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[13262] Re:3DっぽいGIF画像で「ドアラ vs. ゴジラ」を作ってみました返信 削除
2010/9/4 (土) 00:59:42 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > かなり前から考えてはいる事なのですが、いつか遊びで、
> > > 空想の「満州国・歴史教科書」を作ってみたい思いはありますね。

> > 通史を書かれると非常に楽しそうです。

> 実は既に、こんなの↓があったりします(笑)。
> http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4750317403.html
> 中国や韓国をはじめ、ブラジル・メキシコ・インドネシアなど、
> 世界の歴史教科書を翻訳し、出版しまくっている明石書店が、
> ロシア沿海州の高校生が使っている歴史教科書を訳したのがコレです。
> この教科書を本屋で見掛けた時は、内容の方はさておき、
> こんなマイナーな歴史教科書まで、日本語で出版されているのにも驚きましたが、

このシリーズは教職の授業でも出ましたねえ。
読んでみようと思いつつ、
未だに一冊も買ったりしてないですが。


> あのロシアで、こうした地域に根差した歴史教科書を使っているのも驚きでした。
> 多民族・多文化を尊重する為の地域史教科書という事らしいですが、
> 「ウラジオストック(=東方を支配せよ)の気風がまだ生きているのでは?」
> と邪推してしまうのは、ちょっと穿ち過ぎでしょうか?(笑)

どうなんでしょうか?
まあ、国の中というのは複雑ですから…
生きている部門もあれば、まったく別の方を見ている部門もありますからねえ。
日本としては、中国にその情熱が向くならば有りなのですが。
戦争にならない程度に。

> ちなみに朝鮮と満州の関係と言うのは、なかなかに複雑ですよね。
> 民族的に言えば、半島南部にいた韓族と、半島の付根にいたツングース族とが、
> 歴史的な経緯によって混ざり合って誕生したのが朝鮮民族であり、
> 朝鮮系の高麗と、ツングース系の金王朝の成立により、民族的な境界線が引かれた事で、
> 韓族と隔絶した側のツングースが、女真族(満州族)として確立されていく訳ですから。
> 満州族の歴史を書く場合、扶余や粛慎など、直系であるツングース系は当然として、
> 高句麗や百済、そして渤海といった、韓族をも呑み込んだツングース系の国家も、
> 「こっちは朝鮮史」と切り捨てる事も、もちろん出来ませんからねえ。
> 逆に言えば、韓国では高句麗や渤海が自国史として扱われるのも、
> いろいろ言われてはいるものの、そこまでおかしな事では無いんですよね。
> 傍系みたいなモノとは言え、朝鮮民族には確実にツングースの血も流れてますし。
> それを民族的なイデオロギーから、当時はまだ民族の確立が為されてないのに、
> 「高句麗や渤海は朝鮮民族の国家」とやってしまうから、おかしくなるだけで(笑)。

ここら辺はどうすればいいのかというのんはめんどくさいというか楽しいというか。
古代となると倭人というのが本当に日本人をさしているのか含めてよく分からないですからねえ。
鮮卑に拉致され、漁業に従事した倭人とか。

話はすごくずれますが、この関連で言えば、
邪馬台国論争についてはどう考えられていますか?
明史日本伝とか読んでいると、
正直どこまであの記述を信用できるのか?
日本にあるとしても、中央政権と言えるのかも分からない。
地方政権?が記録に残っているからとどうなのかと。
銅鏡が出てきたからここじゃないか云々だって、
敵対国に奪われたのかもしれないし、
正直なんでそんなことを堂々と言えるのか個人的には謎です。


> それにしても、「民族の確立」という観点から歴史を見てみると、
> この「金王朝」の成立が東アジアに及ぼした影響って、かなり大きいですよね。
> 「半島と大陸、農耕と遊牧」という民族性が交差する満州の十字路に、
> ツングースを主体とする金王朝が成立する事で、その十字路に満州民族が確立し、
> 五胡十六国の時代以降、民族のごった煮状態だった中華大陸でも、
> 隋唐を経て同化が進み、金王朝に華北を征された事で漢民族という意識が生まれ、
> そして半島では、渤海遺民のツングース族を飲み込んで朝鮮民族が確立し、
> 遼から金、金から元へと移る過程で、モンゴル民族というモノも形作られていく。
> 早々と民族性が確立される日本の過程は、島国ゆえの特殊ケースなんですよね、本当。

たしかに金王朝は重要なんですが…
高校レベルではあんまり教わらないですからねえ。

民族性の確立ではないんですが、
少し似た?ようなもので言うとこの論文が面白いですよ。
名古屋大学のリポジトリに置いてある「国号に見る「日本」の自己意識」という論文なんですが。
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/dspace/handle/2237/8151


> > > では、トップページの動画紹介コーナーの方で、
> > > 私が「面白いなあ」と思った動画は、これから積極的に貼ってみようかな?

> > 貼り付けの方はありがたいです、
> > 是非よろしくお願いいたします。

> ニコニコ動画で人気があるものは、だいたいYouTubeにも転載されているので、
> 見た事があるのも多いかも知れませんが、ジャンルごちゃ混ぜで、
> 私の好みで適当にいくつか貼っておきましたが、
> 「こんなジャンルが好みだ」というのがありましたら、お願いします。
> また他の方も、「これ面白いよ」というのが有りましたら、お願いします。

いろいろありがとうございます。
いまは忙しいので時間のあるときにゆっくり見ておきます。


> バブル崩壊までは、日本に数ある温泉街の中でも最高級の地位を占め、
> その後、温泉街が各地で廃れていく中も、その地位に胡坐をかきがちで、
> 気付いた時には、他の温泉街があれやこれやと苦心し、幾分か立て直す中、
> 今更あれこれと始めた、アリとキリギリス状態の熱海の温泉街って現状ですし。
> ちなみに、熱海とは距離的にも近い伊豆や箱根の温泉街は、
> 富士山と温泉を売り物に、外国人観光客(特に中国人)を取り込んでます。
> 連休中や土日はまだしも、平日客の外国人比率はかなりの割合だと聞きますね。

外国人を取り込むのはイメージとか文化的に多少うーん感があるんですよねえ。
まあ、ラブプラスの方がさらにうーん感があるんですがねw

温泉とか滅多に行かない人ですけど。


> > 個人的には飛び出して見える3Dよりも、たまにおもちゃとかでもある、
> > ガラスの中に彫像とかが浮かんでいるような感じのどの方向からでもみれる3Dテレビ?が欲しいです。

> そう言うレンズを使った立体視とは違うのですが、
> 飛び出さない3Dであれば、DSソフトにこう言うの↓が既に有りますね。
> http://www.youtube.com/watch?v=h5QSclrIdlE

見ると面白いですね。
いまいち何のゲームか分からないですが。

> あとついでに、お遊びでこんなの↓を作ってみました(笑)。
> 「片目」をつぶって見れば、いくらか3Dに・・・見えるかも?
> http://s2.whss.biz/~tokuou/3D_Doala.gif
> (ドアラのネタ画像なので、企画コーナーの「その時ドアラが動いた」にもアップ)
>
> 2D画像を立体的に見るには、平行法とか交差法などが有るのですが、
> そういう立体視の見方を私は出来ないので、GIFアニメの力を借りました。
> 立体視の理屈と、人間の錯覚を利用する事で、理論的には、
> これで立体的に見えると思ったのですが・・・想像以下の出来でした(泣)。
> 視点の軸や、線遠近法を意識すれば、もう少しはマシになるのでしょうか?
> ドアラを立体的に見せるはずが、引き立て役のゴジラの方が立体的に見えますし・・・・

一応、立体的に見えるんですが…
自分の体質がこういうのにあって無いのか、
すこし気持ち悪くなりました。
苦手意識があるからかもしれませんが。


> > 映像を作る人は大変でしょうが、戦争物などのバトルで、
> > あの位置からならどう見えるかが分かるので。

> いや、実写の場合は、たくさんのカメラを必要とするので大変ですが、
> ポリゴンCGであれば、視点を変えてモデルを投写すれば良いだけなので、
> 3DとCG(ひいてはゲームやアニメ)の相性は、かなりのモノかと。
> こうした3Dをはじめ、「拡張現実(AR)」や「仮想現実(VR)」というのは、
> 日本の技術とサブカルとが、如何無く発揮される世界だと思うんですけどねえ。
> 解り易く言うなら、攻殻機動隊のような世界観ですか。
> ネットなどとも親和性が高い分野ですし、DNAやナノ科学と相俟って、
> 産業革命以上の大転換期を人類にもたらすと、私個人は考えてますので、
> 自分たちの得意分野も多いのですし、日本には頑張ってもらいたいのですが。

そして脳内?嫁・婿の増殖でさらなる少子化が…

というのはジョーク?として、
こういうのの実現がするのは良いとして、
ログが残るのが何かなあという今日この頃です。
別になにか変なことをするわけでもないのですが、
気分的にログが残ることの監視感がいやなので、
こういうのに色々移り変わったときにどうかなあと。


> マンガ・アニメ・ゲーム・ネットなどでは、実物が個々へと発信される訳で、
> 「そこに何があれば良いのか」というのは、本当に難しい課題だと思います。

ある程度時間がたって、入手が難しいものが、
タダで使用できればそれで…
まあ、無理でしょうが。

> 原画やセル画、フィギュアを置けば、万事解決なんて安易なモノでも無いですしねえ。
> (ただし「2.5次元」や「祭り」と言った要素は、かなり重要な位置を占めると思いますが)
> 実際、それに似た立場にある第八芸術こと「映画」では、
> 大盛況な映画博物館とか、映画の拠点センターとかは、あまり聞きませんからねえ。

そういえば聞かないですね。
海外だとあるんでしょうか?


> と、何だか話が横道に逸れてしまいましたが(笑)、
> ちなみに、戦争モノ・・・と言うか、戦車モノの3D映像では、
> こうしたモノを作って、ニコニコ動画へ投稿している人も居ますね。
> (もう2年半前の投稿なので、今見ると少し古いですが)
> http://www.youtube.com/watch?v=lZx3qcjcHk0

うーん、すごい。
個人政策なんですかね?
ネットには相変わらずすごい人が多い。

いや、リアルの社会では気づかないすごい人を知ることができるという話ではありますが。


>> 当時は、これでも「凄いなあ」と思ったのですが、
> 今やアメリカ製のゲームは、ここまで↓来ていますからねえ。
> http://www.youtube.com/watch?v=-HXoYfJoERM#t=55s
> http://www.youtube.com/watch?v=zzJG2PuY6l8#t=55s
> これは「アサシン・クリード」という暗殺ゲーム(日本で言えば「天誅」とか)で、
> 上のが、「第3回十字軍遠征期の中東」を舞台にした2007年発売の第1作、
> 下のが、「ルネサンス期のイタリア」を舞台にした2009年発売の第2作です。
> 3年ほど前、弟がこのゲームを買ってきてプレイする映像を見た時、
> CGで作り込まれた街の映像のあまりの凄さに、衝撃を受けると共に、
> こっち方面ではもう、日本のゲーム会社は太刀打ち出来ないなあ・・・と。

このゲーム買おうと思ったんだけど、結局買ってない。
きれいですねえ。
たしかに、厳しいですかねえ。
とはいえ、性格的にこう言うのよりパラドゲーの方が好きなんですがw
最近はあそこも3D化で重くなってきてきつい。

こういった感じで部隊の指揮となるとやっぱりトータルウォー系が強いんですかね?
あのシリーズは、毎回要求スペックが高くて、
自分のだとろくに動かない。
最新作は買ってないけど、どうなんだろうか。
今見てみたら、ショーグン2ですか、
欲しいが…家のじゃきついか。

そういえば、ここをセガが買ったりしてましたし、
日本産ゲームも希望はあるかも。
一応。


[13268] 図書館でDVD「故宮の至宝」を発見返信 削除
2010/9/5 (日) 08:25:42 徳翁導誉

満州のDVDを見つけて以降、探してみると、
図書館には結構DVDコンテンツが豊富にあって、
以前、NHKスペシャルで「故宮」↓という大作があったのですが、
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-special/library/library_kokyuu.html
それに未公開映像を加えて再編集した「30分×26回」のDVDを発見。
いや〜、いろいろとあるモノですねえ(笑)。
一応、私も本放送時に録画したビデオを残しているのですが、
もう15年に近く前ですので、DVD版が無料で借りられるのは有難いです。

それにしても、NHKも過去の名作をもっとDVDや配信で公開してくれれば良いのに。
イギリスBBCなんて、国営放送だけあって、無料でネット公開してますし。
NHKは自分たちの都合よく、公共性と民間性を使い分けるからなあ・・・・
現在は、NHKアーカイブス施設内でしか過去の番組を公開してませんが、
せめて公共の図書館内に限ってでも、配信公開してもらいたいです。
視聴率主義に陥ったNHKには、もう新作の出来はあまり期待できませんが、
それでも、過去の優良コンテンツは、たくさん保有してますしね。
と言う事で個人的には、NHKの民営化ではなく、NHKの国営化を希望(笑)。


> > あのロシアで、こうした地域に根差した歴史教科書を使っているのも驚きでした。
> > 多民族・多文化を尊重する為の地域史教科書という事らしいですが、
> > 「ウラジオストック(=東方を支配せよ)の気風がまだ生きているのでは?」
> > と邪推してしまうのは、ちょっと穿ち過ぎでしょうか?(笑)

> 日本としては、中国にその情熱が向くならば有りなのですが。
> 戦争にならない程度に。

まあ実際は拡大方針どころか、沿海州の民族問題でしょうけどね。
ソ連崩壊により、ウラル以東のロシア人は次々と西へ、
逆に中央アジアに移住させられた朝鮮人などは次々と東へと、
ちょっとした民族移動が起きているようですし。
極東ロシアの中でも、ロシア人が減り、朝鮮人が増える中、
更には凄い勢いで、隣国から出稼ぎの中国人が流入してきており、
中国の浸食を恐れるロシア人が、この地に居座る理由付けとして、
渤海や金王朝の「多民族主義」を、古くから続くモノとして押し出す事で、
その多民族社会を構成員の1つとして、ロシア人を位置付けているのかと。


> 話はすごくずれますが、この関連で言えば、
> 邪馬台国論争についてはどう考えられていますか?
> 明史日本伝とか読んでいると、
> 正直どこまであの記述を信用できるのか?
> 日本にあるとしても、中央政権と言えるのかも分からない。
> 地方政権?が記録に残っているからとどうなのかと。
> 銅鏡が出てきたからここじゃないか云々だって、
> 敵対国に奪われたのかもしれないし、
> 正直なんでそんなことを堂々と言えるのか個人的には謎です。

え〜と、これは、「邪馬台国が何処にあったか?」という事では無く、
「邪馬台国が何処にあったか?という論争をどう思うか?」という事ですか?

まあ、どちらにしても、理系の私が史学を専攻される方に言うのは、
今更ながら、釈迦に説法になってしまいますけども、
正史の内容は、必ず信頼できるというモノではないのは確かですが、
歴史と言うのは、残された文献と遺跡・遺物から複合的に解読して行くしかなく、
その手掛かりとして役割を、正史は大きくになっていると思います。
魏志倭人伝の内容にしても、確かに信憑性が疑われる記述も多いですが、
(記載されたままの位置では、邪馬台国も海の中ですし)
かと言って、それでも魏志倭人伝が無ければ、
あの時代の事は、今よりもっと語れなかったのは事実でしょうしね。

振り返って、「邪馬台国が何処にあったか?」という事であれば、
私も詳しくは知りませんが、やはり纒向が有力なのかなあ?とか思っています。
3世紀の遺跡でありなら、そこから出土される土器は、
関東から九州、果ては朝鮮半島までと、あの時代にあって驚くほど広域ですし、
そもそも私には、小学生の時に授業で初めて邪馬台国の存在を知った時に、
「邪馬台国=ヤマト(大和)の当て字」
「卑弥呼=ヒメミコ(姫巫女or姫皇子)の当て字」
と直観的に思ってしまった為、畿内説への先入観があるんです(笑)。

で、続いて「邪馬台国が何処にあったか?という論争をどう思うか?」ですが、
上記のように、個人的には纒向説な私ですが、
かと言って、本当に纒向に邪馬台国があったかと言えば、分かりません。
邪馬台国とは別の大国の遺跡である可能性だって、十分に有り得ますしね。
ただ、こうした邪馬台国論争によって一般の関心を呼び、
それによって、予算が付きにくい考古学で、少しでも発掘が進むようなら、
そうした論争にも、大きな価値はあると思いますよ。
発掘が進む事で、分かってくる事も多いですし、
与えられたピース(史料)は少ないのに、
完成品(畿内説or九州説)は素晴らしいパズルなのですから、
学者から一般に至るまで、このパズル・ゲームを楽しめるのだと思います。
簡単に言ってしまえば、ああじゃないか?こうじゃないか?とやる事で、
楽しくもあるし、新たな歴史の解明にも繋がると(笑)。

ついでに銅鏡に関しては、各地から計500枚も発掘されてますので、
さすがに略奪された云々と言うのは、ちょっと考えにくい気もしますが、
それにしても三角縁神獣鏡は、本当に謎が多いですよねえ・・・・
魏の年号が刻まれているモノがあるのに、中国から発掘されてなかったり、
改元されて存在しない年号が刻まれているモノまであったして。
謎が謎を呼び、解釈が解釈を呼ぶ。
やはりこれは、良く出来た歴史パズル・ゲームですよ(笑)。


> たしかに金王朝は重要なんですが…
> 高校レベルではあんまり教わらないですからねえ。

高校レベルと言うか、金王朝に関する書籍自体、本当に無いですよねえ?
その上、何かないかとネットで書籍を調べようとしても、
「金」だけでは、「マネー」「ゴールド」「メタル」などの意味で出てきますし、
「金王朝」だと、金日成や金正日など金一族の「北朝鮮」が、
「金帝国」だと、消費者金融の「武富士サラ金帝国」が出てきます・・・・
ならばと金王朝で最も有名な、開祖「完顔阿骨打」で代わりに調べると、
今度は、その名をペンネームにする有名なエロ漫画家の作品群が(笑)。

歴代王朝の中でも、金王朝って最も蔑ろにされていないでしょうか?
まあ、漢民族の王朝ではないと言うハンデを差し引いても、
似たような状況にある遼王朝などは、著名なモンゴル史家の杉山正明が、
講談社版の中国の歴史・第8巻「遼・金・西夏・元」で、
紙数の3分の2を「遼王朝(キタイ帝国)」に割くと言う、
通史としては失格ながら、遼王朝の概説書としては最適な1冊があります(笑)。
しかし、私の知り得る限り、金王朝の手軽な概説書はありません・・・・
逆に何か、金王朝オススメの1冊とか在りませんかねえ?

> 民族性の確立ではないんですが、
> 少し似た?ようなもので言うとこの論文が面白いですよ。
> 名古屋大学のリポジトリに置いてある「国号に見る「日本」の自己意識」という論文なんですが。
> http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/dspace/handle/2237/8151

紹介、ありがとうございあます。
名古屋大学の教授が書いたものに、素人の私が意見するのも、
何だか、分をわきまえて無いみたいでアレなのですが、
異論では無いですが、読んでみて少し引っ掛かる部分はありましたね。
「大」という文字の扱いについて、ちょっと複雑に考え過ぎていないか?とか、
「大日本帝国」の名称について、イギリスに関する記述が無いのはどうか?とか。


> 外国人を取り込むのはイメージとか文化的に多少うーん感があるんですよねえ。
でもまあ観光産業と言う面では、日本なんて思いっ切り赤字な訳で、
それで毎年3〜4兆円も、海外に日本の資本が流出している事を考えれば、
観光庁を作り、国内旅行の活性化や、外国人観光客の増加を図り、
その観光赤字を少しでも回収したいという国の気持ちも、解らなくはないです。

> まあ、ラブプラスの方がさらにうーん感があるんですがねw
昨日のYahooニュース・トピックスにも、
この記事↓が出てましたし、それならそれで良いのかも?(笑)
「熱海 ラブプラス特需でうるおう」
http://www.j-cast.com/2010/09/03075025.html


> そして脳内?嫁・婿の増殖でさらなる少子化が…
いや、でも、冗談抜きで、
技術の革新には、軍事とエロは欠かせませんよ(笑)。
前者はその開発に、後者はその普及に、大きく影響を及ぼします。
そうした観点から、どう言う技術があったら・・・とか、
この技術をあれに使えば・・・など、考えてみる事も面白いかも?

> こういうのの実現がするのは良いとして、
> ログが残るのが何かなあという今日この頃です。
> 別になにか変なことをするわけでもないのですが、
> 気分的にログが残ることの監視感がいやなので、
> こういうのに色々移り変わったときにどうかなあと。

でもまあ、便利さや楽しさに、多くの人は抗えないですよ。
例えば現状でも、Googleは個人の使用データを積極的に集めてますが、
それを嫌がってGoogleを使わない人は、少ないと思いますし。
結局、ログも1つのデータベースですからねえ。
有効に活用されるか、そうでないかの違いしか無いかと。

> > マンガ・アニメ・ゲーム・ネットなどでは、実物が個々へと発信される訳で、
> > 「そこに何があれば良いのか」というのは、本当に難しい課題だと思います。

> ある程度時間がたって、入手が難しいものが、
> タダで使用できればそれで…
> まあ、無理でしょうが。

ショーケースに入って飾られているだけで、
中を見られないマンガ本や、プレイ出来ないゲームソフトを、
その場に足を運んで見に行く価値って、一体どれだけの人が感じるのでしょう?
こうしたモノを収集保存するのは、博物館よりも図書館でしょうし。

実際、「国立国会図書館」でも一応は漫画本も集めていますし(品揃えは微妙)、
「京都国際マンガミュージアム」↓も、北斎漫画や貸本漫画を収集保存しています。
http://b.hatena.ne.jp/articles/200905/176
国会図書館の蔵書スペースも少なくなってきていますし、
本格的に漫画や、場合によってはアニメ・ゲームまで保存する分館を作るなら、
現代文化を後世に伝えるモノとして、それはそれで良いとは思うのですが、
「国営マンガ喫茶」と揶揄されて以降、そうした方針を見せなくなりましたし。
その辺が却って、信念なくやっている感じを露わにしてるんですよねえ・・・・

> > 原画やセル画、フィギュアを置けば、万事解決なんて安易なモノでも無いですしねえ。
> > (ただし「2.5次元」や「祭り」と言った要素は、かなり重要な位置を占めると思いますが)
> > 実際、それに似た立場にある第八芸術こと「映画」では、
> > 大盛況な映画博物館とか、映画の拠点センターとかは、あまり聞きませんからねえ。

> そういえば聞かないですね。
> 海外だとあるんでしょうか?

映画博物館とかはあるのですが、大盛況とか拠点センターになっているモノは、
私の知る限り、海外にも無いと思います。
「映画」も同じく、作品を見てなんぼの存在であり、
台本やら、衣装やら、セットやらが展示されていて、
それを年間数十万人が見に来るかは・・・・
ディズニーランドやUSJなど、映画の舞台を背景としたアトラクションや、
スターウォーズやスター・トレックなどのイベントなら、大盛況のモノもありますが。
前回、「祭り」と言ったのは、そうした要素の事でもあります。

それにしても、マンガ・アニメ・ゲーム・ネットなどの、
サブカル系の日本文化を一言で指す単語って、何か無いですかねえ?
NHKの番組名ですが、マンガ・アニメ・ゲームの頭文字とネットを合わせて、
「MAGネット」という番組がありますが、この単語は結構秀逸だと思います。
ちなみに、文科省では「メディア芸術」とか称してますが、
これは何だか、個人的にはあまりピタッとは来ない印象ですねえ。
アニメやゲームは現状で、第八芸術(=映画)に次ぐ、
第九芸術なり、第十芸術なりに、成り得ているのでしょうか?
と言うか、そもそも、アニメやゲームが好きな層は一般的に、
これらが、芸術(アート)と言われる事も、
サブカルと言われる事も嫌っている感じが?(笑)
前者だと、勝手に祭り上げられている感じがしてダメで、
後者だと、見下されている感じがしてダメなのでしょうかね。


> > と、何だか話が横道に逸れてしまいましたが(笑)、
> > ちなみに、戦争モノ・・・と言うか、戦車モノの3D映像では、
> > こうしたモノを作って、ニコニコ動画へ投稿している人も居ますね。
> > (もう2年半前の投稿なので、今見ると少し古いですが)
> > http://www.youtube.com/watch?v=lZx3qcjcHk0

> うーん、すごい。
> 個人政策なんですかね?
> ネットには相変わらずすごい人が多い。

いや、う〜ん、まあ凄い事は凄いのですが、
これ自体は「ARToolKit」という、市販されているPCソフトなんですよ。
と言う事で、同ソフトを使った他の方々の作品を幾つか貼ってみます。
http://www.youtube.com/watch?v=5spuwsAeoIo
http://www.youtube.com/watch?v=7Ot4xFhvYNw
http://www.youtube.com/watch?v=O5U2zI-zvKM
http://www.youtube.com/watch?v=4XZC76lQ2hc
http://www.youtube.com/watch?v=uoncHfnYWHM
http://www.youtube.com/watch?v=dbm0TSthp5o
http://www.youtube.com/watch?v=SnshyLJSpnc
CG用の3Dモデルさえ、付属品を使うなり、自作するなり、貰うなりすれば、
(特に初音ミクの3Dモデルなどは、たくさん公開されてますしね)
ソフトの入ったPCとカメラを繋ぎ、カメラでマーカーを撮影する事で、
PC上で実写映像と3D・CGを、リアルタイムで合成して映し出してくれるんです。
まあ、2年前に発売されたソフトなので、もう旬は少し過ぎてますけども。

ただしARToolKitは、PCの画面上で映し出されるだけなので、
投稿動画では面白いものの、撮影する本人は味気ない弱点が有ります。
まあ、メガネ型のモニターを使えば、本人でも見られるのですが、
やはり、メガネ型と言うのもねえ・・・・
と言う事で、「裸眼で見たい」と挑戦された動画が、
トップページの紹介所にも貼りましたが、この方の作品ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Q2MdFZk3tWQ

ちなみに、私が実写とCGの融合で凄いなと感じたのは、
こちらもトップページの紹介所にも貼りましたが、この方の作品ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=z1ELlz6HYz4
http://www.youtube.com/watch?v=phXAMoC3wIw
http://www.youtube.com/watch?v=c_aUEdurxwE


> > 今やアメリカ製のゲームは、ここまで↓来ていますからねえ。
> > http://www.youtube.com/watch?v=-HXoYfJoERM#t=55s
> > http://www.youtube.com/watch?v=zzJG2PuY6l8#t=55s
> > これは「アサシン・クリード」という暗殺ゲーム(日本で言えば「天誅」とか)で、
> > 上のが、「第3回十字軍遠征期の中東」を舞台にした2007年発売の第1作、
> > 下のが、「ルネサンス期のイタリア」を舞台にした2009年発売の第2作です。

> このゲーム買おうと思ったんだけど、結局買ってない。
> きれいですねえ。
> たしかに、厳しいですかねえ。
> とはいえ、性格的にこう言うのよりパラドゲーの方が好きなんですがw
> 最近はあそこも3D化で重くなってきてきつい。

まあ私も、こんなサイトをやっているだけあって(笑)、
映像重視よりも、戦略重視の方がゲームなのですが、
これはこれで、当時の古い街並みをリアルに再現してくれるなら、
ゲームとかではなく、時間旅行のソフトとして、歴史好きには魅力的かと。

> こういった感じで部隊の指揮となるとやっぱりトータルウォー系が強いんですかね?
私もよくは知りませんが、そうなのですかねえ?
日本だと、コーエーの決戦シリーズがそうなのでしょうが。
って、「ローマ:トータルウォー」の日本語版はコーエーが代理店でしたっけ。
コーエーが自社で作るつもりは、もう無いのかな?
まあ昔なら、今は亡き(?)ホクショーの「戦乱」とか有りましたけど。

> 今見てみたら、ショーグン2ですか、
「ショーグン:トータルウォー」ですかあ・・・・
何だか、凄く懐かしいですねえ(笑)。
「ショーグン1」の発売って、もう10年くらい前じゃないですか?
あの時は、そのグラフィックに驚嘆したものです。

> そういえば、ここをセガが買ったりしてましたし、
> 日本産ゲームも希望はあるかも。

セガが買収してたんですね、知りませんでした!!
でもまあ、買収すれば日本のゲームが・・・とは、ならないでしょうね。
結局CGって、「いくら掛けたか」で決まる所もありますし、
そう言う「大きく産んで、大きく育てる」のビジネス・モデルは、
ハリウッドを抱えるアメリカが、最も得意とする所ですからねえ。

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