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[20266] 近鉄優勝から15年が経った今、当時の近鉄を語る返信 削除
2016/7/11 (月) 03:57:19 劉翔天神

2001年、タフィ・ローズ、中村紀洋、礒部公一などの「いてまえ打線」
を擁しパ・リーグ優勝を果たした近鉄バファローズ。

当時のオーダーを見てみると

1 大村直之 打率.271 16本 53打点
2 水口栄二 打率.290 3本 30打点
3 ローズ 打率.327 55本 131打点
4 中村紀洋 打率.320 46本 132打点
5 礒部公一 打率.320 17本 95打点
6 吉岡雄二 打率.265 26本 85打点
7 川口憲史 打率.316 21本 72打点
8 ギルバート 打率.267 6本 24打点
9 的山哲也 打率.177 5本 25打点

・・・とクリーンナップを担ったローズ、中村、礒部全員の打率が3割超え、
中でも主に3番を担ったローズは当時のシーズン本塁打記録に並ぶ55本のホームランを
打つなどまさに「助っ人」の名に相応しい働きをしていました。

そんなバファローズですが投手陣はお世辞にも良いと言える成績を残していません。
チーム防御率はパ・リーグ最下位の4.98
規定投球回を超えたのは前川勝彦(12勝9敗 防御率5.89)のみでした。

しかし点を取られたらそれ以上点を取るという野球をしたのがこの年の近鉄でしたね。
当時小学生だったのですがテレビ中継で試合を観て負けていても試合が終わる頃には逆転している。
という試合が多かった記憶があります。あくまで小学生の時の記憶ですが。

個人的に好きな選手は礒部でしたね。
5番バッターである礒部の前を打つ中村が出塁して礒部が還す。
チャンスの場面では物凄い打っていた記憶があります。
磯部が近鉄消滅後楽天に移籍し、楽天本拠地1号のホームランを打った時は本当に感動しました。

で、近鉄を語る上で外せないのが
北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランですねぇ。
9月26日のオリックス戦でしたね。
2-5で負けている9回裏、代打で出てきた北川は
オリックスの守護神・大久保の4球目をバックスクリーン左横に叩き込んで
バファローズの優勝を決めました。

いやーこの時リアルタイムで野球中継を観ていたんですが
泣きましたね。凄すぎて。
本当に漫画みたいな展開で、今でも信じられませんよ。
多分今後、同じように優勝を決める選手は出てこないと思います。
北川だから、出来たんでしょうね。

少し日が経ってセ・リーグ覇者ヤクルトとの日本シリーズ。
・・・割愛します(笑)

その後、近鉄バファローズは優勝する事が無いまま、
2004年オフにオリックス・ブルーウェーブと合併して
今のオリックスバッファローズと楽天ができ、
近鉄の選手はそれぞれのチームに入団することになりました。

今ではもう楽天創設から10年以上経つんですね。時が経つのは早い。
今年から楽天は近鉄を優勝に導いた梨田監督が指揮を取っているようで、
近鉄ファンだった自分としては、少し嬉しいですね、
梨田監督をもう一度見れるというのは。

今の所成績は良くありませんが、今後に期待ですね。

流石に文章も長くなってきましたし、この辺で切りたいと思います。
長文失礼しました。




[20269] Re:近鉄優勝から15年が経った今、当時の近鉄を語る返信 削除
2016/7/14 (木) 21:46:57 征服王朝

▼ 劉翔天神さん
> 2001年、タフィ・ローズ、中村紀洋、礒部公一などの「いてまえ打線」
> を擁しパ・リーグ優勝を果たした近鉄バファローズ。
>
> 当時のオーダーを見てみると
>
> 1 大村直之 打率.271 16本 53打点
> 2 水口栄二 打率.290 3本 30打点
> 3 ローズ 打率.327 55本 131打点
> 4 中村紀洋 打率.320 46本 132打点
> 5 礒部公一 打率.320 17本 95打点
> 6 吉岡雄二 打率.265 26本 85打点
> 7 川口憲史 打率.316 21本 72打点
> 8 ギルバート 打率.267 6本 24打点
> 9 的山哲也 打率.177 5本 25打点


つい7年前に、野球少年だった自分がファンになったのがオリックスでして、当時4番だったローズについては良く覚えていますが、若造の自分には少し難しいメンバーですね・・・。
大村、ローズ、中村、的山、磯部あたりならかろうじて現役時代の最後を知っているぐらいでしょうか。(ローズは今でも元気に野球をやっているようですが。)

> そんなバファローズですが投手陣はお世辞にも良いと言える成績を残していません。
> チーム防御率はパ・リーグ最下位の4.98
> 規定投球回を超えたのは前川勝彦(12勝9敗 防御率5.89)のみでした。
>
> しかし点を取られたらそれ以上点を取るという野球をしたのがこの年の近鉄でしたね。
> 当時小学生だったのですがテレビ中継で試合を観て負けていても試合が終わる頃には逆転している。
> という試合が多かった記憶があります。あくまで小学生の時の記憶ですが。
>
> 個人的に好きな選手は礒部でしたね。
> 5番バッターである礒部の前を打つ中村が出塁して礒部が還す。
> チャンスの場面では物凄い打っていた記憶があります。
> 磯部が近鉄消滅後楽天に移籍し、楽天本拠地1号のホームランを打った時は本当に感動しました。
>
> で、近鉄を語る上で外せないのが
> 北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランですねぇ。
> 9月26日のオリックス戦でしたね。
> 2-5で負けている9回裏、代打で出てきた北川は
> オリックスの守護神・大久保の4球目をバックスクリーン左横に叩き込んで
> バファローズの優勝を決めました。
>
> いやーこの時リアルタイムで野球中継を観ていたんですが
> 泣きましたね。凄すぎて。
> 本当に漫画みたいな展開で、今でも信じられませんよ。
> 多分今後、同じように優勝を決める選手は出てこないと思います。
> 北川だから、出来たんでしょうね。


北川の逆転満塁弾は動画を何回か見たことがありますが、いやあ、まさしく球史に残る見事な一発だという感想です。
少し前に引退されましたが、記録よりも記憶に残る選手とは、彼のことを言うのでしょう。
その時の対戦相手はオリックスでしたし、合併時には、長らく敵であったチーム同士ということで、当時のファンの方々の間では色々あったと聞きます。
自分のような最近の者にはよく分からない感覚ではありますが・・・。

> 少し日が経ってセ・リーグ覇者ヤクルトとの日本シリーズ。
> ・・・割愛します(笑)
>
> その後、近鉄バファローズは優勝する事が無いまま、
> 2004年オフにオリックス・ブルーウェーブと合併して
> 今のオリックスバッファローズと楽天ができ、
> 近鉄の選手はそれぞれのチームに入団することになりました。
>
> 今ではもう楽天創設から10年以上経つんですね。時が経つのは早い。
> 今年から楽天は近鉄を優勝に導いた梨田監督が指揮を取っているようで、
> 近鉄ファンだった自分としては、少し嬉しいですね、
> 梨田監督をもう一度見れるというのは。
>
> 今の所成績は良くありませんが、今後に期待ですね。
>
> 流石に文章も長くなってきましたし、この辺で切りたいと思います。
> 長文失礼しました。


近鉄戦士ですと、大リーグで活躍している岩隈が一番の出世株でしょうか。
選手がオリックス・楽天に散った後も、トレード・FA・引退を経て、さらにバラバラになってしまい、近鉄の面影は年々薄れていってしまっているかもしれませんが・・・。


[20289] Re2:近鉄優勝から15年が経った今、当時の近鉄を語る返信 削除
2016/7/22 (金) 20:30:16 徳翁導誉

> 大村、ローズ、中村、的山、磯部あたりならかろうじて現役時代の最後を知っているぐらいでしょうか。
> (ローズは今でも元気に野球をやっているようですが。)

大村もオーストラリアで、まだ元気にやってる・・・のかな?(笑)

岡島の自主トレ風景より↓
http://ameblo.jp/okajima-37/entry-11982586828.html

> 合併時には、長らく敵であったチーム同士ということで、当時のファンの方々の間では色々あったと聞きます。
> 自分のような最近の者にはよく分からない感覚ではありますが・・・。

オリックスのファンは、そのまま移行してるでしょうけど、
近鉄のファンは、合併チームに移った人、楽天に移った人、どこにも移らなかった人と、
それこそ、人それぞれだったんでしょうね・・・・
ちなみに私は、一番最後のタイプですね。
まあ、チームの吸収合併なんて事態は、本当に周囲を不幸にするんですよね。
Jリーグの方でも、横浜マリノスと横浜フリューゲルスの合併は、
オリックスと近鉄の合併と同じく、フリューゲルスのサポーターを空中分解させましたし。
これがサッカーの地域クラブのように、Jリーグ参入を目指す為の合併とかであれば、
目的が前向きなので、まだ気持ちの整理も出来るんでしょうけど・・・・

> 近鉄戦士ですと、大リーグで活躍している岩隈が一番の出世株でしょうか。
近鉄時代は、怪我が多くて「ガラスのエース」と呼ばれた岩隈が、
日本以上に日程&移動が大変なアメリカで、まさかここまで活躍できるとは!!(笑)
実力面では問題なくても、そちらの面で、まず無理だろうと思ってました。

> 選手がオリックス・楽天に散った後も、トレード・FA・引退を経て、さらにバラバラになってしまい、
> 近鉄の面影は年々薄れていってしまっているかもしれませんが・・・。

岩隈を含め、近鉄出身の現役選手って、もう6人らしいですからね。

 ・岩隈 久志(投手:近鉄→オリックス→楽天→マリナーズ)
 ・香月 良太(投手:近鉄→オリックス→巨人)
 ・近藤 一樹(投手:近鉄→オリックス→ヤクルト)
 ・坂 克彦(内野:近鉄→楽天→阪神)
 ・坂口 智隆(外野:近鉄→オリックス→ヤクルト)
 ・牧田 明久(外野:近鉄→楽天)

ちなみに、上述のように、近鉄と同じく合併で消滅したフリューゲルスでは、
元日本代表ゴールキーパーの楢崎が、選手紹介で「前所属:フリューゲルス」の表記を残す為、
新たな移籍もせずに現役を続けて頑張ってますけど、
そういう視点で見ると、前所属が近鉄なのって牧田1人だけなんですね。


[20271] Re:近鉄優勝から15年が経った今、当時の近鉄を語る返信 削除
2016/7/14 (木) 23:32:02 徳翁導誉

> 2001年、タフィ・ローズ、中村紀洋、礒部公一などの「いてまえ打線」
> を擁しパ・リーグ優勝を果たした近鉄バファローズ。
> 当時のオーダーを見てみると
> 1 大村直之 打率.271 16本 53打点
> 2 水口栄二 打率.290 3本 30打点
> 3 ローズ 打率.327 55本 131打点
> 4 中村紀洋 打率.320 46本 132打点
> 5 礒部公一 打率.320 17本 95打点
> 6 吉岡雄二 打率.265 26本 85打点
> 7 川口憲史 打率.316 21本 72打点
> 8 ギルバート 打率.267 6本 24打点
> 9 的山哲也 打率.177 5本 25打点
> ・・・とクリーンナップを担ったローズ、中村、礒部全員の打率が3割超え、
> 中でも主に3番を担ったローズは当時のシーズン本塁打記録に並ぶ55本のホームランを
> 打つなどまさに「助っ人」の名に相応しい働きをしていました。

単純に打線と言う事であれば、今年の広島などもかなり強力ではありますが、
ローズ&中村のアベック本塁打「101本(55+46)」は、なかなか破られないでしょうね。
2位のバース&掛布で94本(54+40)、あの王&長嶋でさえ88本(49+39)でしたから、
それだけ強力な3・4番コンビでした、ローズ&中村は。

あと、ちなみに2人とも、実は未だに現役だったりします(笑)。
まあ中村の方は、引退宣言をしてないだけで実質的に引退状態なのですが、
ローズは47歳になった今も、独立リーグの富山で選手兼コーチとしてプレー中。
富山の監督が、当時6番を打ってた吉岡なので、その繋がりですね。
http://www.t-thunderbirds.jp/players_info/coach/

> そんなバファローズですが投手陣はお世辞にも良いと言える成績を残していません。
> チーム防御率はパ・リーグ最下位の4.98
> 規定投球回を超えたのは前川勝彦(12勝9敗 防御率5.89)のみでした。

あれだけ強力な3・4番は、恐らく当分は出てこないでしょうけど、
あれだけ非力な投手陣で優勝するチームも、まず当分は出てこないでしょうね(苦笑)。
http://blog.livedoor.jp/wasigasodateta/archives/8552622.html
あと前川に関しては、日本シリーズ第1戦の9回に「0-7」と負けている場面で登板し、
ゲスト解説として呼ばれていた元近鉄の吉井(当時はメジャーでプレー中)が、
「前川くんがエースだと聞いていたのですが・・・」と、絶句していたのを覚えています。

> 個人的に好きな選手は礒部でしたね。
> 5番バッターである礒部の前を打つ中村が出塁して礒部が還す。
> チャンスの場面では物凄い打っていた記憶があります。
> 磯部が近鉄消滅後楽天に移籍し、楽天本拠地1号のホームランを打った時は本当に感動しました。

礒部はもう、近鉄よりも楽天のイメージが強いですね。
ちなみに2001年の礒部というと、監督から正捕手を期待されて現役時代の背番号8を譲られるも、
シーズンが始まる前に捕手失格で野手転向となり、初めは「おいおい」という感じでしたが、
フタを開けてみると、野手として打ちまくり、結果オーライなシーズンでしたね(笑)。

> で、近鉄を語る上で外せないのが
> 北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランですねぇ。

北川もこのイメージが強烈で、打力を活かしてDH起用も多かったですけど、
当時は礒部と同じく、北川もキャッチャー登録だったんですよね・・・・
ちなみに北川は、いとこの高校の後輩だった事もあり、
普段は野球の話など見ない彼が「北川 知ってる?」と、凄く興奮して話してたのを覚えてます。
(甲子園に出てますし、大学の日本代表でしたから、プロ入り前から知ってましたけどね・笑)

> 少し日が経ってセ・リーグ覇者ヤクルトとの日本シリーズ。
> ・・・割愛します(笑)

2001年は9・11テロがあった影響で、日本にまで自粛ムードが波及し、
近鉄は優勝のビールかけを中止した一方、ヤクルトはメディア非公開でひっそり実施。
「その手があったか・・・」と、日本一でのビールかけ実施を決めた近鉄球団でしたが、
結局は日本シリーズに敗れて、優勝したのにビールかけを体験できなかったと・・・・

ついでにビールかけの逸話だと、1998年に横浜が37年ぶりに優勝した際、
経験不足でビールをキンキンに冷やしてしまい、多くの選手が風邪を引いてしまった事が。
まあこちらは無事に日本一となれた事で、次はヌルいビールでビールかけが出来たんですけどね。

> 今ではもう楽天創設から10年以上経つんですね。時が経つのは早い。
> 今年から楽天は近鉄を優勝に導いた梨田監督が指揮を取っているようで、
> 近鉄ファンだった自分としては、少し嬉しいですね、
> 梨田監督をもう一度見れるというのは。
> 今の所成績は良くありませんが、今後に期待ですね。

まあ今年の楽天は、球場が天然芝になり観覧車まで出来た事が、最大の話題ですかね?(笑)
最下位だった去年から、そんなに戦力的な上積みが出来てる訳じゃないので、
前半戦の終了時点で、既にクライマックス圏内の3位にすら10ゲーム以上離されてますから。

それと梨田に関しては、近鉄の監督の後も、日ハムの監督を4年(リーグ優勝1回)、
前回WBCでは野手総合コーチを務めて、そして今回の楽天監督就任なので、
個人的にはもう、近鉄という枠すら飛び越えて、球界の指導者という印象が強いですね。

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