によって、革命の機運が高まり、革命の成功率が高まるのです。
今の日本に必要なのは真の革命ないし、何らかの形による変革です(改革ではない。)
改革は既存の体制を延命させるだけです。
それでは新しい時代にあった体制を作ることはできないでしょう。
そのため、時代の波にのまれて、歴史の波にのまれて、亡国の道を歩くことになるでしょう。

手段のために目的があるようなについては、
目的と手段は入れ替わる例なんていくらでもあります。
私もそういう例にはまったということです。

私は事象としての混沌によりもたらされる混乱を、
収めることができるような指導者ではないと、
今日のような危機を克服することができないと考えています。
いささか、理想すぎましたな。


[12421] Re7:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/13 (日) 19:02:05 徳翁導誉

> 歴史上の革命がものがたっていますが、革命というのは、
> 混沌よる混乱によって、革命の機運が高まり、革命の成功率が高まるのです。

う〜ん、根本的に「革命」とは「メシ」の問題じゃないですか?
満足にメシが食える状態にありながら、革命にまで至ったケースってあるんですかねえ。
混乱とは、メシが食えない状態が生む現象の事であり、
革命とは、メシが食える体制へ移行する現象の事であり、
混乱も、革命も、「メシが食えない」事が引き起こす影だと考えれば、
混乱によって革命がもたらされる訳ではないと思いますよ。

ぶっちゃけ、今回日本で政権交代が起きたのも、
自民党が以前のように、国民を食べさせられなくなったからです。
極端な話、「民衆を如何に食わせるか」が政府最大の仕事であり、
政府の正当性とは、民衆にメシを食わせる事で大部分が成り立ちます。
政治課題の重要度を不等号で表せば、多分こんな感じ↓かと。
「メシ(雇用)>>>安全(平和)>>健康(医療)>刺激(娯楽)>>自由(権利)」
インテリ層が「自由だ、権利だ」と叫んでも、
それがそのまま革命の成功に繋がらない原因は、ここにあります。
逆に言えば、自由や権利を題目に革命を成功させようとするなら、
それがメシや安全の不安を解消する手段であると、民衆に「信仰」させる事ですね。

> 今の日本に必要なのは真の革命ないし、何らかの形による変革です(改革ではない。)
> 改革は既存の体制を延命させるだけです。
> それでは新しい時代にあった体制を作ることはできないでしょう。

でも、「民意による政権交代」は日本の憲政史上で初の事ですよ。
そもそも民主主義の神髄とは、政権交代により権力の座が変動する事にあり、
民主主義の選挙とは、「定期的に無血革命を起こす制度」であると考えれば、
民意による政権交代が確立する事、そして「政治主導の政治」となる事は、
それだけでも、十分に革命的であると言えないでしょうか?
まあ、これが革命になるかどうかは、今後の民主・自民次第ですけども。


[12436] Re8:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/15 (火) 20:01:00 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> > 歴史上の革命がものがたっていますが、革命というのは、
> > 混沌よる混乱によって、革命の機運が高まり、革命の成功率が高まるのです。

> う〜ん、根本的に「革命」とは「メシ」の問題じゃないですか?
> 満足にメシが食える状態にありながら、革命にまで至ったケースってあるんですかねえ。
> 混乱とは、メシが食えない状態が生む現象の事であり、
> 革命とは、メシが食える体制へ移行する現象の事であり、
> 混乱も、革命も、「メシが食えない」事が引き起こす影だと考えれば、
> 混乱によって革命がもたらされる訳ではないと思いますよ。
>
> ぶっちゃけ、今回日本で政権交代が起きたのも、
> 自民党が以前のように、国民を食べさせられなくなったからです。
> 極端な話、「民衆を如何に食わせるか」が政府最大の仕事であり、
> 政府の正当性とは、民衆にメシを食わせる事で大部分が成り立ちます。
> 政治課題の重要度を不等号で表せば、多分こんな感じ↓かと。
> 「メシ(雇用)>>>安全(平和)>>健康(医療)>刺激(娯楽)>>自由(権利)」
> インテリ層が「自由だ、権利だ」と叫んでも、
> それがそのまま革命の成功に繋がらない原因は、ここにあります。
> 逆に言えば、自由や権利を題目に革命を成功させようとするなら、
> それがメシや安全の不安を解消する手段であると、民衆に「信仰」させる事ですね。


だから、メシのために革命を起こさせるために国民の洗脳が必要であり、
その道具にはメディアが適しているのです。
そして、現体制ではメシが食えないというように認識させるためにも、
メディアという道具が必要なのです。
混乱すればメシが食えなくなりますからね。
インテリ層には「自由だ、権利だ」と言って洗脳すればいいですからね。

> > 今の日本に必要なのは真の革命ないし、何らかの形による変革です(改革ではない。)
> > 改革は既存の体制を延命させるだけです。
> > それでは新しい時代にあった体制を作ることはできないでしょう。

> でも、「民意による政権交代」は日本の憲政史上で初の事ですよ。
> そもそも民主主義の神髄とは、政権交代により権力の座が変動する事にあり、
> 民主主義の選挙とは、「定期的に無血革命を起こす制度」であると考えれば、
> 民意による政権交代が確立する事、そして「政治主導の政治」となる事は、
> それだけでも、十分に革命的であると言えないでしょうか?
> まあ、これが革命になるかどうかは、今後の民主・自民次第ですけども。


確かに民主主義の選挙とは、「定期的に無血革命を起こす制度」であり、
それが今までの政治体制より民主主義をマシにはさせています。
しかし、専門家ではない有権者が選挙でその時々に有効な政策を判別するというのが無理です。
であるから、国家のムダが増え、世界中の先進国では国債が発行され続けます。
日本が一番ひどいですが、欧米諸国もそれなりの長期債務を抱えています。
おまけに、これから世界的に高齢化が進みます。
ということは社会保障体制に危機が迫り、
今世紀中には年金・社会保障で財政危機になるところが増えるでしょう。
年金・社会保障の削減をするものなら、
数が増大し、投票率の高い高齢者層の反発を買い、総選挙で大敗するでしょう。
そして、増大する負担に耐えられなくなった若年層が蜂起して革命がおこり、
今世紀には民主主議は死滅しそうですよ。
民主主義の上では一人一票と平等ですからね。


民意による政権交代が確立する事、そして「政治主導の政治」となる事は、
確かに大きな変化でしょう。
しかし、それも民主主義を延命させる物でしかないです。
そもそも、有権者の代弁者であり、有権者が望む政策をじっ言するための道具である政治家が、
変わることや政治家の集団である政党が変わることにそんなに意味があるのでしょうか?
所詮は有権者のご機嫌取りに失敗したものが消えるだけです。
極右から極左に代わるならともかく、
中道右派から中道左派に代わることによる変化は少ないでしょう。
そして、政権を得られたとしても自らのかかげた政策が実行できなければ、
まったく意味がなくなります。
与党が公約以外のことをしだせば、次の選挙までその与党に対する制裁ができなくなります。
どこぞの政党みたいに総選挙を引き伸ばされたらどんどん状況が悪くなります。


[12446] Re9:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/16 (水) 19:22:41 徳翁導誉

> だから、メシのために革命を起こさせるために国民の洗脳が必要であり、
> その道具にはメディアが適しているのです。

で、また話がループする訳ですね・・・・
手段と目的が入れ替わるのは本末転倒だと。
そもそも、何でそんなに洗脳させたいんですか?
洗脳という行為自体に興味があるようにも、文章からは見えませんし。

> 今世紀には民主主議は死滅しそうですよ。
ひょっとして、「結論ありき」の姿勢で話を進めてませんか?
何か、「こうなるから、こうなって・・・」と言うより、
「こうなる為には、こうなって・・・」と言う印象を受けますが・・・・

> そもそも、有権者の代弁者であり、有権者が望む政策をじっ言するための道具である政治家が、
> 変わることや政治家の集団である政党が変わることにそんなに意味があるのでしょうか?
> 所詮は有権者のご機嫌取りに失敗したものが消えるだけです。

う〜ん、その事がどれだけの価値を持つ事かが解らないと、
政治と民主主義を語るのも難しい気が・・・・
流れのない水が必ず濁るように、
移り変わらない権力は必ず腐敗するのですから、
「流れ」を生む「変わる」「消える」と言う動きに、物凄い大きな価値があるんです。

> 極右から極左に代わるならともかく、
> 中道右派から中道左派に代わることによる変化は少ないでしょう。

ぶっちゃけ、大部分の一般庶民は、
そんな部分の変化なんて、基本的に求めていません。


[12455] Re10:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/17 (木) 19:01:20 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> > だから、メシのために革命を起こさせるために国民の洗脳が必要であり、
> > その道具にはメディアが適しているのです。

> で、また話がループする訳ですね・・・・
> 手段と目的が入れ替わるのは本末転倒だと。
> そもそも、何でそんなに洗脳させたいんですか?
> 洗脳という行為自体に興味があるようにも、文章からは見えませんし。
>
> > 今世紀には民主主議は死滅しそうですよ。
> ひょっとして、「結論ありき」の姿勢で話を進めてませんか?
> 何か、「こうなるから、こうなって・・・」と言うより、
> 「こうなる為には、こうなって・・・」と言う印象を受けますが・・・・


私は「こうなる為には、こうなって・・・」で話すタイプです。
こういう議論の場に合わず
「結論ありき」の姿勢で失礼をしました。

> > そもそも、有権者の代弁者であり、有権者が望む政策をじっ言するための道具である政治家が、
> > 変わることや政治家の集団である政党が変わることにそんなに意味があるのでしょうか?
> > 所詮は有権者のご機嫌取りに失敗したものが消えるだけです。

> う〜ん、その事がどれだけの価値を持つ事かが解らないと、
> 政治と民主主義を語るのも難しい気が・・・・
> 流れのない水が必ず濁るように、
> 移り変わらない権力は必ず腐敗するのですから、
> 「流れ」を生む「変わる」「消える」と言う動きに、物凄い大きな価値があるんです。


水を取り換えるのは正しいことです。
しかし、取り替えた水も汚水でしたとかなら意味がないです。
権力者を取り替えるのが最小の犠牲で済むのが民主主義です。
無論正しいことです。

ですが、いつの時代も大多数の民衆の支持を得た者、
民衆の支持なんかなくても大丈夫な者、
民衆の支持より強大な力を持つ者が、
その時代、国家、民族を支配してきました。
万民に対する万民の闘争(イングランドの国家哲学者トマス・ホッブズの言葉)が人類の本来の姿です。
人間は自己保存の無限の欲求を持つが故に、他者より優位に立とうとする。
人間は皆、常に普遍的な闘争状態のもとに置かれている。
民主主議による争いにより、その普遍的な闘争心を満たし続けることができるのでしょうか?
人間には理性があります、しかし、感情もあります。
そして、感情の力が理性より勝る方は多々います。
彼らは未熟とか言われています。

(近代)民主主議以前には、野党(権力に反する者たち)は、皆、
墓場か牢屋の中でした。今では、議場の反対側です。
それだけ、権力闘争がすさまじかったのです。
であるから、普遍的な闘争心を満たし続けることができました。
しかし、今の状態は生温いです。

これを進歩とするのか、理性の勝利なのか、
退化と呼ぶのかは人それぞれですな。


> > 極右から極左に代わるならともかく、
> > 中道右派から中道左派に代わることによる変化は少ないでしょう。

> ぶっちゃけ、大部分の一般庶民は、
> そんな部分の変化なんて、基本的に求めていません。


確かに大部分の一般庶民にとってそんなことは知ったことはないでしょうね。
しかし、それだったら政治学や政治思想の差の意味がほとんどなくなりますよ。

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