| > > 日本代表
> > とは言え、そこは親善試合なんですし、呼んだメンバーは全員使ってもらいたいですね。
> > 何だかザッケローニは、2試合あっても使わない選手が出る事が珍しく無いので、
> > 追加ながら、ようやく招集された佐藤寿人が、結局ろくに使われずという不安も拭い切れず・・・・
> 予感的中・・・
まあ、初戦の交代枠の使い方を見たら、
出場機会を得るのは難しいだろうな、という想像は付きましたけどね。
イタリア人監督だからなのか、代表監督が初めてだからなのか、限られた試合数を意識するあまり、
選択肢増やそうとか、若手が伸びるか機会を与えてみようという「遊び」の部分がほとんど有りません。
今までに新戦力が試されたり、招集されたりしたのも、誰か怪我人が出た時だけですからねえ。
何かこの感じは、以前のジーコJAPAN時代に感じたモノと似ている気がします。
でもまあ、任期の4年間でチームを作る考えの上では、決して悪い方法ではないんですけど、
W杯後の事まで考えると、それだと少々困るのですが・・・まあ外国人監督である以上、
任期後の日本サッカーの事まで求めるのは酷ですからねえ(笑)。
とは言え、そこまで割り切って事を進める以上、結果だけはキチンと残してもらいたい所ではあります。
> 対フランスは勝利してサンドニの歓喜となりましたが、
> 対ブラジルは夢スコア一歩手前の0-4。
でもまあ、代表強化の為に親善試合があるのだと考えれば、
結果的に勝ってしまえたフランス戦よりも、
いろいろと課題が噴出したブラジル戦の方が、ずっと価値があったと思います。
ある意味、中途半端に敗戦するよりも良かったんじゃないですかねえ?
> ブラジル相手には堅守速攻じゃないとまともに戦えないかのか・・・
まあ今回は、「いつも通りのやり方でどこまで通用するか?」のテストでもあったので、
そこまで極端に悲観する必要もないと、個人的には思いますよ。
逆に言えば、こうしてテストが出来た事により、
「ここまでは出来る、ここからは出来ない」みたいな所が、朧気ながらに感じられましたので、
「この辺を改善できれば、ある程度はやれるかな?」と、却って感じさせる試合内容でした。
更に来年には「コンフェデ杯」があるので、そこでブラジルと再戦できる可能性がありますし、
仮にブラジルとはできなくても、スペイン・イタリア・ウルグアイのうち2ヶ国と対戦できます。
言うなれば、8ヶ月後に今回の「追試」を行える機会が、予定的に初めから用意されているんです。
それを踏まえれば、だからこそ今回の機会では、こうした試し方が出来たとも言えます。
そういう意味では、3月にW杯出場を早々に決め、6月のコンフェデ杯で追試を行い、
7月の東アジア杯で新戦力の発掘を行い、10月に計画中の欧州遠征で最終試験が出来れば、
再来年のブラジルW杯に向けて、来年は最高の調整の1年になるんでしょうけどね。
> せめて1点欲しかったな。
それは確かに、そうですね。
点を取る事でもうちょっと、ブラジルの本気を引き出したかった所ではありますし、
後半は試合自体も壊れてしまった事もあり、「せめて1点くらいは」の思いで見てました。
ただ、あれだけ「足元に、足元に」と欲しがる選手ばかりを揃えては、
ゴール前はガッチリ固めて、それ以外は自由にボールを持たせてくれるブラジル相手だと、
うまくボールが回せているようで、相手を脅かすプレーは全く出来ていな状態でした。
こういう展開を見せられると改めて、上手にスペースを作る前田の動きや、
そのスペースをうまく活かす岡崎の飛び出しが、エッセンスとして非常に重要なのだと再認識されます。
逆に言えば、岡崎や前田が居る状態で、どれだけ出来るかが見られれば最良だったのですが、
でもまあフランス戦の出来を見れば、ブラジル戦には本田が居ただけでも良しとしますかね(笑)。
何よりも、この試合のピッチに立てた事で、本田自身も感じ取れた事がきっとあるでしょうし。
あと守備面では、ボランチですかぁ・・・・
もともと遠藤の年齢面という問題がある上に、
その相方となる長谷部も、細貝も、クラブで出番が無いですからねえ・・・・
特に長谷部の方は移籍に失敗して、最近は途中出場すら無い状況にありますので、
フランス戦に比べればマシだったとはいえ、ブラジル戦でも実戦感覚の乏しさが如実に表れてましたね。
2列目の人材に比べ、3列目の人材は層が薄いので、長谷部の復調(出場機会の獲得)は気になる所です。
とは言え、仮に復調したとしても、長谷部も遠藤も攻撃的な選手なので、世界で戦うには守備面で不安となれば、
南アフリカW杯の時のように、2人の後ろに守備的な選手をアンカーに置いても良いでしょうけどね。
例えば、細貝であったり、五輪代表の山口であったり、2度の怪我から復帰した米本であったりを。
フォーメーションで言えば、現状の「4-2-3-1」から「4-3-3」にするって事ですね。
ベタ引きで「堅守速攻」とまで割り切らなくても、これでそれなりには守りつつ戦えると思います。
それに最終ラインの方は、長友・今野・吉田・内田と、現状ではあまり弄りどころが無いですからねえ。
強いて挙げれば今野の所でしょうけど、だからと言って代えが利く選手が居るかと言えば?
五輪代表の扇原をCBに戻して育てられれば面白そうですが、それでもタイプ的に吉田の代えですしね。
3バックにするにしても、今のCBのメンツだと、結局5バック化するのが目に見えていますし・・・・
それにしても両戦とも、残り5分を切って選手交代は、どうにかならなかったんですかねえ?
ある程度「本番」を想定してのテストで、6つある交代枠を自主的に3つに絞ってたんでしょうけど、
そうだとしても、やはり残り15分くらいで入れてあげないと、交代させる意味もほとんど無いと思います。
特にブラジル戦などは、宮市みたいに個人で縦に仕掛けられる選手が欲しい展開でしたので、
チームとしてそれでどう変化が起きるのか? 宮市個人もどこまで出来るのか? を見たい場面ではありました。
そういうテストも重ねる事で、使える手札が増えて、戦略の幅も広がるという利点もあるんですけどねえ・・・・
まあザッケローニが、前者のテストに比べれば、後者のテストなど微々たるモノというタイプの監督であり、
また同時に、そもそも戦略の幅が広い訳ではないので、その辺をあまり重要視していないタイプの監督だという事は、
イタリアに居た頃から何となくは解っていましたが、こうして代表チームを率いられると如実に実感しますね(笑)。
> 後チアゴが元気にセレソンいたのが良かったです。
> もう少し年取って安くなったら仙台に戻ってこないかな・・・
> 引退後はブラジルの息の良い若い選手の仲介して欲しいですし。
> と言ってもブラジル自体が景気良いから今までよりはコストかかりそうですが。
もう、欧州へは挑戦しないんですかねえ?
すでに27歳ですし、今やサウジとか行ってますので。
> w杯
> イラン韓国撃破でA組は見る分には楽しい状態です。
> イランのあの試合会場は相手チームに与える重圧はアジア一だと思う。
> 日本も負けてますし。
韓国がイランに負け、ウズベキスタンは勝った事で、
A組は良い感じに混戦状態になって来ましたね(笑)。
でもまあ、何だかんだ言って、韓国はキチンと抜けるんでしょうけども、
残る1枠は、本当に想像が付きませんね。
前出のイランやウズベキスタン以外にも、
自国開催の前にW杯へ出たいカタールだって、まだまだ可能性は十分に有りますし。
> B組はイラクが中東おなじみの時間稼ぎせずに豪に逆転負けで、
> ジーコのトラウマ再びと言うか学習しないと言うか・・・
> せめて引き分けて欲しかった。
B組2位だったヨルダンが、オマーンに敗戦ですか。
いや本当、日本にとって良い方に良い方に展開していきますね(笑)。
前半を終了した時点での現在の勝ち点は、順位順に並べると、
「日本:10」「豪州:5」「オマーン:5」「ヨルダン:4」「イラク:2」。
W杯出場を決めるには2位以内に入れば良いので、注目すべきは3位以降となりますが、
最大で積める勝ち点は、それぞれ「オマーン:17」「ヨルダン:16」「イラク:14」となります。
しかし次節・次々節と、日本はそのオマーン・ヨルダンとアウェー戦とは言え2連戦なので、
日本が自力で連勝すれば、両国の最大値を「オマーン:14」「ヨルダン:13」に減らす事が出来る上、
連勝による勝ち点6を積み重ねると、勝ち点の方は「日本:16」となります。
こうなれば、オマーンも、ヨルダンも、イラクも追い付けないので、
「2位以内確定=W杯出場決定」となります!!
もちろん、アウェー2連戦での連勝が条件とは言え、自力で3月に決められる展開になろうとは、
今回のアジア予選は本当、日本にとって実に都合良く同組の他国同士が潰し合ってくれてますね(笑)。
> > 首位・広島との一戦も「残り6試合のうちの単なる1試合」という意味しか持たなくなりますけどね。
> 広島戦まで未勝利で勝たないと広島破らないとACL出場は赤点灯、
> となってくれると面白いと思ったんですが。
残り3試合で、その状態まで落ちているようなら、
復調して3位維持というのも困難で、既に諦めムードな気も・・・・
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