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[18069] Re:雑談スレ 「SB斉藤和・D山崎の引退について。」返信 削除
2013/8/3 (土) 14:31:38 劉翔天神

▼ 劉翔天神さん
> さて、ついこないだ、
> ソフトバンクの斉藤和巳リハビリ担当コーチの現役復帰断念会見と
> 中日の山崎武司選手の現役引退会見が行われましたね。
>
> 自分的には、斉藤はちょっと決断が遅すぎるのではないかと思います。
> 山崎選手はまあ、丁度いい時期かとは思います、本塁打もでなくなってしまいましたからね。
>
> 皆さんがどう思っているのかを聞いてみたいです。
>

斉藤コーチは復帰断念会見でした。
すいません


[18074] 山崎武司への思い出でいっぱい(笑)返信 削除
2013/8/3 (土) 14:38:01 徳翁導誉

> さて、ついこないだ、
> ソフトバンクの斉藤和巳リハビリ担当コーチの現役復帰会見と

恐らく誤字でしょうけど、現役復帰「断念」会見ですね。
復帰と復帰断念とでは180度、意味が違ってくるので(笑)。
・・・って、たった今、修正返信↓が来ましたね。
> 斉藤コーチは復帰断念会見でした。
> すいません

ただ、やはり「コーチ」という肩書きがどうもしっくり来ないんですよねえ・・・・
本当にコーチ業もやってたら、こんなシーズン半ばに退団なんかしないですし、
結局は「自分のリハビリを担当する」だけのコーチだったんでしょうね。

ところで復帰と言えば、第1回WBCで日本代表の抑えを務めた大塚が今年、
5年間のリハビリと5度の手術をを経て、独立リーグの信濃で復帰したそうなんですが、
入団のニュース↓は聞いたものの、その後どうなってるんですかねえ?
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130608-1139662.html
独立リーグの記録を見ても、載ってないって事は、まだ未登板なのかな?
http://www.bc-l.jp/stats/2013/paso_pitcher.html
・・・って、木田だの、大家だの、森慎二だの、かなりのベテランが混じってますね。
上記のは北陸の独立リーグですが、四国の独立リーグでは河原↓もまだまだ頑張ってますし。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/ehime_mp1/ren284201305088522.html

こんな感じで、独立リーグは球界の大ベテランを抱えているかと思えば、
オリックスのマエストリのように、独立リーグ経由でイタリア人が日本プロ野球に入ってきたり、
ミャンマー人選手が在籍していたり、アフリカ人少年の練習生がいたりと、何だか面白い存在に(笑)。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20130718-OYT1T00063.htm
これでJリーグのように、下部の方もうまく行けば理想的なのですが、実際は難しいそうで・・・・
NPBなり、MLBなりが絡まないと、やはり運営的に相当厳しいでしょうからねえ。


> 中日の山崎武司選手の現役引退会見が行われましたね。
> 自分的には、斉藤はちょっと決断が遅すぎるのではないかと思います。
> 山崎選手はまあ、丁度いい時期かとは思います、本塁打もでなくなってしまいましたからね。
> 皆さんがどう思っているのかを聞いてみたいです。

上の方で、完全に話題が脱線したので、こちらではちゃんと山崎と斉藤の話を(笑)。
まずは山崎武司ですが、私が中日ファンであるという上に、とても思い入れの強い選手ですね。

私がプロ野球を見始めた時と言うのは丁度、星野が中日の監督に就任した頃なのですが、
星野はベテラン正捕手の中尾を巨人へと放出し、22歳の中村と20歳の山崎を競わせたんですよ。
当時、私は名古屋に住んでいたのですが、教室内では「次の正捕手は誰だ?」と持ち切りで、
中村を推す多数派と、山崎を推す少数派とがあり、私はバリバリの少数派でした(笑)。
捕手としての能力は中村の方が上だったのですが、山崎にはそれを補って余りある打力があったので。
しかし、この若い2人よる正捕手争いは、あっという間に決着が付きました。
山崎が捕手として先発出場した広島戦で、盗塁王争いをしていた正田に1試合5盗塁を許すんです(笑)。
いくら打撃が魅力でも、さすがにここまで捕手としての能力の低さを露呈してしまうとねえ・・・・
当然ながら、監督の星野からは「捕手失格」の烙印を押されてしまいました。

それでも打撃は凄かったので、野手転向後も私は応援していたのですが、
う〜ん、それから5年くらいは1軍と2軍を行ったり来たりで燻ってましたね、確か(笑)。
ただ、オープン戦では調子が良く、「今年こそは!」と思う事も何度もありましたが、
飛ばし過ぎなのか、開幕直前になると駄目になるという事を繰り返してました。
山崎の状況が変わるのは、FAで落合が巨人に移籍し、大豊が外野から一塁へ転向した後ですね。
落合が移籍した翌々年の1995年には、自身初の2ケタ本塁打を記録して、
更に翌年にはプロ10年目でようやくレギュラーの座を獲得し、本塁打王のタイトルまで獲得しました!!
いや〜、長く応援してきただけあって、本当に嬉しかったですよ。
他にも打点2位・打率4位と、まさに「三冠王を狙える」選手だと証明してくれましたしね。
まあ、その後はこの年ほどの活躍は見せないのですが、
1999年の優勝争いでは劇的なホームランを放つなど、やはり好きな選手でしたね。
それだけに、優勝決定試合で骨折し、日本シリーズへの出場歴が無いのは、実に残念ですが・・・・

その後、星野が2度目の監督退任をした直後、阪神の監督に就任すると、中日がグチャグチャになります。
そして山崎はガキ大将的な性格もあって、チームや監督として衝突する事が多くなり、遂にはオリックスへ放出。
まあ、中日を去った事に一抹の寂しさはあったものの、当時のチーム状況では、
「新天地で心機一転できた方が幸せだろう」と思っていたので、そこまで残念な思いは無かったですね。
とは言え、オリックスの方でも2年目に同様の衝突を起こし、チームを追放されるのですが(笑)。
「ジャイアン」ともアダ名されるあの性格は、たまたま火事現場に遭遇して子供たちを助けだしたり、
児童施設を慰問するボランティア活動に熱心だったり、兄貴分として後輩の選手たちに慕われてたり、
先輩の山本昌とラジコン・レースや昆虫飼育に熱中するなど、本当に魅力的な部分もある反面、
1度キレると、審判だろうが、監督だろうが、フロントだろうが、容赦なく噛み付いてましたからねえ・・・・
ファンとして見る分には、その両面とも好きなのですが、やはり現場内部ではいろいろあったと思います。

オリックスを放出された時、山崎はプロ18年目の36歳。
その年の成績も悪かっただけに、「あ〜、山崎もついに引退かぁ」と、正直そう思いました。
ですが、そのオフシーズンに丁度、新球団となる楽天が誕生して、山崎も最後のチャンスを得る事に!!
すると、あれよあれよと復活し、楽天3年目の2007年には、復活どころか自己最高の43本塁打でタイトルを獲得。
野村監督と出会えた事により、40歳近くになって「配球を読む」事を覚えたのだとか(笑)。
楽天に拾われた際も、「もう2年くらいやれて、燃え尽きる事ができれば良いな」という思いだったので、
この大活躍は予想外ながら、本当に嬉しいサプライズでしたね。

そして43歳となると、さすがに力の衰えは隠せず、楽天から戦力外通告を受けるものの、
そこで引退せず、「まだやれる」と中日に戻ってきたのは、やはり個人的には嬉しかったです。
「今更こんなベテランを出戻らせて」とか、「性格的に難ありで問題」とか、
「楽天できれいに終わった方が良い」とか、いろいろ意見はありますが、それでも私には特別な選手なので。
確かに本人的には、「まだやれる」との思いもあるでしょうし、
2000本安打や、長嶋越え(444本塁打)など、果たせなかった目標も残っていますし、
ここまで長くやって、日本シリーズに出場できなかったのは無念でしょうが、
楽天入団の時に思った「もう2年くらい」が、中日で見られたのですから、個人的には大満足ですね。
ただ、山崎武司と山本昌は、私のプロ野球ファン歴とも密接にリンクしている選手なので、
山崎が現役を去り、そして遠くない将来に山本昌も去れば、個人的には大きな境になるかも?


・・・って、思い入れの強い分だけ、長々と語り過ぎてしまいましたね。
最後に斉藤も、お疲れ様。
いや別に、斉藤も凄い投手でしたので、語ろうと思えば語れるのですが、
山崎への思いで爆発で、かなり体力を使っちゃっいましたし(笑)、
斉藤が最後に登板してから随分と経つ上に、斉藤の場合はその性格がねえ・・・・
プロ選手はプレーが第一なので、それが凄い分には性格など個人的にそこまで問いませんけども、
伊藤智仁と似た経緯でも、ファンからの扱いが大きく違うのは、そうした性格面も影響してるかと。
それでもやはり、斉藤和巳が凄い投手だったという事に変わりは無いですけどね!!


P.S.
先日、ニューヨークで松井の引退セレモニーが行われた際に、
ヤンキース側はジーターが前面に出て、イチローはあまり絡まなかった事に対して、
「2人は不仲」みたいな書き込みを、ネット上で結構見かけたのですが、
2人の思い出話↓とか、あまり知られてないんですかねえ?
http://www.youtube.com/watch?v=heWtG9dzN1o
(続きは動画紹介所に貼っておきました)

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