| え〜と、「アジアカップでも、ワールドカップ国債みたいなのをやって欲しい」
と言う要望があったので、設置してみました。
開幕までは、まだ3週間あまりあるんですけどね。
前代未聞の4ヶ国共同開催と言う事で、個人的にはちょっと楽しみです。
とは言え、アジア各国のサッカー事情に関しては、
あまり詳しくない人も多いでしょうから、参考までに少し書いてみます。
Group A
オーストラリア[FIFA:48位]
今年からアジアへと移ってきたオーストラリア。
2006年のW杯を見ても、強国である事は間違えなく、
まさに「クロフネ来襲!!」って感じですね。
ただ、欧州で活躍するオーストラリア選手の言葉を聞いていると、
どうもアジアを舐めている印象があるので、
アジアのピッチや気候、審判にどこまで対応できるのか興味のある所です。
イラク[FIFA:84位]
国内情勢は不安定ながらも、確かな力を持つサッカー強国。
2004年のアテネ五輪でも、イラク代表は4位に輝いており、
その実力の程は折り紙付き。
このグループでは、オーストラリアに次ぐ力を持っているかな?
オマーン[FIFA:74位]
前回のアジアカップや、ワールドカップ予選では、
日本もかなり苦しめられた国です。
この激戦区の中で、勝ち点が拮抗するような事となれば、
充分、グループリーグ突破の可能性も有り得るかと。
タイ[FIFA:122位]
4ヶ国ある開催国のうち、最も強いチームであるのは確かでしょうが、
よりによって、こんな激戦区に・・・・
ただし、ホームでは並々ならぬ強さを見せるタイですから、
激戦区で苦しいこのグループであったとしても、
開催国の中では最もグループ・リーグを突破できる可能性が高いかも?
Group B
日本[FIFA:40位]
ここ4大会で3大会優勝と、優勝候補筆頭と言えるでしょうね。
日程的にも結構有利で、1位通過すれば準決勝までずっと移動無しで戦えます。
でも、折角の4ヶ国共同開催なので、2位通過で全ての国を回る姿も見てみたい。
ただし2位通過だと、オーストラリアやイランと当たる可能性も高いですが・・・
カタール[FIFA:85位]
去年のアジア大会では、自国開催で優勝を果たしたチーム。
自国リーグでプレイする外国人選手を帰化させるなど、
オイル・パワーで、日本には真似の出来ない強化方法を取る国でもある(笑)。
浦和でプレイし、カタールに帰化したエメルソンは出てくるのかなあ?
FIFAルールの通りだと厳しそうだけど、所詮FIFAだし・・・・
日本と同じグループなので、出てくれば面白いですね。
UAE[FIFA:94位]
1990年にはワールドカップにも出場した国であり、
1998年フランスワールドカップの予選では、日本をかなり苦しめた国。
ただ最近は、成績的に少し低調気味の様子だったんですが、
ペルシャ湾岸の国々が戦うガルフカップで今年優勝するなど、
カタールとグループリーグ突破の残り1枠を争う格好になるでしょうね。
ちなみに監督は、日韓W杯時にセネガルを率いたブルーノ・メツ。
ベトナム[FIFA:142位]
自国開催ながら、グループリーグ突破は少し難しいかも?
でも、前回大会の予選では、ホームで韓国を破ったはずですし、
やはりホームの相手は侮れない存在かと。
現在戦われている北京五輪の予選でも、1位通過で最終予選に進んでますし。
Group C
中国[FIFA:76位]
ここの所、アジアカップでは優秀な成績を収めている中国。
前回大会では、自国開催で準優勝に輝きました。
組み合わせ的に、グループ・リーグを突破する可能性は高いかな?
イラン[FIFA:47位]
アジア有数の攻撃力を誇るイラン。
精神的支柱であるダエイの引退により、どれだけチームが纏まるかですね。
ただしこのグループでは、実力的に抜きに出ているでしょうし、
グループリーグ突破は固い所かと思います。
マレーシア[FIFA:149位]
出場国の中では最もFIFAランクが低い国。
旧イギリス植民地と言う事もあり、サッカー人気は高いものの、
国内ではイングランドのプレミアリーグが人気で、
自国サッカーのリーグ自体は・・・って感じだそうです。
自国開催ですが、この組み合わせだとグループリーグ突破は難しいでしょうね。
ウズベキスタン[FIFA:58位]
ソ連邦の崩壊により独立した中央アジアの国であり、
ロシア人選手なども居て、アジアらしくないサッカーを見せる国で、
初参加となった1994年のアジア大会では、いきなり優勝を果たしたチームです。
ディナモ・キエフ所属のFW・シャツキフは出て来るのかなあ?
グループリーグ突破は、中国と残りの1枠を争うって感じでしょうか?
Group D
バーレーン[FIFA:100位]
前回大会では準決勝まで進み、4位に輝いた国。
日本もバーレーンには、五輪予選やW杯予選で苦しめられており、
今大会でも、前回大会のような躍進が見られるかに注目。
また、今回バーレーンを率いるのは名将マチャラであり、
韓国とサウジの居るグループでどこまで出来るか、その点も楽しみ。
インドネシア[FIFA:143位]
オランダ領東インド時代に、アジアで初めてワールドカップに出た国ですが、
現在では、そこまで強い国とは言えません。
ただし国内でのサッカー人気は根強く、クラブ単位では結構頑張っています。
今年のACLでも、ホームではシドニーや上海を破り、浦和と引き分けるなど、
ホームでの強さを見せているので、
自国開催という地の利を活かせれば、波乱を起こせる可能性も?
韓国[FIFA:51位]
ワールドカップでは、なかなかの戦いを見せる韓国ですが、
どうもアジア同士の戦いでは分が悪いようです。
とは言え流石に、グループリーグは突破できると思います。
あとは、韓国かサウジかどちらが2位抜けするかですね。
日本が1位通過すれば、このグループの2位と当たるので。
サウジアラビア[FIFA:62位]
言わずと知れたアジアの強国ですね。
何だかんだで堅実なサッカーを見せるので、
やはりこの国は勝ち上がって来ると思います。
ただし、サウジが苦手とする日本とは組み合わせの関係で、
決勝トーナメント初戦で当たる可能性も高いですが。
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