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[12367] 衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/6 (日) 02:53:27 ミクシャ

> > ところで、このページはいつごろ撤去されるのですかね?
> 大体いつもこう言った企画は、
> 予想対象の終了後、1週間から10日でリンクを外しちゃうので、
> 恐らくは今度の水曜日あたりですかねえ?
> って、リンクを外すだけですので、過去の似たような企画も、
> ページそのものは削除されずに、放置された状態で未だに残されています(笑)。
> とは言え、更に話を続ける場合には、掲示板へ移るのが妥当でしょうね。

というわけで、衆院選予想lite版雑談所より移転します。
現在確認したところ、最後が管理人様の発言ですので、ちょうど良いですから、
最終発言のみ貼り付けておくことにします。
他の方で雑談所での発言を引用したい、と言う方がおられましたら、こちらまで
http://f15.aaa.livedoor.jp/~tokuou/shuuin_lite/senkyo2009.cgi

▼ 聖職者さん
>>108
> > なんか根本的に、マスコミの実態を理解されていないような気が・・・・
> >マスコミって、三権の上に君臨できる第4の権力でしょう。

> 「ペンは剣よりも強し」 これは一面においては真実です。
> しかし、日本のサラリーマン・ジャーナリストたちが、
> そんなに強いペン(ジャーナリスト魂)を持っているのでしょうか?
> そもそも日本のマスコミは、放送免許や記者クラブ制度など既得権益の塊で、
> これを保護してくれているのが政府なんです。
> その上、政府はネタの提供元でもありますからねえ。
> 報道する権利も、報道する内容も、政府に握られていて、
> これで「三権の上に君臨」していると思われますか?


> その上、サラリーマン気質に日本人気質が重なり、
> 「他社を出し抜きたい」ではなく、「他社に出し抜かれたくない」という姿勢な為、
> まずは記者クラブ制度で、週刊誌やフリー記者、海外メディアなどを排除し、
> その上で政府の大本営発表を元に、各社協力して同じように記事にしていきます。
> 当然の事ですが、持ちつ持たれつの関係なので、抜け駆けなんて許されません。
> もっと言いますと、現状の記者レベルでは、情報を流してくれないと記事すら書けません。
> だからこそ、日本においての「優秀な記者」とは、
> 出来るだけ政治家に取り入って、そこから情報を流して貰える人の事を言いますし、
> 各社マスコミは保身的な意味から、必ずと言っていいほど政治家の子弟を雇っています。


> また、サラリーマン・ジャーナリストである以上、
> 責任は取りたくないですから、スクープ報道なども基本的にはありません。
> 週刊誌が騒いで火が付いたモノを、火が付いた後から拾い上げるだけで、
> 新聞が好き勝手に書けるのは、民間人など相手が反撃できない場合だけです。
> ですから、本気で政府を相手にするなどというのは以ての外であり、
> 以前は極稀に、政府と衝突する戦中派世代の記者とかも居ましたが、
> そう言う時にマスコミの経営者は、本来守るべき記者の方を切ってきました。
> もちろん、今の記者にそんな戦中派世代みたい記者は出てきません。
> 仮に気概を持って入ってきても、官僚と同じで、すぐに場の空気に慣らされます。
> 結局、マスコミも55年体制下の社会党のようなもので、
> 対決姿勢だけ演出して、言う事を聞いていれば、楽して美味しい思いが出来たと・・・・
> 曲学阿世ならぬ「曲報阿世の徒」ですよ、実態は。


> > マスコミがスキャンダルを流せばどんな政治家も芸能人もだめになるでしょう。
> > だから、自分たちに不都合なことがあったら、そんな事をするやつを社会的に抹殺するために、
> > いろいろと情報を流すでしょう。

> 時の政府からのGOサイン(最低でも黙認の了解)がなければ、
> 警察も、マスコミも、政治家なんて本気で叩けませんよ。
> こう言っちゃ何ですけど、政治家は彼らの御主人様なんですから。
> 「別にどうでもいい人」「政治的に潰したい人」「仕方ないので生け贄の人」
> 政治家で実際にやられるのは、この3タイプに収まると思います。
> それに、社会的に抹殺できるか否かは、
> 発信側のマスコミではなく、受け手側の国民によって決まります。
> 国民にその気がない時は、どんなに煽っても効果があまり出ませんし、
> 逆に言えば、国民が食い付きそうなモノをやるのが、マスコミのビジネス・モデルです。


> > マスメディアの力をフル回転されば革命だって起こせますよ。
> メディアというのは、所詮「道具」に過ぎません。
> 確かにそれは、革命すら起こせる道具ですが、
> だからと言って、道具自体が革命を起こす訳ではありません。
> 道具の利用する者が革命を起こすんです。
> また一方で、使われる側の道具も、使う側の力を意識しますので、
> 政府べったりとは言っても、首相が麻生の時と小泉の時では、
> 当然、その度合いも違ってきますね。


▼ ボーフォルドさん
>>109
> > 未成年の選挙運動は公職選挙法で禁止されております。
> > どの程度対応するかは業務内容によりますし、選管次第ですけど。

> 電話番、お茶汲み、コピー取り、掃除、ハガキの宛名書き等々といった雑用なら、
> 未成年でも問題ないですね(選管もOKを出してたはずです)。


> > 日の丸・君が代。
> 「やはり、強制になるという事ではないことが望ましい」
> この天皇陛下の発言が、個人的には最も適切のような気がしますね。
> 式典などでの日の丸・君が代に、嫌悪感を抱く国民はそれほど多くないですが、
> これが強制ともなれば、その比率は逆転するでしょうからねえ。
> この辺りが、平均的な一般国民の感情かと。
> 保守でも、愛国でも、右翼でも、それはそれで良いんですけど、
> 田母神みたいに「広島原爆の平和式典はサヨクの茶番」とかまで行ってしまうと、
> どう考えたって、一般的な共感なんて得られる訳がないですからねえ・・・・


▼ 物秦さん
>>110
> > > 給料の遅配すら起こしている共産党の、一体何処にそんな財源が?
> > 重役の党員からのカンパをメインで・・・

> まあ、共産党という組織をどう考えようと自由ではあるのですが、
> 党No.4だった筆坂が離党後に書いた「日本共産党」 (新潮新書)でも読めば、
> もう少し、イメージと実体が近付くと思います。


> > ホームレス状態の失業者に空室の議員宿舎貸すとか、
> 議員宿舎を開放する事が適切な方法かどうかは置いといて、
> 今回の選挙で、金のない民主党新人議員が大量に増えた事で、
> 現在、議員宿舎は空きがあるどころか、逆に不足している状態なのですが・・・・
> 野党(当時の民主党も含めて)も、マスコミも、国民も、
> 安易に「議員宿舎=特権と無駄の象徴」みたいにやってきておいて、
> これで都心のマンション借り上げに税金投入とかなったら、本末転倒も良い所です。



>>111
> > 関東ローカル局だから方向性はそれで構わないのでは?
> 確かに他のキー局に比べれば、テレ東のネット範囲は明らかに狭いものの、
> それでも、一応これくらい↓はネットしてるんですよ。
> http://toppy.net/broadcast/img/070531b.gif


▼ 保守派ですけど何か?さん
>>112
> > いえ、活動に参加しませんでした。
> そうでしたか。
> 都議選時のやり取りと、前回の書き込みから、
> てっきり参加したのかと思いましたよ。


> > やはり、RKKが支持母体になり、第二の創価学会となりましたからでしょうか。
> 今回の民主党勝利の要因がと言う事ですか?
> 全有権者数から見積もっても、創価の集票力は全体の5%くらいなのに対して、
> 立正の集票力は1%有るか無いかな上、民主党への支持も消極的理由から来るモノです。
> ぶっちゃけて言って、今回吹いた政権交代の風に比べれば、
> 立正の応援はほとんど誤差の範囲かと(もちろん、無いより有った方が良いですけど)。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以下、管理人様の私に対する返答に対する返答

>>113
> > そうですねえ、擬似国会や選挙シュミレーションなどどうでしょうか?
> > 以前、掲示板で擬似国連について触れておられましたが、一国の国会を題材にすれば
> > 国政上の問題の焦点が何か、探求できる切欠になるのではと。
> > 与党側と野党側に分かれて予算を組んだり、法案を成立させたり。
> > ただ、このシステムならば、日本の国会だと党議拘束が厳しいので
> > 自由に立場を表明できるアメリカ下院の方が合致するかもしれません。

> 党議拘束に関しては、各プレイヤーに掛けるって感じになりますかねえ?
> 構想的には、派閥の親分になってプレイするってイメージなので。
> 複数のプレイヤー(派閥)が集まれば、それは1つの大政党ですし、
> 1人単独で行動すれば、それは小政党になると。
> 日本の場合、衆議院は小選挙区制で、参議院は中選挙区制なので、
> その2つの選挙制度の違いも、実際にプレイする事で体感できると思います。

1プレイヤーが1派閥なわけですね。そして衆議院と参議院を用意するのですか。
選挙制度の違いと言うのを体感する、と言うことから察するに、
私の提案した擬似国会と選挙シミュレーションを一本化するのでしょうか。

> ただ難しいのは、国会の方の扱い方なんですよねえ。
> 政権を取るために合従連衡したり、大臣職を巡って猟官競争したり、
> そう言った「政局」はゲーム的に表現し易いんですが、
> 実際の「政策」とかになると、どうゲーム化すれば良いのかが・・・・
> 取り敢えず、「問題カード」みたいなモノがあって、
> 各ターンごとにそれが1枚開かれ、その問題への対応次第で、
> 各政党への支持率が上下するとかは考えた事がありますけど、
> そもそも、この「問題カード」の制作が、滅茶苦茶大変そうで・・・・
> まあ逆に言えば、この部分をキッチリ作り込めば、
> 学校教材にさえなりそうなモノが、出来上がるでしょうけどね(笑)。
> と、こうやって書いてて思ったんですが、
> いっその事、与党プレイヤーと野党プレイヤーに別れる形で、
> シンプルに「カードゲーム」として仕上げても面白いかも知れません。

政策については、選挙のシステムを取り入れるのであれば、有権者からの信任で良いのではないでしょうか。
政策を法案なり予算なり形に移した場合、それが成果を上げられるか上げられないかというのを
表現するのは、仰るように難しいですけども・・・。
私の当初の考えでは、予算を成立させる、法案を通す(野党側ならば予算や法案成立を阻止する)ことで
得点が入るというように考えていて、政策の中身とその結果がゲームの勝敗に影響を及ぼすようには
考えておりませんでした。単純にいくつ予算を通せたか、法案を作れたかが問題となるわけで。
つまり私が言った擬似国会は、政局のゲームなんですよねえ。
対して選挙シミュレーションは、当選が候補者の、自分が投票した候補者が当選することが投票者の
至上目的になるため、政策を選ぶゲームではあるのですが、選ばれた政策がどうなるのか、どういう影響を
与えるのか、と言う点は捨象しているので、これも管理人様が想定されている「政策」とは異なりますね。

「問題カード」はシンクタンクの協力でも無ければ難しいかもw
実現するならば政策の自由度を削って、「外交・軍事」「産業」「財務・金融」「環境・教育」「福祉」
みたいな部門に絞り、それぞれの部門にいくつかの選択肢カードを設けると。
「外交・軍事」部門であれば、「軍備拡大」⇔「軍備縮小」「日米同盟強化」⇔「多方面外交」
のように、相対立する効果を持ったカードを作ります。大抵のカードは予算を割り当てるため、
「予算値」を使いますが、カードによっては「軍備縮小」のように予算を抑えるカードもあります。
そして「政策が成果を上げる」というところですが、変動する項目に応じて点数が加えられます。
赤字国債を減らす(赤字)、支持率を上げる(支持率)、外国との関係を良好にする(外交点)
失業率を下げる(失業率)貿易収支を上げる(国際収支)、福祉政策を実現する(幸福点)etc・・・
それら項目に数値を、カードには点数を設けます。議員は登録時に「日米同盟強化」「軍備縮小」「税制緩和」のように
二律背反する選択肢カードの一方を自分の信条として設定し、与党の選択肢カードと与党議員の信条が合致したとき、
その与党議員に点数が入ります。野党はその間、与党の政策が進まないようにひたすら邪魔をします。
そして4年1期が経つと、ガラガラポンで再び与党が選ばれると。野党議員は野党である限り、能動的に点数を得られるわけではありませんが、
政権支持率が20%を切ったり、与党が選択肢カードを引いた結果、項目の数値が0よりも下がってマイナスになると、
「与党は国民から失望され、裏返しの期待が野党に集まる」というわけで、カードの点の倍もの点数が振り分けられます。
選択肢カードの効果は、ある項目ではプラスになるけれど、別の項目にはマイナスの影響を与えるということになっています。
各項目の数値は与党専用であり、選択肢カードは与党議員と数値にそれぞれ影響を与えます。(カードがマイナスの影響を与えるのは数値のみです。)
要約すれば「選択肢カードを自分と党にとって効率よく選び、総合点でなるべく高い点数を上げましょう」ということになりますね。
私の構想もとい妄想はこれくらいですが・・企画モノの癖にごっついものになってしまいましたw
本気で作り出したら現代版赤い嵐よりも大変そう(滝汗)
シンプルなカードゲームとはどんなものでしょうかね?

> > 社民党と民主党は一緒になれるでしょうか。イデオロギー上は民主がリベラルに対して、
> > 社民党は社会主義インターに加入しているように、左派であることを明示しています。

> 簡単に言いますと、現状で社民党も2つの路線者に分かれています。
> 1つは、おっしゃられるような「絶対に社民党を残すんだ」という鶏口牛後タイプ。
> もう1つは、「国民の為に仕事がしたいんだ」という政策実現を希望するタイプ。
> 前者の場合、連立参加にも消極的ですし、社民党から大臣も出したくないと考え、
> 後者の場合、大臣を出すのは当然として、もっと政策決定に関わりたいと考えています。
> そんな後者の側からは、民主党との合併を考えている人たちがおり、
> 民主党と社民党の最大支持母体である連合としても、両党の合併を望む声があり、
> また、このままでは社民党も存続が、なかなかに大変である以上、
> 来年の参院選を前に、「民主・社民の合併」は話題に上がってくるんじゃないですかねえ?
> でもまあ、当然ながら、それが実現するとは限りませんけどね。
> 仮に合併が為っても、それを前に社民党は前者と後者に分裂する可能性もありますし。

なるほど。今回の選挙協力で、社民から小沢などの民主幹部に対する信頼が出来た、と言う報道も
ありましたから、はずみをつけて合併の話を切り出す可能性までは否定できませんね。
社民は自社さ政権時代に与党側で参画していた経験もありましたが、それはトラウマになってはいませんか。
今は連立の準備や与党の連絡調整機関を設置するため、てんてこ舞いで合併どころではないかもしれないですけど。
社民党の幹部は将来的な合併にはどう考えているんですかねえ?私の主観では、社会党時代の看板を捨てるのは忍びない
という声が党員には根強いのではと考えてしまったり、平和・女性・福祉の党という売りも
民主党の中では傍流に立つようになるのでは、二の足を踏むんじゃないかなあ・・・と。

> ちなみに、今度は民主党側の視点で見てみますと、
> 議員数が増える事だけでなく、連合の支持政党を1つに纏められるのも大きく、
> また何より三宅坂の社民党本部は、大所帯となった民主党にとって、
> 本部の移転先として、まさに垂涎ではなかろうかと(笑)。
> 民主党の党本部って、民間の雑居ビルを借りてますので、
> 狭くて、料金も高くて、以前より引っ越しが問題になっていましたが、
> 逆に社民党の党本部は、社会党時代から使い続けているモノなので、
> 今では無駄に広くて、国からの借り上げで激安で、立地的にも便利です。
> 社民党と合併できれば、党本部問題は即座に解決できます・・・って、
> 合併時に社民党が分裂して、前者が社民党本部に居座る可能性も(笑)。

まあ、実現すれば党本部問題では渡りに船ではありますよねwただ、受け入れ側としては、社民党のイメージを
引き継ぐことになるので、そのデメリットも想定しているかと。凌雲会、花斉会、民社協会のような
タカ派は、難色を示すんじゃあないでしょうかねえ。管理人様が仰ったように民主党も実体は
オールド自民党であるならば、党勢の左傾化が進むとか危惧する声も上がってくるかもしれないですね。
自民も民主も社民との連立はできても、合併まで進むと一線を越える感じがします。

> > > 如何せん池田大作が、もう80歳を越えてますからねえ。
> > > 池田後の公明党が、今のような党勢を維持できているとは思えませんし。

> > この路線が基底にある以上は、簡単に解党することは無いかと思います。
> > ただ、池田以降の凋落は避けられないでしょうし、議席数も半分以下まで落ち込むでしょうが、
> > 議席は残ると思いますよ。

> いや勿論、「党勢の維持」は困難であろうと言っているだけで、
> 私も公明党が解党するなどとは思ってませんよ。

そうでしたか、国民新党や社民は合併するという流れでしたので、英米のように小党がバッサリ切られて
純粋な二大政党制になるという趣旨かと読み違えてしまいました。これについては私の誤りということで。


[12375] Re:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/7 (月) 00:43:45 聖職者

日本のマスコミやらマスメディアは完全に駄目だということが、
よくわかりました。


[12379] Re2:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/7 (月) 21:11:30 聖職者

▼ 聖職者さん
> 日本のマスコミやらマスメディアは完全に駄目だということが、
> よくわかりました。


追加文
サラリーマン・ジャーナリストは上層部のための捨て駒だと考えていました。
個人としては、責任は取りたくないけど、新聞社・テレビ局・出版社の利益のために、
各種記事の責任をとらされるものだと考えていました。
「他社を出し抜きたい」ではなく、「他社に出し抜かれたくない」という姿勢とかって、
情けないですな。そういうのは、捨て駒でいいでしょう。
報道する権利も、報道する内容も、政府に握られているなら、
いざというときのダミーないしは生け贄、カモーフラジュは必要ですよ。

「三権の上に君臨」しているというのは、
情報を国民に伝えることができるということができるからですよ。
事実やら真実を捻じ曲げて放送したり、一部しか放送しないだけで、
世論のコントロールはある程度はできますよ。
最悪、間違った情報を伝えて、国民を扇動し、メディアに歯向かう、時の警察も、マスコミも、政治家も、政府も、
倒してもいいのですからね。
国民にその気がない時は、どんなに煽っても効果がないのなら、
中長期的に国民をメディア自身に従属させるために活動していけばいいですよ。
為政者達をだましつつ、教育、知的活動、学術、ネット弾圧に介入していけばよいかと。
そして、国民がメディアに従ったときに行動を開始します。
私はメディアという道具自体が自らの革命を起こしてもよいと思いますよ。
飼い犬が御主人様を裏切って、噛み付いたり、殺したりすることは多々ありますからね。
日本人のための真の革命には必要なことですからね。
メディア自身の利益のため革命なら、すぐに国民によってつぶされますからね。


ちょっと、過激な考えで失礼をいたしました。
でも、これぐらい、メディアは戦略を考えていかないとどんどん衰退していきますよ。


[12381] Re3:衆院選2009予想lite版より新雑談スレ返信 削除
2009/9/8 (火) 19:27:28 徳翁導誉

> > 構想的には、派閥の親分になってプレイするってイメージなので。
> > 複数のプレイヤー(派閥)が集まれば、それは1つの大政党ですし、
> > 1人単独で行動すれば、それは小政党になると。

> 1プレイヤーが1派閥なわけですね。そして衆議院と参議院を用意するのですか。
> 選挙制度の違いと言うのを体感する、と言うことから察するに、
> 私の提案した擬似国会と選挙シミュレーションを一本化するのでしょうか。

提案にあった「選挙シミュレーション」では、
政治家プレイヤーと有権者プレイヤーとが別々に存在するんですよねえ?
一方、私が書いたモノは、政治家プレイヤーのみとなっています。
要するに、「日本大統領選挙」の延長線上にあるようなゲーム案ですね。

ただ、単純に「政策を打ち出し、それを信任投票する」というのも、
ゲーム・・・と言うか、遊びとして面白いかも知れませんね。
例えば、立候補プレイヤーは5人とかに絞り、投票プレイヤーは何人でも登録可。
そして投票プレイヤーは、各人が思い思いに質問を書き、
そこからランダムに選ばれた5つの問いに対して、
立候補プレイヤーは自らの対策案を披露して、それによって投票が行われるって感じで。
って、下手をすると、誰が最も面白い回答が書けるかという、
単なる大喜利の人気投票になるかも知れませんけど(笑・でもそれはそれでアリ?)。

> 「問題カード」はシンクタンクの協力でも無ければ難しいかもw
まあ、元々の案は「国連カードゲーム」でしたからねえ。
カードは加盟国1国につき1枚なので、全てで200枚弱。
そしてカードには、その国の抱える問題が書かれていると。
要するに、国家カードと問題カードが一体化している訳です。
抱える問題に関しては、どの国も1つくらいは有るモノですし、
それが却って、その国の理解を深める事にもなるって感じですか。

また、現状で抱える問題の把握が困難であるならば、
題材を「55年体制」にするって言うのも手ですよね。
そうすれば、その時期に起きた事件を拾っていけば良いだけですし、
戦後日本が歩んだ道を、遊びながら追体験する事もできるでしょうからねえ。
プレイヤーは、自民党議員と社会党議員とに分かれ、
自民党は政権の維持を、社会党は政権の奪取を狙いながら、
党内でのポスト歴任ポイントで、最終的な勝利者が決まるって感じでしょうか?
つまりは、党の勝利なくして自身の勝利もない代わりに、
自身の勝利を目指す為には、党内で足の引っ張り合いをしなくてはならないと。

> シンプルなカードゲームとはどんなものでしょうかね?
そんな大層なモノではないですよ(笑)。
まず最初に、プレイヤーを与党と野党に割り振り、
各プレイヤーは、それぞれの「支持ポイント」を持って、
与党の支持ポイントを増やす「功績カード」、
野党の支持ポイントを減らす「失態カード」、
相手から支持ポイントを奪う「糾弾カード」など、
ゲーム中は、支持ポイントのやり取りを行います。
そして「解散カード」が出されると選挙が行われる格好で、
与党と野党の支持ポイントを比較し、それが多い方が政権獲得となり、
支持ポイントが多い順に、「総理大臣>財務大臣>外務大臣」に任命されます。
最終的には、このポストカードで勝敗を決定する訳ですね。
ちなみにプレイヤーの枠組みは固定ではなく、
「連立カード」で引き抜いたり、鞍替えしたりも可能・・・って感じですね。

> > > 簡単に言いますと、現状で社民党も2つの路線者に分かれています。
> > > 1つは、おっしゃられるような「絶対に社民党を残すんだ」という鶏口牛後タイプ。
> > > もう1つは、「国民の為に仕事がしたいんだ」という政策実現を希望するタイプ。
> > > 前者の場合、連立参加にも消極的ですし、社民党から大臣も出したくないと考え、
> > > 後者の場合、大臣を出すのは当然として、もっと政策決定に関わりたいと考えています。

> > 社民は自社さ政権時代に与党側で参画していた経験もありましたが、それはトラウマになってはいませんか。

いわゆる「村山トラウマ」を持っているのは、ここで言う前者のタイプですね。
で、だからこそ、その文章の最後にはこう↓書いたわけです。
> > > 仮に合併が為っても、それを前に社民党は前者と後者に分裂する可能性もありますし。
つまり、民主党結成時に、社民党は参加組と非参加組が分かれたように、
仮に民主党と社民党が合併となっても、前者タイプは分かれて合併に参加しないと。

> > 私の主観では、社会党時代の看板を捨てるのは忍びない
> > という声が党員には根強いのではと考えてしまったり

社会党が社民党になる時にも、そうした議員たちは居ましたね。
実際、彼らは社民党に参加せず、現在では「新社会党」を作っています。
国会での議席は今はもう無いのですが、それでも地方議員は200名ほど居り、
泡沫政党とは言い切れない、なかなかの力は持っています。
ちなみに、新社会党と社民党の関係ですが、
新社会党は社民党に「社会党の初心を取り戻せ」と言い、
社民党は新社会党に「いいから帰ってきなさい」と言っていると(笑)。
もしも民主党との合併で党が割れたとしたら、
社民党残留組と新社会党が結集して、「社会党復活」とかなるかも?
そうなれば面白いので、個人的には見てみたいですね(笑)。

> > 平和・女性・福祉の党という売りも
> > 民主党の中では傍流に立つようになるのでは、二の足を踏むんじゃないかなあ・・・と。

中に入ればこそ、出来る事だって多い訳ですし、
既に民主党内には、旧社会党系のグループがいる訳ですから、
彼らと一緒に行動するなら、今以上の実行力を得られますよ。

> > > 民主党の党本部って、民間の雑居ビルを借りてますので、
> > > 狭くて、料金も高くて、以前より引っ越しが問題になっていましたが、
> > > 逆に社民党の党本部は、社会党時代から使い続けているモノなので、
> > > 今では無駄に広くて、国からの借り上げで激安で、立地的にも便利です。

> > まあ、実現すれば党本部問題では渡りに船ではありますよねwただ、受け入れ側としては、社民党のイメージを
> > 引き継ぐことになるので、そのデメリットも想定しているかと。凌雲会、花斉会、民社協会のような
> > タカ派は、難色を示すんじゃあないでしょうかねえ。

まあ、民社党にとって社会党は古巣ですし、
凌雲会の会長である仙谷は社会党出身ですからねえ。
タカ派と言っても大元はリベラルですので、そこまで拒否感は無いと思いますよ。
仮にあったとして、それが最も強いのは旧自民党系じゃないですかねえ?
55年体制下でやり合った敵の城へ移る訳ですから。
ついでにイメージで言えば、戦後は三宅坂と言えば「社会党」の事でしたが、
戦前に三宅坂と言えば「陸軍」の事でしたからねえ(陸軍省や参謀本部があったので)。
政権交代により、日本政治史に新しい扉が開いた今だからこそ、
三宅坂と言えば「民主党」という、新しいイメージが植え付けられ易いかも知れませんしね。

> > 管理人様が仰ったように民主党も実体はオールド自民党であるならば、
「古い自民党が民主党内で生き残っている」くらいは言ったでしょうけど、
「民主党も実体はオールド自民党」とまで言った事は無いと思いますが?(笑)

> > > いや勿論、「党勢の維持」は困難であろうと言っているだけで、
> > > 私も公明党が解党するなどとは思ってませんよ。

> > そうでしたか、国民新党や社民は合併するという流れでしたので、英米のように小党がバッサリ切られて
> > 純粋な二大政党制になるという趣旨かと読み違えてしまいました。これについては私の誤りということで。

う〜ん、その「純粋な二大政党制」というのが、
何を指すかによって、こちらの答えも違ってきますね。
「英米のような」と言う事でしたら、その解釈でも誤りではありませんよ。
アメリカには共和党と民主党以外に、弱小ながら「緑の党」などがありますし、
イギリスに至っては、保守党と労働党の2大政党に続いて、
第3政党の「自由民主党(旧・自由党)」が、下院で1割の議席を持っています。
(ちなみに自由党は80年以上前まで、保守党と共に2大政党の一翼を担ってました)

要するに、本当に「2大政党のみ」しか残らないという事ではなく、
「2大政党+いくつかの小政党」になる可能性の話をしている訳です。
では、何故そこで公明党の話が出たかと言えば、
現状の国政では唯一、公明党が「中規模の政党」だからです。
で、池田後には公明党も、今の規模から小政党に落ちるのでは?という話をしたと。


> 私はメディアという道具自体が自らの革命を起こしてもよいと思いますよ。
> 飼い犬が御主人様を裏切って、噛み付いたり、殺したりすることは多々ありますからね。
> 日本人のための真の革命には必要なことですからね。
> メディア自身の利益のため革命なら、すぐに国民によってつぶされますからね。
> ちょっと、過激な考えで失礼をいたしました。
> でも、これぐらい、メディアは戦略を考えていかないとどんどん衰退していきますよ。

え〜と、そもそも、その「真の革命」って何ですか?
何をそんなに、メディア、メディアと求めているのでしょうか?


[12484] まとめレス返信 削除
2009/9/20 (日) 16:49:02 徳翁導誉

> シーレーン確保とかも入れて貰えると台湾が生きてくるのでお願いします。
国連が舞台のゲームですよ?
そうした事が国連の議題になるでしょうか?

> > とは言え、個人的には警察官派遣は反対ですけどね。
> > 記憶違いなら申し訳ございませんが、

> カンボジアに警察官を派遣したと言う記録を見た気がしますが・・・

これは「東ティモールに警官を派遣しましたっけ?」と言う事で良いですか?
そうでしたら、直近は2年前です↓
http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007012601000120.html
また、記事中にあるように、10年前の独立時にも派遣してます。

> (状況が違いは分かりますが個人的には賛成です)
例えば、派遣先の国家情勢としては、
あの時のカンボジアよりも、今のアフガンの方が悪いでしょうね。
ただし、任務が現地警察の教育・訓練だけに収まるなら、
安全性としては、今回のアフガンの方が良いと思います。
とは言え、カンボジアの時のように済し崩し的に、
現地での警察任務まで担う事となれば、もちろんアフガンの方が危険ですけど。

それと、私が警察派遣に個人的に反対するのは、
「危険な海外での警察任務が、警官が担うべき職務にあるのか?」という問題です。
海外で命を張るという任務まで、警官は職責と背負っているのでしょうか?
危険性が高いのであれば、それは自衛隊の方がまだ適切かと。
自衛隊派遣だと反発が強いからと、
自衛隊に比べれば低い危険性を担う警官が、危険地帯へ派遣され、
警官に犠牲者が出て以降は、危険地帯へ民間人を派遣するって、
今までの政府のやり方は、どう考えても正しいとは思えません。
逆に言えば、国際貢献の為に海外での危険な任務を背負う部隊を作り、
何かが起きれば政府がキチンと責任を負う方が、理に適っていると思います。
小泉みたいなやり方で、自衛隊を海外に派遣するのも違うでしょうし。

> カルザイ以外の有力者が頭にしないと駄目じゃないですかね?
> あの選挙は不正やってるでしょうが。

「アフガンを平和にするには」という手段の話ですか?
ぶっちゃけた事を言ってしまえば、
タリバンの穏健派は政府に取り込み、
アメリカ軍はアフガンから手を引かせるのが、
アフガンの平和回復には、最も早い道です。

復興事業は国連が、治安維持はNATOが、掃討作戦はアメリカが、
と、バラバラにやっていては、全体が上手く機能しないどころか、
アメリカ軍による掃討作戦でのミスが、
治安維持や復興事業に悪影響を及ぼしてますからねえ・・・・
正直な所、アメリカは「アフガンの平和」よりも、
「ビン・ラディンの首」の方を欲してますからねえ(オバマも含めて)。
とは言え、アメリカ抜きでは平和回復も難しいのが現実であると・・・・
アメリカに理性があれば良いんですが、そうは行かないでしょうし、
中国に責任感があればアメリカ抜きでも何とかなるものの、それも無理ですし、
日本に世界を引っ張る矜持があれば・・・って、それが一番非現実的ですし。


> おお、作りこんでありますね。政策や政局のシステムはどのようにするのでしょうか?
> またどのように、選挙と連関させるのでしょうか?

政策や政局はカード・ゲームでしょうね。
例えば、プレイヤーは最大で5枚までカードを保有できるとして、
与党になると上限が6枚、大臣になると7枚となり、
ターン更新時に補充されるカードの枚数も、
3枚から4枚、5枚って感じにして、与党や閣僚の優位を表します。
で、公共工事カードを地元の県で使うと、
固定票がアップして、選挙の時に当選する確率がアップしたり、
大臣にしか使えないカードにより、支持率をアップさせたりとかですね。
また、野党側が与党のスキャンダルを暴くと、
浮動票の流れが一気に変わったりとかですか。
大臣権限カードで利益誘導が行使された次のターンにしか使えないなど、
カードの使用条件は厳しいものの、与党に大逆風が襲う「疑獄カード」とか。

> ただ、反論にはなりませんが麻雀などはネット上でもそれなりに支持を得ており
ネット麻雀もそれなりの人口が居るのは確かなのですが、
では、4人のメンツと雀卓が揃っていた場合、
わざわざネットを使ってまで、麻雀を打つ事があるでしょうか?
恐らく、そうした人はほとんど居ないと思います。
結局、ネット麻雀とはリアル麻雀の代替品に過ぎず、
ネット麻雀の人気は、リアル麻雀の人気に支えられていると言えないでしょうか?
この場合、「リアルに勝るとも劣らないデジタルの良さ」が無いと・・・・

> 公共工事だと与党側ですね。野党だと地方首長当選とかになるでしょうか。
地方首長の当選は、アリですね。

> 暴漢撃退って・・・・・。
1984年、宮沢喜一がホテル内でナイフを持った暴漢に襲われ、
30分近い激闘の末に暴漢を撃退し、名を挙げた事があったんですよ。
でもまあ、岸信介が刺されたり、浅沼稲次郎が刺殺されたりと、
戦後でも暴漢に襲われるケースはあっても、撃退はほとんどないですね。
21世紀に入っても、石井紘基や伊藤一長などは殺されてますし。

> > まず最初に、新社会党が民主党に加わる事は無いと思います。
> 難しいでしょうか。07参議院選挙では民主系候補を支援していましたけども。

小さい組織が影響力を増すには、協力や支援が有力な手段ですが、
あくまで、協力は協力、支援は支援ですからねえ。
小さいからこそ、その組織に拘るという面もありますし、
組織存続を意識しないなら、中に入った方が影響力が増しますので、
その気があるなら、とっくにそうしているでしょうかと。

> > 民主党のスタンスは、ほとんど変化しないと思いますよ。
> スタンスの前の段階ですね。許容する姿勢が重要なのだと思います。

「もし社民党が民主党に合流すれば」という仮定の話に、
「社民党が分裂せず、そのままスタンスで合流」という
更に仮定(しかも困難)を重ねた話ですからねえ・・・・
「民主党はより左派色を鮮明にすべき」という結論ありきな話でないなら、
あまり掘り下げても、それほど意味のあるような話には思えません。

> 民主党内の旧社会党勢力も既におりますが、道を分かれてからは社民党とも
> スタンスには若干のズレが出ていると思うのですよ。
> 横路氏と福島党首では考え方も少し違いますからねえ。

そもそも、党首である福島の考え方って、
現在の社民党の考え方のメイン・ストリームなんですかねえ?
新旧両派にも属さず、知名度の高いテレビ弁護士だったからこそ、
「雇われマダム」として、トップに据えられているだけの気がするのですが?

> > > > んん? 社会党って最後には「政権与党」として幕を閉じましたよねえ?
> > > 非自民政権の時でしたね。

> > いや、「自社さ村山政権」を忘れてませんか?

> おっと、忘れておりました。
> 村山政権はようやく与党社会党らしさが出せる、と期待を集めておりながら、
> 「社会党らしくない」政権だったことで逆に評判を落としてしまいましたね。

う〜ん、村山政権の誕生で期待したのは、社会党支持者の一部くらいで、
一般的な見方では、反自民という時代の流れに逆行し、
あろう事か自民党と手を結んだと言う事で、その誕生時点から、
厳しい声が自民党よりも社会党に浴びせられていたと記憶しているのですが?
そして期待していた層も、自民党に流される社会党に幻滅し、
ついには政党としての存在意義まで失ってしまうと・・・・

> その点からは低い評価しかできませんね。
「村山談話」が有るじゃないですか(笑)。
まあ、いろいろと言われる談話内容ですけれども、
国際的な真義上、表明したモノを引っ込める訳にもいきませんし、
だったらもっと、有効にカードとして利用すべきだと私は思いますけどねえ。
やりようによって、謝罪した人間の方が、謝罪しない人間よりも強いのですから。
「謝ったら弱みを握られる」方向へ持って行くのではなく、
「謝ったもん勝ち」の方向へ積極的に持って行くんです(笑)。

> 遅きに失した感はありますが、あれが社会党が「日本型社会主義」を
> 履行できる最後の機会だったのではないかなと思います。

遅きに失した所か、もうあの頃には無理だったと思いますよ・・・・
60年代後半から四半世紀の間、
55年体制下で、最大野党としての八百長役に終始してきた訳ですから。
機会を掴む底力が残されていたのなら、
マドンナ旋風時に、もうちょっと何とか出来たと思いますし。

> > そもそも、思い浮かべている「日本型の社会主義」がお互い異なるのでは?
> > 私がそれで思い浮かべるのは、角栄の「羊かん自由主義」なんですよ。

> んー、所得再分配は20世紀の西側諸国でも採られていた政策ではないですかね?
> 羊羹自由主義を日本独自の社会主義経済政策として良いものでしょうか・・・。

冷戦期に於いて、日本ほど上手く行った国って西欧にありましたっけ?
それに日本の戦後計画経済って、何も所得の再分配だけをしていた訳ではなく、
護送船団方式や行政指導などによる経済発展の成功が大きいですからねえ。
まあ結局、「日本型の社会主義」の定義が互いに異なるのだと思います。

> > 要するに、カンボジアへ日本の警官を送り、現地の警察を教育する役割を担うと。
> > 自衛隊でなければ社民党も妥協するでしょうし、教育役なら危険性も少ないですし、
> > カンボジアや東ティモールでのPKOでも、日本は警察官派遣を行っており、

> リスクが少ないと言いましても、やはり海上給油とは段違いですよ。

もちろん、海上給油に比べればリスクは高まります。
リスクを背負いたくないのであれば、海上給油の方が良いでしょうし、
もっとリスクを下げたければ、金だけ出してれば良いでしょう。
要は、リスクと責任の天秤を、貢献の意味合いも込めて、
連立政権がどの辺で調整しようと考えているかって話ですよね。
ちなみに、施設内での訓練・教育に徹するのであれば、
現地に出て被害にあったカンボジアPKOやペシャワール会の件と、
危険性には違いが生じてくると思います。

> > インド洋給油の代替であれば、警察官派遣でもアメリカは納得すると思います。
> アメリカは日本がアフガンでの活動に参加しているという名目が欲しいので、日本が
> わざわざリスクの高い選択肢を選ぶ必要性は無いと思うんですけども。。。。
> ただ日本国民が、血を流してでもアフガンの平和のために活動することに
> ゴーサインを出すのであればそれは構いませんが。

アメリカの為に日本が動かされるのか?
国際貢献の為に日本が自発的に動くのか?
もっと簡単に言えば、「対米追従か? 国連至上か?」という事かと。
日本の在り方を巡る自民党と民主党の考え方の差でしょうね。

> > それに日本の「交番制度」は、「KOBAN」として世界的に評価が高く、
> > 本家である日本が直接出向いて、アフガニスタンに交番制度を伝えるとなれば、
> > 日本人が思っている以上に、その活動は評価を受けるかも知れませんよ。

> それは初耳でした。しかし・・・多くの住民がライフルや小火器で武装しているアフガンで
> 交番を作るとなると、重装備を用意しなければならなそうですね。

う〜ん、交番が武装するから効果的と言うよりも、
交番という組織が張り巡らされる事の方こそ効果的なんです。
イメージしやすいように日本の話ですれば、
夜間には誰も居ない銀行と、夜間でも警備員が常駐している銀行とでは、
どちらが銀行強盗に襲われる危険性が少ないかと言う話で、
銀行強盗は警備員よりも武装しているとかは、そこまで大きな問題ではないんです。
ともかく、「昼間は政府統治・夜間はタリバン統治」という
アフガン地方部の現状を変えるには、夜間も常駐する警官を置くのが一番だと。

> > ついでなんで最後に、気軽に読める現代戦争のオススメ本を紹介。
> 新書が多いですね。

「気軽に読める」ですので、
値段の手頃さ・入手のしやすさ・文章の読みやすさ・ページ数の手頃さなど、
その辺を考慮すると、やはり新書が多くなりますね。
知識の深さを求める場合には、やはりハードカバーの本になりますが、
知識の広さを求める場合には、1冊のハードカバーより3冊の新書本の方が、
より多角的に、物事を見つめられますからねえ。

> どうですか?内容は。
では、簡単に紹介文を。

> > 「武装解除 紛争屋が見た世界」講談社現代新書
アフガン・東チィモール・アフリカで武装解除を行った日本人の本です。
現在は東京外大で、主に紛争国からの留学生相手に「平和構築学」を教える教授で、
「こんな人が日本に居たんだ」というのが、読んだ時の最初の感想でしたね。
新書で読みやすいですし、この中では1番のオススメ。
また、もっと気軽に読みたい場合には、NHKの番組で爆笑問題と対談したモノが、
「爆笑問題のニッポンの教養23 平和は闘いだ」として出てますね。

> > 「戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争」講談社文庫
世界的に反響を呼んだNHKドキュメンタリー「民族浄化 ユーゴ・情報戦の内幕」を、
番組製作者が取材資料を元に、本にしたモノがこれですね。
内容的には、番組よりも本の方が濃いと思います。
情報が国際化した世界の中で、どのように戦争がPRされたかという内容で、
題材であるユーゴ紛争からはかなり時間が経過しているものの、
今読んでも、それなりに意味のある本だと私は思います。

> > 「外注される戦争 民間軍事会社の正体」草思社
日本ではあまり知られていませんが、
世界には、戦争を請け負う民間企業が幾つも存在します。
この本は、それをまとめたモノですね。
民間軍事会社については、「戦争請負会社」という本が有名なのですが、
翻訳本で少し読みにくかった記憶があるので、こちらを紹介しました。

> > 「戦争詐欺師」講談社(イラク戦争に関する本)
上の「外注される戦争」と著者は同じです。
イラク戦争へと至るアメリカの流れが記された本です。
見やすさで言えば、以前NHKで放送されたアメリカ制作のドキュメンタリー
「ブッシュの戦争」が、なかなかの出来映えだったのですが、
今後、再放送があるかも解りませんし、書籍ではこれと言う事で紹介を。

> > 「軍事革命(RMA) 情報が戦争を変える」中公新書
これは、現状の情報社会が、戦争をどう変えるかという本ですね。
イラク戦争よりも前に書かれた本なのですが、
これからの戦争というモノを、大筋では表せていると思います。
とは言え、推薦度はこの5冊の中で最も低いかな?
「これからの戦争はどう変わるか?」という内容の本ですから。


> > > 今世紀には民主主議は死滅しそうですよ。
> > ひょっとして、「結論ありき」の姿勢で話を進めてませんか?
> > 何か、「こうなるから、こうなって・・・」と言うより、
> > 「こうなる為には、こうなって・・・」と言う印象を受けますが・・・・

> 私は「こうなる為には、こうなって・・・」で話すタイプです。
> こういう議論の場に合わず
> 「結論ありき」の姿勢で失礼をしました。

う〜ん、希望的観測を根拠として語られるのであれば、
「ああ、そうですか」としか言えなくなってしまいます・・・・
それはもう、「信仰」の範疇ですから。
それにしても、何故そこまで「混乱」を求めるのでしょうか?

> 人間は自己保存の無限の欲求を持つが故に、他者より優位に立とうとする。
> 人間は皆、常に普遍的な闘争状態のもとに置かれている。
> 民主主議による争いにより、その普遍的な闘争心を満たし続けることができるのでしょうか?

う〜ん、なんか根本的に間違っている気が・・・・
人間も、生物も、「生きたい」のですが、
それは「殺したい」ではなく、「死にたくない」ですよ。
他者を殺したりするのは、死なない為の1つの手段に過ぎません。
そして民主主義とは、死ににくい、殺されにくい社会を作る為に、
人類が辿り着いた1つの結論でもあります。

> (近代)民主主議以前には、野党(権力に反する者たち)は、皆、
> 墓場か牢屋の中でした。今では、議場の反対側です。
> それだけ、権力闘争がすさまじかったのです。
> であるから、普遍的な闘争心を満たし続けることができました。
> しかし、今の状態は生温いです。

では、そうした事が実際に起きるアフリカ諸国などでは、
国民が日本よりも幸福な生活を送れているのでしょうか?


[12530] まとめレス2返信 削除
2009/9/23 (水) 23:29:28 徳翁導誉

> > それにしても、何故そこまで「混乱」を求めるのでしょうか?
> 直接的には混乱は求めていません。
> 混乱にしても個人的にはメリットはないです。
> ただ、変化と現状の権力者を信頼していません。
> 民主主議はもう寿命がきたのではないかとは考えています。

日本ではようやく、本当の意味での民主主義がスタートしたばかりなので、
寿命が来ていては困るんですけどね(笑)。

> だから、深層心理として混乱を求めているように、
> なってしまうのでしょう。
> 自分でも怖いです。人には自分でもわからない一面がありますからね。
> 精神科に行くべきだろうか?

まあ私は、精神科医でも何でもないのですが、
20歳前後の年代ですと、そこまで珍しい感情では無いんじゃないですかねえ?
半世紀前、大学生の間で学園紛争が流行ったのも、
そうした年齢的な精神状態が、根底にはあったでしょうし。
たまに、テロを実行したりとかまで行っちゃう人も居ますが、
そこまで行かないのであれば、そんなに心配する事でもないような・・・・

> しかし、民主主議は結論でしょうか?
> 投票率の低下、代議士の資質の低下(これは一概には言えませんがね。)
> 結果の変動の激しさ(これは小選挙区制が原因ですな)
> 意見や考え方の多様化、少なくとも昔よりは多様化はしているでしょう。
> ほころびは見えています。
> ほころびですから、ほころびを直せばいいの出ずか、
> 直られなければ民主主義も変化するか終わりを迎えるでしょう。

いや、そこに上げられている「ほころび」って、
民主主義という政治制度の綻びとは、また別のモノでは?

> 人間は古代からよりよい社会を目指しいろいろな政治体制になっていきました。
> 民主主義もまた人間がよりよい政治体制へ目指すための通過点ではないでしょうか?

「民主主義は最悪の政治形態だが、今まで存在したどの政治制度よりマシである」
そう言ったのは、イギリスのチャーチルでしたかねえ?
民主主義には欠点もあり、完璧な制度でないのは確かですが、
現状で人類は、それ以上の政治制度を持ち得ていません。
破壊なくして創造はありませんが、破壊すれば創造が生まれる訳ではありません。
まあ毛沢東は、後者をやって大失敗しましたけど(笑)。

> 死にたくない・・・・・・
> それは正しいことなのでしょうが、そんな消極的なので、
> 人間は生き残ることはできるのでしょうか?

う〜ん、「死にたくない」という欲求ほど、強いモノが他にあるでしょうか?
それこそが、生物を生物たらしめてきた訳で、
別に「消極的」とかでは無いと思いますよ。
見た目に派手なら積極的って訳でもないですし。

> 闘争をやめたら堕落が始まります。
> それは歴史上の多くの覇権国が証明しています。

「証明」されているのであれば、
その具体例を示して下されませんでしょうか?

> 人間には理性があります、しかし、感情もあります。
> そして、感情の力が理性より勝る方は多々います。
> 彼らは未熟とか言われています。
> それは理性が勝っているからでしょう。
> しかし、理性では野蛮には勝てません。

なにか、理性というモノを勘違いされてませんか?
理性とは、最も有効に使う為の手段に過ぎません。
野蛮性が勝利の鍵であるのなら、理性こそが最大の野蛮性であり、
だからこそ人類は、地球上の生物ピラミッドの頂点に立つ訳です。

> ディベートがうまいですな。
ディベート(討論)なんですかねえ、これ?
あまり、論を戦わせているつもりは無いのですが(笑)。


> 台湾は例として別でしたすみません。
> タンカーを襲う海賊退治なんかも考えていたので・・・
> 上手く言えませんが、海上交易の障害になってる問題を率先して、
> 問題解決するような行動を取るとゲームが有利になる。
> って感じです。

そう言えば以前、「制海権を奪い合うゲーム」を構想した事がありますね。
一口に制海権と言っても、それがどう構築されているのか、
ゲームで体感した方が、文章で説明するより早いとか思いまして。

> > 逆に言えば、国際貢献の為に海外での危険な任務を背負う部隊を作り、
> > 何かが起きれば政府がキチンと責任を負う方が、理に適っていると思います。

> 「国連協力部」でしたっけ?
> 自衛隊に「PKO等に対応できる部隊を作ろう」っと公約なりに、
> 書いてる政治家がいました。

それって、民主党が掲げる「国連待機部隊」構想の事ですかねえ?
あの構想案は、以前より小沢が提唱していた国連軍構想の延長線上にあり、
民主党へ合流する際に、旧社会党系を納得させる為に出した案なのですが、
この案に隠された小沢の真意は、「自衛隊の増強と海外派兵」にあるという、
実に油断ならない構想案だったりします(笑)。
と言う事で、私の考え方とは、似て非なるモノですね。
少なくとも私は、憲法9条下で他国へ軍隊を送る事は出来ないと解釈してますので。

> > ぶっちゃけた事を言ってしまえば、
> > タリバンの穏健派は政府に取り込み、
> > アメリカ軍はアフガンから手を引かせるのが、
> > アフガンの平和回復には、最も早い道です。

> そうなのでしょうが、
> 結局米政府やカルザイ政権にそれができるか?
> って事ですか。

確かにカルザイ政権は、腐敗などで信頼を失っているでしょうけど、
それでも、建て直しが不可能だとは思いません。
アフガン国民が「政権存続」と「内戦突入」を秤に掛ければ、
先ず間違えなく、前者を選択する人が多数派でしょうし。
ただアメリカが、殊勝になるのは無理です・・・・

> > 日本に世界を引っ張る矜持があれば・・・って、それが一番非現実的ですし
> 友愛外交掲げる鳩山総理が何かしでかしてくれると信じましょう。

まあ鳩山は、家訓である「友愛」を事有る毎に口にしますし、
理想主義者的な面を持つのも確かなのですが、
同時に、かなりドラスティックな面も持ち合わせていますからねえ。
民主党を結成する際にも、今まで付き従ってきた党首の武村を、
「新党のイメージが悪くなる」として、追っ払ったりしてますし。
「排除の論理」をも兼ね備えた「友愛精神」であると・・・・
そう言えば、鳩山家の家訓となる「友愛」を掲げた鳩山一郎は、
結婚後も多くの女性と、「友愛」をしていて有名でしたね(笑)。
鳩山家の「友愛」は、私の解釈する「友愛」とは、かなり異なるのかも?

そう言うことなので、友愛を掲げてアフガンに民生支援を行っても、
アフガンに日本の利権を築ける訳でもない以上、必要以上に首は突っ込みませんよ。
あれでなかなか鳩山も、野心的で挑戦的ですよねえ。
理想主義者の面が言わせていると思っていた「CO2排出25%削減」も、
その中身が表面化してきたのを見て、私もかなり驚いてます!!
と言いますか、驚くと同時に、野心的過ぎて正直不安です・・・・
・国連の望む論調に乗っかって、国連の威を借りる
・排出権取引の錬金術を企む欧州から主導権を奪ってやる
・中国やインドの市場を内需の延長線上に置いてやる
・アメリカは黙って日本製品を買ってろや
極端に言えば、恐らく真意はこんな感じですからねえ。
政権素人がこんな大勝負を打とう何て、かなり怖いですよ・・・・


[12534] Re:まとめレス2返信 削除
2009/9/25 (金) 00:07:22 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> > > それにしても、何故そこまで「混乱」を求めるのでしょうか?
> > 直接的には混乱は求めていません。
> > 混乱にしても個人的にはメリットはないです。
> > ただ、変化と現状の権力者を信頼していません。
> > 民主主議はもう寿命がきたのではないかとは考えています。

> 日本ではようやく、本当の意味での民主主義がスタートしたばかりなので、
> 寿命が来ていては困るんですけどね(笑)。
>
> > だから、深層心理として混乱を求めているように、
> > なってしまうのでしょう。
> > 自分でも怖いです。人には自分でもわからない一面がありますからね。
> > 精神科に行くべきだろうか?

> まあ私は、精神科医でも何でもないのですが、
> 20歳前後の年代ですと、そこまで珍しい感情では無いんじゃないですかねえ?
> 半世紀前、大学生の間で学園紛争が流行ったのも、
> そうした年齢的な精神状態が、根底にはあったでしょうし。
> たまに、テロを実行したりとかまで行っちゃう人も居ますが、
> そこまで行かないのであれば、そんなに心配する事でもないような・・・・


この辺は私の妄想なのでそこまで、深く考えなくてもよいかと思われます。

しかし、
20歳前後の年代は不安定なのですね。
だから、古代の若い英雄たちはいろいろと無茶ができたのでしょうね。

ギリシャのアレキサンダー ギリシャからインドまで征服
カルタゴのハンニバル 真冬のアルプス山脈越え

なので私は若者には政治を任せたくないですよね。
無謀なことをしそうで怖いですよ。
リスク論とかの場合には若い時にはリスクを背負っても大丈夫とか言いますが、
そんなのはふざけていると思いますよ。

 
> > しかし、民主主議は結論でしょうか?
> > 投票率の低下、代議士の資質の低下(これは一概には言えませんがね。)
> > 結果の変動の激しさ(これは小選挙区制が原因ですな)
> > 意見や考え方の多様化、少なくとも昔よりは多様化はしているでしょう。
> > ほころびは見えています。
> > ほころびですから、ほころびを直せばいいの出ずか、
> > 直られなければ民主主義も変化するか終わりを迎えるでしょう。

> いや、そこに上げられている「ほころび」って、
> 民主主義という政治制度の綻びとは、また別のモノでは?


しかし、民主主義を揺るがしかねないことです。
このほかの一票の格差、大衆迎合主義とかもありますがね。
それらが解消できていないのというのは、
民主主義の自浄能力とかが問われると思われます。


> > 人間は古代からよりよい社会を目指しいろいろな政治体制になっていきました。
> > 民主主義もまた人間がよりよい政治体制へ目指すための通過点ではないでしょうか?

> 「民主主義は最悪の政治形態だが、今まで存在したどの政治制度よりマシである」
> そう言ったのは、イギリスのチャーチルでしたかねえ?
> 民主主義には欠点もあり、完璧な制度でないのは確かですが、
> 現状で人類は、それ以上の政治制度を持ち得ていません。
> 破壊なくして創造はありませんが、破壊すれば創造が生まれる訳ではありません。
> まあ毛沢東は、後者をやって大失敗しましたけど(笑)。


そう言ったのは、イギリスのチャーチルです。
私がいいたいのは、現状の民主主義には欠点もあり、完璧な制度といえません。
であるから、歴史上人類が通過してきた通過点ではないかということです。

確かに現状で人類は、それ以上の政治制度を持ち得ていません。
だから、民主主義が一番ということになりますが、
民主主議には欠点があります。なので、それらは時がたつにつれて解消されていくべきです。
既存のものを破壊しないと新しいものは創造されません。
まあ、破壊した人が想像力がなければ確かに意味がないですからね。
しかし、今後、人類がよりよい政治体制へ目指すことは、
人類全体の幸福のために必要なことであり、歴史の必然です。
未来には、民主主義が消えて新しい政治体制ができるのか、
単に民主主義が改良されてそのまま通用していくのかはわかりませんが、
人類がよりよい政治体制へ目指すことはやめてはいけないと考えています。


> > 死にたくない・・・・・・
> > それは正しいことなのでしょうが、そんな消極的なので、
> > 人間は生き残ることはできるのでしょうか?

> う〜ん、「死にたくない」という欲求ほど、強いモノが他にあるでしょうか?
> それこそが、生物を生物たらしめてきた訳で、
> 別に「消極的」とかでは無いと思いますよ。
> 見た目に派手なら積極的って訳でもないですし。


見た目に派手なら積極的とは人々には思わせることは可能ですよ。
それは置いておいて、
確かに死にたくないという欲求をもって襲ってくる存在はかなりの脅威にはなりますが、
そんなの実力の差で勝敗が決まりますからね。
集団で襲ってきても、核兵器・生物兵器・化学兵器・放射能兵器等のABCR兵器で、
殲滅は可能ですからね。
昔のように直接戦場で剣や銃で戦っていれば、
死にたくないという欲求による士気の差で戦いは決まりました。
しかし、現在では、地上戦では確かにそういうことはありますが、
遠距離攻撃が可能になっていますからね。
最悪、勝敗はボタンひとつで決まりますからね。
それでも、そのボタンを押すのは、
自分は死にたくないだから敵を殺すという欲求ですね。
それだと永遠に人類は同族同士の殺し合いの戦争をし続けますな。

> > 闘争をやめたら堕落が始まります。
> > それは歴史上の多くの覇権国が証明しています。

> 「証明」されているのであれば、
> その具体例を示して下されませんでしょうか?


ドナウ川とライン川を防衛線とした後のローマ帝国

この時点で領土拡大という闘争を捨てています。
ダギアとかの例外はありますがね。
民衆はパンとサーカスにより堕落し、三世紀の危機のところには、
階層が固定してしまい、階層間の抗争という闘争もなくなり、
東西分裂により滅亡。

中国統一後の北宋

五代十国時代の教訓から武を軽んじ、文を重用した。
その結果、武力闘争という最も重要な闘争が軽んじられ、
周辺国には大量の貢物を差し出し、あなどられる結果となり、
威信が低下し、その結果、
彼らは武力闘争をまだ持っていた金により南方に追われ、
その金もその気風が形骸化し軍事力の弱体化したことにより、
闘争によって滅亡される運命となった。
結果、金と南方に追われた宋は、驚異的な武力闘争心を持っていたモンゴル帝国により、
ほろぼされた。


> > 人間には理性があります、しかし、感情もあります。
> > そして、感情の力が理性より勝る方は多々います。
> > 彼らは未熟とか言われています。
> > それは理性が勝っているからでしょう。
> > しかし、理性では野蛮には勝てません。

> なにか、理性というモノを勘違いされてませんか?
> 理性とは、最も有効に使う為の手段に過ぎません。
> 野蛮性が勝利の鍵であるのなら、理性こそが最大の野蛮性であり、
> だからこそ人類は、地球上の生物ピラミッドの頂点に立つ訳です。


なるほど、私は理性=頭を使うことだと考えてました。
そういうことになるのですね。
自分の認識の誤りでした。


> > > 日本に世界を引っ張る矜持があれば・・・って、それが一番非現実的ですし
> > 友愛外交掲げる鳩山総理が何かしでかしてくれると信じましょう。

> まあ鳩山は、家訓である「友愛」を事有る毎に口にしますし、
> 理想主義者的な面を持つのも確かなのですが、
> 同時に、かなりドラスティックな面も持ち合わせていますからねえ。
> 民主党を結成する際にも、今まで付き従ってきた党首の武村を、
> 「新党のイメージが悪くなる」として、追っ払ったりしてますし。
> 「排除の論理」をも兼ね備えた「友愛精神」であると・・・・
> そう言えば、鳩山家の家訓となる「友愛」を掲げた鳩山一郎は、
> 結婚後も多くの女性と、「友愛」をしていて有名でしたね(笑)。
> 鳩山家の「友愛」は、私の解釈する「友愛」とは、かなり異なるのかも?
>
> そう言うことなので、友愛を掲げてアフガンに民生支援を行っても、
> アフガンに日本の利権を築ける訳でもない以上、必要以上に首は突っ込みませんよ。
> あれでなかなか鳩山も、野心的で挑戦的ですよねえ。
> 理想主義者の面が言わせていると思っていた「CO2排出25%削減」も、
> その中身が表面化してきたのを見て、私もかなり驚いてます!!
> と言いますか、驚くと同時に、野心的過ぎて正直不安です・・・・
> ・国連の望む論調に乗っかって、国連の威を借りる
> ・排出権取引の錬金術を企む欧州から主導権を奪ってやる
> ・中国やインドの市場を内需の延長線上に置いてやる
> ・アメリカは黙って日本製品を買ってろや
> 極端に言えば、恐らく真意はこんな感じですからねえ。
> 政権素人がこんな大勝負を打とう何て、かなり怖いですよ・・・・



とりあえず、鳩山首相がしたいことが分かりませんな。
彼の言っている友愛の意味も不透明ですし、
まあ、武村氏を排除した。
排除の論理には大いに同意できます。
だって、政党は政治イデオロギーが大切ですよ。
自民や民主みたいに右から左に抱える包括政党では、
多様化した有権者のニーズにすべて答えなければならず、
一つでも政策を実現できなければ、その層からの支持を失いますからね。
だから、大政党はいけないですよね。

> ・国連の望む論調に乗っかって、国連の威を借りる
> ・排出権取引の錬金術を企む欧州から主導権を奪ってやる
> ・中国やインドの市場を内需の延長線上に置いてやる
> ・アメリカは黙って日本製品を買ってろや


これらの政策は支持できますよ。
というより、これらのことができないと日本は終わりですからね。
このままだと没落の道をたどり亡国の道をたどって、
膨大な国際負担から逃れようと各地域が独立し国家が解体するでしょうね。
という妄想を感じてしまいますよ。

政治はバクチの面も確かあったはずですよ。
しかも、政権素人ですから、ハイリスク・ハイリターンであることを承知で、
大勝負を打っていかないと実績ができないということと、
政権の維持が困難になりますからね。
それに野心がないと国やら組織のトップになれないし、
なる方が問題ですよ。

現に権力者は野心家ですからね。

私的には、結果的にこのバクチは失敗して、鳩山首相の政治生命も終わると感じていますがね。

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