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[14482] かなりどうでもいいこと返信 削除
2011/4/21 (木) 22:48:43 孫市

今日このサイトのホームを見たら...
いきなりうさぎの顔一色に^^;
あせりましたw


[14486] Re:かなりどうでもいいこと返信 削除
2011/4/23 (土) 00:18:35 名無し

▼ 孫市さん
> 今日このサイトのホームを見たら...
> いきなりうさぎの顔一色に^^;
> あせりましたw


戻りましたね?バグ?


[14487] Re2:かなりどうでもいいこと返信 削除
2011/4/23 (土) 13:01:43 孫市

▼ 名無しさん
> ▼ 孫市さん
> > 今日このサイトのホームを見たら...
> > いきなりうさぎの顔一色に^^;
> > あせりましたw

>
> 戻りましたね?バグ?


あの時は本当にびびりましたね..
今では普通ですが...


[14493] ウサギではなく、営業部長です(笑)返信 削除
2011/4/23 (土) 21:52:10 徳翁導誉

> > > 今日このサイトのホームを見たら...
> > > いきなりうさぎの顔一色に^^;
> > > あせりましたw

> > 戻りましたね?バグ?

> あの時は本当にびびりましたね..
> 今では普通ですが...

すみません、驚かせてしまったみたいで(笑)。
あれはバグではなく、時限式プログラムによるネタですね。

簡単に説明しますと、「まどかマギカ」という
一部で話題騒然となったアニメがあったのですが、
先の震災の影響で、放送がストップしてしまったんですよ。
で、放送休止から1ヶ月半後の、平日の深夜3時という時間帯に、
最終話までの一挙放送が急遽決まったと。
サイトの壁紙が変わったのは、その放送日だったんです。

ですので、あれはウサギではなく、作品に登場するキャラクターで、
半分祭り気分に、「今日が放送日ですよ」という、
見ている人に対する、お遊びメッセージだったんですよ。
放送開始の時間が時間なので、ちょっと早めに放送開始6時間前から、
壁紙を変え、サイト名も作中に出てくるルーン文字で表記してました。
って、冷静に考えると、このネタが解る人ってどれくらい居たのか?(笑)
まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。


[14495] Re:ウサギではなく、営業部長です(笑)返信 削除
2011/4/23 (土) 23:00:10 曹良

▼ 徳翁導誉さん
>>>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
>>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。

・・・え?
内容的にけいおん以上に見るのためらっていたんですが徳翁導誉さんがそこまで言うなら見てみようと思いますwww
ていうか何処まで守備範囲なんだ・・・w管理人さんのアニメランキングを一度見てみたい気がするww
まだ楽しんでますが、どうして最近のアニメの主力は女の子ばっかりになってしまったんでしょうか・・・
たまには30歳以上のおじさん達が熱くドンパッチしてるアニメが見たいです。


[14496] Re2:ウサギではなく、営業部長です(笑)返信 削除
2011/4/24 (日) 08:06:58 孫市

▼ 曹良さん
> ▼ 徳翁導誉さん
> >>>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> >>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> >>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> >>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。

> ・・・え?
> 内容的にけいおん以上に見るのためらっていたんですが徳翁導誉さんがそこまで言うなら見てみようと思いますwww
> ていうか何処まで守備範囲なんだ・・・w管理人さんのアニメランキングを一度見てみたい気がするww
> まだ楽しんでますが、どうして最近のアニメの主力は女の子ばっかりになってしまったんでしょうか・・・
> たまには30歳以上のおじさん達が熱くドンパッチしてるアニメが見たいです。


そうでしたか^^;
てっきりうさぎの呪いかと思ってとても怖かったですw
まあ自分も若者の身でありながらドンパチしているアニメのほうが好きですね^^;
最近の若いアニメについていけませんw


[14497] Re3:ウサギではなく、営業部長です(笑)返信 削除
2011/4/24 (日) 19:23:44 シャクシャイン

▼ 孫市さん
> ▼ 曹良さん
> > ▼ 徳翁導誉さん
> > >>>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > >>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > >>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > >>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > > まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。

> > ・・・え?
> > 内容的にけいおん以上に見るのためらっていたんですが徳翁導誉さんがそこまで言うなら見てみようと思いますwww
> > ていうか何処まで守備範囲なんだ・・・w管理人さんのアニメランキングを一度見てみたい気がするww
> > まだ楽しんでますが、どうして最近のアニメの主力は女の子ばっかりになってしまったんでしょうか・・・
> > たまには30歳以上のおじさん達が熱くドンパッチしてるアニメが見たいです。

>
> そうでしたか^^;
> てっきりうさぎの呪いかと思ってとても怖かったですw
> まあ自分も若者の身でありながらドンパチしているアニメのほうが好きですね^^;
> 最近の若いアニメについていけませんw

私は、どちらも中立という感じですね・・・。
ただ設定が気持ち悪いアニメは、NGですけど・・。


[14515] 個人的なアニメ・ランキング返信 削除
2011/4/30 (土) 19:23:44 徳翁導誉

> > > >>>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > > >>>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > > >>>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > > >>まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。
> > > >まあ個人的には、私の中の「ハマったアニメBEST10」には入る作品でした。

> > > ・・・え?
> > > 内容的にけいおん以上に見るのためらっていたんですが徳翁導誉さんがそこまで言うなら見てみようと思いますwww

まあ、魔法少女モノですからねえ(笑)。
私の場合、CSで放送される旧作アニメの視聴を含めても、
1年間に見る本数は6〜7本(週換算で2〜3本)くらいなのに対して、
(数年前から深夜アニメに手を出すようになり、それで視聴本数が倍増)
現在、地上波で放送される新作アニメは、年間100本を越える現状ですからねえ。
ですので新作に関しては、放送前にちょっと情報を調べたりするのですが、
そこで、かなり豪華な制作スタッフの上、しかも相当異色な組み合わせにより、
思わず目に止まったのが、この『まどかマギカ』という作品だったと。
(録画環境のデジタル化で、恐らく見ないディスクが増えること増えること・笑)

で、実際に見てみたら、そのスタッフ陣が本当にうまく噛み合っていて、
特に、脚本の虚淵玄と、デザインの劇団イヌカレーに関しては、
それまで私もよく知らなかったものの、とても印象に残りましたねえ。
直接的には作品と関係ない裏設定とかも、よく作り込まれていましたし、
漫画原作では無いオリジナル作品だけあって、展開を読む楽しみも大きかったと。
ちなみに虚淵玄は、以前ルーキウスさんに薦められた『Fate/Zero』の著者です。
まあ当時は同人誌レーベルで、一般書店では取り寄せ不可な作品だったのですが、
今年に入って創設された「星海社文庫」から、改めて単行本が刊行された事を知り、
今更ながら、ちょっと読んでみようかなあ?と検討中・・・・

> > > ていうか何処まで守備範囲なんだ・・・w
アニメに限らず、基本的に私は雑食系ですからねえ(笑)。
ジャンルに囚われず、面白そうなら何でも食べてみます。
「まどかマギカ」のルーン文字を解読した海外のオタクたちに触発され、
先日から「暗号解読」の本とか読み始めたりもしてますし、
その前に読んだのが「ハルピンの都市計画」や「百貨店の海外進出」と、
我ながら、何か滅茶苦茶だなあとは感じます・・・・

> > > 管理人さんのアニメランキングを一度見てみたい気がするww
真剣にBEST10を決めようとすると、9位10位あたりの選考に時間が掛かるので、
とりあえず「まどかマギカ」以上の作品を、思い浮かぶまま並べてみました。
まあ真面目に考察すれば、順位の変動も若干あるかも知れませんが、
ゴールデン・ウィーク中ですし、「暇なので何か見たい」人への参考や、
「暇なので自分もランキングを考えたい」人へのキッカケまでに(笑)。
私の知らない名作とかに出会えたら、それはそれで個人的にも得ですしね。

1位 『アレクサンダー戦記』(WOWOW:1999年)
    歴史・哲学・芸術などが混在する荒俣ワールド全開な作品。
    まあ絵柄が絵柄なので、その段階でアウトな人も多いですけど。

2位 『銀魂』(テレビ東京:2006年-2010年・2011年-放送中)
    幕末の人物をもじったキャラ名から、たまたま見始めましたが、
    夕方の時間帯に左遷されて以降のハッチャケ具合が凄いです。

3位 『佐武と市捕物控』(テレビ朝日:1968年-1969年)
    渋くて、人情があって、演出も凝られた時代劇モノ。
    白黒なのが却って良い味を出し、個人的には凄く好きな作品。

4位 『おじゃる丸』(NHK教育:1998年-放送中)
    幼児向けなのに、いや幼児向けだからこそ、
    ほのぼのした話の中に、実に深い人生哲学が含まれています。

5位 『COWBOY BEBOP』(WOWOW:1998年-1999年)
    音楽といい、演出といい、完成度の高い雰囲気アニメ。
    ただ、ストーリー重視派には物足りない内容かも?

6位 『新世紀エヴァンゲリオン』(テレビ東京:1995年-1996年)
    この本放送を見た事が、未だにアニメを見続けている原因?
    私個人のTVアニメに対する見方が、大きく変化した作品ですね。

7位 『攻殻機動隊 S.A.C.』(日本テレビ:2004年・2005年)
    正直言うと、作品自体は滅茶苦茶ハマったという程では無いものの、
    私が好きなこの辺のジャンルは、他に良作が乏しくて・・・・

8位 『魔法少女まどかマギカ』(TBS:2011年)
    既述ですが、豪華&異色なスタッフの組み合わせによる化学反応。
    特に、ここまで作品全体を脚本的に練られるのは、実は結構希少。

> > > どうして最近のアニメの主力は女の子ばっかりになってしまったんでしょうか・・・
この辺は、昨今人気な「セカイ系」とかの話になって来るので、
文化論や社会学の範囲まで内容が及んじゃうのですが、
どうします? 興味とかあります?


> > > たまには30歳以上のおじさん達が熱くドンパッチしてるアニメが見たいです。
> > まあ自分も若者の身でありながらドンパチしているアニメのほうが好きですね^^;
> > 最近の若いアニメについていけませんw

> 私は、どちらも中立という感じですね・・・。

オヤジが活躍するアニメとなると、「玄田哲章」や「大塚明夫」など、
それ向きな声優の出演作から探していった方が早いかも?
私は見た事ないのですが、両名が主人公を演じた作品となると、
玄田主役の『Z.O.E ドロレス・アイ』や、
大塚主役の『コヨーテ・ラグタイムショー』などがありますね。
他には「銀河万丈」とかも良いのですが、悪役声なので主演作が・・・・
って、本人そのまま↓でも充分にカッコイイんですけど(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=JIS5gLNPClk

ただオヤジ主人公の作品だと、思春期の娘がセットだったりしますので、
30代ではなく、どうしても40代50代になっちゃうんですよねえ。
主人公が30代の作品となると・・・う〜ん、近年の作品ですと、
パッと思い付くのは『MOONLIGHT MILE』くらいでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=j_e7-KAvzHg
ただ、WOWOWがアニメの自主制作を停止している状態なので、
現段階ではこの作品の続編も、望み薄な状況なんですよねえ・・・・
6月には「ウルトラQ」の全話放送もしてくれるみたいですし、
10月からは完全3チャンネル化されるので、まだ望みは持っていますが。

ちなみに、主役級の年齢に拘らず、近年のアニメで熱い作品であれば、
やはり『天元突破グレンラガン』が上がって来るでしょうね。
エヴァンゲリオンで有名なGAINAXが作った「熱血ロボット」モノです。
GAINAXの作品なので、まあ論評の方はいろいろと有りますし、
(良く言えば歴代名作の良い所取り、悪く言えば既視感たっぷり・笑)
今や熱血モノは絶滅危惧種で、ここ10年の絶対数自体が少ないのですが、
それでも私が見た2000年代のアニメの中では、最も熱い一作でしたね。
全27話を4部構成なので、テンポも良くて見やすかったですし。
(各部をそれぞれ70年代、80年代、90年代、2000年代のアニメ風に演出)

あと、「ドンパチ」という事で言えば、
TVシリーズ自体は10年以上前ながら、昨年劇場版が公開された
西部劇風の『TRIGUN』なんかがありますね。
個人的には、これもBEST10入り候補な作品です。


[14551] Re:個人的なアニメ・ランキング返信 削除
2011/5/3 (火) 22:44:12 シャクシャイン

> ちなみに、主役級の年齢に拘らず、近年のアニメで熱い作品であれば、
> やはり『天元突破グレンラガン』が上がって来るでしょうね。
> エヴァンゲリオンで有名なGAINAXが作った「熱血ロボット」モノです。
> GAINAXの作品なので、まあ論評の方はいろいろと有りますし、
> (良く言えば歴代名作の良い所取り、悪く言えば既視感たっぷり・笑)
> 今や熱血モノは絶滅危惧種で、ここ10年の絶対数自体が少ないのですが、
> それでも私が見た2000年代のアニメの中では、最も熱い一作でしたね。
> 全27話を4部構成なので、テンポも良くて見やすかったですし。
> (各部をそれぞれ70年代、80年代、90年代、2000年代のアニメ風に演出)


たしかに、熱血系ロボットは、絶滅方向へと向かっていますね・・。
今だとマクロスみたいなタイプの作品が、多いですからね・・。

そういえば、前テレビで「アニメロボで最も強いロボは何だ」というので、軍事評論家などが話し合ったところ、
グレンラガンが一番という結果がありました。


[14557] Re2:個人的なアニメ・ランキング返信 削除
2011/5/4 (水) 21:36:07 徳翁導誉

> > ちなみに、主役級の年齢に拘らず、近年のアニメで熱い作品であれば、
> > やはり『天元突破グレンラガン』が上がって来るでしょうね。
> > エヴァンゲリオンで有名なGAINAXが作った「熱血ロボット」モノです。
> > GAINAXの作品なので、まあ論評の方はいろいろと有りますし、
> > (良く言えば歴代名作の良い所取り、悪く言えば既視感たっぷり・笑)
> > 今や熱血モノは絶滅危惧種で、ここ10年の絶対数自体が少ないのですが、
> > それでも私が見た2000年代のアニメの中では、最も熱い一作でしたね。
> > 全27話を4部構成なので、テンポも良くて見やすかったですし。
> > (各部をそれぞれ70年代、80年代、90年代、2000年代のアニメ風に演出)

> たしかに、熱血系ロボットは、絶滅方向へと向かっていますね・・。
> 今だとマクロスみたいなタイプの作品が、多いですからね・・。

でもまあマクロスにしても、第1作は30年近く前ですし、
結局のところ、ロボット・モノや熱血モノ(スポ根系も含む)の数自体、
ひいてはファンからの需要自体が、そもそも減っているんだと思いますよ。
だからこそ、仮に作るとしても、ガンダムやマクロスなどになると。


> そういえば、前テレビで「アニメロボで最も強いロボは何だ」というので、軍事評論家などが話し合ったところ、
> グレンラガンが一番という結果がありました。

まあ、「強い」というのは様々な基準があるので、
これがそうだと言うのは、一概には言えないと思いますが、
(イデオンやドラえもん等を挙げる人も居るでしょうし)
少なくとも「デカい」という面では、グレンラガンがNo.1でしょうね(笑)。
最終形態なんて、全長が「億光年」単位ですので。


[14564] Re3:個人的なアニメ・ランキング返信 削除
2011/5/6 (金) 11:40:02 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > > ちなみに、主役級の年齢に拘らず、近年のアニメで熱い作品であれば、
> > > やはり『天元突破グレンラガン』が上がって来るでしょうね。
> > > エヴァンゲリオンで有名なGAINAXが作った「熱血ロボット」モノです。
> > > GAINAXの作品なので、まあ論評の方はいろいろと有りますし、
> > > (良く言えば歴代名作の良い所取り、悪く言えば既視感たっぷり・笑)
> > > 今や熱血モノは絶滅危惧種で、ここ10年の絶対数自体が少ないのですが、
> > > それでも私が見た2000年代のアニメの中では、最も熱い一作でしたね。
> > > 全27話を4部構成なので、テンポも良くて見やすかったですし。
> > > (各部をそれぞれ70年代、80年代、90年代、2000年代のアニメ風に演出)

> > たしかに、熱血系ロボットは、絶滅方向へと向かっていますね・・。
> > 今だとマクロスみたいなタイプの作品が、多いですからね・・。

> でもまあマクロスにしても、第1作は30年近く前ですし、
> 結局のところ、ロボット・モノや熱血モノ(スポ根系も含む)の数自体、
> ひいてはファンからの需要自体が、そもそも減っているんだと思いますよ。
> だからこそ、仮に作るとしても、ガンダムやマクロスなどになると。


ロボットものや熱血ものは特にですが、良いアニメ自体が最近無くなり始めているように感じます。
良い悪いは個人の主観によるものなので、何とも言えませんが。
今年に入ってからアニメを見なくなってしまったので、何とも言えませんが、似たようなストーリー
構成が多いなあと思ったり。


[14580] Re4:個人的なアニメ・ランキング返信 削除
2011/5/7 (土) 14:21:40 徳翁導誉

> ロボットものや熱血ものは特にですが、良いアニメ自体が最近無くなり始めているように感じます。
> 良い悪いは個人の主観によるものなので、何とも言えませんが。
> 今年に入ってからアニメを見なくなってしまったので、何とも言えませんが、似たようなストーリー
> 構成が多いなあと思ったり。

やはり、どんなモノにも、その時々で流行り廃りがありますからねえ。
そして結局は、それが合うか合わないかの話かと。
00年代アニメの傾向を3つのキーワードでまとめるとするなら、
「ラノベ原作」「萌え要素」「セカイ系から日常系へ」って所でしょうか?
(あとは、地味ながらギャグ系が少し復活して来ている気がします)
特に『けいおん』に代表されるような日常系は、ストーリー性が希薄ですので、
ストーリー性を重視するようなタイプの視聴者からすると、
それでは物足りないでしょうし、どれも似たり寄ったりに映るでしょうね。

ただ一方で00年代は、深夜アニメの拡大により作品の量産化が進んだ事で、
計算してみたら、ここ10年(2001-2010)の新作TVアニメは「1425本」に達しています。
確かに、需要面から来る作品ジャンルの偏りはあるのでしょうけども、
これだけの作品数がある訳ですから、どのジャンルも探せば幾らかはあるかと?
ってまあ、これだけ作品数があると、探すのも一苦労ですけどね(笑)。
世の中、そこまでしてアニメを見たいって人ばかりじゃないですし。

で、好みのジャンルとかが解りませんので、とりあえず私が見た中で、
「ストーリー性(脚本の完成度)」が高かった近年の作品を挙げますと、
まずは、このスレッドの元になってる今年放送の『まどかマギカ』、
続いて、3年ほど前に放送された『コードギアス(特に1期)』ですかねえ?
まあ両作品とも、キャラクター・デザインの原案が、
前者は「ひだまりスケッチ」の蒼樹うめ、
後者は「カードキャプターさくら」のCLAMPと、共に女性漫画家なので、
そこの絵柄の時点で、「取っ付き難い」という人も結構居るのでしょうが、
でもまあ、私一押しの「アレクサンダー戦記」と比べれば遥かにマシかと(笑)。


[14622] まとめレス:長々とアニメ話返信 削除
2011/5/15 (日) 07:25:22 徳翁導誉

▼ プロイセンさん
> > で、好みのジャンルとかが解りませんので、とりあえず私が見た中で、
> > 「ストーリー性(脚本の完成度)」が高かった近年の作品を挙げますと、

> 見てて面白いと感じた近年の作品は2009年の「東のエデン」とか、去年の「四畳半神話大系」ですかね。
> あとは「攻殻機動隊」や「げんしけん」ですかね。

では、NHK-BSで放送中の『へうげもの』とか、どうでしょう?
戦国時代を題材としながらも、「武」よりも「美」に力点を置き、
主人公の古田織部が、「出世欲」と「収集欲」の間で揺れる異色アニメです。
本放送の方は既に6話まで来ましたが、全39話なのでまだ大丈夫かと。
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/story/index.html
まあNHK製作なので、原作漫画のファンには色々と不満もあるでしょうが、
番組の最後には、「九十九茄子」「初花肩衝」「荒木高麗」など、
作中に出てきた茶道具の名品を紹介する、NHKならではのオマケがあります。
と言うか、どちらかと言うとこっちが本編?(笑)
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/meihin/archive01.html

あと、これは私も録っいてるだけで、まだ未見なのですが、
「東のエデン」や「四畳半神話大系」などと同じ、
ノイタミナ枠の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が、
噂で聞く限りでは、どうやら評判が良いみたいですね。
まあこちらは1クールでしょうから、今から乗るには遅いでしょうけど、
ともかく今期は「当たりが多い」みたいな話を、ネット上でも見掛けますよ。


▼ レッド・グローリアさん
> そしてそのしんちゃんですが最近とてもパワー不足な印象・・・
> なんというかオチが無いアニメになってしまったんですよねぇ、
> 昔はお下品なギャグというかオチもいろいろとあったのですが
> やっぱあのままだと五月蝿い人になんか言われてしまうのかなw?

まあアニメ(特に最近)は、オリジナル回が相当数を占めるでしょうからねえ。
近年は全く見ていないので、アニメの方がどうなっているかは解りませんが、
「まつざか先生が婚約するも、婚約者が海外で無差別爆破テロにあって死亡し、
 自暴自棄になって死を望むようになり、酒に溺れて幼稚園も謹慎処分。
 PTAは辞職させようとするも、野原一家や園児達の支えで立ち直り職場復帰。」
なんて原作最後の方のエピソードは、恐らくアニメ化してないと思います。
とは言え、こうした話を大多数の視聴者が今作に望んでいるかと言えば・・・・(笑)

今では「平成のサザエさん」などと呼ばれる『ちびまる子ちゃん』にしても、
第1期と第2期とで、アニメの作風が変わった事も要因にあるとは言え、
『クレヨンしんちゃん』が登場するまでは、
「子供に見せたくないアニメ」の代表格でしたからねえ。
結局、番組が長寿化して行けば、視聴者はお約束を望むようになり、
作家性のある原作漫画の方はまだしも、アニメはその要望に応えるので、
「マンネリ化」と「非刺激化」は、良くも悪くも付き物だとも思えます。

> 見なくなったと言いつつ世間一般からすると見ている部類ではあるでしょう(笑)
その辺は、私と同じでしょうね(笑)。
私の「年間6〜7本(週に2〜3本)」と言うのも、
アニオタというには少な過ぎるものの、一般的にはかなり多い視聴数でしょうし。
アニメに限らず、情報の収集癖や分析癖というオタク的な気質を自覚しているので、
まあ別に、そう思われる事にそこまでの抵抗感は無いのですが、
アニオタと言うには、把握している情報量が絶対的に足りないと捉えています。
不足する情報量の中で考察した所で、そこまで満足な結論には至らないですしね。
なので、これ以降ダラダラと書き連ねる長文も、非オタの駄文と思って下さい(笑)。

> 私自身はほのぼの日常が好きなタイプです。
> なので「けいおん」は割りとハマッて見てました。

私の場合、テレビ雑誌に載っていた数行の新作紹介文を読んで、
「ガールズ・バンド版のBECK?」みたいな感じでチェックしたら・・・・
って、第1話のアバン部分だけで、「たぶん制作は京アニ?」とか、
「萌え系4コマ原作っぽいから連載誌はまんがタイムきらら?」とか、
とっさに思い浮かべてしまった私は、
一般人から見たら既に、立派なアニオタなんでしょうけどね(笑)。

> しかし、どうにも2期途中から見る気失せていった不思議なアニメ
> なんでだんだんつまらなくなっていったんですかねぇw

う〜ん、私とは逆の印象ですねえ。
確かに、1クールで2年分を消化した第1期は、イベント的に濃密で、
それに比べると、2クールで1年分を消化した第2期は、
単純計算でもテンポが4分の1になり、中身が薄く見えるかも知れません。
とは言え、やはりこの作品は「日常系」ですからねえ。
逆にそういうスロー・テンポこそ、イベント型では無い「日常」を拾い上げ、
各キャラの細かな描写を可能にしていたように、私には感じられました。
まあ個人的には、この作品だけに限らず、
メンバーが全員揃ってからが「真のスタート」という見方をするので、
そういう面では、最後の方で5人目が登場した第1期というのは、
ちょっとバタついた印象を抱いたのも、正直な所です。
その上、放送12回のうちに文化祭と合宿がそれぞれ2回ずつという、
イベントの畳み掛けは、メリハリの欠けた しつこさを少々感じさせました。

実を言うと、そんな感じで「第2期はどうしようかなあ?」と思ったものの、
「軽音部も弐キ参スケも同じ5人組だな」と、ふと思い浮かべるという(笑)、
http://www.youtube.com/watch?v=bS5ZGP7DIYk
ある意味で、かなり不純な動機から第2期の視聴が始まり、
2話目のウゴウゴルーガの小ネタがツボに来て、視聴継続を決定(笑)。
そうしたら、上記のように第1期以上の好印象だったと。
って、ここまで言っておきながら、私が1番好きな回は、
第2期12話目の「フジロックに行く話」なんですけどね(笑)。
まあ単純に私が、祭り好きなだけという側面もあるのですが・・・・
ただ確かに、最後の文化祭を終えて以降の回は、
盛り上がりに欠けていたように、私も感じましたね。
作風的に、受験の苦しさとかをそこまで描かなかったのは正解にしても、
卒業式がもう一盛り上がり有ると思っていたので、そこはちょっと残念でした。
(私の居た中学は卒業式が2部構成で、第2部には卒業ライブとか有ったもので)


▼ 1285さん
> > 特に『けいおん』に代表されるような日常系は、ストーリー性が希薄ですので、
> > ストーリー性を重視するようなタイプの視聴者からすると、
> > それでは物足りないでしょうし、どれも似たり寄ったりに映るでしょうね。

> 「けいおん!」は原作のギャグ中心路線から
> ほのぼのとした日常路線に変更して成功したと言えますね。

原作は読んだ事が無いので、知らなかったのですが、
へ〜、最初はギャグ路線だったんですね!?
連載誌が「まんがタイムきらら」なので、
てっきり、最初から萌え系4コマかと思ってましたよ。
連載中に作者が、誌風に合わせていった感じなのでしょうか?


▼ シャクシャインさん
> > 00年代アニメの傾向を3つのキーワードでまとめるとするなら、
> > 「ラノベ原作」「萌え要素」「セカイ系から日常系へ」って所でしょうか?
> > (あとは、地味ながらギャグ系が少し復活して来ている気がします)

> ラノベ原作は結構増えてますね・・。

そもそも2000年前後から、ラノベ自体が急激に増えた印象がありますし、
そこに深夜アニメの拡大が、うまく絡まったんですよねえ。

> ですがが覇権を握る事は少なく、
それでも「ハルヒ」は大きいんじゃないですか?
60年代のアトム、70年代のヤマト、80年代のガンダム、90年代のエヴァと比べると、
さすがにアニメ史の中での格としては落ちるのでしょうが、
00年代の代表作を強いて挙げるとすれば、それは恐らくハルヒになるでしょうし、
ラノベとのメディア・ミックス開拓という側面では、相応の貢献をしているかと。

> ラノベの成功例である「とある系」や「俺妹」も原作が結構持ち上がったりしてるので、
> アニメ化して一気に化ける、というのはあまり見ませんね。

漫画のアニメ化に関しては、大雑把な目安として、
「原作漫画の部数は2倍」「ゲーム化やグッズ販売で収益は3倍」と言いますが、
これ↓を見る限りでは、ラノベも結構あてはまるのでは?
http://ranoben.blog106.fc2.com/blog-entry-813.html
アニメ化と言うのは、やはりそれ自体が、大きな宣伝効果を持つモノですし。
逆に言えば、それを目当てに出版社側が主導してアニメ化する事が、
近年の深夜アニメの、膨大な作品数に表れていると見て取る事も出来るかと。
ある意味でそれらは、ラノベの巨大なCMみたいなモノでしょうから。

> 萌え要素は、エヴァ辺りから出来始め2000年代になると一気に増えましたからね。
「萌え」をどう定義するかにも依りますけども、
エヴァをその端境作品とするのは、個人的にちょっと違和感が・・・・
まあ確かに、綾波レイ→ホシノ・ルリ→長門有希という流れが、
無口キャラと言うか、感情欠落系キャラの系譜としてあり、
そうしたキャラが「萌え属性」の1種類として形成されたのは事実なのでしょうが、
それはあくまで「属性」であって、より大きな規模の「要素」とは違いますからねえ。
端境作品として挙げるなら、「あずまんが」あたりが適当なような気がします。

> セカイ系から日常系へ、というのはバブルが弾けたり不景気になったりして
> セカイ系だと私が思いつくものだとだいたい「銃」「ロボット」「剣」「魔法」系ですけど、
> こういうセカイものって、世界観を考えるのが難しく似たような内容になることが多々あるため、
> 結果として日常系へと回帰していくのでしょうね。

う〜ん、これを書き始めると、ちょっとした日本アニメ史になっちゃうのですが、
「日常系へと回帰」とありますが、そもそも日常系って以前より存在したのでしょうか?
まあこの辺は「セカイ系」や「日常系」の定義自体で、話が大きく変わって来ますけども。

まず最初に、60年代に登場したアニメと言うのは、
アトムにしても、鉄人28号にしても、エイトマンにしても、
明確な敵(悪の組織)が存在し、それ圧倒的なパワーを持つを主人公(ヒーロー)が倒すと言う、
例え主人公に「個人の苦悩」があったとしても、構成的には至極シンプルなモノだったと思います。
基本的には、1人のスーパーマン、もしくは操縦するスーパーロボットが敵を倒すと。
そこに主人公側も、普通の人間が「組織」として登場するのが、70年代のヤマト。
更に、主人公も凄いパワーを持つものの、あくまで組織の一員であり、
組織と言うモノがそれ以上にパワーを持つのが、80年代のガンダム。
この辺の変化は、高度経済成長以降の組織への帰属意識などの社会性も反映しているのかな?
巨大化する「組織」、それに振り回されて増大する「個人の苦悩」、そしてバブル経済の崩壊。
無力感と内向き志向、それでいて未だ残る組織への帰属意識(しがらみ)と言う、
そんな当時の社会を如実に反映したのが、90年代のエヴァなんじゃないですかねえ?
そしてこの作品は、00年代へと続く「セカイ系」への端緒ともなると。

ここでようやく、その「セカイ系」の説明なのですが、
主人公とヒロイン(君と僕)という2人の極小さな「世界」の関係が、
地球や宇宙規模の超巨大な「世界」の危機に結び付いていて、
2つの世界の間に存在する国や地域などの「社会」はすっぽりと抜け落ちている、
そのような世界観を持つエヴァ以降の作品を、一応は「セカイ系」と呼んだりします。
代表的な作品は「最終兵器彼女」で、最近だと「灼眼のシャナ」がその系統かと。
誤解を恐れず簡潔に言ってしまえば、「もう組織なんて要らない」って所でしょうか?
まあこの辺は、適当にレッテル貼って愛国だ売国だやってる風潮に通ずる所もありつつ、
その一方で、ラブコメ系とバトル系という人気ジャンルを合わせ、
視聴者が望むようなエンターテイメント性に徹していると言う側面も(笑)。
ただ今までのモノと違うのは、戦うのはヒロインの方で、主人公はサポート役と言う、
役割の入れ替わりが起きている作品が、このセカイ系には多いんですよねえ・・・・
更に、一応は世界を危機から救う為に戦うのですが、
実の所、それは恋愛要素を高める為の演出道具に過ぎず、
最終的には世界の事よりも、君と僕の2人の事が大事という感じですね。

で、00年代前半のセカイ系から、更に進んで登場したのが00年代後半の「日常系」と。
まあ日常系と言うと、従来のラブコメ系とかまで含むような印象を抱く人も居るので、
「空気系」と敢えて呼ぶ人も居るのですが、ちょっとピンとは来難い上に、
ネガティブな印象もある言葉なので、ここでは「日常系」を使います。
こちらの方も、誤解を恐れず簡潔に言ってしまえば、
「葛藤や努力などの要素は除いて、まったりとした日常で萌える」って所でしょうか?
代表的な作品は「けいおん」で、セカイ系から日常系への端境にあるのが「ハルヒ」かな。
パッと見は、セカイ系とはあまり関連性が無いようなジャンルに感じられますが、
セカイ系が、それまでの世界観から「社会(組織)」というモノを取り除いたように、
日常系もセカイ系から、「そもそも世界の危機なんて要らなくない?」と、これを除き、
「危機が無いならヒロインが戦う必要な無くない?」と、これも除き、
「ヒロインを見守る視聴者(読者)の自分が居るから、主人公も要らなくない?」と除く。
そうして残ったのが、波乱要素の存在しない、まったりとした小さな日常の世界に、
ヒロインとそれを取り巻く女友達・・・と言うか、たくさんのヒロイン達。
そして主人公とヒロインの恋愛要素は、ヒロイン達への萌え要素に取って代わったと。
まあ個人的にはこんな感じに認識してますが、アニオタの方から見るとどうなんでしょ?

> ギャク系は昔はお笑いのような、ネタで笑わせるというのが大多数でしたが、
> 最近はキャラクターそのものの属性がギャクになっていたりすることがありますね。
> 非日常的なタイプのキャラで日常を描くのが多い様な気がします。

それは結構、その通りでしょうね。
現在放送中のそのままズバリなタイトルの『日常』など、噂で聞く限りでは、
まさにそんな感じの一例なのでしょうか?(録ってるだけで見てませんが)
あとは下ネタの内容が、小学生的なモノから中高生的なモノに広がってきたり、
パロディで笑わす比重が増えて、下手をするとオチまでパロディとかですか。
まあ結局は面白ければ良いので、別にそれ自体は構わないものの、
さすがに、そればかりになるのはちょっと困りモノ・・・・


[14625] Re:まとめレス:長々とアニメ話返信 削除
2011/5/15 (日) 17:10:31 シャクシャイン

▼ 徳翁導誉さん

> そもそも2000年前後から、ラノベ自体が急激に増えた印象がありますし、
> そこに深夜アニメの拡大が、うまく絡まったんですよねえ。
> それでも「ハルヒ」は大きいんじゃないですか?
> 60年代のアトム、70年代のヤマト、80年代のガンダム、90年代のエヴァと比べると、
> さすがにアニメ史の中での格としては落ちるのでしょうが、
> 00年代の代表作を強いて挙げるとすれば、それは恐らくハルヒになるでしょうし、
> ラノベとのメディア・ミックス開拓という側面では、相応の貢献をしているかと。

うーむハルヒを完全に忘れておりました・・・。申し訳ないです。

> 漫画のアニメ化に関しては、大雑把な目安として、
> 「原作漫画の部数は2倍」「ゲーム化やグッズ販売で収益は3倍」と言いますが、
> これ↓を見る限りでは、ラノベも結構あてはまるのでは?
> http://ranoben.blog106.fc2.com/blog-entry-813.html
> アニメ化と言うのは、やはりそれ自体が、大きな宣伝効果を持つモノですし。
> 逆に言えば、それを目当てに出版社側が主導してアニメ化する事が、
> 近年の深夜アニメの、膨大な作品数に表れていると見て取る事も出来るかと。
> ある意味でそれらは、ラノベの巨大なCMみたいなモノでしょうから。
>
> 「萌え」をどう定義するかにも依りますけども、
> エヴァをその端境作品とするのは、個人的にちょっと違和感が・・・・
> まあ確かに、綾波レイ→ホシノ・ルリ→長門有希という流れが、
> 無口キャラと言うか、感情欠落系キャラの系譜としてあり、
> そうしたキャラが「萌え属性」の1種類として形成されたのは事実なのでしょうが、
> それはあくまで「属性」であって、より大きな規模の「要素」とは違いますからねえ。
> 端境作品として挙げるなら、「あずまんが」あたりが適当なような気がします。

無口キャラといいますと、最近だとABの天使といったところのタイプでしょうか・・。
萌えは「あずまんが」が 端境作品なのですか・・・私は、まだあまりアニメのこととか、分からないですから・・
> う〜ん、これを書き始めると、ちょっとした日本アニメ史になっちゃうのですが、
> 「日常系へと回帰」とありますが、そもそも日常系って以前より存在したのでしょうか?
> まあこの辺は「セカイ系」や「日常系」の定義自体で、話が大きく変わって来ますけども。
>
> まず最初に、60年代に登場したアニメと言うのは、
> アトムにしても、鉄人28号にしても、エイトマンにしても、
> 明確な敵(悪の組織)が存在し、それ圧倒的なパワーを持つを主人公(ヒーロー)が倒すと言う、
> 例え主人公に「個人の苦悩」があったとしても、構成的には至極シンプルなモノだったと思います。
> 基本的には、1人のスーパーマン、もしくは操縦するスーパーロボットが敵を倒すと。
> そこに主人公側も、普通の人間が「組織」として登場するのが、70年代のヤマト。
> 更に、主人公も凄いパワーを持つものの、あくまで組織の一員であり、
> 組織と言うモノがそれ以上にパワーを持つのが、80年代のガンダム。
> この辺の変化は、高度経済成長以降の組織への帰属意識などの社会性も反映しているのかな?
> 巨大化する「組織」、それに振り回されて増大する「個人の苦悩」、そしてバブル経済の崩壊。
> 無力感と内向き志向、それでいて未だ残る組織への帰属意識(しがらみ)と言う、
> そんな当時の社会を如実に反映したのが、90年代のエヴァなんじゃないですかねえ?
> そしてこの作品は、00年代へと続く「セカイ系」への端緒ともなると。

 
私的には「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」とかをイメージしていましたが・・・。
やはり初期の内容となると、「ヤマト」や「ガンダム」が中心だったんですね・・。

> ここでようやく、その「セカイ系」の説明なのですが、
> 主人公とヒロイン(君と僕)という2人の極小さな「世界」の関係が、
> 地球や宇宙規模の超巨大な「世界」の危機に結び付いていて、
> 2つの世界の間に存在する国や地域などの「社会」はすっぽりと抜け落ちている、
> そのような世界観を持つエヴァ以降の作品を、一応は「セカイ系」と呼んだりします。
> 代表的な作品は「最終兵器彼女」で、最近だと「灼眼のシャナ」がその系統かと。
> 誤解を恐れず簡潔に言ってしまえば、「もう組織なんて要らない」って所でしょうか?
> まあこの辺は、適当にレッテル貼って愛国だ売国だやってる風潮に通ずる所もありつつ、
> その一方で、ラブコメ系とバトル系という人気ジャンルを合わせ、
> 視聴者が望むようなエンターテイメント性に徹していると言う側面も(笑)。
> ただ今までのモノと違うのは、戦うのはヒロインの方で、主人公はサポート役と言う、
> 役割の入れ替わりが起きている作品が、このセカイ系には多いんですよねえ・・・・
> 更に、一応は世界を危機から救う為に戦うのですが、
> 実の所、それは恋愛要素を高める為の演出道具に過ぎず、
> 最終的には世界の事よりも、君と僕の2人の事が大事という感じですね。


このタイプはバトルとラブコメを合わせたような状態の作品でしょうか・・。
ガンダムシリーズは年代を進むにつれ、このタイプになってますからね・・。

> で、00年代前半のセカイ系から、更に進んで登場したのが00年代後半の「日常系」と。
> まあ日常系と言うと、従来のラブコメ系とかまで含むような印象を抱く人も居るので、
> 「空気系」と敢えて呼ぶ人も居るのですが、ちょっとピンとは来難い上に、
> ネガティブな印象もある言葉なので、ここでは「日常系」を使います。
> こちらの方も、誤解を恐れず簡潔に言ってしまえば、
> 「葛藤や努力などの要素は除いて、まったりとした日常で萌える」って所でしょうか?
> 代表的な作品は「けいおん」で、セカイ系から日常系への端境にあるのが「ハルヒ」かな。
> パッと見は、セカイ系とはあまり関連性が無いようなジャンルに感じられますが、
> セカイ系が、それまでの世界観から「社会(組織)」というモノを取り除いたように、
> 日常系もセカイ系から、「そもそも世界の危機なんて要らなくない?」と、これを除き、
> 「危機が無いならヒロインが戦う必要な無くない?」と、これも除き、
> 「ヒロインを見守る視聴者(読者)の自分が居るから、主人公も要らなくない?」と除く。
> そうして残ったのが、波乱要素の存在しない、まったりとした小さな日常の世界に、
> ヒロインとそれを取り巻く女友達・・・と言うか、たくさんのヒロイン達。
> そして主人公とヒロインの恋愛要素は、ヒロイン達への萌え要素に取って代わったと。
> まあ個人的にはこんな感じに認識してますが、アニオタの方から見るとどうなんでしょ?


> それは結構、その通りでしょうね。
> 現在放送中のそのままズバリなタイトルの『日常』など、噂で聞く限りでは、
> まさにそんな感じの一例なのでしょうか?(録ってるだけで見てませんが)
> あとは下ネタの内容が、小学生的なモノから中高生的なモノに広がってきたり、

日常は見てみましたがツッコミがゆるすぎるといいますか・・。
いきなり鮭や赤べこが落ちてきたり髪の毛にゲソがついていたりとよく分からないギャグが多かったですね。
一部では「最初の爆発は不謹慎」とか「劣化あずまんが」とかいわれてますし・・。
下ネタアニメといいますと、
前者は「クレヨンしんちゃん」、後者は「生徒会役員共」辺りが妥当でしょうか・・・?
ですがクレしんの場合映画とアニメの内容が全く別物なので、
「オトナ帝国」や「戦国」みたいな名作も、アニメの映画化だと多い気がしますね
(ここであげるアニメの映画化とは放送している、あるいは放送していたアニメのことですので、
アニメの直接の映画化でないジブリなどは含みません)
> パロディで笑わす比重が増えて、下手をするとオチまでパロディとかですか。
> まあ結局は面白ければ良いので、別にそれ自体は構わないものの、
> さすがに、そればかりになるのはちょっと困りモノ・・・・

パロディがやたら多い作品といいますとサンデー原作の今放送している「神のみぞ知るセカイ」辺りが多いですよ。
この作品の場合世界観はバトルもの、ジャンルと内容はラブコメなものの
主人公がズレていてギャグになっていたり、その逆の場合もあるので、
結構特殊な作品といえます。
能力などなにもないモブキャラがいきなり主人公をビームでゴキブリにしたりしますし(笑

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