▽ 2014/4/25 (金) 21:41:56 ▽ 徳翁導誉 |
| > > 短期間だからこそ、最近急に始まった「税抜き価格表示」が期間限定で許めてるそうなので、
> > 基本路線としては、それで行くつもりなのでしょうけど・・・・
> 税抜き価格表示・・・本当に混乱しますね。
> 安いと思っても8%がオンされるとちょいキツイっす。
個人的に、小銭で財布が膨らむのが嫌いなので、
支払いでは札を出して、釣銭を出来るだけ少なくする買い方が染み付いているだけに、
正直、消費増税それ自体よりも、この外税表示への変更の方が嫌だったりしますね(笑)。
今までは単純な足し算でしたので暗算も楽だったのに、8%増の小数点計算を間違えたり、
税込表示額を従来通りそのまま足してしまい、小数点以下の累積分が思わぬ増額を招くなどして、
札から数円だけ飛び出してしまい、手持ちの小銭が足りなかったりすると、
逆に却って凄い量の釣銭を受け取る羽目になった事が、既に2回もありました・・・・
> > そんな中でも、街並みの雰囲気が最も変化した旧東側の国ってどこなんでしょ?
> > カザフスタンなんて新首都として、計画都市アスタナを黒川紀章の設計で作ってるらしいですから、
> > http://trekking1179.seesaa.net/article/313283906.html
> > http://d.hatena.ne.jp/stertwist/20110920/1316480876
> > http://adaisuke.blog100.fc2.com/blog-entry-33.html
> > 一見すると旧ソ連的な雰囲気は皆無ですが、よく見ると新たな高層建築なのにスターリン様式だったり(笑)。
> しかし、アスタナの画像を見るとある意味「独裁者」ですので雰囲気は
> 「スターリン様式」やイタリア等にある「ファシスト様式」に通じるものがありますね。
ちなみに同じ旧ソ連の国でもグルジアは、また別の方向にぶっ飛んでるのですが、
こちらの方にも、同様に独裁的な通じるモノはあるんですかねえ?(笑)
・ 国会議事堂 http://www.civil.ge/files/images/2012/Kutaisi-Parliament-Oct21.jpg
・ 行政府庁舎 http://dream-piece.com/wp-content/uploads/2013/09/IMG15624.jpg
・ 大統領官邸 http://9.pro.tok2.com/~yucky/Presidential%20palace.jpg
・ 危機管理局 http://static.panoramio.com/photos/large/85832463.jpg
・ 国立図書館 http://dream-piece.com/wp-content/uploads/2013/09/IMG15625.jpg
・ 警察本部 http://solomonternaleli.files.wordpress.com/2011/02/police-parade-2010-05-06.jpg
・ 警察署1 http://1.bp.blogspot.com/-NXUmLReb0-M/UXA2kIjrgpI/AAAAAAAACh4/Sdy1oKBhBjA/s1600/police+station6.jpg
・ 警察署2 http://2.bp.blogspot.com/-VnHT78tmj60/UXA2jbI5xPI/AAAAAAAAChw/Z-7jUgYMTXM/s1600/police+station+5.jpg
・ 国立銀行 http://georgiaabout.files.wordpress.com/2012/06/vault-of-national-bank-of-georgia-in-tbilisi.jpg
・ 首都中心の橋 http://www.archstructure.net/topics/11/peace/peace1.jpg
こういう街並み↓の中に建ってる事を想像すると、却って面白く思えます。
http://sputnik.am/wp-content/uploads/2013/12/tbilisi-sputnik.jpg
逆に考えると、敢えてロシア的なモノを排除すべく、奇抜で近未来風な建築にしているのでしょうか?
グルジアの写真を見ていると、グルジア国旗だけでなくEU旗も一緒に掲揚されてる公共施設が多いですし。
> > ちなみに、ミカエルさんが中央アジアへ出向かれたのは、前述の旧ソ連時代が最後なのでしょうか?
> さすがに最後ですね。
> いっときアシュガバトに行く機会がありましたがぽしゃってしまいました。
さすがに中央アジアとなると、そうそう機会はありませんよね(笑)。
> > あと逆に、昨年の10月にサッカー日本代表がベラルーシで強化試合を行った際、
> > 「今まで旧ソ連の国はいろいろ行ったが、最もソ連の雰囲気が残っている」という観戦記事を読んだのですが、
> > ルカシェンコ時代が続いている事もあり、やはりベラルーシって、そんな感じなのでしょうか?
> ベラルーシは訪問したことは無いのですがミンスクなどは旧ソ連の雰囲気が濃厚でしょうね。
> しかしベラルーシからモスクワのシェレメチェボを経由して日本に来る場合ロシアのビザが必要なのは絶句です。
えっ、ロシア・ベラルーシ間の移動って意外と面倒なんですか!?
欧州連合に対抗しようという「ユーラシア連合」の構想は、
ロシア・カザフスタン・ベラルーシの3国が中核であり、
既に域内での人や物資の往来はボーダーレス化しているイメージだったのですが、
意外と現状は進んで無いんですね(外国人への扱いが厳しいだけかも知れませんけど)。
一昔前までは同じ国だった事を思うと、地元民的に不便さなどは無いんですかねえ?
今回のウクライナ問題もそうですが、旧ソ連のゴタゴタを見る度に、
ソ連崩壊の流れ自体は避けられなかったにしても、
エリツィンの振る舞い次第では、もう少し違って現状があったのでは?と考えてしまいます。
> > そうして今度は、ドネツク・ハリコフ・ルガンスクのウクライナ東部3州で、
> > 親ロシア派デモ隊が州庁舎を占拠して独立を宣言し(しかも国名が人民共和国・笑)、
> > http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014040802000224.html
> > その直後に、暫定政府側が軍の特殊部隊を投入してドネツクの庁舎ビルを奪回ですか・・・・
> > http://www.cnn.co.jp/world/35046228.html
> > まあ、やってる行為自体は、暫定政府側が1ヶ月前に首都キエフで行った事と同じなのですが、
> > ヤヌコビッチ前政権は、内戦化を恐れて軍を動かさなかった(動かせなかった?)のに、
> > いかに特殊部隊とは言え、暫定政権は軍を動かしちゃったんですね・・・・
> > (本当に軍の特殊部隊だったのかは、誤報も多いので正直わかりませんが)
> > それこそ武力衝突が大規模化する事態になれば、最悪の展開であるロシア軍の侵攻というシナリオさえ、
> > まだまだ可能性は低いとは言え、以前に比べるとグッと高まってしまったのではないでしょうか?
> いつのまにかクリミアの件よりもウクライナ本土に焦点が移ってしまいましたね。
まあクリミアに関しては、自治権拡大とか、ウクライナからの独立とかを通り越して、
一気に最大レベルである「ロシア編入」まで進んでしまいましたし、
アメリカも、EUも、お茶を濁す程度の制裁内容で済ませてしまった時点で、
建前上は今後もいろいろ言おうと、実質的には黙認しちゃったも同然ですからねえ・・・・
ウクライナの暫定政府側にしても、大統領選挙の事を考えると、
本音を言えば、クリミアの親ロシア票など無い方が望ましいでしょうし。
> 4者合意があったと言えどもまだまだ情勢は流動的ですね。
まあ、最終的な着地点を見い出せて無い合意など、一時の気休めに過ぎないですからね。
とりあえずは、5月末に行われる予定の大統領選挙が1つの目安でしょうか?
選挙の同日か、その直前に、東部では住民投票が行われる可能性が高いですので、
大統領選自体は恐らく、半月後の決選投票に縺れ込むであろう事を考えると、
当日は大統領選挙の結果以上に、ウクライナ東部での住民投票の方の結果に注目かも?
> ついに米国が東欧へ派兵したとなると、ますます武力衝突への危惧が大きくなったと言えます。
ロシア軍が既に演習と称して、ウクライナとの国境沿いに15万の兵力を集めてますからねえ。
もちろんロシア側としても、ウクライナ東部での暫定政府側の強硬姿勢を抑え込む為の脅しが本意で、
暫定政府側が余程下手を打たない限り、実際に国境を越える可能性は相当低いでしょうし、
これに応じて、アメリカ軍も合同演習と称して東欧4ヶ国に派兵したとは言え、総数が600では、
「新しい欧州(旧東側のNATO加盟国)」の支持を繋ぎ止める為の政治的意味合いが強いでしょうから、
さすがに米ロの直接衝突は現状では無いかと?(仮にロシア軍が越境しても、米軍は動かないでしょうし)
> 米国大統領も東アジア歴訪をする余裕なんてあるのかなぁとも考えてしまいます。
余裕と言いますか、アメリカ国内ではオバマ・ケア導入を始めとして数多くの問題が山積し、
国際政治では、シリアに引き続いてウクライナでも無策な弱腰姿勢を曝け出し、
中間選挙を前に、もう東アジア(TPP)の方で手段が無いんじゃないですか?
とは言え日本相手にすら、尖閣問題でカードを切ったのに、TPPの大筋合意を得られない様を見ると、
任期を2年以上残して、既にオバマ政権ってレイムダック化しちゃってませんか?(笑)
・・・って、キナ臭い国際情勢を考えると、それを笑ってばかりも居られませんし、
そこでもしもオバマがキレて、時を逸して強硬姿勢に転換すれば、最悪の展開になりかねないと。
それこそズデーテンじゃないですが、妥協により相手側が引けない所まで進んでから、
一転して強硬策に移ると、双方引けずに全面衝突へ至る最悪のシナリオを招きかねませんからねえ。
> > あと、この件を見ても思うのですが、何でトゥバはソ連の構成国になれなかったんですかねえ?
> > 同じく第二次大戦中に併合されたバルト三国やモルドバ(ルーマニア領ベッサラビア)は、
> > そのまま構成国へと移行されたのに、独立国とされたトゥバが自治国どころか自治州だなんて・・・・
> > 吸収された時代が異なるとは言え、ウズベクやタジクなどの中央アジア諸国も構成国だったのに。
> 案外これが原因かもしれませんね(笑)
> http://www.chinayouth.org.hk/China/rocmap.html
よくは知りませんが、台湾の政府が作成する「官製地図」って未だに、
モンゴルが中華民国領だったり、沖縄が琉球国だったりするのでしょうかねえ?
近年は、事実上の大使館をモンゴルに開設したり、駐琉球大使館を駐日本大使館の支局扱いにするなど、
台湾側も実質的に現状を認めている対応ですが、建前は建前でなかなか簡単に変更できないでしょうし。
(台湾の都合だけでなく、大陸の中国側からも「中華民国」という建前を守るよう強要されてますしね)
> > まあ私も「ボローニャ」と言われてイメージするのは、
> > 1000年近い歴史がある欧州最古の大学がある事と、中田英寿がプレーした街という感じで、
> > 古い街並みが残っている事は知っていても、イタリアには何よりローマがありますし、
> > ミラノ・フィレンツェ・ヴェネツィアの中間地点にある立地から、
> > ボローニャをじっくり観光しようとは、なかなかならないでしょうからねえ・・・・
> あはは、本当にそう思います。
> フィレンツェに滞在して、ちょっと遠出するならピサに行って斜塔を見ますもんねぇ。
そう言えば、「ピサの斜塔」なんていうのも有りましたねえ(笑)。
他にもまだナポリやポンペイなど観光資源は豊富ですし、
さすがイタリアは、世界遺産数でナンバー1のという感じでしょうか!!
現金な話をすれば、つまりはそれだけイタリアの観光収入も多い訳ですけど、
せっかく東京オリンピックの招致にも成功した訳ですし、
これを機会に、もう少し日本も、観光産業の活性化を計れませんかねえ?
海外から国内にカネを落とさせるには、「ビジネス・観光・留学」が3本柱ですから。
> > う〜ん、もともとローマ帝国だったバルカンやアナトリアなどだと、
> > そうした枠組みがあった事は、何となく想像が付くのですが、
> > その外にあったであろうルーシ世界で「キエフ大公」や「モスクワ大公」という感じに、
> > なぜ「王」ではなく「大公」なのかが、最大の疑問点なんですよねえ・・・・
> > 単純に訳語的な問題なのでしょうか?
> ちょっと調べてみたのですがやっぱり「王」と「公」の違いは存在しますね。
> (大公は日本語訳の問題のようです)
すみません、お手数おかけして(笑)。
> ブルガリアですがもともとアジア系のため「汗」とされていましたが
> ビザンツ皇帝ミカエル3世時の864年にボリス1世が「王(クニャス)」の称号を付与されています。
> (同時にキリスト教への改宗も行われています。所謂「ボリスの改宗」です)
> のちにシメオンが「ブルガリア人の皇帝」位を承認されますが
> もちろんこれは「カイサル(副帝)」の方です。
なるほど、副帝ですか!!
いや〜、以前より「ブルガリア帝国やセルビア帝国の『帝国』って何?」という疑問があり、
ニカイア帝国やトレビゾンド帝国のように、コンスタンティノープルの皇帝を認めてないか、
もしくは大英帝国での使用例のように、多くの国を従えたという意味での帝国なのかと思ってましたが、
そうですか、これらは副帝としての地位の方で、ブルガリア人やセルビア人の皇帝という事だったんですね。
ありがとうございます、長年の疑問が1つ解決されました(笑)。
直接的な繋がりは無いかも知れませんが、神聖ローマ帝国も最後は「ドイツ人の帝国」を名乗ってましたし、
「○○人の皇帝(帝国)」という称号は、かなり使い勝手が良さそうですよね。
ドイツ語の「カイザー」、ロシア語の「ツァーリ」、オスマン帝国の「ルーム・カイセリ」など、
皇帝を表す単語や称号が「アウグストゥス(正帝)」ではなく、
「カイサル(副帝)」の方から来ているのも、この辺の事情なのでしょうかね?
> キエフの場合はビザンツ皇帝レオン6世の時の911年にオレグが「公(パトリキオス)」の爵位を与えられて
> 「キエフ公国」と日本では呼称されています。
キエフ大公、ウラジーミル大公、モスクワ大公などの「大公」という単語は結局、
ルーシ世界の諸公国を束ねる「盟主」的な意味合いしか無いって事ですかねえ、これは?
ただ、それこそ「黄金の環」を始め、ルーシの諸公国って山のように数がありますけど、
それらも全て、ビザンツ皇帝から公爵位を与えられたモノだったのでしょうか?
あの数からすると、かなりの僭称も混じっているような気もするのですが・・・・
でもまあ、キエフの公爵位がビザンツ皇帝から与えられた(認められた)ものであるなら、
支配関係は別として、秩序的にはビザンツ世界の中に入っていた訳ですから、王を称さなかったのは納得しました。
・・・って、勝手に東アジアの華夷秩序的なイメージで捉えてますけど、
ルーシ世界におけるの影響力って、実際どの程度のモノだったんでしょう?
> クロアチアについてはもっと遅くバシレイオス2世時(981年)に「公」位を与えられていました。
今更なんですが、旧西ローマ帝国のカトリック圏だとローマ教皇が王位などを授けますが、
東ローマ帝国の正教圏では、コンスタンティノープル総主教とかは一切関与しなかったのでしょうか?
もちろん、カール大帝後の歴史的経緯から、西欧側では皇帝と教皇による権力の綱引きが横行した一方、
東欧側では、基本的に皇帝が総主教より権力が強かったのは解るのですが、形式的にはどうだったんでしょ?
聖俗分離の方針を考えると、世俗権力である爵位は名実ともに、皇帝から授けられたのでしょうか?
いや、ふと思っただけなので、どうしてもという疑問ではありませんが(笑)。
> > 独立正教会の存在とかは関係ないですよねえ?
> あんまり関係ないと思います。当時は東西分裂前ですので各国の教区はあくまで府主教扱いです。
東西教会の分裂って、双方が2つに枝分かれしたイメージがありますが、
よくよく考えてみると、東方教会は従来通りの仕組みとあまり変わらず、
西方教会で唯一の総主教座であるローマが、独自路線を進み出したという方が適当なのかも?
キチンと意識しないと、どうしても西欧中心史観に流されがちになちゃうんですよね(笑)。
ちなみに、旧ローマ帝国の外にある中欧・東欧へとキリスト教圏が広がる際に、
「東方教会に属するか? 西方教会に属するか?」は、爵位を受ける領主側の方で決めたのでしょうか?
それとも、既に現地での布教状況により、東方教会か西方教会は自明の事だったのでしょうか?
と言うかそもそも、爵位を受ける段階での現地住民の布教率って、よく知らないんですよねえ・・・・
ポーランドやルーシがどうだったかは勿論、十字軍国家はどうだったのか?
> > まあ、古代中国の周時代に用いられた「五等爵(公・侯・伯・子・男)」を、
> > 制度の異なる西洋の和訳に用いようというのが、そもそも無理があるのかも知れませんね。
> 私もそう思います。周の大封建につかわれた爵位をそのまま使うのはどうも・・・
> でも幕末の大名家はこの基準でと分けられていますね。
> (これも実高を使っていて非常にわかりづらいのですが)
でも日本の場合、華族の爵位にしても、軍人の階級にしても、
維新後の近代化によって、歴史的な経緯など無く、形的に導入しましたから、
欧米のそれらよりも、却ってシンプルで解り易くありません?
逆に言えば、日本側の仕組みがシンプルで明瞭すぎるからこそ、
複雑な欧米の仕組みでも、同じ単語を用いてる事で、理解を難しくしている側面もあろうかと?
大日本帝国でも、李家の王公族や朝鮮貴族などの例が増えていれば、また違ったかも知れませんが。
> 今回も時間の制約があるのでこれぐらいに。
まあ雑談ですので、無理のない範囲でOKですよ(笑)。
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