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[18541] Re:とりあえず復帰&コンテンツ追加返信 削除
2013/12/23 (月) 00:20:23 ヌルドリ

お疲れ様でしたー。

神社のお祭りって豊穣を願って秋に多いイメージでしたけど、
年末にもあるんですね。


[18559] 神社の祭りと祝祭日返信 削除
2013/12/28 (土) 09:44:52 徳翁導誉

> > 昨年の川越まつりに続き、今年は先日あった大宮・氷川神社の十日市に、
> > 気晴らしがてら、写真を撮りつつ先日行ってきたので、ちょっと公開してみます。
> > カメラが新しくなった分くらいは、前回よりは鮮明に撮れているかと(笑)。
> > 「大宮・氷川神社 十日市めぐり」
> > http://www.geocities.jp/tokuou_douyo/oomiya/hikawa.html

> 神社のお祭りって豊穣を願って秋に多いイメージでしたけど、
> 年末にもあるんですね。

まあ神社というのは、神道における祈りの場なので、
年がら年中、大なり小なり何らかの祭りはあったりします。
で、大宮・氷川神社の十日市もそうですが、「酉の市」は年末の祭りですね。
あと一応、五穀豊穣を祈るのは「春祭り(祈年祭)」であって、
「秋祭り(新嘗祭)」は、その年の収穫を感謝する祭りです。
そして、最も賑わう祭りとなると、基本的には「夏祭り(夏越の祓い)」が1番かと思います。
って、単純に参拝客の多さで言えば、やはり冬の「初詣(年越の祓い)」が最大でしょうけども。

◆お祭り・初詣の来場者数ランキング◆
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s18396#18396

神道というのは、農業(特に稲作)と密接に繋がっており、
農家にとって、春は田植えで、秋は刈り取りで忙しい季節ですから、
もちろん、秋の収穫祭(新嘗祭)でも騒ぎますけども、
時間的に余裕のある夏や冬の方が、古くから祭りとして賑やかだったかと思われます。
そもそも夏や冬というのは、収穫や備蓄など食料が減り、
更には疫病や天災も多い季節、つまりは死に怯える時期だったので、
であればこそ、邪気を払う為にと派手に騒ぐ祭りが行われた由来があります。
(気候的に、夏の祭りは外へ外へと発散し、冬の祭りは内に内にと籠る印象)
まあ現代社会では、夏休みや正月休みの時期に合わせて、
観光客を呼び込む為、派手にイベント化している側面も否めませんけどね(笑)。

で、春や秋の祭りとなると、実際に農作業に従事する側の農民たちは、
田植え前の早春や、刈り取り後の晩秋に行う事になるのですが、
五穀豊穣を祈り、感謝する、神への信仰に従事する側の神職たちは、
農作業中で忙しい彼らに代わり、春や秋のど真ん中である「社日」にも祭り(神事)を行います。
そして、その祭りに合わせて、皇室では歴代皇族の霊を祭る「春季・秋季皇霊祭」を行っており、
これが戦前は祭日であったモノが、戦後は「春分の日・秋分の日」と呼ばれる祝日になりました。
「昼と夜の長さが同じ日だから休み」というのも、冷静に考えれば意味不明ですからねえ(笑)。
他にも、新嘗祭なんかは「勤労感謝の日」と名前を変えていたりなど、
今では謎な名目が付けられた休日の数々も、元々はそうした神道や宮中の祭事だったりします。


[18575] Re:神社の祭りと祝祭日返信 削除
2014/1/2 (木) 00:38:00 ヌルドリ

春分と秋分ってそういう由来があったんですか。
突然できた海の日と同じようなもんだと思ってましたw

農作業関連で冬と夏が暇ってことは、
冬休みや夏休みの起源って熱いから、寒いから以上に
農作業と密接にあるんですかね?
逆に農作業中心から産業中心になる過程の中で、
明治維新以降に春分、秋分は祭日として休日にすることができたんですかね?


[18601] Re2:神社の祭りと祝祭日返信 削除
2014/1/10 (金) 19:24:39 徳翁導誉

> > 五穀豊穣を祈り、感謝する、神への信仰に従事する側の神職たちは、
> > 農作業中で忙しい彼らに代わり、春や秋のど真ん中である「社日」にも祭り(神事)を行います。
> > そして、その祭りに合わせて、皇室では歴代皇族の霊を祭る「春季・秋季皇霊祭」を行っており、
> > これが戦前は祭日であったモノが、戦後は「春分の日・秋分の日」と呼ばれる祝日になりました。
> > 「昼と夜の長さが同じ日だから休み」というのも、冷静に考えれば意味不明ですからねえ(笑)。

> 春分と秋分ってそういう由来があったんですか。
> 突然できた海の日と同じようなもんだと思ってましたw

「海の日」は、本当に正体不明な祝日ですよね(笑)。
数十年ぶりの新しい祝日として、1996年の「7月20日」に、いきなり登場したと思ったら、
わずか数年で、ハッピー・マンデー制度により「うつろう祝日」になっちゃいましたので。
これがまだ、体育の日の10月10日や、成人の日の1月15日のように、日付が定着して以降なら、
月曜に移されても、まだ少しは違った印象になってたかも知れませんけどね。
まあ逆に、あそこまで日付のイメージが定着してた体育の日や成人の日を、
日付が可変な祝日にしたのは、個人的には思う所もあるんですけどね。
特に体育の日など、東京五輪の開会日である10月10日であってこそ、意味のある祝日だと思いますし。

一方で、戦前の旧祭日に由来する祝日は、ハッピー・マンデー制度の対象とはされません。
こちらはこちらで体育の日と同様に、「その日付にこそ意味がある」だからですが、
一般の国民からすれば、東京五輪の開会日の方が、いろいろと思い入れが深い日付だと思いますが、
やはりそこは、皇室・・・というか、そこに絡む人たちがいるので、いろいろ面倒なんでしょうね。
以前、保守系の議員が「勤労感謝の日もハッピー・マンデーの対象に」と提案した時、
「保守系のくせに、新嘗祭も知らんのか!?」と叩かれてましたし・・・・
って、何でこんな話をしたかと言えば、「海の日」も戦前は「海の記念日」として知られており、
それは明治天皇が初めて船に乗った日が由来で、祝日化にはその由来で権威付けしてたのに、
その割には、あっさりハッピー・マンデー化されたので、本当に正体不明な祝日だなぁ、と(笑)。
こうなると、「右翼のドン、政財界の黒幕」と呼ばれ、競艇利権を握ってた船舶振興会の笹川良一が、
祝日化の旗振り役だっただけに、「笹川の権力を誇示する為」との噂もあながち大袈裟じゃないのかも?


> 農作業関連で冬と夏が暇ってことは、
> 冬休みや夏休みの起源って熱いから、寒いから以上に
> 農作業と密接にあるんですかね?

う〜ん、農業と気候と宗教とが、密接に絡み合っているので、
どっちが上とか下とか断言するのは難しいですが、結局は「お盆」と「正月」ですよね。
盆と正月が休みだというのは、既に江戸時代の頃から定着してたそうですし。

> 逆に農作業中心から産業中心になる過程の中で、
> 明治維新以降に春分、秋分は祭日として休日にすることができたんですかね?

いや、その辺はあまり関係ないかと。
明治政府は国家神道を軸として、体制を作り上げて行きましたから、
その一環として、皇室の祭日が国家の祝日に制定されただけでしょうし、
そもそも明治時代どころか、農村では昭和の後期くらいまで、
小・中学校に「田植え休み」や「稲刈り休み」があったくらいですからねえ。
春と秋の農繁期に1週間ほど休みが入る分だけ、夏休みなどが短くなるのだとか。

高度経済成長の影響により、日本全体では減少傾向にあった小・中学校の農繁休暇は、
コンバインやトラクターなど農業機械が普及し出した1970年代から、農村でも減り始め、
昭和から平成になる頃には激減し、週休2日制の導入以降はほぼ姿を消したらしいです。
でも言い換えれば、ほんの20〜30年前まで、子供まで総動員する地域が残ってたくらい、
田植えや稲刈りという作業は、実に重労働だったという事なんですよね。


[18623] Re3:神社の祭りと祝祭日返信 削除
2014/1/17 (金) 20:16:51 ヌルドリ


> 数十年ぶりの新しい祝日として、1996年の「7月20日」に、いきなり登場したと思ったら、
> わずか数年で、ハッピー・マンデー制度により「うつろう祝日」になっちゃいましたので。
> これがまだ、体育の日の10月10日や、成人の日の1月15日のように、日付が定着して以降なら、
> 月曜に移されても、まだ少しは違った印象になってたかも知れませんけどね。
> まあ逆に、あそこまで日付のイメージが定着してた体育の日や成人の日を、
> 日付が可変な祝日にしたのは、個人的には思う所もあるんですけどね。
> 特に体育の日など、東京五輪の開会日である10月10日であってこそ、意味のある祝日だと思いますし。
>
> 一方で、戦前の旧祭日に由来する祝日は、ハッピー・マンデー制度の対象とはされません。
> こちらはこちらで体育の日と同様に、「その日付にこそ意味がある」だからですが、
> 一般の国民からすれば、東京五輪の開会日の方が、いろいろと思い入れが深い日付だと思いますが、
> やはりそこは、皇室・・・というか、そこに絡む人たちがいるので、いろいろ面倒なんでしょうね。
> 以前、保守系の議員が「勤労感謝の日もハッピー・マンデーの対象に」と提案した時、
> 「保守系のくせに、新嘗祭も知らんのか!?」と叩かれてましたし・・・・
> って、何でこんな話をしたかと言えば、「海の日」も戦前は「海の記念日」として知られており、
> それは明治天皇が初めて船に乗った日が由来で、祝日化にはその由来で権威付けしてたのに、
> その割には、あっさりハッピー・マンデー化されたので、本当に正体不明な祝日だなぁ、と(笑)。
> こうなると、「右翼のドン、政財界の黒幕」と呼ばれ、競艇利権を握ってた船舶振興会の笹川良一が、
> 祝日化の旗振り役だっただけに、「笹川の権力を誇示する為」との噂もあながち大袈裟じゃないのかも?

祝日を権力誇示で増やすって、2月から1日奪ったアウグストゥスか何かですかw
自分は東京五輪は肌身を持って知らないので世代なので何とも言えないですが、
当時の五輪って休日になるほど印象に残るイベントだったんですねー。
そう考えると、次の都知事に求められる2020年の五輪の成功はハードル高いですねw

> どっちが上とか下とか断言するのは難しいですが、結局は「お盆」と「正月」ですよね。
>盆と正月が休みだというのは、既に江戸時代の頃から定着してたそうですし。

お盆は詳しく知りませんが、正月自体(てか休日全体)は暦上のイベントで、それは世界共通に見られるものですよね?
暦自体に農業と気候と宗教が絡んできてるなら、世界共通にある正月は何らか世界共通で見られたものが左右してたりはしませんか?
いや夏至とか冬至とかもそうかもしれないですけど。

> 高度経済成長の影響により、日本全体では減少傾向にあった小・中学校の農繁休暇は、
> コンバインやトラクターなど農業機械が普及し出した1970年代から、農村でも減り始め、
> 昭和から平成になる頃には激減し、週休2日制の導入以降はほぼ姿を消したらしいです。
> でも言い換えれば、ほんの20〜30年前まで、子供まで総動員する地域が残ってたくらい、
> 田植えや稲刈りという作業は、実に重労働だったという事なんですよね。

今の農業はなんとか高齢者でもやっていけますが、
農業機械が普及してなければ、三ちゃん農業とか言ってる場合じゃなかったんですね。


[18643] 海の日・東京五輪・暦と農業など、雑談返信 削除
2014/1/24 (金) 21:44:13 徳翁導誉

> > 一般の国民からすれば、東京五輪の開会日の方が、いろいろと思い入れが深い日付だと思いますが、
> > やはりそこは、皇室・・・というか、そこに絡む人たちがいるので、いろいろ面倒なんでしょうね。
> > って、何でこんな話をしたかと言えば、「海の日」も戦前は「海の記念日」として知られており、
> > それは明治天皇が初めて船に乗った日が由来で、祝日化にはその由来で権威付けしてたのに、
> > その割には、あっさりハッピー・マンデー化されたので、本当に正体不明な祝日だなぁ、と(笑)。
> > こうなると、「右翼のドン、政財界の黒幕」と呼ばれ、競艇利権を握ってた船舶振興会の笹川良一が、
> > 祝日化の旗振り役だっただけに、「笹川の権力を誇示する為」との噂もあながち大袈裟じゃないのかも?

> 祝日を権力誇示で増やすって、2月から1日奪ったアウグストゥスか何かですかw

「7月20日」は「明治天皇が初めて船に乗った日」というインパクトに欠ける記念日な為、
祝日化を推進した「笹川良一の誕生日」と誤解している人も珍しく無いのですが、
まあ、まだ本人の誕生日を祝日にしてないだけ、マシじゃないですか?(笑)
ちなみに今調べた所、笹川の誕生日は「5月4日」だそうです・・・って、
この日が平成元年に「国民の休日」として祝日化されたのは、
ゴールデン・ウィーク用にを作ったのではなく、こちらの方に真相があったのでは!?

    ,ィィr--  ..__、j
   ル! {       `ヽ,       ∧
  N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
  ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \ 平成元年に笹川誕生日が祝日化され、今までの天皇誕生日は「みどりの日」と改名。
  `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ   >平成18年には旧・天皇誕生日は「昭和の日」となり、笹川誕生日が「みどりの日」に。
     {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠    笹川誕生日=みどりの日=天皇誕生日
    '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ つまり5月4日の祝日化とは、「笹川=天皇」だと世に示す行為なのだ!!(もちろん妄想)
      ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
    く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
   「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
   |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
    ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
    l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
    | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /


> 自分は東京五輪は肌身を持って知らないので世代なので何とも言えないですが、
いや私だって、さすがに東京五輪は知らないですけどね(笑)。
とは言え私の親世代は、子供時代に東京五輪が直撃したなので、間接的な記憶は多く、
しかも「10月10日」というのはキリの良い日付だった上に、
「晴れの特異日」として東京五輪の開幕日に選ばれただけの事はあって、
この日が祝日の時は、体を動かしたくなる気持ち良い秋晴れだった記憶が強いんですよ。

> 当時の五輪って休日になるほど印象に残るイベントだったんですねー。
それどころか、日本の歴史的に見ても、
終戦以後では最大の出来事ですよ、あの1964年の東京五輪は。
国民の心情的には、あれでようやく「戦争は終わった」と実感できたんだと思います。

> そう考えると、次の都知事に求められる2020年の五輪の成功はハードル高いですねw
でもまあ1964年の五輪とは、完全に次元(置かれた状況)が違いますからねえ。
もちろん五輪は世界的イベントですけど、求められるハードルはそこまで高く無いかと。
逆に言うと、2020年の五輪が決まるまでは、五輪開催をあまりに特別視し過ぎてた印象も?
って、そういえば現在、都知事選がやってるんでしたねえ・・・・
最近は政治にほとんど関心が無いので、ほぼ意識の外でした。

> > どっちが上とか下とか断言するのは難しいですが、結局は「お盆」と「正月」ですよね。
> >盆と正月が休みだというのは、既に江戸時代の頃から定着してたそうですし。

> お盆は詳しく知りませんが、正月自体(てか休日全体)は暦上のイベントで、それは世界共通に見られるものですよね?
> 暦自体に農業と気候と宗教が絡んできてるなら、世界共通にある正月は何らか世界共通で見られたものが左右してたりはしませんか?

う〜ん、欧米などは単に「新年の到来」を祝っているだけで、
日本的な感覚で元日を「正月」として捉えると、イメージを見間違えるかも?
キリスト教徒の欧米人にすれば、クリスマスこそがメインであって、
元日というのは、クリスマス休暇の最終日(2日から通常運行)くらいの感じらしいです。

そもそも、私たちがイメージするような「正月文化」がある国って、
日本・中国・朝鮮・台湾・ベトナム・モンゴルといった東アジア文化圏ですからねえ。
しかも日本以外は、伝統行事を古来のまま旧暦で行っているので、
私たちみたいに1月上旬ではなく、2月上旬の「旧正月」で祝っています。
ですから勿論、中国でも、韓国でも、台湾でも、正月の長期休暇は2月上旬に設定されています。
こうした事情から、彼らにとっても元日は、新年の到来を祝うだけの日であり、
逆に彼らからすると、欧米の新暦で正月を祝う日本の事が、奇異に感じられるみたいです。
まあ確かに、旧暦文化に付随した伝統行事なんですから、言われてみれば変ですよね?(笑)
ですが、観光産業を盛んにしたい日本側の事情を考えると、
日本と東アジアで正月休みが1ヶ月ズレているのは、なかなか好都合だったりします。

・・・と、話の方もズレてしまいましたので、元に戻しますと、
「暦」というモノが、「農耕」と密接に関わっているのは、洋の東西を問わず同じです。
古代エジプトの暦は、周期的なナイル川の氾濫から生まれましたが、
氾濫は農地を水没させる一方、肥沃な土壌を運んできましたから、ここで農業と結び付きました。
そして、このエジプト暦をローマに持ち帰ったのがカエサルであり、
これがヌルドリが前回おっしゃったアウグストゥスの逸話へと繋がる訳ですね。
ちなみに2月の日数が短いのは、ローマの暦だと1年は3月に始まり、2月に終わる為、
最終月の2月で端数の日数を調整したからだそうですが、
では何故3月が年始かと言えば、それは「種まき」の季節だからであり、
冬の1月と2月は農作業が休みとなるので、古いローマ暦だと月の設定が無かったのだとか。
もうこうなると、完全に農業主体の暦ですよね。

で、東洋の方でも事情は一緒で、同じ北半球ですから暦の巡りもほぼ一緒です。
とは言え、やはり地域によって気候も少しずつ異なるのは事実であり、
古くは日本も中国から伝わった暦を使用していたのですが、
そのままだと日本に合わないので、独自の農事暦が用いられる一方で、
江戸時代に入ると、日本人の手で作られた暦を使うようになっていきます。
そして、これは東洋でも西洋で言える事は、暦と農業が密接に関わっている為に、
閏年・閏月・閏日などを入れて、周期1年のズレを出来るだけ少なくしようと努力して来ました。

一方で、西洋と東洋に挟まれた中東世界のイスラム暦(ヒジュラ暦)に関しては、
この法則があてはまらず、30日間の大月と、29日間の小月が交互に繰り返され、
12ヶ月354日が1年という暦で、このままだと11日少ないのですが、1年のズレ修正は行いません。
ですから、断食月なども毎年11日ずつ動いていき、33年で季節を1周する為、
「イスラム教徒は2回、同じ季節の断食月を経験する」という、「還暦」みたいな表現があります。
こうした暦で大丈夫だったのも、彼らが乾燥地帯に住む遊牧・通商の民だったからかも知れませんね。
ですが、農耕地帯に暮らすイスラム教徒にとっては、1年と暦の不一致は何かと不便らしいですが。

> > 高度経済成長の影響により、日本全体では減少傾向にあった小・中学校の農繁休暇は、
> > コンバインやトラクターなど農業機械が普及し出した1970年代から、農村でも減り始め、
> > 昭和から平成になる頃には激減し、週休2日制の導入以降はほぼ姿を消したらしいです。
> > でも言い換えれば、ほんの20〜30年前まで、子供まで総動員する地域が残ってたくらい、
> > 田植えや稲刈りという作業は、実に重労働だったという事なんですよね。

> 今の農業はなんとか高齢者でもやっていけますが、
> 農業機械が普及してなければ、三ちゃん農業とか言ってる場合じゃなかったんですね。

別の見方をすると、そうした農耕機械は結構な金額がするので、
日本みたいに農家1軒1軒の耕作面積が細切れで少ない状態だと、
費用対効果が悪くなり、作物の値段が上がっちゃうんですよね。

日本の農地というのは、決して収穫効率が悪く無いだけに、
敗戦によるGHQの農地解放が行われず、小作人がそのままサラリーマンへと移行していれば、
日本も今頃は、まとまった収穫効率の良い農地と、先進的な農耕機械の導入によって、
現状より、もっとマシな農業競争力を確保できていた可能性も?
そう考えると、農業従事者の減少や高齢化も、決してマイナスな側面だけでなく、
農地さえ集約できれば、1人あたりの耕作面積が増え、費用対効果が良くなる可能性もあります。
ただ、この「農地の集約」というのが、なかなか難しいんですよねえ・・・・


[18657] Re:海の日・東京五輪・暦と農業など、雑談返信 削除
2014/1/29 (水) 19:34:50 ヌルドリ

▼ 徳翁導誉さん
>
>     ,ィィr--  ..__、j
>    ル! {       `ヽ,       ∧
>   N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
>   ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \ 平成元年に笹川誕生日が祝日化され、今までの天皇誕生日は「みどりの日」と改名。
>   `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ   >平成18年には旧・天皇誕生日は「昭和の日」となり、笹川誕生日が「みどりの日」に。
>      {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠    笹川誕生日=みどりの日=天皇誕生日
>     '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ つまり5月4日の祝日化とは、「笹川=天皇」だと世に示す行為なのだ!!(もちろん妄想)
>       ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
> --─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
>     く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
>    「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
>    |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
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>     | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /

な、なんだってー(AAry
来年からは笹川の日ですね(蹴

> > 自分は東京五輪は肌身を持って知らないので世代なので何とも言えないですが、
> いや私だって、さすがに東京五輪は知らないですけどね(笑)。
> とは言え私の親世代は、子供時代に東京五輪が直撃したなので、間接的な記憶は多く、
> しかも「10月10日」というのはキリの良い日付だった上に、
> 「晴れの特異日」として東京五輪の開幕日に選ばれただけの事はあって、
> この日が祝日の時は、体を動かしたくなる気持ち良い秋晴れだった記憶が強いんですよ。
> > 当時の五輪って休日になるほど印象に残るイベントだったんですねー。
> それどころか、日本の歴史的に見ても、
> 終戦以後では最大の出来事ですよ、あの1964年の東京五輪は。
> 国民の心情的には、あれでようやく「戦争は終わった」と実感できたんだと思います。
> > そう考えると、次の都知事に求められる2020年の五輪の成功はハードル高いですねw
> でもまあ1964年の五輪とは、完全に次元(置かれた状況)が違いますからねえ。
> もちろん五輪は世界的イベントですけど、求められるハードルはそこまで高く無いかと。
> 逆に言うと、2020年の五輪が決まるまでは、五輪開催をあまりに特別視し過ぎてた印象も?
> って、そういえば現在、都知事選がやってるんでしたねえ・・・・
> 最近は政治にほとんど関心が無いので、ほぼ意識の外でした。

そういや昔は運動会は体育の日でしたねー。
運動嫌いの自分は秋とはいえ寒い中運動なんてへったくれもねぇと子供頃からずっとも思ってましたけど
ひょっとしたら運動の秋もそれ由来ですか。
言われてみれば復興の兆しみたいな特集のされ方も、番組ではよくされるのも東京五輪の特徴ですね。
日本は攻めた側といわれていて確かにそれは間違いはないのでしょうが、
一方で原爆も空襲も相当くらってることは忘れることがありますよね。

最近では罰ゲームとも一部で噂される最近の都知事選ですが、
原発問題に集中して一点突破を目指す候補がいる一方で、手広い方く問題をまとめていく人がいるのも面白いですね。
前者は細川さんで後者が舛添さんですが、そこは後援の差から来る戦略なんですかねー?

> > > どっちが上とか下とか断言するのは難しいですが、結局は「お盆」と「正月」ですよね。
> > >盆と正月が休みだというのは、既に江戸時代の頃から定着してたそうですし。

> > お盆は詳しく知りませんが、正月自体(てか休日全体)は暦上のイベントで、それは世界共通に見られるものですよね?
> > 暦自体に農業と気候と宗教が絡んできてるなら、世界共通にある正月は何らか世界共通で見られたものが左右してたりはしませんか?

> う〜ん、欧米などは単に「新年の到来」を祝っているだけで、
> 日本的な感覚で元日を「正月」として捉えると、イメージを見間違えるかも?
> キリスト教徒の欧米人にすれば、クリスマスこそがメインであって、
> 元日というのは、クリスマス休暇の最終日(2日から通常運行)くらいの感じらしいです。
>
> そもそも、私たちがイメージするような「正月文化」がある国って、
> 日本・中国・朝鮮・台湾・ベトナム・モンゴルといった東アジア文化圏ですからねえ。
> しかも日本以外は、伝統行事を古来のまま旧暦で行っているので、
> 私たちみたいに1月上旬ではなく、2月上旬の「旧正月」で祝っています。
> ですから勿論、中国でも、韓国でも、台湾でも、正月の長期休暇は2月上旬に設定されています。
> こうした事情から、彼らにとっても元日は、新年の到来を祝うだけの日であり、
> 逆に彼らからすると、欧米の新暦で正月を祝う日本の事が、奇異に感じられるみたいです。
> まあ確かに、旧暦文化に付随した伝統行事なんですから、言われてみれば変ですよね?(笑)
> ですが、観光産業を盛んにしたい日本側の事情を考えると、
> 日本と東アジアで正月休みが1ヶ月ズレているのは、なかなか好都合だったりします。
>
> ・・・と、話の方もズレてしまいましたので、元に戻しますと、
> 「暦」というモノが、「農耕」と密接に関わっているのは、洋の東西を問わず同じです。
> 古代エジプトの暦は、周期的なナイル川の氾濫から生まれましたが、
> 氾濫は農地を水没させる一方、肥沃な土壌を運んできましたから、ここで農業と結び付きました。
> そして、このエジプト暦をローマに持ち帰ったのがカエサルであり、
> これがヌルドリが前回おっしゃったアウグストゥスの逸話へと繋がる訳ですね。
> ちなみに2月の日数が短いのは、ローマの暦だと1年は3月に始まり、2月に終わる為、
> 最終月の2月で端数の日数を調整したからだそうですが、
> では何故3月が年始かと言えば、それは「種まき」の季節だからであり、
> 冬の1月と2月は農作業が休みとなるので、古いローマ暦だと月の設定が無かったのだとか。
> もうこうなると、完全に農業主体の暦ですよね。
>
> で、東洋の方でも事情は一緒で、同じ北半球ですから暦の巡りもほぼ一緒です。
> とは言え、やはり地域によって気候も少しずつ異なるのは事実であり、
> 古くは日本も中国から伝わった暦を使用していたのですが、
> そのままだと日本に合わないので、独自の農事暦が用いられる一方で、
> 江戸時代に入ると、日本人の手で作られた暦を使うようになっていきます。
> そして、これは東洋でも西洋で言える事は、暦と農業が密接に関わっている為に、
> 閏年・閏月・閏日などを入れて、周期1年のズレを出来るだけ少なくしようと努力して来ました。
>
> 一方で、西洋と東洋に挟まれた中東世界のイスラム暦(ヒジュラ暦)に関しては、
> この法則があてはまらず、30日間の大月と、29日間の小月が交互に繰り返され、
> 12ヶ月354日が1年という暦で、このままだと11日少ないのですが、1年のズレ修正は行いません。
> ですから、断食月なども毎年11日ずつ動いていき、33年で季節を1周する為、
> 「イスラム教徒は2回、同じ季節の断食月を経験する」という、「還暦」みたいな表現があります。
> こうした暦で大丈夫だったのも、彼らが乾燥地帯に住む遊牧・通商の民だったからかも知れませんね。
> ですが、農耕地帯に暮らすイスラム教徒にとっては、1年と暦の不一致は何かと不便らしいですが。
>
> > > 高度経済成長の影響により、日本全体では減少傾向にあった小・中学校の農繁休暇は、
> > > コンバインやトラクターなど農業機械が普及し出した1970年代から、農村でも減り始め、
> > > 昭和から平成になる頃には激減し、週休2日制の導入以降はほぼ姿を消したらしいです。
> > > でも言い換えれば、ほんの20〜30年前まで、子供まで総動員する地域が残ってたくらい、
> > > 田植えや稲刈りという作業は、実に重労働だったという事なんですよね。

> > 今の農業はなんとか高齢者でもやっていけますが、
> > 農業機械が普及してなければ、三ちゃん農業とか言ってる場合じゃなかったんですね。

> 別の見方をすると、そうした農耕機械は結構な金額がするので、
> 日本みたいに農家1軒1軒の耕作面積が細切れで少ない状態だと、
> 費用対効果が悪くなり、作物の値段が上がっちゃうんですよね。
>
> 日本の農地というのは、決して収穫効率が悪く無いだけに、
> 敗戦によるGHQの農地解放が行われず、小作人がそのままサラリーマンへと移行していれば、
> 日本も今頃は、まとまった収穫効率の良い農地と、先進的な農耕機械の導入によって、
> 現状より、もっとマシな農業競争力を確保できていた可能性も?
> そう考えると、農業従事者の減少や高齢化も、決してマイナスな側面だけでなく、
> 農地さえ集約できれば、1人あたりの耕作面積が増え、費用対効果が良くなる可能性もあります。
> ただ、この「農地の集約」というのが、なかなか難しいんですよねえ・・・・

日本の農場の分布が具体的にどうなっているかは分かりませんが、
日本の農地って広い平野があるわけじゃないですもんねー。
山間の土地でアメリカみたいな大規模農場がができるかといわれれば微妙な気がしますし。
相続の問題もあるのかもしれませんね。飛び飛びの地形を持っていても意味がないから、
まとめるなら一気にまとめなきゃいけません。
なんだかんだでそれでも農業従事者が土地を持ってるという事実は強いように見えますけどw


[18658] Re:海の日・東京五輪・暦と農業など、雑談 #返信忘れ部分返信 削除
2014/1/29 (水) 19:48:10 ヌルドリ

> う〜ん、欧米などは単に「新年の到来」を祝っているだけで、
> 日本的な感覚で元日を「正月」として捉えると、イメージを見間違えるかも?
> キリスト教徒の欧米人にすれば、クリスマスこそがメインであって、
> 元日というのは、クリスマス休暇の最終日(2日から通常運行)くらいの感じらしいです。
>
> そもそも、私たちがイメージするような「正月文化」がある国って、
> 日本・中国・朝鮮・台湾・ベトナム・モンゴルといった東アジア文化圏ですからねえ。
> しかも日本以外は、伝統行事を古来のまま旧暦で行っているので、
> 私たちみたいに1月上旬ではなく、2月上旬の「旧正月」で祝っています。
> ですから勿論、中国でも、韓国でも、台湾でも、正月の長期休暇は2月上旬に設定されています。
> こうした事情から、彼らにとっても元日は、新年の到来を祝うだけの日であり、
> 逆に彼らからすると、欧米の新暦で正月を祝う日本の事が、奇異に感じられるみたいです。
> まあ確かに、旧暦文化に付随した伝統行事なんですから、言われてみれば変ですよね?(笑)
> ですが、観光産業を盛んにしたい日本側の事情を考えると、
> 日本と東アジアで正月休みが1ヶ月ズレているのは、なかなか好都合だったりします。
>
> ・・・と、話の方もズレてしまいましたので、元に戻しますと、
> 「暦」というモノが、「農耕」と密接に関わっているのは、洋の東西を問わず同じです。
> 古代エジプトの暦は、周期的なナイル川の氾濫から生まれましたが、
> 氾濫は農地を水没させる一方、肥沃な土壌を運んできましたから、ここで農業と結び付きました。
> そして、このエジプト暦をローマに持ち帰ったのがカエサルであり、
> これがヌルドリが前回おっしゃったアウグストゥスの逸話へと繋がる訳ですね。
> ちなみに2月の日数が短いのは、ローマの暦だと1年は3月に始まり、2月に終わる為、
> 最終月の2月で端数の日数を調整したからだそうですが、
> では何故3月が年始かと言えば、それは「種まき」の季節だからであり、
> 冬の1月と2月は農作業が休みとなるので、古いローマ暦だと月の設定が無かったのだとか。
> もうこうなると、完全に農業主体の暦ですよね。
>
> で、東洋の方でも事情は一緒で、同じ北半球ですから暦の巡りもほぼ一緒です。
> とは言え、やはり地域によって気候も少しずつ異なるのは事実であり、
> 古くは日本も中国から伝わった暦を使用していたのですが、
> そのままだと日本に合わないので、独自の農事暦が用いられる一方で、
> 江戸時代に入ると、日本人の手で作られた暦を使うようになっていきます。
> そして、これは東洋でも西洋で言える事は、暦と農業が密接に関わっている為に、
> 閏年・閏月・閏日などを入れて、周期1年のズレを出来るだけ少なくしようと努力して来ました。
>
> 一方で、西洋と東洋に挟まれた中東世界のイスラム暦(ヒジュラ暦)に関しては、
> この法則があてはまらず、30日間の大月と、29日間の小月が交互に繰り返され、
> 12ヶ月354日が1年という暦で、このままだと11日少ないのですが、1年のズレ修正は行いません。
> ですから、断食月なども毎年11日ずつ動いていき、33年で季節を1周する為、
> 「イスラム教徒は2回、同じ季節の断食月を経験する」という、「還暦」みたいな表現があります。
> こうした暦で大丈夫だったのも、彼らが乾燥地帯に住む遊牧・通商の民だったからかも知れませんね。
> ですが、農耕地帯に暮らすイスラム教徒にとっては、1年と暦の不一致は何かと不便らしいですが。

正月もそうですが、なんだかんだで日本人はお祭りとか祝日とかに付随するイベントって結構好きですよねー。
欧米でもイースターとかハロウィンとかありますけど、日本はなんでも輸入してますし。
外国の文化に寛容といっても、それだけでは祝日イベントまで輸入されてない気がしますw
ヒジュラ歴って聞いてこと無かったのでちょっとググってみましたが、
ラマダーンはヒジュラ歴の季節の名前だったんですね。
暦の概念自体は存在してもイスラムの起源は季節感の乏しい乾燥地帯だから
時間と宗教上以上の意味はなかったってことですかね?


[18669] 日本人はイベントがお好き?返信 削除
2014/1/31 (金) 20:06:34 徳翁導誉

> >     ,ィィr--  ..__、j
> >    ル! {       `ヽ,       ∧
> >   N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
> >   ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \ 平成元年に笹川誕生日が祝日化され、今までの天皇誕生日は「みどりの日」と改名。
> >   `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ  > 平成18年には旧・天皇誕生日は「昭和の日」となり、笹川誕生日が「みどりの日」に。
> >      {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠    笹川誕生日=みどりの日=天皇誕生日
> >     '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ つまり5月4日の祝日化とは、「笹川=天皇」だと世に示す行為なのだ!!(もちろん妄想)
> >       ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
> > --─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
> >     く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
> >    「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
> >    |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
> >     ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
> >     l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
> >     | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /

> な、なんだってー(AAry
> 来年からは笹川の日ですね(蹴

送信した後に、「2chとか知らないと意味不明なネタだった」かと、
ちょっと反省していたので、とりあえず伝わってた様で良かったです(笑)。
それにしても、私がAAを使ったのって何年ぶりだったんだろう?
この時↓以来だとすれば、実に7年ぶりですねえ・・・・
http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/aa/aa_sokan.html
http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/aa/aa_jotei.html


> > しかも「10月10日」というのはキリの良い日付だった上に、
> > 「晴れの特異日」として東京五輪の開幕日に選ばれただけの事はあって、
> > この日が祝日の時は、体を動かしたくなる気持ち良い秋晴れだった記憶が強いんですよ。

> そういや昔は運動会は体育の日でしたねー。
> 運動嫌いの自分は秋とはいえ寒い中運動なんてへったくれもねぇと子供頃からずっとも思ってましたけど
> ひょっとしたら運動の秋もそれ由来ですか。

元々は「実りの秋」とか「収穫の秋」という言葉が最初にあり、
そこから「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」などの言葉が生まれたそうで、
スポーツの秋の場合、その由来自体は大学スポーツ(春季と秋季の2季制)らしいのですが、
一般に普及・定着したのは、やはり東京五輪と、その後の運動会の影響が大きいみたいです。
しかし最近では、「2学期は行事が多すぎる」とか「残暑が厳しい」という理由で、
運動会を秋から春に移している学校が増えてるんですよねえ・・・・
ただ、春開催とは言っても、どうしてもゴールデン・ウィーク明けになるので、
梅雨が早く来たりすると、順延や中止も多くなってしまうらしいです。

> > 終戦以後では最大の出来事ですよ、あの1964年の東京五輪は。
> > 国民の心情的には、あれでようやく「戦争は終わった」と実感できたんだと思います。

> 言われてみれば復興の兆しみたいな特集のされ方も、番組ではよくされるのも東京五輪の特徴ですね。

今回の東日本大震災からの復興状況を見てても解ると思いますが、
戦争が終わったからと言って、すぐに街が復興される訳では無いですからねえ。
瓦礫を処分し、廃屋を解体し、権利関係を整理し、そこからようやく再開発でし、
しかも日本は敗戦で破綻した状態からスタートですから、そう簡単に物事は進みません。
ですからやはり、20年ぐらいの時間を必要としたのでしょうし(これでも早かった方)、
新幹線や首都高の開通、一般道や下水道の整備、テレビや自動車の普及など、
五輪開幕に合わせて急ピッチで進められた為、その変貌ぶりのインパクトたるや凄かったかと!!

> 日本は攻めた側といわれていて確かにそれは間違いはないのでしょうが、
> 一方で原爆も空襲も相当くらってることは忘れることがありますよね。

う〜ん、忘れる事があるんですかぁ・・・・
ヌルドリさんの年齢は解りませんが、世代間差みたいなモノなんですかねえ?
昭和から平成にかけて義務教育を受けた私の世代は、戦争体験を又聞きし、
「とにかく戦争は市民にとって悲惨」という認識が強い中で育ったのですが、
平成も四半世紀が過ぎ、出兵された多くの方が亡くなった現在では、
「あの戦争は正義か?悪か?」などの次元で語られる事が多くなっていますからねえ。
そうなってしまうと、実際にやった事、やられた事よりも、
どの論調が、自分にとって心地良いかが優先されてしまいますし・・・・
最近では一段と「戦争の風化」を感じるのですが、よくよく考えてみると、
戦災体験はあっても、戦場体験のある人はほぼ皆無になってしまったんですね。
戦時中に20歳だった人でも90歳を超えているので、今や、又聞き体験すら出来ない時代に。

> > って、そういえば現在、都知事選がやってるんでしたねえ・・・・
> > 最近は政治にほとんど関心が無いので、ほぼ意識の外でした。

> 最近では罰ゲームとも一部で噂される最近の都知事選ですが、
> 原発問題に集中して一点突破を目指す候補がいる一方で、手広い方く問題をまとめていく人がいるのも面白いですね。
> 前者は細川さんで後者が舛添さんですが、そこは後援の差から来る戦略なんですかねー?

原発問題なんて、都政じゃなく国政の範囲ですしねえ。
東京都が、東京電力の経営方針を動かせる訳でも無いですし、
しかも「脱原発」を唱えているのが小泉&細川コンビというのが・・・・
正直言って、今の有力候補者のメンツを見ると、
「そのまま猪瀬で」というのが最適解に思えるから、個人的に興味が湧かないのかも?(笑)

そもそも、徳田虎雄の徳洲会が昔から派手にカネをバラ撒いていたの事実ですし、
猪瀬の方も収支報告書い記載しなかったのはアウトですが、
個人的には、「ここまで追い詰められるレベルの事か?」とは思ってますからねえ。
まあ徳洲会の方は、その功と罪の大きさから、敵も味方も多いので、たまたま今なのかも知れませんが、
これだけバラ撒いていて、特捜部の定めたターゲットがなぜ猪瀬だったのかは、ちょっと興味アリ。
単に目立っていて、脇が甘かったからなのか? それとも何か他に意味があるのか?


> > 一方で、西洋と東洋に挟まれた中東世界のイスラム暦(ヒジュラ暦)に関しては、
> > この法則があてはまらず、30日間の大月と、29日間の小月が交互に繰り返され、
> > 12ヶ月354日が1年という暦で、このままだと11日少ないのですが、1年のズレ修正は行いません。
> > ですから、断食月なども毎年11日ずつ動いていき、33年で季節を1周する為、
> > 「イスラム教徒は2回、同じ季節の断食月を経験する」という、「還暦」みたいな表現があります。
> > こうした暦で大丈夫だったのも、彼らが乾燥地帯に住む遊牧・通商の民だったからかも知れませんね。
> > ですが、農耕地帯に暮らすイスラム教徒にとっては、1年と暦の不一致は何かと不便らしいですが。

> ヒジュラ歴って聞いてこと無かったのでちょっとググってみましたが、
> ラマダーンはヒジュラ歴の季節の名前だったんですね。
> 暦の概念自体は存在してもイスラムの起源は季節感の乏しい乾燥地帯だから
> 時間と宗教上以上の意味はなかったってことですかね?

う〜ん、私も素人なので詳しくは解りませんが、多分そうなんじゃないですかねえ?
同じイスラム教のエリアでも、農業が盛んなイランなどでは、
太陰暦のヒジュラ暦ではなく、独自の「イラン暦(ヒジュラ太陽暦)」を用いており、
しかも、採用の変遷が「エジプト太陽暦→イスラム太陰暦→イラン太陽暦」となってますので、
逆説的に考えれば、そのままヒジュラ暦で大丈夫だった地域は、農耕文化が薄い所だったのかと。

やはり農業で考えれば「暦と季節の一致」は必須ですし、そうなると太陽を基準とした暦となりますが、
一方で「時間を管理する暦」という面を考えると、太陽基準はとても難しくなってしまう・・・・
その点、月を基準とした「太陰暦」であれば、月の満ち欠けが「29.5日」周期なので、
「月の1周期=1ヶ月」なら時間管理が楽ですし、何より月の満ち欠けは観測が簡単ですからねえ。
だからこそ、英語の「month」は「moon」と語源を同じくし、漢字圏では月を「月」と書く訳です。

しかし、月基準だと12ヶ月354日で、1年365日とは「年間11日のズレ」を生んでしまい、
農耕文化の地域では、このズレを埋める方法がいろいろと作られて行き、
19年に7回(約3年に1回)のペースで、ズレた1ヶ月分を挿入する「閏月」が生まれ、
この「1ヶ月は月基準の太陰暦で、1年は太陽基準の太陽暦」の暦を、「太陰太陽暦」と言います。
こうした暦の進化は、天文学の発展に大きく貢献するのですが、やはり一般人には使い難いですよね。
それを思うと、現在の4年に1回のペースで1日増やす、「グレゴリオ暦」は使い勝手が良い訳です。
まあ厳密に言うと、グレゴリオ暦も400年に97回の閏日を挿入するモノなので、
「100で割り切れる年は閏日を入れない。ただし400で割り切れる年は閏日を入れる」という例外規定があります。
つまり2000年のミレニアム時は、閏日が入らなそうで、やっぱり入った、珍しい年だったんです(笑)。


> > そもそも、私たちがイメージするような「正月文化」がある国って、
> > 日本・中国・朝鮮・台湾・ベトナム・モンゴルといった東アジア文化圏ですからねえ。
> > しかも日本以外は、伝統行事を古来のまま旧暦で行っているので、
> > 私たちみたいに1月上旬ではなく、2月上旬の「旧正月」で祝っています。
> > ですから勿論、中国でも、韓国でも、台湾でも、正月の長期休暇は2月上旬に設定されています。
> > こうした事情から、彼らにとっても元日は、新年の到来を祝うだけの日であり、
> > 逆に彼らからすると、欧米の新暦で正月を祝う日本の事が、奇異に感じられるみたいです。
> > まあ確かに、旧暦文化に付随した伝統行事なんですから、言われてみれば変ですよね?(笑)

> 正月もそうですが、なんだかんだで日本人はお祭りとか祝日とかに付随するイベントって結構好きですよねー。

そう、まさにそこが日本人なんですよ!!
だからこそ、正月を1ヶ月も前倒しに移動できたんです(笑)。
中華圏で言う春節、日本で言えば新春の到来を祝うのが本来の正月なのに、
春の訪れを感じられない時期に行えるのは、儀式要素よりもイベント要素を重んじる為だと思います。
祝えて楽しめるなら、基本的に何だって良いんですよ、日本人は(笑)。

しかし一方で、明治政府が新暦を採用して以降も、ほぼ旧暦通りに続けられてる行事があります。
その代表格こそが、正月と並ぶ一大行事の「お盆」です。
(厳密に言うと旧暦のままではなく、旧暦の日付に近い8月15日近辺に固定)
まあ、祝う日は動かせても、弔う日は動かせないって事なんでしょうね?
「新暦になったから1ヶ月早めて」と言われても、ご先祖様もあの世で困っちゃうでしょうし(笑)。
ただ、東京や横浜・函館など、お盆も新暦に移行した地域が一部にあるみたいなので、
明治新政府の意向としては有ったものの、地方や農村では無視された感じはあったのかも?
ちなみに、新暦導入時にはまだ琉球王国だった沖縄は、中華圏と同じく正月もお盆も旧暦のままだそうです。
ですから沖縄には、旧暦も一緒に入ったカレンダー↓があるみたいですよ。
http://okinawa.town-nets.jp/img/ad_season/30/calender2013_02.jpg

> 欧米でもイースターとかハロウィンとかありますけど、日本はなんでも輸入してますし。
> 外国の文化に寛容といっても、それだけでは祝日イベントまで輸入されてない気がしますw

ハロウィンは定着した・・・とまでは行かなくても、ここ数年で急速に存在感を増してますね。
調べてみると、2000年頃から東京ディズニーランドがハロウィン・イベントを大々的に行うようになり、
少しずつ認知度が上がって来ると、2000年代後半に各社お菓子メーカーがそれに乗っかり、
2010年前後には他業種まで参入・・・という流れみたいです。
まあ、秋というのは季節商戦としてにも空白期なので、各種業界が何とかしたいんでしょうね。
元々はケルト人の大晦日&お盆なのだそうですが、これが後に欧州でキリスト教の行事化され、
更にはアメリカに渡って収穫祭となり、今では日本で仮装パーティー化されているとは、
あの世のケルト人たちも、さぞやビックリしている事でしょう(笑)。

続いて、イースターの方は・・・まあ、「キリストの復活祭」ですからねえ。
復活祭関連の行事だけは旧暦のままで行われるので、毎年日付が変わりますし、
宗教的要素が強いので、信徒以外に一般化されず、商業化もされず、結局は世界普及も無いかと。
逆に言えば、それだけキリスト教にとっては、クリスマス以上に重要なイベントなんでしょうけどね。
それを思うと、数年前にローマ法王が、肥大化を続けるクリスマスに苦言を呈したのは、
単に商業主義を嫌っただけでなく、宗教行事の序列を乱される事を恐れた側面も実はあったりして?

しかし本当に、イベント化されたクリスマスは世界へと拡大して行きましたよねえ・・・・
GHQの占領統治下で広まった日本は、非キリスト教地域における先駆けかも知れませんが、
冷戦が終結して、経済がグローバル化された21世紀の現在では、
日本ほどではないにしても、世界各地(特にアジア)で似たような現象が起きてますし、
まあ結局は日本に限らず、みんな楽しめるイベントは好きなのかと(笑)。
宗教否定の中国でも、仏教のタイでも、イスラム教のインドネシアでも、ヒンズー教のインドでも、
ここ数年で急激に、商業イベントとしてのクリスマスが拡大しているらしいですからねえ。
ある意味では、元々はアメリカのガソリン・スタンドの併設店だった「セブンイレブン」が、
日本で独自にコンビニとして進化し、それがアジアへと普及して行ったのと同じように、
占領時にイベント要素だけ取り込んだ日本のクリスマスが、アジアへと拡大している面もあるのかも?

その一方で、お釈迦様の降誕祭である「花祭り(灌仏会)」の方は、年々下火になってますね・・・・
甘茶を飲んだり、お菓子を貰ったりと、かつては子供会などで人気のイベントだったのですが、
日本では仏教が近い存在なだけに、今では却って宗教的だとして避けられているのかも?
密接だったからこそ消えて行くのは、とても寂しい気がしますが、もはや認知度としては、
4月8日で、名前が花祭りですから、下手をすれば「花見」をイメージする人の方が多数派な気がします。
ちなみに、この花祭りも明治に新暦が導入され、それに合わせて1ヶ月前倒しになってるんですが、
釈迦の誕生日を祝う祭りなのに、動かしちゃっても良かったんですかねえ?(笑)


> > 別の見方をすると、そうした農耕機械は結構な金額がするので、
> > 日本みたいに農家1軒1軒の耕作面積が細切れで少ない状態だと、
> > 費用対効果が悪くなり、作物の値段が上がっちゃうんですよね。
> > 日本の農地というのは、決して収穫効率が悪く無いだけに、
> > 敗戦によるGHQの農地解放が行われず、小作人がそのままサラリーマンへと移行していれば、
> > 日本も今頃は、まとまった収穫効率の良い農地と、先進的な農耕機械の導入によって、
> > 現状より、もっとマシな農業競争力を確保できていた可能性も?
> > そう考えると、農業従事者の減少や高齢化も、決してマイナスな側面だけでなく、
> > 農地さえ集約できれば、1人あたりの耕作面積が増え、費用対効果が良くなる可能性もあります。
> > ただ、この「農地の集約」というのが、なかなか難しいんですよねえ・・・・

> 日本の農場の分布が具体的にどうなっているかは分かりませんが、
> 日本の農地って広い平野があるわけじゃないですもんねー。
> 山間の土地でアメリカみたいな大規模農場がができるかといわれれば微妙な気がしますし。

いや、ここでいう「細切れの農地」というのは、例えば棚田のような物理的な条件ではなく、
戦後の農地解放によって行われた、農地所有者の細分化という事ですね。
アメリカやオーストラリアなどの大規模農業とは、さすがに比較はできませんけども、
欧州諸国の数値と比べても、農家あたりの農地面積が狭く、逆に人口あたりの農家は多いんです。
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kaigai_nogyo/pdf/area.pdf
もちろん、各国とも条件は異なりますので、一概に述べられるモノでは無い事は重々承知ですが、
TPP参加などを考えるのであれば、もっと改善すべきなのは明らかだと思います。
実際、広大な農地面積を確保できる北海道では、年収が1000万円を超える農家も珍しく無いそうですし。

それと、棚田のような物理的に狭い農地は、これは経済性だけで見ると正直言って無理ですから、
こうした農地の保存は、文化保護活動や農業体験活動でのビジネス・モデル構築が要ると思うので、
どちらかと言えば農水省よりも、文科省の範疇になってくるかも知れませんね。

> 相続の問題もあるのかもしれませんね。飛び飛びの地形を持っていても意味がないから、
> まとめるなら一気にまとめなきゃいけません。
> なんだかんだでそれでも農業従事者が土地を持ってるという事実は強いように見えますけどw

山間部の農地だけでなく、最近では平野部の農地も、耕作放棄が問題になってますからねえ・・・・
これには、農業従事者の高齢化や、減反政策の反動などもあるのですが、
データを見ると、放棄地の半分は「農地は所有しているけど、農業をしてない世帯」であり、
要するに、父親や祖父は農業をしてたけど、子や孫はサラリーマンなどで農業をしていないです。
地方から上京して就職すれば、どうしたってそうなっちゃいますし、
都市部に近い所ですと、そこから普通に通勤が出来ちゃいますので。
そうすると、農地を放置しておくか、他の農地に貸すかしか無いんですよね。
農地を売買するのは大変ですし、農地を他の用途に転向するのは更に難しいですから。


[18721] Re:日本人はイベントがお好き?返信 削除
2014/2/14 (金) 16:46:29 ヌルドリ

> この時↓以来だとすれば、実に7年ぶりですねえ・・・・
> http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/aa/aa_sokan.html
> http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/aa/aa_jotei.html

やる夫スレみたいなかんじですねぇ。
って気付いたら七年前はもうその手のものがある時期ですか。

> 元々は「実りの秋」とか「収穫の秋」という言葉が最初にあり、
> そこから「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」などの言葉が生まれたそうで、
> スポーツの秋の場合、その由来自体は大学スポーツ(春季と秋季の2季制)らしいのですが、
> 一般に普及・定着したのは、やはり東京五輪と、その後の運動会の影響が大きいみたいです。
> しかし最近では、「2学期は行事が多すぎる」とか「残暑が厳しい」という理由で、
> 運動会を秋から春に移している学校が増えてるんですよねえ・・・・
> ただ、春開催とは言っても、どうしてもゴールデン・ウィーク明けになるので、
> 梅雨が早く来たりすると、順延や中止も多くなってしまうらしいです。

自分の小中高も全部6月から5月下旬開催で、雨の場合は延期でしたねー。
2月中旬もイベントがあまりないですが、冬に運動会とかしたくないんでしょうね。
さらに学年揃った練習が必要なイベントとなると、学校側も調整を入念にしたいんでしょうねー。

> 新幹線や首都高の開通、一般道や下水道の整備、テレビや自動車の普及など、
> 五輪開幕に合わせて急ピッチで進められた為、その変貌ぶりのインパクトたるや凄かったかと!!

首都高もその時期だったんですか。
国を挙げてのイベントですから、当時としてもある種、復興の指標だったんですねー。
そういや新幹線は産業遺産の方で世界遺産登録が可能性としてあるらしいですね。

> う〜ん、忘れる事があるんですかぁ・・・・
冷戦が歴史になっているジャスト就活世代なので、世界大戦って2世代前の話なので、身をもって感じるってことは皆無なんですよね。
仰る通り自分も祖父等を通じて戦争体験等は聞きますが、
日本自身に戦争の爪跡がはっきり残っているものって、
意図的に残されたもの以外はほとんどないです。
冷戦すら無いですね。日常の中に溶け込んでいます。
せいぜい北朝鮮のニュースくらいですか。
じゃあその情報だけで戦争って悲惨だよね、って言える人が多いとしたら、
むしろそっちの方が変だと自分は思いますねー。
戦争体験で言えば同時多発テロからの戦争の方が身近なんじゃないでしょうか。
あと中韓であったり米との関係であったり、国際関係の軸の中で過去の戦争が語れることが多いので、
両側が問題になることは滅多にないのも一因としてあるかもしれません。


> そもそも、徳田虎雄の徳洲会が昔から派手にカネをバラ撒いていたの事実ですし、
> 猪瀬の方も収支報告書い記載しなかったのはアウトですが、
> 個人的には、「ここまで追い詰められるレベルの事か?」とは思ってますからねえ。

結局、無難な舛添さんに決まりましたね。
退任の裏には猪瀬さん自身の議会や都庁からの人望が無くなっていたのもあるそうですが、
そのうえで陰謀論疑ってみるならオリンピック利権とかですかね?
 
> 明治新政府の意向としては有ったものの、地方や農村では無視された感じはあったのかも?
> ちなみに、新暦導入時にはまだ琉球王国だった沖縄は、中華圏と同じく正月もお盆も旧暦のままだそうです。
> ですから沖縄には、旧暦も一緒に入ったカレンダー↓があるみたいですよ。
> http://okinawa.town-nets.jp/img/ad_season/30/calender2013_02.jpg


> ハロウィンは定着した・・・とまでは行かなくても、ここ数年で急速に存在感を増してますね。

> しかし本当に、イベント化されたクリスマスは世界へと拡大して行きましたよねえ・・・・

> その一方で、お釈迦様の降誕祭である「花祭り(灌仏会)」の方は、年々下火になってますね・・・・

> ちなみに、この花祭りも明治に新暦が導入され、それに合わせて1ヶ月前倒しになってるんですが、
> 釈迦の誕生日を祝う祭りなのに、動かしちゃっても良かったんですかねえ?(笑)

意外と琉球王国の文化の名残ってあるんですね。
奇妙奇天烈な苗字と急減少中の訛りだけかと思ってました。
イベントだとバレンタインデーの方も広がっているらしいですね。
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_14/128692285/
チョコレート会社の陰謀が付属してるかは分かりませんが、
イベントに合わせた商法は宗教寛容度の高い地域ならば有効なんでしょうね。
西洋化と宗教寛容度ってなんか某パラドゲームみたいですけどw
釈迦の誕生日は・・・あれです。10月(October)みたいなもんなですよきっと(蹴

> 山間部の農地だけでなく、最近では平野部の農地も、耕作放棄が問題になってますからねえ・・・・
> これには、農業従事者の高齢化や、減反政策の反動などもあるのですが、
> データを見ると、放棄地の半分は「農地は所有しているけど、農業をしてない世帯」であり、
> 要するに、父親や祖父は農業をしてたけど、子や孫はサラリーマンなどで農業をしていないです。
> 地方から上京して就職すれば、どうしたってそうなっちゃいますし、
> 都市部に近い所ですと、そこから普通に通勤が出来ちゃいますので。
> そうすると、農地を放置しておくか、他の農地に貸すかしか無いんですよね。
> 農地を売買するのは大変ですし、農地を他の用途に転向するのは更に難しいですから。

都心の農地だと税金対策とかありますが、
都市部に近いだけだと、単なる空地になりかねませんしねー。
廃止されたとはいえ地主制は、機械化が進んだ現代的な前提に立ちかえれば、
合理的といえば合理的になるのかもしれませんね。


[18728] Re2:日本人はイベントがお好き?返信 削除
2014/2/14 (金) 21:13:54 徳翁導誉

> > この時↓以来だとすれば、実に7年ぶりですねえ・・・・
> > http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/aa/aa_sokan.html
> > http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/aa/aa_jotei.html

> やる夫スレみたいなかんじですねぇ。
> って気付いたら七年前はもうその手のものがある時期ですか。

やる夫で学ぶシリーズなどは、もう少し後に登場した記憶がありますね。
当時はまだ、ドラえもんなどの有名キャラのAAを用いるのが主流でしたし。
まあ、気軽に使える定型の挿絵みたいなモノですし、
ネット環境の変化や2chの誕生により、複数行に及ぶAAが一般化した2000年前後から、
程度の違いこそあれ、そうした手法は既にあったんじゃないですかねえ?

> > しかし最近では、「2学期は行事が多すぎる」とか「残暑が厳しい」という理由で、
> > 運動会を秋から春に移している学校が増えてるんですよねえ・・・・
> > ただ、春開催とは言っても、どうしてもゴールデン・ウィーク明けになるので、
> > 梅雨が早く来たりすると、順延や中止も多くなってしまうらしいです。

> 自分の小中高も全部6月から5月下旬開催で、雨の場合は延期でしたねー。

あぁ〜、秋の運動会の経験は無いんですか。
でも、やはり雨の影響は出ますよね。

> 2月中旬もイベントがあまりないですが、冬に運動会とかしたくないんでしょうね。
> さらに学年揃った練習が必要なイベントとなると、学校側も調整を入念にしたいんでしょうねー。

2月中旬だと、進路だの、来年度のクラス分けだの、いろいろ面倒な時期ですからねえ。
高校3年生は特に大変な時期ですが、都会だと小学校でも私立受験を抱えた子が一定数いますし。
それに運動会の春移動は、クラスがまとまる機会を早めに設ける目的もあるそうなので、
2月開催だと、クラス最後の思い出イベントみたいになってしまいますからねえ・・・・

> > 新幹線や首都高の開通、一般道や下水道の整備、テレビや自動車の普及など、
> > 五輪開幕に合わせて急ピッチで進められた為、その変貌ぶりのインパクトたるや凄かったかと!!

> 首都高もその時期だったんですか。
> 国を挙げてのイベントですから、当時としてもある種、復興の指標だったんですねー。

新幹線や首都高以外にも、羽田空港の拡張と、空港への足であるモノレールの開業、
名神高速の開通や、環七通り・六本木通りの拡幅も、同時期に行われましたね。
その多くは、外国からの選手・観客の輸送手段という名目がありましたが、
東海道新幹線や名神高速道路に関しては、開発の地域バランスもあったんでしょうね(笑)。

> そういや新幹線は産業遺産の方で世界遺産登録が可能性としてあるらしいですね。
確かに、世界遺産に登録された鉄道も存在はするのですが、
私の知る限り、それらは19世紀に開業し、軽く100年以上が経過したモノなんですよねえ・・・・
そう考えると、今年ようやく開業50年を迎える新幹線は、まだまだ歴史が浅いような気もします。
逆に言えば、中央リニアが開業すれば、新幹線も一段下がって「歴史」になるので、
もしも登録が現実味を帯びて来るとすれば、それ以降の話になろうかと?

> 冷戦すら無いですね。日常の中に溶け込んでいます。
> せいぜい北朝鮮のニュースくらいですか。

冷戦の終結が小学生時代だったので、冷戦の記憶は私たち世代がギリギリかも?
弟の世代になると、やはり同様に冷戦も「歴史」扱いですからねえ。
「次の日起きたら、核戦争で世界は滅んでいるかも?」という、
漠然とした不安感や危機感を少し背負いつつ、日々の生活をしていた世代と、
それを全く体験しなかった世代とでは、戦争に対する感覚が異なって来るかも知れませんね。

> じゃあその情報だけで戦争って悲惨だよね、って言える人が多いとしたら、
> むしろそっちの方が変だと自分は思いますねー。
> 戦争体験で言えば同時多発テロからの戦争の方が身近なんじゃないでしょうか。

現在の日本人にとって身近なのは、9・11テロよりも、3・11大震災じゃないでしょうか?
あの津波で2万人も同胞を失った時に、日本人が味わった「喪失感」や「無常感」は、
本当に筆舌に表せないモノだったと思いますが、それが天災ではなく戦争となれば、
犠牲者の数は数十倍・数百倍となり、しかも誰か実在する人間の手により殺されるんです!!
その時に抱くであろう悲しみ、そして怒りを想像する事は、決して難しくは無いと思うんですがね。

> 結局、無難な舛添さんに決まりましたね。
> 退任の裏には猪瀬さん自身の議会や都庁からの人望が無くなっていたのもあるそうですが、

一言で言えば、本当に「無難」って言葉でしょうね(笑)。
舛添も15年前に東京都知事選に出馬した時には、
未経験であればこそ、あれこれと様々な理念や構想を語っていましたけども、
その後、自民党の国会議員となって大臣職も務めるも、党を飛び出して新党を作って失敗し、
(自民党の舛添だから期待されたものを、舛添個人への期待と本人が誤解した結果ですね)
政治家としては、完全に出涸らし状態になってからの都知事就任ですからねえ・・・・
経験を積んだので職務は無難にこなすでしょうが、何も抱いていない政治に希望は生まれません。
逆に言えば、素人だろうが経験不足だろうが、気狂いしたかのような猪瀬の熱心な招致活動が無ければ、
東京に「五輪開催」という希望が訪れていたかは、正直わからない所でしたので、
その素人さが招いた今回の問題や、糾弾された際の立ち回りの無様さを、嘲笑するのは簡単なのですが、
個人的には、そうした気持ちになれないんですよねえ(招致活動中に亡くした奥さんの事もありますし)。

> > 明治新政府の意向としては有ったものの、地方や農村では無視された感じはあったのかも?
> > ちなみに、新暦導入時にはまだ琉球王国だった沖縄は、中華圏と同じく正月もお盆も旧暦のままだそうです。
> > ですから沖縄には、旧暦も一緒に入ったカレンダー↓があるみたいですよ。
> > http://okinawa.town-nets.jp/img/ad_season/30/calender2013_02.jpg

> 意外と琉球王国の文化の名残ってあるんですね。
> 奇妙奇天烈な苗字と急減少中の訛りだけかと思ってました。

何だかんだ言って、百数十年前までは別の国だった訳ですし、
まだ戦前は、それらの影響が大なり小なり残っていた上に、
戦後は30年近くも、アメリカ軍の統治により日本本土と離れてましたからねえ。


[18756] Re3:日本人はイベントがお好き?返信 削除
2014/2/21 (金) 03:10:58 ヌルドリ

▼ 徳翁導誉さん
> あぁ〜、秋の運動会の経験は無いんですか。
> でも、やはり雨の影響は出ますよね。

幼稚園は秋でした。近所の小学校のグラウンド借りて行っていたので、日程が被らないようにするためと思われますけど。
うちの中高は運動会の途中で雨が降っても、小雨ならば強行した経験もあるようなないような・・・。
あまりよく覚えてないですが、運動会の翌日は振替休日があるので、
雨の場合は翌日に延期だったはずです。

> 新幹線や首都高以外にも、羽田空港の拡張と、空港への足であるモノレールの開業、
> 名神高速の開通や、環七通り・六本木通りの拡幅も、同時期に行われましたね。
> その多くは、外国からの選手・観客の輸送手段という名目がありましたが、
> 東海道新幹線や名神高速道路に関しては、開発の地域バランスもあったんでしょうね(笑)。
>
> 確かに、世界遺産に登録された鉄道も存在はするのですが、
> 私の知る限り、それらは19世紀に開業し、軽く100年以上が経過したモノなんですよねえ・・・・
> そう考えると、今年ようやく開業50年を迎える新幹線は、まだまだ歴史が浅いような気もします。
> 逆に言えば、中央リニアが開業すれば、新幹線も一段下がって「歴史」になるので、
> もしも登録が現実味を帯びて来るとすれば、それ以降の話になろうかと?

一応、世界遺産もネタが尽きてきているようで、欧州を中心に、最近は戦後の建造物も推薦されることが増えてはいるそうですね。
滅びゆくと思われた鉄道を高速鉄道という違う方向性で復活させたとして、新幹線自体の世界的な産業的価値もあるらしいですが、
他に登録すべきものもさすがにまだまだ多いのですし、歴史化しても厳しいのかもしれませんね。

> 「次の日起きたら、核戦争で世界は滅んでいるかも?」という、
> 漠然とした不安感や危機感を少し背負いつつ、日々の生活をしていた世代と、
> それを全く体験しなかった世代とでは、戦争に対する感覚が異なって来るかも知れませんね。


> 現在の日本人にとって身近なのは、9・11テロよりも、3・11大震災じゃないでしょうか?
> あの津波で2万人も同胞を失った時に、日本人が味わった「喪失感」や「無常感」は、
> 本当に筆舌に表せないモノだったと思いますが、それが天災ではなく戦争となれば、
> 犠牲者の数は数十倍・数百倍となり、しかも誰か実在する人間の手により殺されるんです!!
> その時に抱くであろう悲しみ、そして怒りを想像する事は、決して難しくは無いと思うんですがね。

現代の世界情勢をどんな言葉で形容できるかは分かりませんが、
少なくとも、世界大戦からは縁遠い状況ではありますしねー。
その代り暴発した時は怖そうw対処できないほど危険なことって大抵は意識外からやってくるものですし。

戦争と震災ではズレがある気がしますが、
震災の延長線上として戦災を見ると、確かに想像はできる気がしてきました。
そういう考え方はしたこと無かったです。
 
> 逆に言えば、素人だろうが経験不足だろうが、気狂いしたかのような猪瀬の熱心な招致活動が無ければ、
> 東京に「五輪開催」という希望が訪れていたかは、正直わからない所でしたので、
> その素人さが招いた今回の問題や、糾弾された際の立ち回りの無様さを、嘲笑するのは簡単なのですが、
> 個人的には、そうした気持ちになれないんですよねえ(招致活動中に亡くした奥さんの事もありますし)。

五輪開催の是非もそこそこ割れてはいたように見えたんですが、
開催されるとなると圧倒的に肯定的な報道が増えましたね。
最初は肯定的では無かった、自分もオリンピック競技を見に行きたいぐらいに乗せられていますw

政治家全般だけじゃないのでしょうが、
追求するのは得意でも追及されるのは駄目な人っていますよね。
政治家を降ろす時って一気に降ろされるので、
挽回の機会が無いのは仕方ないんでしょうけど。


[18769] Re4:日本人はイベントがお好き?返信 削除
2014/2/22 (土) 07:43:37 徳翁導誉

> 一応、世界遺産もネタが尽きてきているようで、欧州を中心に、最近は戦後の建造物も推薦されることが増えてはいるそうですね。
何かもう、世界遺産の数ってインフレを起こしてませんか?(笑)
当初は推薦に上限など無かった為、1ヶ国で同時に何件も登録されてたりしましたが、
今では推薦するにも条件も厳しくなり、国内選考が行われるようになりましたからねえ。
個人的には、20世紀までに登録されたモノと、21世紀になって登録されたモノを、
世界遺産の格として分けて見ちゃってますね。
その内、王者を増殖させ過ぎて「スーパー王者」を作ったボクシング界みたいに、
世界遺産の中でも特に重要なモノを選んだ「スーパー世界遺産」が別に設けられるかも?(笑)


> > 現在の日本人にとって身近なのは、9・11テロよりも、3・11大震災じゃないでしょうか?
> > あの津波で2万人も同胞を失った時に、日本人が味わった「喪失感」や「無常感」は、
> > 本当に筆舌に表せないモノだったと思いますが、それが天災ではなく戦争となれば、
> > 犠牲者の数は数十倍・数百倍となり、しかも誰か実在する人間の手により殺されるんです!!
> > その時に抱くであろう悲しみ、そして怒りを想像する事は、決して難しくは無いと思うんですがね。
> > 「次の日起きたら、核戦争で世界は滅んでいるかも?」という、
> > 漠然とした不安感や危機感を少し背負いつつ、日々の生活をしていた世代と、
> > それを全く体験しなかった世代とでは、戦争に対する感覚が異なって来るかも知れませんね。

> 現代の世界情勢をどんな言葉で形容できるかは分かりませんが、
> 少なくとも、世界大戦からは縁遠い状況ではありますしねー。
> その代り暴発した時は怖そうw対処できないほど危険なことって大抵は意識外からやってくるものですし。
> 戦争と震災ではズレがある気がしますが、
> 震災の延長線上として戦災を見ると、確かに想像はできる気がしてきました。
> そういう考え方はしたこと無かったです。

一般市民が不条理に死ぬ事に関しては、天災も人災も違いはありませんからねえ。
違いを言うなら、自然災害が起きるのはどうしようも無いですが、
戦争の方は、自分たちの手で起こす事も起こさない事も出来る事でしょうか?
どんなに威勢よく戦争を語ってみても、一般人が徴兵されれば、
待っているのは司令官の席ではなく、消耗品としての兵士の位置な訳ですしね。


> 五輪開催の是非もそこそこ割れてはいたように見えたんですが、
> 開催されるとなると圧倒的に肯定的な報道が増えましたね。
> 最初は肯定的では無かった、自分もオリンピック競技を見に行きたいぐらいに乗せられていますw

まあ新製品などでもそうですが、「欲しいか? 欲しくないか?」で問われれば、
今まで無くても困らなかったら「欲しくない」と答える人が多いでしょうけど、
実際にそれを使って体験した後に、「要るか? 要らないか?」と問われれば、
今度は「要る」と答える人が多いでしょうからねえ。
結局は、「手にしているか? いないか?」の違いです。

ちなみに私は、10年前から東京五輪招致を唱えていたので、嬉しい事は嬉しいですね(笑)。
前回の東京五輪で使った施設の老朽化問題の解消とか、スポーツ環境の整備とか、
日韓W杯で会場にならなかった為に遅れた東京の国際観光都市化や、交通インフラの再整備、
失われた10年から脱する起爆剤など、理由は様々あったものの、
一番大きかったのは、ロンドン・パリ・ニューヨーク・モスクワ・マドリッドの5都市が、
2012年大会の招致を争う姿を見ると、「どうしてここに東京が居ないんだ?」と悔しかったので・・・・


[18783] Re5:日本人はイベントがお好き?返信 削除
2014/2/26 (水) 02:40:07 ヌルドリ

> 何かもう、世界遺産の数ってインフレを起こしてませんか?(笑)
> 当初は推薦に上限など無かった為、1ヶ国で同時に何件も登録されてたりしましたが、
> 今では推薦するにも条件も厳しくなり、国内選考が行われるようになりましたからねえ。
> 個人的には、20世紀までに登録されたモノと、21世紀になって登録されたモノを、
> 世界遺産の格として分けて見ちゃってますね。
> その内、王者を増殖させ過ぎて「スーパー王者」を作ったボクシング界みたいに、
> 世界遺産の中でも特に重要なモノを選んだ「スーパー世界遺産」が別に設けられるかも?(笑)

世界遺産は建前上は遺産の保護なので、遺産間に差を生む仕組みは作りにくいとは思いますが、
世界遺産版ミシュランがあったら読んでみたいですw

> 一般市民が不条理に死ぬ事に関しては、天災も人災も違いはありませんからねえ。
> 違いを言うなら、自然災害が起きるのはどうしようも無いですが、
> 戦争の方は、自分たちの手で起こす事も起こさない事も出来る事でしょうか?
> どんなに威勢よく戦争を語ってみても、一般人が徴兵されれば、
> 待っているのは司令官の席ではなく、消耗品としての兵士の位置な訳ですしね。

司令官の席の人がきちんと責任を取るのかというとそういうわけではないですし、
現在の労働環境でも見られることかもしれませんが、一番被害を受けるのは数として見られる側ですからね。
だからこそ民主主義があり、自分たちはしっかりと声を届けないといけないのに、
なぜか日本の投票率はダダ下がりですから、不安になりますね。
とはいえ戦争の場合、利害関係が含まれるので、状況によっては戦争がベストになってしまうのが悲しい所です。
戦争する必要がないくらいに世界全体が豊かになれば本当は一番いいんですが、
果たして何年後になるやら。

> まあ新製品などでもそうですが、「欲しいか? 欲しくないか?」で問われれば、
> 今まで無くても困らなかったら「欲しくない」と答える人が多いでしょうけど、
> 実際にそれを使って体験した後に、「要るか? 要らないか?」と問われれば、
> 今度は「要る」と答える人が多いでしょうからねえ。
> 結局は、「手にしているか? いないか?」の違いです。
>
> ちなみに私は、10年前から東京五輪招致を唱えていたので、嬉しい事は嬉しいですね(笑)。
> 前回の東京五輪で使った施設の老朽化問題の解消とか、スポーツ環境の整備とか、
> 日韓W杯で会場にならなかった為に遅れた東京の国際観光都市化や、交通インフラの再整備、
> 失われた10年から脱する起爆剤など、理由は様々あったものの、
> 一番大きかったのは、ロンドン・パリ・ニューヨーク・モスクワ・マドリッドの5都市が、
> 2012年大会の招致を争う姿を見ると、「どうしてここに東京が居ないんだ?」と悔しかったので・・・・

確か2012年の招致は北京五輪の後なので欧州有利と言われた頃でしたっけ?
招致経緯はいまいちよくわからないのでなんともいえませんが、
この間争ったマドリッドは顔見世してますね。
オリンピックの建築は未だにいろいろ問題なってますねー。
開催前の反対理由でも財政問題が上がっていましたし、
現在でも大会会場の予算見積もりは割れてますし、
予算自体は保育所等の問題も争点になるので、簡単に大きく予算を割くわけにはいけませんし。
そう考えると、原発以外にも問題が山積みなのになぜ細川さんは原発に絞ったのかますます謎に見えます。
観測気球でしょうか?w


あとぜんぜん関係ないですが、
8月11日「山の日」了承 自民内閣部会
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140214/stt14021415570002-n1.htm
謎の祝日、海の日の兄弟ができたよ!


[18800] 新たな祝日8/11に「山の日」が誕生!?返信 削除
2014/2/28 (金) 20:57:28 徳翁導誉

> > 何かもう、世界遺産の数ってインフレを起こしてませんか?(笑)
> > 個人的には、20世紀までに登録されたモノと、21世紀になって登録されたモノを、
> > 世界遺産の格として分けて見ちゃってますね。
> > その内、王者を増殖させ過ぎて「スーパー王者」を作ったボクシング界みたいに、
> > 世界遺産の中でも特に重要なモノを選んだ「スーパー世界遺産」が別に設けられるかも?(笑)

> 世界遺産は建前上は遺産の保護なので、遺産間に差を生む仕組みは作りにくいとは思いますが、
> 世界遺産版ミシュランがあったら読んでみたいですw

もちろん世界遺産には、「観光促進の大看板」という現実的な側面がある一方で、
そこから生まれる利益によって、維持管理費を捻出できたり、
登録抹消というカードによって、保全を強化できたりする側面もあります。
文化保護事業として見れば有益なシステムですし、その観点で言えば登録数は多いほど良いと思いますが、
観光など遊興の観点で言えば、やはり多過ぎると有難味が薄れてしまうので(笑)。

ぶっちゃけ、世界遺産への登録の可否で、天国と地獄な線引きを行っているのですから、
非公式で良いので、登録遺産内での点数化や順位付けがあっても面白いかと?
正直な話、「全ての世界遺産は等しい価値を持つ」と思ってる人は少ないでしょうし、
いっその事、現状の「ゼロか百か」の登録方式よりも、明瞭な採点方式にして、
点数に応じた階級付けをした方が、遺産の保護や共存を考えた上でも適切な気はします。
これなら遺産の保全状況に応じて、階級のアップやダウンも行えますので。
でもまあ、こういうのは無責任な立場だから言えるのですけどね。
無責任ついでに、この掲示板で世界遺産のトップ10でも決めてみます?(笑)


> > 一番大きかったのは、ロンドン・パリ・ニューヨーク・モスクワ・マドリッドの5都市が、
> > 2012年大会の招致を争う姿を見ると、「どうしてここに東京が居ないんだ?」と悔しかったので・・・・

> 確か2012年の招致は北京五輪の後なので欧州有利と言われた頃でしたっけ?
> 招致経緯はいまいちよくわからないのでなんともいえませんが、
> この間争ったマドリッドは顔見世してますね。

まあ、2004年がアテネでしたので、欧州有利という感じでは無かったですが、
連続開催は実質不可なのでアジアは対象外でしたし、オセアニアも2000年にシドニーで開催しており、
アフリカは開催を約束されたサッカーW杯の方で争っていたので、結果的に欧米の争いとなりました。
ちなみにこの時は、リオデジャネイロやイスタンブールも立候補していたものの、
上位5都市で行われる最終選考に残れず、一次選考の段階で落選してます(笑)。
東京が勝利した2020年大会の招致でも、ドーハとバクーが一次選考で落ちてますね。

> オリンピックの建築は未だにいろいろ問題なってますねー。
> 開催前の反対理由でも財政問題が上がっていましたし、
> 現在でも大会会場の予算見積もりは割れてますし、
> 予算自体は保育所等の問題も争点になるので、簡単に大きく予算を割くわけにはいけませんし。

これはメイン会場となる「新・国立競技場」の話ですかねえ?
まあ、あれに関しては、いろいろとゴタゴタがありまして・・・・
このメイン・スタジアム話は、失敗した2016年大会の招致時から始まるのですが、
こちらも当初案では、老朽化した国立競技場の建て替えを考えたものの、
国側から「カネが掛かり過ぎる」と反対され、東京都が自力で晴海に新設する事となります。
ですが、2016年大会はリオ開催と決まり、東京は敗れましたので、この計画も白紙となりました。
そして東京は、再び2020年大会の招致を目指す事となるのですが、
この間に3・11が起きた事で、状況は大きく変わっていきます・・・・

それまでの国側の方針では、国立競技場は補修しつつ使っていく予定だったのですが、
震災を機に維持保全費の計算方法が変わり、従来の3倍に及ぶ金額へと急増し、
「これならば建て替え金額と大差ない」という事で、そちらの方向へと進み出しました。
まあ、あの時の地震で、国立もコンクリートに亀裂が入ったりしたそうですし、
補修や補強の工事費を「震災復興予算」で行えたので(後から非難は受けましたが)、
「防災用施設の面も持たせる」という名目を掲げる事で、建て替え予算も付くようになったと。
ですが、いざ建て替えが決まると、建設費がいきなり倍近くに膨れ上がり、
東京五輪の開催が決まると、金額が更に倍近くに膨れるといパターンに突入・・・・
そもそもデザイン選考の段階で、想定金額を考慮せず選んでる時点で、滅茶苦茶なんですけどね。

で、国側は「前回は自力で建設する予定だったんだから」と、膨れ上がった分を東京都に負担させようとし、
一方で都側は「当初の想定通りなら予算内に収まるし、国立なんだから都は負担しない」と言い返した訳です。
しかもここに、安倍内閣が「国土強靭化」として掲げる計画の一部を「都のカネで行え」と言ってきたり、
東京五輪の組織委員長に元親分である森を据える安倍の案に対して、猪瀬が公然と批判したりなど、
東京五輪が決まるまでは平穏だった「都と国(猪瀬と安倍)」の仲が、一気にキナ臭くなりました・・・・
まあ、その直後に猪瀬があんな事になり、新都知事に就任した舛添は早速、半額負担に応じましたけどね。
組織委員長に就任した森の方も早速、お得意の放言を連発してますし(笑)。

あと、これは1年半前に新・国立競技場のデザインが決定した際↓にも書きましたけど、
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s17096#17096
サブ・グランドが仮設対応で、五輪終了後にそれが撤去されれば、
まともな陸上大会すら開けない収容8万人の巨大な陸上競技場が残るというのは・・・・


> あとぜんぜん関係ないですが、
> 8月11日「山の日」了承 自民内閣部会
> http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140214/stt14021415570002-n1.htm
> 謎の祝日、海の日の兄弟ができたよ!

私が五輪観戦に興じてた隙に、こんなニュースがあったとは!?
・・・て、他紙の記事まで目を通すと、「海の日」以上に謎連発じゃないですかぁ(笑)。
半年前に発足したばかりの議員連盟が提出というのも、段階的な経緯があまりに無い上、
その日付も「祝日がない6月か8月」なんていう基準で「8月12日」が選ばれるも、
ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した日だと後から気付くと、1日前倒して「8月11日」って・・・・

しかも8月中旬の祝日って、子供は夏休みですし、盆休みの大人も多いですから、
どうせなら、もう一方の6月上旬案の方が良いように思ったのですが、
「祝日化の影響が少ないよう、敢えて8月中旬を選んだ」なんて話も紹介されており、
もう本当に、海の日以上に存在が意味不明な山の日(笑)。
これは祝日を増やす事よりも、「山の日」を作るというのが本題なんですかねえ?
ただ、この調子で川の日とか林の日とか作って行ったら、
日本は八百万の神の国ですので、1年中が祝日になってしまいますけどね(笑)。
山と海だけは特別だとする理由を捻り出すとすれば・・・・神話の山幸彦と海幸彦とか?

    ,ィィr--  ..__、j
   ル! {       `ヽ,       ∧
  N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
  ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \  山幸彦は神武天皇の祖父であり、皇統の祖にあたる。
  `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ  > 国を追われた兄・海幸彦の「海の日」があるのに、
     {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠ 未だ「山の日」が無い事は、大いなる不敬であり、
    '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ 安倍政権としても、この制定は至上命題だったのだ!!
      ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
    く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
   「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
   |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
    ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
    l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
    | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /
※ せっかくなので、この前のAAを再利用 ※

まあ冗談ついでに妄想すれば、海の日が国土交通省の主導による祝日だとすると、
この「山の日」は、農林水産省の主導による祝日だったりして?(笑)
同様に、敬老の日、文化の日、勤労感謝の日、みどりの日などの祝日も、
厚生労働省、文部科学省、経済産業省、環境省によるセクショナリズムの一環では?
縦割りな省庁至上主義の弊害が、ここにも姿を現してるんですよ!!(もちろん嘘)


[18818] Re:新たな祝日8/11に「山の日」が誕生!?返信 削除
2014/3/6 (木) 02:38:39 ヌルドリ

▼ 徳翁導誉さん> もちろん世界遺産には、「観光促進の大看板」という現実的な側面がある一方で、
> ぶっちゃけ、世界遺産への登録の可否で、天国と地獄な線引きを行っているのですから、
> 非公式で良いので、登録遺産内での点数化や順位付けがあっても面白いかと?
> 正直な話、「全ての世界遺産は等しい価値を持つ」と思ってる人は少ないでしょうし、
> いっその事、現状の「ゼロか百か」の登録方式よりも、明瞭な採点方式にして、
> 点数に応じた階級付けをした方が、遺産の保護や共存を考えた上でも適切な気はします。
> これなら遺産の保全状況に応じて、階級のアップやダウンも行えますので。
> でもまあ、こういうのは無責任な立場だから言えるのですけどね。
> 無責任ついでに、この掲示板で世界遺産のトップ10でも決めてみます?(笑)

危機遺産は大抵は紛争地帯、無名所や自然遺産から来てるので、
階級分けすると彼らとしてもそこまで遺産を保護する意味がなくなってしまう所があると思うのです。
ピラミッドと同系列の箔がでかいですし。

> 無責任ついでに、この掲示板で世界遺産のトップ10でも決めてみます?(笑)
無責任ついでに、モンサンミシェルと厳島神社を推薦します><

> まあ、2004年がアテネでしたので、欧州有利という感じでは無かったですが、
> 連続開催は実質不可なのでアジアは対象外でしたし、オセアニアも2000年にシドニーで開催しており、
> アフリカは開催を約束されたサッカーW杯の方で争っていたので、結果的に欧米の争いとなりました。
> ちなみにこの時は、リオデジャネイロやイスタンブールも立候補していたものの、
> 上位5都市で行われる最終選考に残れず、一次選考の段階で落選してます(笑)。
> 東京が勝利した2020年大会の招致でも、ドーハとバクーが一次選考で落ちてますね。

そういや中東のオリンピックって未だにないんですね。
やっぱり治安や国自体の国力の問題とかがあるのでしょうか。

> これはメイン会場となる「新・国立競技場」の話ですかねえ?
> まあ、あれに関しては、いろいろとゴタゴタがありまして・・・・
> このメイン・スタジアム話は、失敗した2016年大会の招致時から始まるのですが、
> こちらも当初案では、老朽化した国立競技場の建て替えを考えたものの、
> 国側から「カネが掛かり過ぎる」と反対され、東京都が自力で晴海に新設する事となります。
> ですが、2016年大会はリオ開催と決まり、東京は敗れましたので、この計画も白紙となりました。
> そして東京は、再び2020年大会の招致を目指す事となるのですが、
> この間に3・11が起きた事で、状況は大きく変わっていきます・・・・
>
> それまでの国側の方針では、国立競技場は補修しつつ使っていく予定だったのですが、
> 震災を機に維持保全費の計算方法が変わり、従来の3倍に及ぶ金額へと急増し、
> 「これならば建て替え金額と大差ない」という事で、そちらの方向へと進み出しました。
> まあ、あの時の地震で、国立もコンクリートに亀裂が入ったりしたそうですし、
> 補修や補強の工事費を「震災復興予算」で行えたので(後から非難は受けましたが)、
> 「防災用施設の面も持たせる」という名目を掲げる事で、建て替え予算も付くようになったと。
> ですが、いざ建て替えが決まると、建設費がいきなり倍近くに膨れ上がり、
> 東京五輪の開催が決まると、金額が更に倍近くに膨れるといパターンに突入・・・・
> そもそもデザイン選考の段階で、想定金額を考慮せず選んでる時点で、滅茶苦茶なんですけどね。
>
> で、国側は「前回は自力で建設する予定だったんだから」と、膨れ上がった分を東京都に負担させようとし、
> 一方で都側は「当初の想定通りなら予算内に収まるし、国立なんだから都は負担しない」と言い返した訳です。
> しかもここに、安倍内閣が「国土強靭化」として掲げる計画の一部を「都のカネで行え」と言ってきたり、
> 東京五輪の組織委員長に元親分である森を据える安倍の案に対して、猪瀬が公然と批判したりなど、
> 東京五輪が決まるまでは平穏だった「都と国(猪瀬と安倍)」の仲が、一気にキナ臭くなりました・・・・
> まあ、その直後に猪瀬があんな事になり、新都知事に就任した舛添は早速、半額負担に応じましたけどね。
> 組織委員長に就任した森の方も早速、お得意の放言を連発してますし(笑)。
>
> あと、これは1年半前に新・国立競技場のデザインが決定した際↓にも書きましたけど、
> http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s17096#17096
> サブ・グランドが仮設対応で、五輪終了後にそれが撤去されれば、
> まともな陸上大会すら開けない収容8万人の巨大な陸上競技場が残るというのは・・・・

あのFF風スタジアムのことでもありますし、そもそも現状の財政の赤字財政での建設自体に反対する知人もいました。
オリンピックでも建設による景気回復等の効果は騒がれていますが、
一方でより有意義な建設をするっていう発想自体が普段の日本政府に貧困に見えるのが、
オリンピックの開催に反対の人がいた原因の一つだとは思います。
デザインのいざこざもどうなんでしょうねー。
都が騙した可能性もありますし国が正確な予算額を見破れなかったこともありますし。
 
> 私が五輪観戦に興じてた隙に、こんなニュースがあったとは!?
> ・・・て、他紙の記事まで目を通すと、「海の日」以上に謎連発じゃないですかぁ(笑)。
> 半年前に発足したばかりの議員連盟が提出というのも、段階的な経緯があまりに無い上、
> その日付も「祝日がない6月か8月」なんていう基準で「8月12日」が選ばれるも、
> ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した日だと後から気付くと、1日前倒して「8月11日」って・・・・
>
> しかも8月中旬の祝日って、子供は夏休みですし、盆休みの大人も多いですから、
> どうせなら、もう一方の6月上旬案の方が良いように思ったのですが、
> 「祝日化の影響が少ないよう、敢えて8月中旬を選んだ」なんて話も紹介されており、
> もう本当に、海の日以上に存在が意味不明な山の日(笑)。
> これは祝日を増やす事よりも、「山の日」を作るというのが本題なんですかねえ?
> ただ、この調子で川の日とか林の日とか作って行ったら、
> 日本は八百万の神の国ですので、1年中が祝日になってしまいますけどね(笑)。
> 山と海だけは特別だとする理由を捻り出すとすれば・・・・神話の山幸彦と海幸彦とか?
>
>     ,ィィr--  ..__、j
>    ル! {       `ヽ,       ∧
>   N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
>   ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \  山幸彦は神武天皇の祖父であり、皇統の祖にあたる。
>   `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ  > 国を追われた兄・海幸彦の「海の日」があるのに、
>      {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠ 未だ「山の日」が無い事は、大いなる不敬であり、
>     '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ 安倍政権としても、この制定は至上命題だったのだ!!
>       ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
> --─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
>     く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
>    「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
>    |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
>     ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
>     l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
>     | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /
> ※ せっかくなので、この前のAAを再利用 ※
>
> まあ冗談ついでに妄想すれば、海の日が国土交通省の主導による祝日だとすると、
> この「山の日」は、農林水産省の主導による祝日だったりして?(笑)
> 同様に、敬老の日、文化の日、勤労感謝の日、みどりの日などの祝日も、
> 厚生労働省、文部科学省、経済産業省、環境省によるセクショナリズムの一環では?
> 縦割りな省庁至上主義の弊害が、ここにも姿を現してるんですよ!!(もちろん嘘)

な、なんだってー(AAry
この調子で神武天皇の日も来るのかと思ってふざけて調べたら、
元日が既にそれに近い立ち位置だったんですね。
じゃあ次は防衛省あたりが権力を誇示しようとするんでしょうか(蹴


[18825] 新・国立競技場と、祭日の復活希望返信 削除
2014/3/7 (金) 19:44:41 徳翁導誉

> > いっその事、現状の「ゼロか百か」の登録方式よりも、明瞭な採点方式にして、
> > 点数に応じた階級付けをした方が、遺産の保護や共存を考えた上でも適切な気はします。
> > これなら遺産の保全状況に応じて、階級のアップやダウンも行えますので。

> 危機遺産は大抵は紛争地帯、無名所や自然遺産から来てるので、
> 階級分けすると彼らとしてもそこまで遺産を保護する意味がなくなってしまう所があると思うのです。
> ピラミッドと同系列の箔がでかいですし。

いや、「だからこそ」という意味での案だったんですけどね・・・・
キチンと保護活動をしないと、ピラミッドなどと同等のランクは得られない方法論なので。

> > 無責任ついでに、この掲示板で世界遺産のトップ10でも決めてみます?(笑)
> 無責任ついでに、モンサンミシェルと厳島神社を推薦します><

上記の例で代表格として挙げたピラミッドは、入って無いんですね(笑)。


> > 東京が勝利した2020年大会の招致でも、ドーハとバクーが一次選考で落ちてますね。
> そういや中東のオリンピックって未だにないんですね。
> やっぱり治安や国自体の国力の問題とかがあるのでしょうか。

次回のリオ五輪が南米初な上、アフリカでの開催がまだ無いなど、
サッカーW杯の招致以上に、夏季五輪の招致はハードルが高いですからねえ。
ちなみにドーハ(カタール)は、2016年の五輪招致でも一次選考の段階で落選していたので、
2022年のW杯がカタールに決まった時には、本当に驚きました!!
IOCよりFIFAの方が腐敗しているのは解ってましたが、それにしてもここまで腐ってるとは、と(笑)。

W杯決定の4年前、カタールはアジア大会(アジア版の五輪)を開催しているのですが、
開会式は同じ年のトリノ五輪以上にカネを掛けて、北京五輪を控えた中国関係者を青ざめさせ、
最後は馬に跨った王子が聖火を灯すなど、やりたい放題すぎて楽しかったのですが(笑)、
http://www.youtube.com/watch?v=RRDWSlk7ERE
一方で宿泊施設はまるで足りず、外国からの観戦客が泊まれないだけでなく、
選手村のベッド数すら足りず、選手やコーチが寝袋で床に寝る滅茶苦茶っぷりでした・・・・
そして同じく招致したアジア室内競技大会の方は、カタールが突然放棄して開催中止になるなど、
ハッキリ言って、まともなスポーツ関係者であれば、絶対に選ばないような国だったんですよ。
しかも、最高気温が40度を超える初夏にサッカーW杯をやろうなんて、正気の沙汰じゃないです。

ちなみに、夏季五輪・サッカーW杯と並ぶ3大イベント「万国博覧会」の方は、
先日、2020年万博のドバイ(UAE)での開催が決まりました。
ですので本当、中東が残すのは夏季五輪の開催だけですね。
もしも中東でやるなら、個人的にはアレクサンドリア(エジプト)が見たいかな?
単純に「アレクサンドロス大王が好き」「アレクサンドリアが好き」というのもありますが、
中東初、アフリカ初、イスラム圏初など初物尽くしですし、地中海性気候なので気候条件も悪くなく、
そして何より、五輪招致を始めてから既に100年が経過しているので、感情的にやらせてあげたいと(笑)。
アラブの春後の不安定さもありますが、逆に五輪開催で国がまとまって欲しいという願いも込めて。

> > それまでの国側の方針では、国立競技場は補修しつつ使っていく予定だったのですが、
> > 震災を機に維持保全費の計算方法が変わり、従来の3倍に及ぶ金額へと急増し、
> > 「これならば建て替え金額と大差ない」という事で、そちらの方向へと進み出しました。
> > まあ、あの時の地震で、国立もコンクリートに亀裂が入ったりしたそうですし、
> > 補修や補強の工事費を「震災復興予算」で行えたので(後から非難は受けましたが)、
> > 「防災用施設の面も持たせる」という名目を掲げる事で、建て替え予算も付くようになったと。
> > ですが、いざ建て替えが決まると、建設費がいきなり倍近くに膨れ上がり、
> > 東京五輪の開催が決まると、金額が更に倍近くに膨れるといパターンに突入・・・・
> > そもそもデザイン選考の段階で、想定金額を考慮せず選んでる時点で、滅茶苦茶なんですけどね。

> 都が騙した可能性もありますし国が正確な予算額を見破れなかったこともありますし。

んん? 「都が騙した」という意味は、よく解りませんけども、
文字通り「国立」なのですから、国の資金で建てろという主張自体は、至って普通の事ですよ。
都側としても、駅からスタジアムへの遊歩道など、周辺整備にはカネを出すと言っていた訳ですし。
それと予算額の方も「正確な金額を読み間違えた」訳ではなく、前回も少し書きましたが、
最初に財務省側が目安で示した金額を、文科省側が考慮する事なく新競技場のデザイン案を決めた為、
最終的には「財務省の想定(1300億円)」と「文科省の想定(2500億円)」の中間(1800億円)でまとまり、
財務省案からオーバーした500億円分は、東京都に負担させる事になったという話です。
ただし、こうした大規模な建設が予算内に収まる事は皆無で、完成時に2〜3割増しなら良い方ですから、
建設途中で、まず間違いなく発生する更なるオーバー分を、どこが負担するかは今後の課題でしょうね。


> > あと、これは1年半前に新・国立競技場のデザインが決定した際↓にも書きましたけど、
> > http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s17096#17096
> > サブ・グランドが仮設対応で、五輪終了後にそれが撤去されれば、
> > まともな陸上大会すら開けない収容8万人の巨大な陸上競技場が残るというのは・・・・

> あのFF風スタジアムのことでもありますし、そもそも現状の財政の赤字財政での建設自体に反対する知人もいました。

「施設は老朽化するし、維持するにも費用が掛かる」という事を、
理解した上で反対する人と、そうでない人とでは、同じ建設反対の意見であっても違う気はしますけどね。
いまの国立競技場は1958年の完成なので、現時点でも既に半世紀以上の時が経っており、
施設としてかなりガタが来ていて、ここから20〜30年使うにしても補修費だけで100億円は掛かるでしょうし、
そうして延命しても、日韓W杯では会場として使えなかったように、設備仕様も古くて現在の基準に合わないので、
「建て替える」という判断自体に関しては、それなりに妥当性のあるなモノだったかと?
ただ、新競技場は新木場駅前の運動公園に建て、現国立は球技場に改築するのが、ベストだったと個人的には思いますが。
(日産スタジアムが600億円、埼玉スタジアムが350億円なので、1300億円もあれば両方3割増設してもお釣りが来ます)

> オリンピックでも建設による景気回復等の効果は騒がれていますが、
> 一方でより有意義な建設をするっていう発想自体が普段の日本政府に貧困に見えるのが、
> オリンピックの開催に反対の人がいた原因の一つだとは思います。

私も国立の建て替え自体には賛成だったものの、思想に欠けた建設計画は凄く残念でしたね。
陸上競技場として国際大会を開けない現在の状況を改善させる訳でもなく、
オーストラリアのように、ここを国民全体のスポーツ文化の発展拠点しようという訳でもなく、
陸上施設としても、球技施設としても、イベント施設としても、商業施設としても中途半端であり、
コンペ自体も大事業とは思えないほど駆け足で、建築家の応募要件も実に権威主義的で、
しかも斬新なデザインにより建設費が大きく膨れ上がるという、実に酷いモノでしたので・・・・
これはもう、応募した建築家や、選考に関わった委員じゃなく、コンペを仕切った文科省側の責任ですね。

> デザインのいざこざもどうなんでしょうねー。
まあデザイン自体は、良い悪いの好みは人それぞれですからねえ(笑)。
ただ、どうせ騒ぐのであれば、東京五輪が決まってからではなく、
その1年前の募集や決定の段階で、声を挙げて貰いたかったですけども・・・・
見直しを求めている「槇文彦」と、それに賛同する「谷口吉生」の両名は、
今回の厳し過ぎる応募資格を満たす、わずか6名の日本人建築家の内の2名だったのですから、
(フランス国立近代美術館の新館建設を任された「坂茂」ですら、応募できないハードルの高さ)
募集段階で今のような声を挙げてくれていれば、問題の解消もそれなりに期待できたかも知れませんが、
いま騒いだ所で日程的にどうしようも無く、進捗を遅らせても突貫工事を強いる負の効果しか生まないかと?
ところで、あとの4名の内、「安藤忠雄」はコンペの審査委員長を務めてましたし、
「伊東豊雄」と「SANAA(妹島&西沢)」はコンペに応募してましたけど、
残る1人の「磯崎新」は、コンペ参加も見直し要求もしてませんが、どう思ってるんでしょうかねえ?

ちなみに、最終選考に残った11作品はこんな感じでした。
http://iemusubi.com/column/single/346
好き嫌いは分かれると思いますが、ザハ・ハディドの設計案が特に目立っていたのは確かですね。
下馬評としても、ザハ案とSANAA案が有力候補だった記憶があります(伊東案は機能的だけど無難すぎましたし)。
とは言え、名声も実績も十分なものの、「アンビルト(建築不能)の女王」という異名をもつザハの案が、
本当に予算内(1300億円)で収まるのかは、既に決定当時から懐疑的な声が多く挙がっていましたけど、
まさか、財務省側が示した目安額を、文科省側が一切考慮せず決めていようとは、さすがに想定外でした(笑)。
概算だとザハ案は2500〜3000億円って、いくら何でも1300億円からは離れ過ぎ・・・・
逆に言うと、機能的な伊東案ならば、建設途中で生じる増額分を含んでも、1300億円以内に収まったかも?
あと、実現性や維持管理などを度外視して、この11案の中から個人的に好きなのを選ぶなら、
私はツヨシ・タネ(田根剛)の「古墳スタジアム」案が見たかったですね。
http://dezain.net/2012/22336
まあ本当に選ばれてたら、「芝は育つの?」とか「屋根の強度が心配」など言ってたでしょうけど(笑)。


> >     ,ィィr--  ..__、j
> >    ル! {       `ヽ,       ∧
> >   N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
> >   ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \  山幸彦は神武天皇の祖父であり、皇統の祖にあたる。
> >   `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ  > 国を追われた兄・海幸彦の「海の日」があるのに、
> >      {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠ 未だ「山の日」が無い事は、大いなる不敬であり、
> >     '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ 安倍政権としても、この制定は至上命題だったのだ!!
> >       ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
> > --─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
> >     く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
> >    「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
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> >     ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
> >     l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
> >     | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /

> な、なんだってー(AAry
> この調子で神武天皇の日も来るのかと思ってふざけて調べたら、
> 元日が既にそれに近い立ち位置だったんですね。

まあ元日は元日なのですが、旧暦の方の元日(いまの2月11日)ですね。
神武天皇が即位した日とされ、戦前は「紀元節」、現在は「建国記念の日」と呼ばれています。
ただ、神武天皇の神話上の即位日を、戦後になってから「日本建国の日」として祝うのは、
さすがに時代錯誤が過ぎるとして、三笠宮(昭和天皇の弟)などは表立って反対したらしいですが。
ちなみに、神武天皇が生まれた日は、即位した日と同じ旧暦の正月なので紀元節と一緒ですが、
亡くなった日は4月3日(旧暦だと3月11日)とされ、戦前では「神武天皇祭」として休日でした。

それと、天皇由来の休日というと「天皇誕生日(戦前は天長節)」がありますけど、
明治天皇の誕生日は「文化の日(11月3日)」として、
昭和天皇の誕生日は「昭和の日(4月29日)」として、現在も残されている一方で、
大正天皇の誕生日である8月31日は、昭和になると同時に消えてしまったんですよねえ・・・・
もちろん法律的には時の天皇に限定されていますが、先帝のを継続するかは時の判断次第と言えます。
(明治は45年、昭和は64年あったのに対し、大正は15年しかなかった事も大きな理由らしいです)
今上陛下も既に80歳ですし、もしもの場合、現在の「12月23日」の扱いはどうなるんでしょう?

> > まあ冗談ついでに妄想すれば、海の日が国土交通省の主導による祝日だとすると、
> > この「山の日」は、農林水産省の主導による祝日だったりして?(笑)
> > 同様に、敬老の日、文化の日、勤労感謝の日、みどりの日などの祝日も、
> > 厚生労働省、文部科学省、経済産業省、環境省によるセクショナリズムの一環では?
> > 縦割りな省庁至上主義の弊害が、ここにも姿を現してるんですよ!!(もちろん嘘)

> じゃあ次は防衛省あたりが権力を誇示しようとするんでしょうか(蹴

でも実際に戦前だと、「陸軍記念日」と「海軍記念日」がありましたけどね。
日露戦争終結の翌年、奉天会戦の戦勝日(3月10日)が陸軍記念日として、
日本海海戦の戦勝日(5月27日)が海軍記念日として、それぞれ休日となりました。
まあさすがに、こちらは他のと違って、名称変更をしても休日の復活は無理でしょうけど(笑)。
とは言え、どうせ8月11日を「山の日」として休日化するくらいなら、
8月15日を「終戦の日」として休日化する方が、個人的にはマシな気がします。
(宗教的なお盆を休日化する事は無理でも、この名目なら問題ないでしょうし)

あと、戦後は祝日のみとなってしまいましたが、戦前には祝日と祭日があった訳で、
戦前のように、先帝や神武帝の崩御日を「鎮魂の祭日」として復活させるのは無理でも、
例えば、東日本大震災の「3月11日」や、阪神淡路大震災の「1月17日」を、
同じように鎮魂の日として休日化するのは、個人的にアリだと思うんですよ。
また、休日が増え過ぎるので無理にとは言いませんけども、
広島に原爆が投下された「8月6日」と、長崎に原爆が投下された「8月9日」、
そして広島を超える10万人の死者を出した東京大空襲の「3月10日」も休日化して欲しいですね。
・・・って、もしもこれが通れば、名称変更しても無理と言った陸軍記念日が復活しますが(笑)。


[18837] Re:新・国立競技場と、祭日の復活希望返信 削除
2014/3/9 (日) 20:54:00 観鈴(MISUZU)

▼ 徳翁導誉さん
> > > 無責任ついでに、この掲示板で世界遺産のトップ10でも決めてみます?(笑)
個人的には京都を推薦します。
平安・室町の建築物だけでなく、現代建築もあるという新旧が入り混じる都市ですからね。
> > > 東京が勝利した2020年大会の招致でも、ドーハとバクーが一次選考で落ちてますね。
> > そういや中東のオリンピックって未だにないんですね。
> > やっぱり治安や国自体の国力の問題とかがあるのでしょうか。

> 次回のリオ五輪が南米初な上、アフリカでの開催がまだ無いなど、
> サッカーW杯の招致以上に、夏季五輪の招致はハードルが高いですからねえ。
> ちなみにドーハ(カタール)は、2016年の五輪招致でも一次選考の段階で落選していたので、
> 2022年のW杯がカタールに決まった時には、本当に驚きました!!
> IOCよりFIFAの方が腐敗しているのは解ってましたが、それにしてもここまで腐ってるとは、と(笑)。

中東でできるとしたら、せいぜいドバイでしょうか。
あとエジプト諸国でしょう。
経済力だけだとイスラエルも入りますが、今内戦中ですから。
平和大会としての開催も見込まれますが、万が一負けようものなら…
まあ、ユダヤ人は歴史的に、金融業などを務めていたため、
身分的には低位でありながら、資金はたくさん持っていたという、
江戸時代の商人みたいな感じですよね。

> W杯決定の4年前、カタールはアジア大会(アジア版の五輪)を開催しているのですが、
> 開会式は同じ年のトリノ五輪以上にカネを掛けて、北京五輪を控えた中国関係者を青ざめさせ、
> 最後は馬に跨った王子が聖火を灯すなど、やりたい放題すぎて楽しかったのですが(笑)、
> http://www.youtube.com/watch?v=RRDWSlk7ERE
> 一方で宿泊施設はまるで足りず、外国からの観戦客が泊まれないだけでなく、
> 選手村のベッド数すら足りず、選手やコーチが寝袋で床に寝る滅茶苦茶っぷりでした・・・・
> そして同じく招致したアジア室内競技大会の方は、カタールが突然放棄して開催中止になるなど、
> ハッキリ言って、まともなスポーツ関係者であれば、絶対に選ばないような国だったんですよ。
> しかも、最高気温が40度を超える初夏にサッカーW杯をやろうなんて、正気の沙汰じゃないです。

アラブの夏は大変でしょう。
冬でやっとここらの春秋レベルですから、
例外的でも冬にやるべきでしょう。
> ちなみに、夏季五輪・サッカーW杯と並ぶ3大イベント「万国博覧会」の方は、
> 先日、2020年万博のドバイ(UAE)での開催が決まりました。
> ですので本当、中東が残すのは夏季五輪の開催だけですね。
> もしも中東でやるなら、個人的にはアレクサンドリア(エジプト)が見たいかな?
> 単純に「アレクサンドロス大王が好き」「アレクサンドリアが好き」というのもありますが、
> 中東初、アフリカ初、イスラム圏初など初物尽くしですし、地中海性気候なので気候条件も悪くなく、
> そして何より、五輪招致を始めてから既に100年が経過しているので、感情的にやらせてあげたいと(笑)。
> アラブの春後の不安定さもありますが、逆に五輪開催で国がまとまって欲しいという願いも込めて。

経済的に開けるのは、
アフリカの北側の諸国か、南アフリカだけでしょう。
その南アフリカもワールドカップを開催しましたから、
次は夏季五輪でしょう。
> > > それまでの国側の方針では、国立競技場は補修しつつ使っていく予定だったのですが、
> > > 震災を機に維持保全費の計算方法が変わり、従来の3倍に及ぶ金額へと急増し、
> > > 「これならば建て替え金額と大差ない」という事で、そちらの方向へと進み出しました。
> > > まあ、あの時の地震で、国立もコンクリートに亀裂が入ったりしたそうですし、
> > > 補修や補強の工事費を「震災復興予算」で行えたので(後から非難は受けましたが)、
> > > 「防災用施設の面も持たせる」という名目を掲げる事で、建て替え予算も付くようになったと。

震災関連費ならば、間接的なことに利用してもいいでしょうが、
復興税からなら、真面目に東北三県にのみ利用すべきです。
> > > ですが、いざ建て替えが決まると、建設費がいきなり倍近くに膨れ上がり、
> > > 東京五輪の開催が決まると、金額が更に倍近くに膨れるといパターンに突入・・・・
> > > そもそもデザイン選考の段階で、想定金額を考慮せず選んでる時点で、滅茶苦茶なんですけどね。

> > 都が騙した可能性もありますし国が正確な予算額を見破れなかったこともありますし。

> んん? 「都が騙した」という意味は、よく解りませんけども、
> 文字通り「国立」なのですから、国の資金で建てろという主張自体は、至って普通の事ですよ。
> 都側としても、駅からスタジアムへの遊歩道など、周辺整備にはカネを出すと言っていた訳ですし。
> それと予算額の方も「正確な金額を読み間違えた」訳ではなく、前回も少し書きましたが、
> 最初に財務省側が目安で示した金額を、文科省側が考慮する事なく新競技場のデザイン案を決めた為、
> 最終的には「財務省の想定(1300億円)」と「文科省の想定(2500億円)」の中間(1800億円)でまとまり、
> 財務省案からオーバーした500億円分は、東京都に負担させる事になったという話です。
> ただし、こうした大規模な建設が予算内に収まる事は皆無で、完成時に2〜3割増しなら良い方ですから、
> 建設途中で、まず間違いなく発生する更なるオーバー分を、どこが負担するかは今後の課題でしょうね。
>
>
> > > あと、これは1年半前に新・国立競技場のデザインが決定した際↓にも書きましたけど、
> > > http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s17096#17096
> > > サブ・グランドが仮設対応で、五輪終了後にそれが撤去されれば、
> > > まともな陸上大会すら開けない収容8万人の巨大な陸上競技場が残るというのは・・・・

> > あのFF風スタジアムのことでもありますし、そもそも現状の財政の赤字財政での建設自体に反対する知人もいました。

> 「施設は老朽化するし、維持するにも費用が掛かる」という事を、
> 理解した上で反対する人と、そうでない人とでは、同じ建設反対の意見であっても違う気はしますけどね。
> いまの国立競技場は1958年の完成なので、現時点でも既に半世紀以上の時が経っており、
> 施設としてかなりガタが来ていて、ここから20〜30年使うにしても補修費だけで100億円は掛かるでしょうし、
> そうして延命しても、日韓W杯では会場として使えなかったように、設備仕様も古くて現在の基準に合わないので、
> 「建て替える」という判断自体に関しては、それなりに妥当性のあるなモノだったかと?
> ただ、新競技場は新木場駅前の運動公園に建て、現国立は球技場に改築するのが、ベストだったと個人的には思いますが。
> (日産スタジアムが600億円、埼玉スタジアムが350億円なので、1300億円もあれば両方3割増設してもお釣りが来ます)
>
> > オリンピックでも建設による景気回復等の効果は騒がれていますが、
> > 一方でより有意義な建設をするっていう発想自体が普段の日本政府に貧困に見えるのが、
> > オリンピックの開催に反対の人がいた原因の一つだとは思います。

> 私も国立の建て替え自体には賛成だったものの、思想に欠けた建設計画は凄く残念でしたね。
> 陸上競技場として国際大会を開けない現在の状況を改善させる訳でもなく、
> オーストラリアのように、ここを国民全体のスポーツ文化の発展拠点しようという訳でもなく、
> 陸上施設としても、球技施設としても、イベント施設としても、商業施設としても中途半端であり、
> コンペ自体も大事業とは思えないほど駆け足で、建築家の応募要件も実に権威主義的で、
> しかも斬新なデザインにより建設費が大きく膨れ上がるという、実に酷いモノでしたので・・・・
> これはもう、応募した建築家や、選考に関わった委員じゃなく、コンペを仕切った文科省側の責任ですね。
>
> > デザインのいざこざもどうなんでしょうねー。
> まあデザイン自体は、良い悪いの好みは人それぞれですからねえ(笑)。
> ただ、どうせ騒ぐのであれば、東京五輪が決まってからではなく、
> その1年前の募集や決定の段階で、声を挙げて貰いたかったですけども・・・・
> 見直しを求めている「槇文彦」と、それに賛同する「谷口吉生」の両名は、
> 今回の厳し過ぎる応募資格を満たす、わずか6名の日本人建築家の内の2名だったのですから、
> (フランス国立近代美術館の新館建設を任された「坂茂」ですら、応募できないハードルの高さ)
> 募集段階で今のような声を挙げてくれていれば、問題の解消もそれなりに期待できたかも知れませんが、
> いま騒いだ所で日程的にどうしようも無く、進捗を遅らせても突貫工事を強いる負の効果しか生まないかと?
> ところで、あとの4名の内、「安藤忠雄」はコンペの審査委員長を務めてましたし、
> 「伊東豊雄」と「SANAA(妹島&西沢)」はコンペに応募してましたけど、
> 残る1人の「磯崎新」は、コンペ参加も見直し要求もしてませんが、どう思ってるんでしょうかねえ?
>
> ちなみに、最終選考に残った11作品はこんな感じでした。
> http://iemusubi.com/column/single/346
> 好き嫌いは分かれると思いますが、ザハ・ハディドの設計案が特に目立っていたのは確かですね。
> 下馬評としても、ザハ案とSANAA案が有力候補だった記憶があります(伊東案は機能的だけど無難すぎましたし)。
> とは言え、名声も実績も十分なものの、「アンビルト(建築不能)の女王」という異名をもつザハの案が、
> 本当に予算内(1300億円)で収まるのかは、既に決定当時から懐疑的な声が多く挙がっていましたけど、
> まさか、財務省側が示した目安額を、文科省側が一切考慮せず決めていようとは、さすがに想定外でした(笑)。
> 概算だとザハ案は2500〜3000億円って、いくら何でも1300億円からは離れ過ぎ・・・・
> 逆に言うと、機能的な伊東案ならば、建設途中で生じる増額分を含んでも、1300億円以内に収まったかも?
> あと、実現性や維持管理などを度外視して、この11案の中から個人的に好きなのを選ぶなら、
> 私はツヨシ・タネ(田根剛)の「古墳スタジアム」案が見たかったですね。
> http://dezain.net/2012/22336
> まあ本当に選ばれてたら、「芝は育つの?」とか「屋根の強度が心配」など言ってたでしょうけど(笑)。

ちゃっかり「五輪税」と称して国民から徴税したり?
> > この調子で神武天皇の日も来るのかと思ってふざけて調べたら、
> > 元日が既にそれに近い立ち位置だったんですね。

> まあ元日は元日なのですが、旧暦の方の元日(いまの2月11日)ですね。
> 神武天皇が即位した日とされ、戦前は「紀元節」、現在は「建国記念の日」と呼ばれています。
> ただ、神武天皇の神話上の即位日を、戦後になってから「日本建国の日」として祝うのは、
> さすがに時代錯誤が過ぎるとして、三笠宮(昭和天皇の弟)などは表立って反対したらしいですが。
> ちなみに、神武天皇が生まれた日は、即位した日と同じ旧暦の正月なので紀元節と一緒ですが、
> 亡くなった日は4月3日(旧暦だと3月11日)とされ、戦前では「神武天皇祭」として休日でした。

学生は春休みじゃないですか。休日にするにしても。
> それと、天皇由来の休日というと「天皇誕生日(戦前は天長節)」がありますけど、
> 明治天皇の誕生日は「文化の日(11月3日)」として、
> 昭和天皇の誕生日は「昭和の日(4月29日)」として、現在も残されている一方で、
> 大正天皇の誕生日である8月31日は、昭和になると同時に消えてしまったんですよねえ・・・・

学生は夏休みですが、最近繰り上げが起きているそうですから、
関東大震災の日(9月1日)ともども、考慮してもいいかもしれませんな。
> もちろん法律的には時の天皇に限定されていますが、先帝のを継続するかは時の判断次第と言えます。
> (明治は45年、昭和は64年あったのに対し、大正は15年しかなかった事も大きな理由らしいです)
> 今上陛下も既に80歳ですし、もしもの場合、現在の「12月23日」の扱いはどうなるんでしょう?


余談ですが、この明治・大正・昭和天皇の三人が、
清の康煕・雍正・乾隆の三人に似ているような気がしてなりません。
雍正帝と大正天皇は、父と子の両方が長生きしましたが、
どちらも短い期間しか位にいませんでした。
あと三人とも重要であったというとこしかあっていませんが。
> > > まあ冗談ついでに妄想すれば、海の日が国土交通省の主導による祝日だとすると、
> > > この「山の日」は、農林水産省の主導による祝日だったりして?(笑)
> > > 同様に、敬老の日、文化の日、勤労感謝の日、みどりの日などの祝日も、
> > > 厚生労働省、文部科学省、経済産業省、環境省によるセクショナリズムの一環では?
> > > 縦割りな省庁至上主義の弊害が、ここにも姿を現してるんですよ!!(もちろん嘘)

> > じゃあ次は防衛省あたりが権力を誇示しようとするんでしょうか(蹴

> でも実際に戦前だと、「陸軍記念日」と「海軍記念日」がありましたけどね。
> 日露戦争終結の翌年、奉天会戦の戦勝日(3月10日)が陸軍記念日として、
> 日本海海戦の戦勝日(5月27日)が海軍記念日として、それぞれ休日となりました。
> まあさすがに、こちらは他のと違って、名称変更をしても休日の復活は無理でしょうけど(笑)。
> とは言え、どうせ8月11日を「山の日」として休日化するくらいなら、
> 8月15日を「終戦の日」として休日化する方が、個人的にはマシな気がします。
> (宗教的なお盆を休日化する事は無理でも、この名目なら問題ないでしょうし)
>
> あと、戦後は祝日のみとなってしまいましたが、戦前には祝日と祭日があった訳で、
> 戦前のように、先帝や神武帝の崩御日を「鎮魂の祭日」として復活させるのは無理でも、
> 例えば、東日本大震災の「3月11日」や、阪神淡路大震災の「1月17日」を、
> 同じように鎮魂の日として休日化するのは、個人的にアリだと思うんですよ。

祝日のことを「祝祭日」というのは、そのなごりですね。
> また、休日が増え過ぎるので無理にとは言いませんけども、
> 広島に原爆が投下された「8月6日」と、長崎に原爆が投下された「8月9日」、
> そして広島を超える10万人の死者を出した東京大空襲の「3月10日」も休日化して欲しいですね。
> ・・・って、もしもこれが通れば、名称変更しても無理と言った陸軍記念日が復活しますが(笑)。


[18852] Re2:新・国立競技場と、祭日の復活希望返信 削除
2014/3/14 (金) 19:53:33 徳翁導誉

> > > > 無責任ついでに、この掲示板で世界遺産のトップ10でも決めてみます?(笑)
> 個人的には京都を推薦します。
> 平安・室町の建築物だけでなく、現代建築もあるという新旧が入り混じる都市ですからね。

いや、世界遺産に登録されているのは、京都の街ではなく寺社群なので・・・・
まあ登録の有無は別としても、「京都」ってだけじゃザックリとし過ぎてません?
それと、私も京都駅から数駅の所に住んでいた事がありますけども、
京都における「新旧が入り混じる」様子は、あまり景観の良いモノでは無いですよ。
共存とか同居とかいうよりも、単にグチャグチャって表現が正しいかと・・・・
鴨川東岸の東山あたりは風情がありますけど、新旧混在って訳では無いですし。
別に京都は京都で好きですが、そうしたモノを求めるなら、近くに奈良がありますからねえ。

> > > そういや中東のオリンピックって未だにないんですね。
> > > やっぱり治安や国自体の国力の問題とかがあるのでしょうか。

> > 次回のリオ五輪が南米初な上、アフリカでの開催がまだ無いなど、
> > サッカーW杯の招致以上に、夏季五輪の招致はハードルが高いですからねえ。
> > ちなみにドーハ(カタール)は、2016年の五輪招致でも一次選考の段階で落選していたので、
> > 2022年のW杯がカタールに決まった時には、本当に驚きました!!

> 中東でできるとしたら、せいぜいドバイでしょうか。

ドバイで出来るのなら、ドーハでだって出来ると思いますが?
確かにドバイに比べれば、ドーハの方が街の規模としては小さいでしょうけども、
急速に発展するペルシャ湾岸の都市としては似たような感じですし、
そして何より最大のネックとなる夏の気温は、ドバイもドーハも変わりませんので。
と言いますか、今回東京に敗れたイスタンブールは欧州の都市でも、トルコ自体は中東の国ですよ?
「イスタンブールが駄目なら、今度は首都アンカラで」となっても、おかしくはありませんし。

> あとエジプト諸国でしょう。
「エジプト諸国」って何ですか?(笑)

> 経済力だけだとイスラエルも入りますが、今内戦中ですから。
イスラエルで起きている紛争は、あまり「内戦」という表現はしませんけどね。
相手側のパレスチナは、国連加盟国の7割から国家として認められていますし、
イスラエル側も、解決すべき問題は山積しているものの、独立は認めてる方向なので。
それにその紛争自体も、内戦と聞いて一般的にイメージするような戦闘の発生は稀でして、
過激派がガザからロケット弾を撃ち込み、イスラエル軍が空爆で応戦と、かなり様式化されており、
過激派も軍も対外アピールの為に定期的に行います(地域住民には堪ったモノではありませんが)。
却って、パレスチナ内部で対立するファタハとハマスの抗争の方が、内戦のイメージに近いかも?

> 平和大会としての開催も見込まれますが、万が一負けようものなら…
この「負ける」って、「五輪招致に失敗する」って意味ですか?
それでしたら、そもそも初めからイスラエルが勝てるはずもありません。
と言いますか、アジアサッカー連盟やアジア五輪評議会からは追い出され、
五輪などでは対戦を拒否される事もイスラエルの現状を、甘く見過ぎてませんか?
仮に開催したとしても、良くて大量ボイコット、悪ければテロの祭典になります・・・・

> > しかも、最高気温が40度を超える初夏にサッカーW杯をやろうなんて、正気の沙汰じゃないです。
> アラブの夏は大変でしょう。
> 冬でやっとここらの春秋レベルですから、
> 例外的でも冬にやるべきでしょう。

言うだけなら簡単ですが、実現させるのはまず困難ですよ。
ここまで欧州のサッカーがビジネス的に巨大化してしまうと、
オフ・シーズンでも無い限り、W杯の為の日程を確保するのは非現実的であり、
シーズン中に強引に行えば、各国リーグからの補償を求める声は上がるでしょうし、
決定後の条件変更は、W杯招致に敗れた他の候補国から訴訟を起こされる可能性があります。
そんな事になれば、補償額や賠償額は天文学的な数字になると思います。

> > ちなみに、夏季五輪・サッカーW杯と並ぶ3大イベント「万国博覧会」の方は、
> > 先日、2020年万博のドバイ(UAE)での開催が決まりました。
> > ですので本当、中東が残すのは夏季五輪の開催だけですね。
> > アラブの春後の不安定さもありますが、逆に五輪開催で国がまとまって欲しいという願いも込めて。

> 経済的に開けるのは、
> アフリカの北側の諸国か、南アフリカだけでしょう。

それ以外ですと、アフリカ最大の人口(1.6億人)を誇る「ナイジェリア」がありますよ。
南アフリカ・エジプトに次ぐアフリカ3位の経済力をもち、韓国と同じ「NEXT11」に含まれる国ですし、
1999年にはU-20W杯を、2009年にはU-17W杯を開催した実績もありますので。
例えば、夏の気温をラゴスと東京で比べても、ラゴスの方が2〜3度ほど低いですからねえ。
まあ、最大のネックは治安ですけども、同じく治安が悪い都市として有名だった
ヨハネスブルグでW杯をやり、リオデジャネイロで五輪をやる時代ですからねえ(笑)。

> その南アフリカもワールドカップを開催しましたから、
> 次は夏季五輪でしょう。

2004年大会の招致ではアテネに敗れたものの、何だかんだでケープタウンも、
一次選考を突破して、最終選考では3位でしたからねえ。
気候も、治安も、経済力も、都市規模も問題なく、風光明媚な世界都市ですので、
単純に条件だけで見れば、ケープタウンはアフリカで最有力の開催地だと思います。
1995年にはラグビーW杯を、2003年にはクリケットW杯を、2010年にはサッカーW杯を開催し、
あと残る世界的なスポーツ・イベントといえば、オリンピックくらいしか無いですからねえ。
実力はアフリカ最強とはいえ、さすがに南アフリカもWBCは招致しないでしょうし(笑)。

> 震災関連費ならば、間接的なことに利用してもいいでしょうが、
> 復興税からなら、真面目に東北三県にのみ利用すべきです。

「忘れられた被災地」と呼ばれる茨城などは、受け取れない訳ですか?(笑)

> ちゃっかり「五輪税」と称して国民から徴税したり?
いや、堂々と「五輪税」と銘打っての増税なら、却って健全ですよ。
例えばアメリカのスタジアム建設などでは、住民投票によって賛否を問い、可決されると、
費用捻出の為に期間限定の特別消費税が導入されるケースが、決して珍しくありません。
ここまでキチンと段階を踏まえれば、反対派の人も、それなりに納得はできると思います。
逆に一方で、W杯や五輪の開催を控えるブラジルでは、スタジアム建設やインフラの整備の為、
バスや地下鉄などの公共料金を引き上げようとして、大規模なデモにまで発展しました。
この件では、単純に増税するよりも姑息なやり方だった事が、市民の印象を更に悪くしたかも?

そして日本では、別に五輪税などの名目で増税しなくても、
初めから、半月後には消費税が5%から8%に、そして来年には10%に上がる予定です。
それだけで年間10兆円の増税額になりますから、五輪名目の増税は要らないかも?
ただ東京都の方に関しては、既に五輪準備金として4000億円を積み立てているものの、
都知事が代わって、今後も国側から良いように利用されるとなると、どうなるか解りませんがね。

> > ちなみに、神武天皇が生まれた日は、即位した日と同じ旧暦の正月なので紀元節と一緒ですが、
> > 亡くなった日は4月3日(旧暦だと3月11日)とされ、戦前では「神武天皇祭」として休日でした。

> 学生は春休みじゃないですか。休日にするにしても。

いや別に、「神武天皇祭」の休日復活を求めてる訳じゃ無いですし、
休日というのも、別に学生の為に作る訳じゃ無いですから(笑)。

> > 例えば、東日本大震災の「3月11日」や、阪神淡路大震災の「1月17日」を、
> > 同じように鎮魂の日として休日化するのは、個人的にアリだと思うんですよ。

> 学生は夏休みですが、最近繰り上げが起きているそうですから、
> 関東大震災の日(9月1日)ともども、考慮してもいいかもしれませんな。

一応、関東大震災の方も考えたのですが、こちらは既に90年以上が経過している上に、
9月1日という覚えやすい日で、今では夏休み明けに防災訓練を行う「防災の日」として、
それなりに認知されている現状から、休日化の候補からは外しました。
ここでいう休日化はあくまでも手段であり、別に休日自体を増やしたい訳じゃないので。

> > もちろん法律的には時の天皇に限定されていますが、先帝のを継続するかは時の判断次第と言えます。
> > (明治は45年、昭和は64年あったのに対し、大正は15年しかなかった事も大きな理由らしいです)

> 余談ですが、この明治・大正・昭和天皇の三人が、
> 清の康煕・雍正・乾隆の三人に似ているような気がしてなりません。
> 雍正帝と大正天皇は、父と子の両方が長生きしましたが、
> どちらも短い期間しか位にいませんでした。

世襲制の場合、前任者が長期だと、後任者は短期になりがちですし、
「長期→短期→長期」なんて例は、それこそいくらでもあると思いますが?
例えば、大日本帝国と同じ19世紀にできた帝国を見ても、
オーストリア帝国は「フランツ1世(43年)→フェルディナント1世(13年)→フランツ・ヨーゼフ1世(68年)」、
ドイツ帝国は「ヴィルヘルム1世(27年)→フリードリヒ3世(3ヶ月)→ヴィルヘルム2世(30年)」ですし。


以上、「○○すべき」という論調が多かったので、ちょっと厳しめに反論してみました(笑)。


[18901] 坂茂が「プリツカー賞(建築界のノーベル賞)」を受賞返信 削除
2014/3/28 (金) 20:59:10 徳翁導誉

> 見直しを求めている「槇文彦」と、それに賛同する「谷口吉生」の両名は、
> 今回の厳し過ぎる応募資格を満たす、わずか6名の日本人建築家の内の2名だったのですから、
> (フランス国立近代美術館の新館建設を任された「坂茂」ですら、応募できないハードルの高さ)

ちょうど先日、坂茂が建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」を受賞しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140325/k10013211941000.html
あと2年受賞が早ければ、彼にも新国立競技場への応募資格があった訳ですね(笑)。
とは言え、「紙」を使う事を得意とする坂氏の建築だと、スタジアム建設には向かないのかな?
紙は一般にイメージされるよりも、丈夫で使い勝手の良い建材ではありますが、
さすがに国立競技場のような巨大で長期間使う施設には不向きな気がしますので・・・・
逆に考えれば、五輪開始用に仮設や一時拡張される施設には最適かも?
東北を始め、世界各地の被災地における坂氏の仮設住宅は、非常に高い評価を受けていますし。


> あと、実現性や維持管理などを度外視して、この11案の中から個人的に好きなのを選ぶなら、
> 私はツヨシ・タネ(田根剛)の「古墳スタジアム」案が見たかったですね。
> http://dezain.net/2012/22336
> まあ本当に選ばれてたら、「芝は育つの?」とか「屋根の強度が心配」など言ってたでしょうけど(笑)。

今更ですが、スタジアムの屋根の上を森にするのは困難でも(実際には疎林が限度かと)、
木の代わりに苔を用いれば、全面を緑で覆うのも、まだ実現性がありそうな気がしますね。
屋上緑化においても、下地が薄くて軽く済み、管理の手間も少ない苔は、近年重要視されていますし、
日本庭園でも、苔は重要な素材の1つですので(苔を愛でる文化って日本以外に有るのかなぁ?)。
ただ、「古墳スタジアム」という発想自体に関して言うと、
私たちのイメージする緑の古墳は、長い年月放置されてたから木が生い茂っただけで、
本来の古墳って、実はこんな感じ↓なんですけどね(笑)。
http://nipponsanpo.fc2web.com/sanpo/sanpo200306215.html
・・・って、石やレンガとセメントの欧州とは異なり、木と紙の建築と言われる日本にも、
古墳や石垣など石積みの文化は古代からあった訳で、こちらを前面に押す方向も意外と良いかも?

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