| ワールドカップに比べると、出場国の事が分かり辛い面もあるので、
簡単にですが、私なりに各グループを説明してみます。
予想の一助となれば幸いです。
(まだ予想していないので、私の登録は来週末を予定してます)
【Group A】
・ウズベキスタン[FIFA 108位:24ポイント]
・クウェート[FIFA 103位:36ポイント]
・カタール[FIFA 117位:37ポイント]
・中国[FIFA 87位:39ポイント]
どの2ヶ国が突破するか分からない混戦のグループ。
その中でも一歩リードするのは、アジア5強に次ぐ存在のウズベキスタン。
旧ソ連の構成国でロシア人も多いこの国は、豪州と並びアジアでは異質な存在です。
それに続くのが、今年10月には決勝でイランを破って西アジア選手権を制し、
続けて12月に決勝でサウジを破ってガルフカップを制した中東の古豪・クウェート。
そして今大会の開催国であり、先日2022年のW杯開催も決まった大注目のカタール。
(カタールは今回、スタメンのうち何人を帰化選手で固めるのでしょうか?・笑)
これに前々大会で準優勝した中国が絡み、まさに予想が付かないグループです。
日本が決勝トーナメントに進出した場合、初戦はこの組の突破国と当たりますし、
かなり注目のグループと言えるかも知れません。
【Group B】
・日本[FIFA 29位:5ポイント]
・サウジアラビア[FIFA 72位:10ポイント]
・ヨルダン[FIFA 102位:50ポイント]
・シリア[FIFA 105位:55ポイント]
ここは日本とサウジの2強グループで、突破はその両国で決まりでしょうか?
シリアも、ヨルダンも、決して侮れはしないチームではありますが、
直近5大会で優勝3回の日本と、直近7大会で決勝進出6回のサウジと同居では、
さすがにシリア・ヨルダンの突破は、客観的にも厳しいでしょうねえ・・・・
日本とサウジの直接対決も、グループ・ステージの最終戦に組まれてますし、
初戦で当たるA組には、アジア5強(日本・韓国・豪州・サウジ・イラン)が不在で、
1位突破争いも白熱しなそうなので、淡々と消化する試合になりそう・・・・
まあ日本もサウジも、真の本番は決勝トーナメントに入ってからでしょうかね?
【Group C】
・オーストラリア[FIFA 26位:6ポイント]
・韓国[FIFA 40位:8ポイント]
・バーレーン[FIFA 92位:35ポイント]
・インド[FIFA 142位:200ポイント]
こちらもB組同様、豪州と韓国の2強グループです。
まあ豪州は、アジアに参入してからの月日がまだ浅く、
前回の東南アジアに続き、今回の中東でも、その環境に苦しむかも知れませんし、
一方の韓国も、直近5大会で3位2回とアジア杯ではあまり結果を残せていません。
(だからこそ韓国は、パク・チソンを中心に50年ぶりのアジア制覇に燃えています)
バーレーンは今年の南アフリカW杯にも、あと一歩で出場できた実力国であり、
豪州や韓国と言えども、下手をするとバーレーンに足を掬われる可能性も?
また、この組で別の意味で注目なのが、チャレンジ杯優勝枠で出場のインド!!
チャレンジ杯とは、アジア下位グループの底上げを目的に行われている大会で、
その優勝国にはアジア杯への出場権が与えられる事になったのですが、
優勝国とは言え所詮は下位グループなので、実力的にはハッキリ言うと場違い。
逆に、そんなインドがどこまで出来るのかが、今大会の注目点の1つでもあります。
【Group D】
・イラン[FIFA 65位:15ポイント]
・UAE[FIFA 104位:26ポイント]
・イラク[FIFA 101位:27ポイント]
・北朝鮮[FIFA 107位:28ポイント]
「UAEがUSAならなあ(笑)」と思わせる組み合わせ。
ブッシュ言う所の「悪の枢軸」が、全て揃い踏みなグループです。
でもまあ、このグループは実力伯仲の4ヶ国が集まっているので面白いですよ。
その中でも一歩リードは、アジア5強の一角・イランでしょうねえ。
ここ数年は不調でしたが、最近復調の兆しが見えてきてますし。
ただ、決勝トーナメントに進出しても、初戦の相手は恐らく韓国or豪州!!
って、ここ4大会、イランと韓国は毎回初戦で潰し合ってるんですよねえ(笑)。
しかも、いつも日本とは反対の山で(日本が好成績を残す要因の1つがこれです)。
とは言え、実力国の揃うこの組では、イランが突破できない事も十分に有り得ます。
イラクは前回大会の王者ですし、北朝鮮は南アフリカW杯の出場国です。
そしてUAEも、昨年のU-20W杯ではベスト8(アジア予選は優勝)、
今年のアジア大会でも準優勝するなど、若手世代が物凄く良いんですよねえ。
確かにイランは強いですが、どの国が突破しても可笑しくない拮抗のグループです。
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