| > > > う〜ん、そうなると、折角いろいろと返信してもらったのに悪いんですが、
> > > 要点だけにバサッと絞って返信した方が、却って良いですかねえ?
> > > という事で、もしも「これに付いても返信を」という所が有りましたら、おっしゃって下さい。
> > そのあたりは自分の能力の限り反論しますので徳翁導誉様の好きなようにしていただければ・・・
> > 反論できないところは飛ばしますから・・・・
そもそもは聖職者さんの「日本は内戦にどんどん介入すべき」という発言から始まった話なので、
それを「私の好きなよう」にと返すのは、話の展開的に逆なのでは?とも思うのですが(笑)、
まあ、それは良いとして、好きなようにと言う事であれば、もうこの辺で終わりましょうかねえ?
ミカエルさんとのやりとりの部分↓を引用しますけど、
> > > ・・・ちゃんと管理人さんの文意を汲み取りましょうよ。
> > > こーゆー理解だと、どこまで話を理解してくれるのだろうかと不安になります。
> > > (ここは余計なお世話かもしれません)
> > 文意がよくわからなかったので皮肉を言って逃げました。
これではハッキリ言って、議論とか以前に、会話のキャッチボールすら成り立ちませんし。
恐らく聖職者さんの方も、「話がうまくかみ合わない」と感じていると思われますが、
その最大の理由としては、もう堂々巡りになってしまいますけど、
「内戦」にしても、「軍隊」にしても、「法律」にしても、その他等々にしても、
そもそもの定義や解釈自体を間違えて、その原因が願望的な結論を前提としているからと思うんです。
少なくとも、私の方から見た感じでは。
そして、私がここでずっと書いている事は、それがどのように間違えていて、
何かに例えればこうした事で、間違えの源はこの辺りにあるのでは?みたいな内容なのですが、
例えば「軍隊では上官の命令は絶対」みたいに、「前提は前提」とそれを疑う事すら無い姿勢ですと、
恐らく、私が何を書いてるかすら伝わって無いのでは?(もちろん、私の文章が下手な面もありますが)
返信の方も、何だか文中の単語だけを拾って返している印象を受けますし・・・・
ちなみに、前回私がネトウヨ云々という単語を用いたのも、
願望を込めた結論ありきの所から始まり、その為の独自な定義や解釈を行って、
その思考の中でグルグルと回り続けるだけだから、決して本質にはたどり着かないという部分を、
「気質的な部分が似ている」と評しただけで、そうなれとも、それがどうしたとも言っていません。
ただ、前の「軍隊では上官の命令は絶対」という事に関しても、
何故それが機能するのか? 機能する為の条件は何か?
などの前提の前提まで考えないと、前提という固定概念に振り回されてるだけで、
議論や反論など、「論」の部分にまでは、決して話が辿り着かないとは思っています。
って、聖職者さんの前提を、それと踏まえた場合での、
たちあがれ共産党さんの切り返し↓は、なかなか上手いですね(笑)。
> 指揮系統が完全に機能するという前提であれば、
> 文民統制下でそもそもクーデターは起こらないと思います。
上官の命令が絶対なら、米軍の最高司令官は大統領ですし、日本では総理大臣なので、
大統領や首相がクーデターを起こす必要性は無い以上、クーデターも起きないと。
これだと聖職者さんも納得できるのかなあ?(ちょっと興味アリ・笑)
> > だいたい、私は自分の理論を他人に押し付ける気はないです。
う〜ん、この辺にも遠因があるのかなあ?
以前、3・11で亡くなった人々に対して「来世での幸福を祈ります」とおっしゃいましたよねえ。
悪気は無いのだろうと思い、あの時は言いませんでしたけども、
正直言ってこれは、あまり適当な発言では無いんですよねえ・・・・
もちろん、個人がどのような宗教を信仰し、どのような死生観を持つのも自由ですが、
他人の死に対してまで、その個人の価値観にのみ当てはめて発言するのは、
相手の価値観が異なる場合を考慮してないので、悪く言えば「他人への押し付け」となります。
その気がないという事と、していないという事は、イコールではありませんからねえ。
> > > > 私の首脳だった場合の主張、↓
> > > > 「だから、敵国条項を理由にで日独を殲滅する。それは連合国としての崇高な義務(過去に対する義務)であり、
> > > > 国際平和のための国連憲章改正を円滑にするために必要な義務(現在に対する義務)であり、歴史にたいする高貴な義務(未来に対する義務)である。
> > > > 過去・現在・未来のすべてに対する義務を果たすことができるこれほど完璧な開戦理由は人類歴史上ない。
> > > > また、日独の生産設備を潰すことより世界の需給ギャップを解消することかでき、世界経済はかならず好転する。
> > > > これは人類社会に対する我々大国の責任ある行為である。国際社会には完全な同意を求めたい。」
> > > > 自分で書いてあれなのですが・・・・
> > > > 反論お願いします。
> > > > 私ではこれに対する反論ができません。
> > > > 穴だらけなはずなのに反論ができないのです。私は情けないです。
> > > そもそも敵国条項とは、日独を無害化して存続させるのが本意である以上、
> > > 殲滅するなどはその本意に反しますし、当然ながらそんな義務は一切存在しません。
> > > と言いますか、ひたすら「義務」という言葉を使ってますが、
> > > 何処にも存在しない義務を、自分勝手に作り出して用いているのですから、
> > > 反論と言う以前に論理的ですら無い訳で、それでは誰からも理解や賛同は得られませんよ。
> > この発言はアメリカ合衆国・ロシア連邦・中華人民共和国の首脳らが発言としているという想定です。
一応、ここだけは返答しておきますかねえ。
もちろん、そういう「想定」だという事は理解してますが、
その前に、前提としている状況設定の「解釈」などに間違いがあると説明しているんです。
って、もうその辺は堂々巡りの箇所なので、とりあえず結論だけを言っておくと、
> > 彼らの力なら何処にも存在しない義務を、自分勝手に作り出して用いるのは普通に可能です。
できません。
> > 他国は理解や賛同をしなければ彼らによって滅亡させられるのですからね。
できません。
> > 現に彼らはその辺の中小国を消し去れる能力は持っています。
できません。
> まず、私は現代の戦争の段階は国家総力戦以上のレベルで進行する、
> 恒常戦争の段階に突入していると考えています。
> 経済や財政・金融政策、ネットの規制やサイバーテロや特許・人権問題なども、
> 国家の目的を達成するための戦争の一部分であると言う考え方です。
う〜ん、まあ言わんとしている所は何となく解りますが、
新たな言葉の定義をしなくても、既存の用語的に言うなら「政治」ですよね?
経済や外交など全てを引っ包んで政治ですし、戦争にしても政治の一部ですから。
上記の様な場合での「戦争」という単語の用い方って、どちらかと言えば、
「受験戦争」とか「交通戦争」みたいな意味での使い方に近いかも?
> ・日米の軍部によるクーデターについて
> 逆に文民統制が外れて、軍人が独自の判断でクーデターをする場合は、
> その独自の判断をした軍人と同じように下位の軍人も独自の判断をして反乱を起こしえます。
> 少なくとも、部下と国民が支持するような大義名分と政策ビジョンがなければ、
> クーデターというのは起こすのも起こさせるのも現実的では無いと思います。
いや〜、クーデターが成功するかと言う事であれば、それは現実的では無いと思いますが、
クーデターが起きるかと言う事であれば、「決して有り得ない」とまでは言えないと思います。
極端な話、数名の自衛官が武装蜂起しただけでも、
結果の成否は別として、もうそれは「クーデター」と呼ばれる事象ですからねえ。
「だとしても、自衛隊でそんな事を起こすヤツは、まず居ないだろう」とは私も思いますが、
しかし実際に「三無事件」という前例もあった訳ですし、「絶対ない」は無いと思います。
> ・統計上の数として人を見ることについて
> 少なくとも、一流と呼ばれる政治家であれば統計上の数字から、
> 国民の生活を感じ取り、想像や調査をして問題点を把握し、政治を行うものであるべきです。
これはどちらかと言うと、聖職者さんの部分への返信かも知れませんが、
まず最初に再確認しておきたいのは、私も決して、
兵士を駒として扱い、国民を数字として扱う事自体を否定してはいません。
ただ、駒だ、数字だという固定概念に捕らわれ、実際には1人1人の人間だという事実を忘れると、
駒や数字の性質さえ正確に把握できず、駒や数字として扱う事すら失敗するという意味です。
適切な例では無いかも知れませんが、いま政界で議論になってる消費増税の問題にしても、
「税率1%アップで、税収2兆円アップ」という固定概念から、
「消費税を10%アップすれば、税収も20兆円アップする」みたいに、簡単に言う人も居ますが、
実際問題として、そんな単純な計算通りには行かないですよね。
消費税が一気に10%もアップすれば、消費者だって買い控えを起こし、そうなれば税収だって減りますから。
これは、消費者心理を忘却して、固定概念に捕らわれるから、間違いを犯すのであり、
その上、そもそもの固定概念にしても、何故そう言われているかを考えず、
単なる公式として闇雲に当てはめるだけだから、間違った事にすら気付かないという現象です・・・・
「1%で2兆円」も、現在の消費税率が5%で、その税収が約10兆円だからってだけですからねえ。
当然ながら、その5%が掛かる総額が大きくなれば増えますし、小さくなれば減ります。
また、1人1人の顔を思い浮かべて政治をすると言うのも別に、
きめ細かく血が通う政治のような理想論や、
情に縛られるような政治のような人情論などを言っている訳ではなく、
自分の判断ミス1つで、多くの人間が路頭に迷ったり、命の危険に晒されるという責任感を、
ちゃんと抱いた上で判断を行えないようでは、軽率な判断ミスを犯しかねないという意味です。
例えば、膨れに膨れ上がった膨大な赤字国債の問題にしても、
その端緒とされる小渕の時は、アジア通貨危機に端を発する未曽有の経済危機に対処すべく、
「私は死刑にされても仕方ない」との思いを抱きつつ断行した国債発行でありましたが、
その後も同様に、膨大な赤字国債を延々と発行し続けた小渕以後の首相たちにも、
果たして小渕と同じほどの覚悟と決断の意識があって、それを行っていたのでしょうか?
小渕が作った前例に安易に乗っかり、事態をここまで悪化させたようにしか、私には見えません・・・・
まあ結局は何を言いたいかと言えば、駒だ数字だと扱うのは当然の事としても、
始めから駒だ数字だと決めつけて考える人間には、
それを駒や数字として適切に扱う事すら出来ない・・・みたいな事ですね。
> ・戦争による文明の進歩について
> 私は戦争によって文明の進歩は推進されたと考える立場に立ちます。
> もちろん、戦争によって失われた技術や文化もありますが、
> 現在の我々があるのは戦争、あるいは人間の欲望によって、
> ユーラシア大陸の東西で人間の攪拌が起こっていたからではないかと。
まあ、それはその通りだと思いますよ。
より厳密に言うと、欲望よりも「欲求」の方が用語的には適当で、
それが最も増幅する機会こそが戦争だとは思いますが。
2度の大戦と冷戦が無ければ、ライト兄弟の初飛行から、
わずか66年で人類が月面に到達するなんて事は出来なかったでしょうからねえ。
また原爆に至っては、核分裂反応の発見から広島・長崎まで、たった8年ですし・・・・
被曝国出身の人間としては、心情的に複雑ではありますが、
「マンハッタン計画」は、まず間違いなく、人類最大のプロジェクトですよね。
> ここらへんは、『銃・病原菌・鉄』の受け売りですが……
「銃・病原菌・鉄」は、作者が生物学者と言う事もあり、
「なぜユーラシア大陸では文明が発達し、アメリカ大陸では発達が遅かったか?」という疑問を、
「それはユーラシア大陸が東西に伸び、アメリカ大陸が南北に伸びてるから」という、
生物学者ならではの「生物の気候順応」的な観点から、簡潔に解釈した点が斬新だったんですよね。
まあ、良くも、悪くも、その内容一点だけの書籍でしたが(笑)。
> ・イラク戦争について
> 私もイラク戦争についてはやるべき戦争ではなかったと思っています。
> ついでに言えばアフガニスタンでの戦争もそうですね。
> アメリカとしては、ですが……
イラクはそうでしょうけど、さすがにアフガンの方は、
やるべきか否かと言う以前に、やらざるを得ない戦争だったかと。
特に、アメリカの立場から見た場合には。
それに、アフガンの場合は特に、戦後政策の失敗ですからねえ。
> 同時にですが、大兵力を置いた所でどうにもならないとも思います。
> イラクで起こっているのは非対称戦争です。
> 兵力をいかに増やしたところで、一般のイラク国民と同じ姿をした敵性勢力に対処できません。
これはまさに、そうですよね。
非対称戦争の困難さは、アメリカもベトナムで嫌ってほど体験してますし。
だからこそシエラレオネの内戦では、
内戦をした双方住民には、割り切れない部分も多分にあったでしょうけども、
第三者としてアメリカは、強引ながら、それでも停戦に向けて巧く立ち回ったのですが、
やはり自らが被害者となると、どうしても感情が先に立ち、
そう理性的には振る舞えないモノなんですかねえ・・・・
アフガンに関しては、理性的に立ち回れれば、ここまでの状況にはならなかったはずですし。
> ・日本を潰すかどうかについて
> 正直なところ、日本は国際外交というテーブルの上での良いカモです。
> で、一番カモから物品を毟り取れるのは生かさず殺さずの状態です。
まあ、金の卵を産む鶏を絞める愚かしさが解るのであれば、
わざわざ説明するまでも無いレベルの話ですしね(笑)。
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